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揺れるスカート

[1] スレッドオーナー: アース :2018/09/29 (土) 12:41 ID:9E//dM22 No.26256
 今から30年程前、私(岡本純一)と将来、妻となる女性(愛莉)と出会った。

その6年前、私は九州から都内の大学へ進み、それから比較的大きな会社へ就職したが、会社内の縦社会と覇権争いに嫌気が差し、2年もしない内、辞表を出した。

大学時代、九州内に残る彼女と遠距離恋愛であったが、彼女の方が待ちきれず新しい男の誘いに乗り、私達の仲は消滅した。
しかし、私の大学卒業前、何の前ぶれもなく元彼女が私の前に現れ、今までの事を謝罪し復縁してくれるように私へ頼み込んできた。

身体の関係はあったが、気持ちが切れていた私は怒りと迷いを胸にしまい込み、元に戻ることは出来ないと告げ、終わりを選択した。
今考えると、このことで女性に対して不信感が芽生えてきたと思う。

 すべてにおいてやる気を失っていた私は、救いを求めるように少しの金を持って海外へ放浪の旅に出た。
昔からの友人達も事情を察し、色々手助けをしてくれ成田へ見送りに来てくれた。


友人から紹介されていたスコットランドの同年代のジェフと、彼の車でキャンプしながらスコットランド北部を旅している時、キャンプ場である日本人家族と隣同士になった。
自然に挨拶を交わし、休暇でドイツからここへ来ていることがわかり、久しぶり日本語で話が弾んだ。

気さくな父親はあるメーカーのヨーロッパ駐在員の一人で、ハンブルグに住んでいた。
綺麗な母親は日本の花や茶道を駐在員夫人や地元の主婦などに教えているという。そして、少しおとなしそうな、可愛い美少女が二人の陰に隠れていた。

15歳になったばかりの中学生で、初めは私とジェフ、そして両親との会話を黙って聞いていたが、一緒の夕食が終わる頃には少しずつ会話に加わるようになっていた。

 その色白でスラリとした体型の女の子が愛莉であった。

まだその時は将来、自分の妻になるとは夢にも思っていなかった。
私とジェフはどうゆう訳か両親に気に入られ、スコットランド北部を回る時はほとんど一本道なので、その後2日間も同じキャンプ場で一緒になるよう打ち合わせをして、それぞれ出発した。

私とジェフも男だけの不味い食事よりも、にぎやかで美味い食事にありつけると思って喜んでいた。
何よりジェフの作る食事には、正直閉口していた。

2回目の夕食時には愛莉も打ち解け、なぜか、私のことを”おにいちゃん”と呼んでは質問責めにあった。
ジェフとも英語で話し、日本語、英語が飛び交うにぎやかな夕食になっていた。

スコットランドのキャンプ場には、小さな食品売り場やシャワー室も完備されている所も多く、愛莉が母親とシャワーを浴びた後のTシャツ姿で現れた時など、細い割には胸が突き出た感じで、何となくそれを見てはモヤモヤした気分になっていた。

 3日目の別れの時、母親から私に

「 あの子が男の人と嬉しそうに話しているのを初めて見ました! 良かったら、ドイツへ来られ時  は、 ぜひ家に寄ってください! 」

と、連絡先の書かれたメモを渡してくれた。

 心配そうにそれを見ていた愛莉は

「 ありがとうございます!  ドイツへ行く時はぜひ寄らせて頂きます! 」

と返答すると、パッと目が輝き

「 きっと来てね!  待っているからね! 」

と言い、指切りまでさせられた。

こうして、将来、妻となる愛莉と出会ったスコットランドの地を後にした。


[180] Re: 揺れるスカート  ナマくん :2019/06/03 (月) 19:00 ID:k0I9hWMY No.27136
アース様、愛莉は坂を転げ落ちる様にごろごろと邪悪な快楽の世界に入っていくのでしょうか?
待ち遠しくて、ボロボロです。愛莉は江上よりもすけべで真珠男よりもやっぱりすけべで、反対に愛莉が飲み込んでしまうのでしょうか?ご期待申し上げております。


