覆水盆に返らず - 現在のレスは26個、人気のスレッドです! - |
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スレッドオーナー: 矢部
:2025/03/21 (金) 22:39 ID:19n7RMKs No.201155
- いつも皆さんからの投稿を楽しく読ませてもらってます。
今から約3年前から約2年前までの間、当時 私の歪んだ欲が、取り返しのつかない事態を招いてしまった話を振り返りながら投稿したいと思います。 ただし実話として全部を再現しようにも、どうしても不明な部分や見えていない部分はあります。 そこは私の推測と後日当人から聞いた内容を、若干アレンジしながら書いていきますので理解をしてください。
現在の私(もちろん仮名ですが矢部正則)は還暦を迎えた会社員です。定年延長になって引退はもう少し先ですが、仕事に取り組む意欲は日々減退しているのが本音です。
2年前に当時の妻(由紀)とは「円満」離婚をして、今はひとりで暮らしています。 今では何とか不自由はありませんが、年のせいもあって、時々、一人でいることが寂しく感じることがあります。
幸い、自炊が苦にならないこと、ウォーキングや温泉巡りが趣味であることで健康的には暮らせています。 そして、県外にいる2人の子供(息子28歳、娘26歳)が交互に家に来てくれます。 彼らにとっては実家に戻ることになるのですが・・・ それでも私を気にかけてくれているのがわかりますし、父親としてはとても嬉しいことです。 また元妻も、そんな子供たちを通じて、私のことを気にしてくれているとのことです。
前置きが長くなりました。
話は今から3年前、コロナもほぼ収束、世間は日常を取り戻し、夜の街にも賑わいが戻ってきた、残暑が厳しい8月の下旬からスタートします。
当時、私は57歳で医療機器メーカーの係長で年収約600万円。 すでに出世コースからは外れ、マイペースで仕事をしていました。 私の身長は166p 中肉中背 大きな病気も経験がなく、そして自分で言うのも変ですが、私は愛妻家を自負しており、浮気はしたことがなかったのです。 ただし、風俗遊びは、デリヘル経験はありますが、それもハマってしまうまでではありませんでした。
そんな愛妻家の私ですが、密かに妻のスリップ姿(30年くらい前の、若いころのイメージ)が好きです、しかしなかなかその姿にお目にかかれず残念な思いをしていました。その当時から5年前、後述の私の親友の奥さんの葬儀に参列した時に着ていたワンピースの喪服から透けた黒いスリップを見たのが直近になっていました。
また当時、妻とのセックスレスはすでに10年以上になっていましたが、一番大きな試練として、私はこの頃になって急にED気味となり、一気に自信を無くしてしまっていました。とても落ち込んだのです。
そんな私が、会社の同期で唯一無二の大親友、平尾明正(当時57)と居酒屋で酒を飲み交わしていたところから話が始まります。
平尾は先ほども少し触れたのですが5年前に奥さん(直美さん)を、心肺系の突然死で亡くされてから、以後、半年くらい精神的に不安定になってしまい、会社の配慮もあって欧州の子会社に財務責任者の補佐役として出向しました。
彼はもともと仕事のできる男でもあり、また環境が変わって心機一転が功を奏したのか、出向先での活躍はめざましく収益の改善を成し遂げて、4年間の海外出向を終え、今度は日本の関連子会社の副社長として帰国をしたのでした。
平尾が海外に赴任中は一度も帰国をすることはなかったため、私との飲食交流も4年ぶりとなっていたことから、居酒屋では積もる話が山ほど交わされ、懐かしみもあって、とても楽しいひと時を過ごしていたのです。
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Re: 覆水盆に返らず
:2025/03/27 (木) 20:33 ID:iLJpUf3A No.201272
- 自分から妻を、他の男に任せるなんて、
究極の寝取らせですが、戻らなかった?、、、のかな? これからが楽しみ。
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Re: 覆水盆に返らず
小太郎
:2025/03/27 (木) 22:42 ID:e/Ky5SPA No.201285
- 矢部さん、更新どうもありがとうございます。
サイトで見るしかなかった「寝取られ」を自分で体験したかったのですね。 禁断の劇薬を手にして、興奮に身を委ねてしまったのですね。 まさか奥さんが墜とされるとは思いも寄らなかったのでしょうか? 続きを楽しみにしています。
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Re: 覆水盆に返らず
矢部
:2025/03/28 (金) 10:44 ID:doJrnX5E No.201290
- 楽しみにしてくださってありがとうございます。
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平尾の寂しい気持ちを慰め、気晴らしを提案する、という、親友としての優しさを巧みに利用しながら、自分の欲望を満たすための歪んだ提案を積極的に持ち掛けていた私。
しかし勢いよく飛び込んできた次の言葉に水を差されてしまったのです。
「空いたお皿をお下げしますねー」
店員さんが私たちの席に来て、空いた皿を回収すると、二人の間にちょっとした沈黙が生まれました。 といっても、1分もないくらいの間でしたが・・・
「おっ、もうこんな時間だなー、もう俺はSTOPだけど、ヤベちゃんは?」
沈黙を払うように平尾は腕時計を見て私に問いながら、ハイボールをグビグビと勢いよく飲んでいました。
私には、この彼の何気ない仕草は、まるで、「そろそろ(くだらない)会話を終わらせて、お開きにしようぜ」とでも言いたげな仕草に見えたのです。
「俺も、もう大丈夫。 刺身、旨かったなー」 「うん、旨かった」 「次回もここだな」 「そうだな、ここにしよう」
平尾の仕草や、たわいもない会話とともに、私はこれまで盛り上がった自分の気持ちがスゥーっと、まるで歪んだ気持ちが浄化されるとでも言うのでしょうか、そんな感じになったのです。
冷静に考えてみれば、愛妻家を自称するくらいに妻・由紀のことが大好きなくせに、他の男とデートさせるなんてことを、これ以上プッシュする勇気も気力もありませんでした。 つまり、いわゆる「寝取らせ」は断念したというか、私にはできなかったのです。
それでも平尾と会話を通じて、ヒリヒリするような刺激的な小一時間、「妻と勃起した男達サイト」に、ほんの少しだけ寄せることができたことに、秘めた自分の気持ちを鎮めながらも、自己満足をしていたのです。
結局、私は小心者なんですよね。
「ヤベちゃんの気遣いというか優しさに、本当に感謝するよ。 やっぱり、持つべきものは友だな・・・」
平尾はそう言って、一気にハイボールを飲み干しました。
「まぁ、お前とはホントに長い付き合いだしな」
「いやぁー長いよな・・・就活の時からだよな」
視線を少し上げてしみじみ語る平尾に、私は、先ほどの提案に固執することなく、あっさりと親友としての声掛けをしました。
「お前が苦労をしているのは俺なりにわかっているつもりだし、まぁ、ほかに俺にできることがあったら何でも言ってくれ」
と、言った私は、そろそろお開きとばかりにタブレットに手を伸ばしかけたところで、
「マジでありがとう、気に掛けてもらって本当に嬉しいよ・・・」
しみじみとした平尾のその言葉のトーンに、私は何も言わずニッコリと笑い返して、タブレット画面の精算のボタンを押しました。
(なんだかんだで、結局、いつものように良い時間を過ごしたな・・・)
私が満足感に浸りながら料金が表示されるのを待っていると、平尾が、
「それで・・・さっきのヤベの提案、せっかくだから乗せてもらってもいいか?」
「え?」
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Re: 覆水盆に返らず
小太郎
:2025/03/28 (金) 11:31 ID:qSCDxKS2 No.201291
- 平尾さん、矢部さんからの悪魔の誘いに乗って来ましたね。