[181] Re: 揺れるスカート  アース :2019/06/09 (日) 17:44 ID:WMAsiNQM No.27143

 江上と激しく、そして 狂わされた交わりを愛莉の口からも聞かされて一週間過ぎた頃、改まって愛莉が私に聞いてきた。

「 あなた!   このまま・・  あの人と続けて いいの ? 」

「 ん、  どうゆう・・ こと ? 」

「 ・・・・  恥ずかしいけど、 身体が 1日中 疼いて・・    戻らないのよ! 」

「 ・・・・・・・ 」

強い男に何度も抱かれ、愛莉にとっては悩みになる程、心身共に変えられているようだった。
私も一緒に生活している中で、ある程度 気づいてはいたが・・

愛莉は思い切って正直に話したのであろうが、私はそれを愛莉の口から耳元へ囁かれると、逆に 私のペニスが反応してしまい、” もう、  ダメだ! ” とは言えない私がいた。

それどころか、愛莉の膣の中が驚く程の変貌を遂げていた。

私が深く挿入して動かないでいると、まるで生き物のように膣壁の襞が私のペニスにまとわりついて収縮を繰り返すのである。
愛莉が意識的にやっているものと思って顔を覗くと、苦悶の表情で何かに耐えているような様相で、とても自らとは考えられなかった。