平尾さんがトイレに立った時に、矢部さんの奥さんを寝取り 調教することを決めたのでしょうか? 平尾さんは矢部さんの奥さんの顔見知りとありましたから 密かに狙っていたかもですね。 続きを楽しみにしています。
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Re: 覆水盆に返らず
:2025/03/28 (金) 15:29 ID:bPd1ymGE No.201294
- 私も続きを楽しみにしています。
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Re: 覆水盆に返らず
矢部
:2025/03/29 (土) 15:13 ID:6InF.yGI No.201311
- ここまでの流れですが、最初は亡妻の寂しさから立ち直れない、そして精神的にも病み気味で危なそうな親友 平尾のためにと、心から気分転換をして回復してほしいという思いで、ほかの女性とのデートなんかをしてみたら、と私が軽く提案をしたことから始まりました。
そのデート相手を考えているうちに、思わず私の口から出たのは、私の妻である由紀の名前でした。 平尾へのデート相手としての「貸し出し」、いや私的に大袈裟に言えば「寝取らせ」という形は、私自身のED回復に向けた刺激、そして薬になるような気がして、そこに自分勝手な歪んだ欲望を織り交ぜることで、私はその提案に酔い、興奮をしていました。 その時に、こちらのサイトのこともチラついたりして、私の後押しをしてくれたのです。
ただ 平尾は当たり前といえば当たり前ですが、そんな提案はあっさりと拒否をしました。
まあ結局、小心者の私からしても、そんな話は現実的には難しいことですし、実際にそんなことになれば、それはそれで・・・ いや、そんなにうまくはいかないことを悟り、居酒屋の席を立った段階でこの提案は一瞬の戯言として閉じたつもりだったのです。
「さっきの話、由紀さんさえOKなら、ヤベちゃんの気遣いに甘えてみようかな、と」
「ええ? あぁ、そうか・・・」
私は平尾の思わぬ言葉に驚くと同時に、今しがた「寝取らせ」を諦めた私に、平尾による「寝取られ」が突き付けられた、そんな気分でした。
「でも、無理はしないでくれ、あくまでもヤベが言ってたように、気軽な気楽な感じで」
なんとなく照れくささの入った落ち着きがない平尾は、私に、そして妻に気遣うようなトーンでした。
私は、さっきまで、自分勝手な歪んだ提案で威勢よく平尾を煽っていた手前、引くに引けない感じになってしまって、心にもない言葉を返したのでした。
「まかせとけ、なんとかするよ。 だけど・・・本当に50代のオバサンで良いのか? 」
「いやいや、そのほうが、俺も気楽だし、ヤベちゃんが言うように、知らない女性じゃないから、安全だし安心だ」
言葉を選びながらも、はにかむような平尾の表情を見れば、彼は素直に私の提案に乗って、精神的に病みそうな自分を正そうとしているのが、わかりました。
この流れだと、平尾に「寝取られ」てしまう、もちろん「寝る」ことはないにしても、今後の展開次第では、妻が平尾とデートをするシーンが実現することになります。 いや、私が実現させないといけないことになってしまったのです。
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Re: 覆水盆に返らず
小太郎
:2025/03/29 (土) 17:58 ID:2gn6m4yY No.201313
- 一度は諦めかけた矢部さんの「寝取らせ」が、土壇場で平尾さんの
「寝取られ」となり、不意打ちを食らった矢部さんが「寝取られ」の お膳立てをしなければならなくなったのですね。
この後語られると思いますが、矢部さんが平尾さんにお膳立てする事を 事前に奥さんが承知した上で事が進んだのでしょうか? それとも全く知らずに事が進んでいったのでしょうか?
これからの展開を楽しみにしています。
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Re: 覆水盆に返らず
:2025/03/29 (土) 22:48 ID:LlV6NO1s No.201319
- 「本当に50代のオバサンで良いのか?」は、男性の方は、どうなんでしょうか?