私が少し動くと

「 あっ、  あ、あなた〜  もっと 突いて〜〜  お願い!   奥まで〜〜  ああ〜〜 」

目を瞑ったまま顔を赤く染めて、そう叫ぶ愛莉。

そんな時、愛莉は俺のことを あなた!と呼んでいるのか ?  もしかして、江上のことを思い描いて あなた〜!と言っているのではないのかと疑問が浮かんだ。


 ある夜、子供達がいない日に愛莉を酔わせてベッドへ誘った。
目隠しをして、いつものように挿入したまま動かないでいると、それは まとわりついてきた。

「 ああ〜〜  いや〜  止めないで〜〜  突いて〜〜   あなた〜〜〜  」

それでも私は じっとしていた。

「 意地悪しないで〜〜   あなた〜  突いて、擦って〜  奥まで  擦って〜〜〜 」

私は思い切って腰をくねらし、浅く深く出し入れを始めた。 そして・・ 優しい口調だが強めに聞いた。

「 愛莉!  今、 誰を 思い浮かべて  いるんだ ? あなた! とは・・ 誰のことだ ? 」

山勘で聞いてみた。 恐らく私のことを あなた!と答えると思っていたが、愛莉は私の言葉に ビクッ!と反応して

「 いやぁ〜〜〜  あ、あなたよ〜〜    ああ〜〜 」

今にも泣きそうな声で否定した。 しかし、その表情には戸惑いが はっきり見て取れた。

「 怒らないから・・  正直に言うんだ!  誰を想って抱かれているんだ ? 本当のことを・・ 言うんだ! 」

「 いやああ〜〜〜      ダメなのに・・・・ 」

「 俺を 妬かせるために・・  本当のことを・・ 言ってくれ! 」

「 ・・・・  いいの!    いいの!   本当に・・ 言っても!  もう〜〜〜 」

「 いいんだ!    あなた!とは・・   誰のことなんだ ? 」

「 ハァハァハァ・・・  あなたに抱かれても・・  ど、どうしても  あの人が・・ 出てくるの〜〜 」

「 ・・・ あの人とは ? 」

「 ・・・・・ あ〜〜ん、   江上さんが・・ 現れるのよ〜〜  頭の中に・・・ 」

私は動きを早め、さらに続けた。

「 そうか!  愛莉の頭の中に出てくるんだ! 江上が・・  江上のチンポも・・ 思い出すんだろう ? 」

「 ああぁ〜〜  ごめんなさ〜い!  忘れられないの〜〜  大きなチンポが・・ 奥まで めり込んできて〜〜 」

「 また、  やられたいのか ?  デカい チンポで・・  犯されたいのか ? 」

「 いやぁ〜〜〜   されたい〜〜  犯された〜い!  縛られて・・ 激しく犯して欲しいの〜〜 !   許してぇ〜〜〜 」

愛莉は頭の中がぶっ飛んだみたいに江上のチンポを欲しがり、遂には大声で泣き始めた。

もう、私に抱かれているのか、江上に抱かれているのか 区別出来ないくらい思考能力がマヒしているようだった。

「 いいよ!  犯して もらえ!  俺を・・ 江上と思って・・  乱れてみろよ! 」

そう言って、私は乱暴に愛莉を責め立てた。

愛莉は、その場面がフラッシュバックしてきたのか、人が変わったかのように狂い始めた。
自ら下半身を貧欲に動かし

「 おおお〜〜〜  もっと〜  もっと〜〜  あなた〜   擦って〜〜〜  」

と叫んだ。そして、遂に

「  ああぁ〜〜〜  あなた〜   好き! 好きよ〜〜  今日も・・  飲ませて〜〜〜 」

と、はっきり江上に対する気持ちも叫んだ。

私が射精して静かになると、未だ放心状態の愛莉が

「 も、もう・・・  戻れないかも知れない!  あ、あんな 凄い快感を味わったなら・・・ 」

一筋の涙を流して、そう言った愛莉。


 そんなことがあって、流石の私も どうにかしないとマズい事になりかけないと考え始めた。
只、救いなのは 私に黙って江上に会うことはなかった。それは、江上からの報告と愛莉の行動を見ててわかっていた。


 5月のその頃、年の始めに会社から海外赴任の内示が出ていたが、本格的に決まりそうだった。
家族には まだ簡単にしか伝えていなかったが、7月からロンドン郊外の支社へ赴任することを私の方から希望した。
何の縁なのか、愛莉と知り合った国と同じ英国とは・・
愛莉とも相談して、家族は学校の関係で9月少し前に来ることに決めた。

 生活環境の変化に伴い、愛莉も少し落ち着きを取り戻していた。
6月に入り、私の連休時の代休が3日程取れたので、愛莉や両親とも相談し、初夏の北海道へ二人だけで旅行することにした。

久し振りの夫婦水入らずの旅行で、愛莉は数日前からルンルンで、着ていく服の準備に余念かない。
たった3日間なのにスーツケース一杯に荷物を押し込んでいる。心で笑いながら私は何も言わず、只 眺めていただけだった。

初夏の北海道。  雄大な大地をレンタカーで回り、一面に咲き乱れる花々の中を散策していた。
途中、ベンチで休憩し、私は最近の色々な出来事に思いを巡らしていたが、遠くから まだ若いカップルが歩いて来るのが見えた。

10数年前の私達を思い起こさせるような新鮮な二人は、まだ 愛莉の視界に入っていない。
誰もいないと思ってか、私にキスをせがむ愛莉。

そこで、愛莉の思いがけない一言。

「 ねぇ!  あなた!  今夜も・・ あなたの チンポ!  ちょうだいね! 」

驚いたのは私だけではなかった。静寂な場所が影響したのか、愛莉の声は二人にも響いていた。

若い二人は立ち止まり、ポカ〜ンと口を開けている。
愛莉も二人に気づき、自分が発した言葉が聞かれたとわかったらしく

「 あら、  ごめんなさいね!  私達、夫婦だから・・ 許してね! 」

と、私の腕を取り、笑顔を二人に向けていた。

あの二人、後で何とウワサしてるやら・・ 私は恥ずかしさと嬉しさの入り交じった気持ちになり、俺達もそろそろ行こうか!と 歩き始めた。

しばらく歩き始めたところで、私はベンチにカメラを置き忘れたのを思い出し、急いで取りに行った。
無事 カメラを回収し、愛莉の所へ戻っていくと、愛莉は花畑の中をフレアスカートを揺らしながら ゆっくりと歩いている。

細く長い足と妖しく揺れ動くスカートを見た私は、下半身が疼き出すのを はっきり覚えていた。

                                     完


[182] Re: 揺れるスカート  アース :2019/06/09 (日) 18:14 ID:WMAsiNQM No.27144

 tomo様 ヒロ様 ナマくん様

長い間、応援及び温かいメッセージありがとうございました。
中途半端な形ですが、一胆締めさせてください。

また、エネルギーが補充出来ましたら、続編を書きたいと思います。
来週から しばらくアメリカ行きです。その準備もあって・・・

皆さんもお身体には気を付けて、エロ?活動してください。

                       アース


[183] Re: 揺れるスカート  アース :2019/06/09 (日) 19:20 ID:WMAsiNQM No.27145

 追伸


 その後、3年間 私達は英国で暮らしました。

これで少しは愛莉も江上から離れて落ち着くと思っていましたが、江上からヨーロッパの秘密パーティの情報も教えられ、程なく私と愛莉もその世界を経験することになった。

愛莉と江上は私がいない2ヶ月の間に5回会っていた。
その時の様子もロンドンに来てから私達の夜のオカズになったのは言うまでもない。

あの真珠の男には4年後の愛莉38才の時に抱かれてしまった。その様子は江上がビデオに撮り、今でも私の宝物になっている。
全身汗まみれで長い髪が顔にへばりつき、痙攣を起こしながら絶叫する愛莉の表情は、空恐ろしい程美しく、そして、妖艶な姿に私は触ってもいないのに射精していまった程だった。

江上以上に狂った痴態を見て、これ以上は家庭を壊すと思って、その真珠の男とは1回だけに留めた。


 現在、40代半ばの愛莉は驚くことに20代の服が未だに着れる体型を維持している。
そして、男達からのナンパや口説かれも相変わらず減っていない。

江上とは疎遠になったが、夫婦の好奇心は消えず、帰国してから、愛莉は3人の男達と定期的に通じている。
その中の一人は、なんと あの真珠の男なのだ。 初めて愛莉を犯された時、愛莉に江上にも内緒で連絡先を教えていた。それを愛莉は捨てなかった。

そして、私に秘密裡に5年間、あの男の女にされていた。
愛莉を信用していた私は、全く気づかなかった。 私の長期出張時しか行動を起こさなかったらしい。
その分、会えた時の愛莉は尋常では考えられないようなセックスをしていた。

5年後に耐えきれず離婚覚悟で私に告白した愛莉。
私は色々なことを冷静に考え、愛莉を許す決断をした。 あと二人のセフレは真珠の男の毒消しの意味合いもあった。

 あの人から誘われると、身体が言うことを効かなくなってしまう!

 もう・・ 死んでもいいと思うぐらい感じさせられる!

 出来れば、あの人の子を妊娠したかった!

 勿論、あなたは愛してる! でも、あの人は・・ 私のすべて!

 戻るのは・・・  難しい!

愛莉が告白した当時の忘れもしない言葉だ。

しかし、別れは突然やってきた。
真珠の男は別の女の嫉妬で刺されてしまったのだ。愛莉が普通に回復するまで1年以上かかった。

現在は平穏無事な生活に戻ってはいるが、いつまた私達の病気が再発するか・・・・

                    また いつの日か
 


[184] Re: 揺れるスカート  :2019/06/10 (月) 00:19 ID:p7G./UNY No.27146
お疲れ様です。すごい体験でしたね。とても興奮しました。愛莉さん、落ちてますね。出来れば、5年間の痴態、知りたかったですね。どんな事をされ、狂っていたのでしょうか。また、機会がありましたら、教えて下さいね。お疲れ様でした。

[185] Re: 揺れるスカート  まつ :2019/06/10 (月) 11:03 ID:r28onS.c No.27147
お疲れさまでした。
やはり長期連載は大変なのでしょうね。
お二人のご経験、まだ半ばというところでしょうか。
追伸の部分に核心が潜んでいるように感じました。
いずれ続編が描かれることを淡く期待しています。

[186] Re: 揺れるスカート  ヒロ :2019/06/11 (火) 12:45 ID:8omvC6mE No.27150
181、183を一気に何度も繰り返して読みました。興奮冷めません!まだ頭が愛梨でいっぱいです。
この大作が終わるのは大変残念ですが、仕様がありません。初めからよも返して興奮するようにします。
ひょっとして続編を頂けるかも?


[187] Re: 揺れるスカート  生くん :2019/06/11 (火) 14:28 ID:Fuqj90M. No.27151
長い間ありがとうございました。アンコールと大きな声で叫びたいです!
素晴らしい興奮と感激を感じさせて頂き有り難う御座います。
追記をもう一度、アンコールです。待ってます。愛梨がイギリスへ行くまでの江上と、5年間の真珠男など、どうしても知りたい!


[188] Re: 揺れるスカート  ヒロ :2019/09/21 (土) 11:53 ID:032j/f56 No.27268
何度読み返しても、興奮します、間違いなく秀作です。どうしても次が知りたいです。続編を心からお待ちしています。

[189] Re: 揺れるスカート  ヒロ :2020/05/20 (水) 18:51 ID:uzzBl5J6 No.27523
アース様が筆を置かれてから約一年、来月の9日で一年になりますね。
そろそろ岡本純一さまと愛梨様の病気が再発するのではと待ち侘びて居ります。



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