チョト気になります。 それより続きが気になります。
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Re: 覆水盆に返らず
矢部
:2025/04/01 (火) 10:29 ID:fYOBCocs No.201404
- コメント、ありがとうございます。
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このような展開で本当に良いのだろうか? やばくないか? もうここまでで幕を引いたほうが良いだろう・・・今なら まだ、冗談にできる。
私はどこか追い込まれたような気持ちになっていたのが、そのまま顔色やしぐさに表れてしまっていたのか、平尾が心配そうに声をかけてきたのです。
「ヤベ、どうした? 飲みすぎたのか?」
「いや、そんなことはないが、年のせいなのか、酔いのまわりが早くなったのかもしれんな」
もちろん私は酔っては いませんでした。
「そりゃ、おたがいさまだ、年齢には勝てないよな・・・」
そう返してくる平尾の顔は柔らかく、私は親友として、今宵の席を設けたことについてはよかった、と思ったのでした。
居酒屋を出た私たちは、平尾の住むベイサイドのタワーマンションを経由して、私の住む郊外の団地まで、タクシーに乗って帰路につきました。
タクシーの中では、先ほどの「私からの歪んだ提案」を避けるかのように、いや、まるで忘れ去ったかのように、まったく違った話で盛り上がっていたのです。
どこそこの温泉の泉質が良いとか、効能が、とか・・・ その近くには、テレビで紹介されていた、うまい店があるとか。
私としては、(なんだ、やっぱり酒の席でのジョークだったのか?)くらいに気持ちがゆるんでいきました。
(こういうのが取り越し苦労ってやつだな・・・)
それはそれで、さっきまで胸がドキドキ、背中がヒリヒリと感じていた、なんともいえない追い込まれたような刺激的な感覚が消えていく寂しい気持ちにもなっていたのです。
私自身、なんともわがままというか、贅沢というか、いかにも小心な男だとあらためて自覚をしていました。
ただ、そういうのが味わえただけでも、今日は楽しかった。 私は自分で納得していました。
やがてタクシーからもタワマン群が見えてきて、次の角を渡れば、あと少しで平尾が下車することになることから、私の気持ちもすっかり緩んでいたのかもしれません。
「ヤベちゃん、今日は本当にありがとう、また昔みたいにこういう席を持とうな」
「こちらこそサンキュー、久しぶりに飲めてよかったよ、また飲もう」
すっかり上機嫌になった私は、わざわざ平尾に手を差し出して握手までしていたのでした。
「持つべきものは友だな・・・」
と、しみじみ返してきた平尾は、握手の手をしっかりと握り返してきました。
「あはは、おおげさだな! 副社長に言われると、くすぐったいよ(笑)」
それでも平尾は表情を崩さず、どこか申し訳なさそうな表情で、
「さっきヤベが提案してくれたこと・・・ くれぐれもよろしくたのむな」
「え? さっきの?」
「うん、奥さんに話してくれるんだろ? 本当に何から何まで気遣ってくれて申し訳ない・・・」
その平尾の言葉に、一気に動揺してしまった私でした。
が、咄嗟にそんな素振りを平尾に見せてはいけない、と強がっていたのと、平尾の申し訳なさそうに私に懇願するような表情に、どこか優越感というか、上から目線になっていたのかもしれません。
私は心にもない言葉を返したのでした。
「おう、そうだったな、まかせとけ! なんとかしてやるよ!」
(してやる、とは、さすがに言い過ぎだったのかもしれなかったですが・・・)
「何から何まで、本当にすまん・・・ おやすみ、またな」
平尾はタクシーチケットを私に握らせて、どこか申し訳なさそうに逃げるようにして降りていきました。
(さぁ、どうしようか・・・)
自宅に向かうタクシーの中で、私は色々なことを思い巡らせるしかなかったのです。
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Re: 覆水盆に返らず
小太郎
:2025/04/01 (火) 10:42 ID:GjTJjChk No.201405
- 平尾さん、別れ際でもう一度繰り返すとは本気ですね。
旦那である矢部さん公認で、本気で奥さんを寝取る気ですね。 帰り際に矢部さんがどうしようかと思い巡らせていた時に 平尾さんはどうやって奥さんを堕とそうか 思い巡らせていたのでしょうか? 続きを楽しみにしています。
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