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お前の嫁さん貸してくれないか?

[1] スレッドオーナー: ゆずる :2024/04/26 (金) 23:25 ID:tP5semqA No.197236
タイトルがAVっぽくてすみません。
もともと寝取られに少なからず興味のあった自分ですが、先日高校時代からの親友にこんな事を頼まれてからの体験談です。お付き合いしていただけたら幸いです。
自分と翔麻とは高校の時からの親友で、33になった今でも時々遊びに行く仲です。
自分は2年前に3年位付き合った彼女と結婚し、共働きで過ごしています。もちろん翔麻には付き合っていた時から紹介し、結婚式にもきてもらってます。
翔麻は高校時代から甘いルックスを活かして多数の女性と付き合っていましたが、結婚と言うものにはとても否定的に考えている様でした。
「なあ、ゆずる、悪いんだけど、真紀ちゃんを俺の彼女って言う事で親父に紹介させてくれないかなぁ?」
その日は、翔麻をうちに招いて3人で夕食をしていた時でした。
1年前に母親が病気で他界し、翔麻は実家で父親と二人暮らしをしていました。実家の仕事を継ぐ翔麻に、父親は最近になって早く結婚する様にうるさく言う様になっていた様です。彼女いるからと、父親に紹介しても、あんなチャラチャラした女絶対ダメだからと言われ、最近では自分がお前の嫁さん見つけてくるって言うようになり、翔麻もホトホト参っている様でした。
そんな状況の中で、翔麻が自分の嫁さん候補として父親を納得させる女性として、自分の嫁さんである真紀が最適と判断して自分たちにお願いいてきたのです。


[2] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/04/27 (土) 21:45 ID:Gebc2OUw No.197246
「えっ、私が翔麻くんの彼女役でお父さんと会うの?」
「なんだよ、それー」
「二人が驚くのはよく分かる。でもこんなお願い、もうゆずる達にしか出来ないんだよ。頼む、このとーり」
翔麻は必死に自分達を説得するため話しをしてきた。過去2回知り合いの女性を父親に合わせたが上手く行かなかったとのこと、次合わせる女性が、目にかなわなかったら見合いさせる事とか。
「とにかく1回だけでいいんだ。真紀ちゃんなら親父も絶対安心してくれるし、そうなれば見合いだの煩わしい事言われなくなるから」
「でも、もし翔麻のお父さんが真紀のこと気に入ったら、それこそ早く結婚しろってうるさく言われるんじゃないのか?」
「大丈夫だよ、そうなったらのらりくらり適当に引き伸ばして誤魔化すだけだから」
その場しのぎの策にしか思えない自分は、それで本当にいいのかな?って言う想いはあったが、普段は余裕のある佇まいの翔麻が意外と焦ってる姿をみて協力してやりたいと言う気持ちもあった。それより、真紀が翔麻の恋人役をすると言うことが、何となくムズムズする気持ちになった。
「私、いいよ、そのくらいなら、だってなんか女優さんみたくて面白いじゃん。で、何処で、どのくらいお父さんと会えばいいの?」
「ありがとー、真紀ちゃん。うちの近くのガストでお昼に1時間くらい食事しながら話しをすればいいだけだから。前もそうだったし、ゆずるもいいだろ?」
家に招待するのが普通じゃないのかな、と思ったが、翔麻のお父さんは認めた人間しか家に呼ばないらしい。ちなみに自分は高校時代に何度か翔麻の家に行ったことがある。そこそこの豪邸だった記憶がある。
真紀も協力すると言っているし、ここで自分だけ反対したら嫉妬男みたくカッコ悪く見えるので、翔麻の話しを了承することにした。


[3] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ミゲル :2024/04/28 (日) 02:20 ID:ly1VWK/U No.197248
今後の展開がすごく気になります。

[4] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  かつや :2024/04/28 (日) 02:22 ID:khfjt8Xo No.197249
なんか名作になる予感がする。

[5] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/04/28 (日) 18:46 ID:EO6lW3g6 No.197259
その日は意外と直ぐにきました。翔麻が真紀を想定して事前に父親に話しをしていたらしく、次の週の土曜日に真紀に会ってもらえる事になったと翔麻から連絡がきた。なので打ち合わせの為、前日の金曜日に会えないかというので、またウチで一緒に夕食をとる事にした。
「じゃぁ私と翔麻くんとは付き合って3ヶ月なのね」
出会いからなれそめまで翔麻主導で細かく決めていった。
「そんな細かい事まで決めておく必要あるのか?」
「念には念をだよ、何か聞かれたときのために」
「じゃぁ、二人は何処までいってる設定なの?」
僕は二人の関係が疑似的に何処まで進んでいるのか気になった。
「そうだな、二人とも30過ぎた大人なんだから当然肉体関係はある設定かな」
「えっ、私と翔麻くんがエッチしたことあるってこと?」
真紀の口から翔麻とエッチした事があると聞くと胸がキュンとした。
「そう言う設定の方が自然だって事だよ」
翔麻は僕に気を使ってそう話した。
「なんか、本当に女優さんになるみたくてドキドキしてきた」
「でさー、明日二人でそういう空気感出せる様に、今から30分だけ真紀ちゃんと二人っきりになれないかな?」
「えっ、ここで?」
突然の翔麻の提案に僕は狼狽してしまった。
「部屋で二人っきりっていうのはさすがにゆずるに悪いから、真紀ちゃんと今から30分だけそこら辺散歩させてくれないかな?」
「さ、さんぽ…」
「そう、散歩、あくまで役作りのために」
「や、やくづくり…」
真紀は翔麻の言葉を繰り返して状況を整理しているようだった。
「俺はいいよ、真紀がいいなら」
「えーっ、翔麻くんと初デートってことだよね?」
僕がすぐに了承したことで、真紀も少し慌てていた。
「そっ、付き合い始めて3ヶ月のラブラブ感出せるようにお散歩デートしてくれない?ゆずるもいいよって言ってくれてるし」
「おさんぽデートかー、なんか照れるなぁ…」

まだ21時を過ぎたばかりだが、住宅街のこのあたりは人通りも少ない。結局そんな夜の街に僕は二人を送り出した。そして、部屋の電気を暗くしてカーテンの隙間から歩いていく二人を見つめていた。二人が視界から消える瞬間に手を繋ぐのがわかった。


[6] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  mks :2024/04/28 (日) 23:49 ID:Fs0FWdKU No.197263
とっても期待しています

[7] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  :2024/04/29 (月) 16:05 ID:IQ8sqsXA No.197271
良いですね。
私の妻もお貸ししたいです。


[8] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ひろ :2024/04/29 (月) 17:12 ID:FjDU9rAk No.197273
とても良い設定で、期待しています。

[9] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/04/29 (月) 17:17 ID:5.NOsIkA No.197274
返信なさってくれた方、ありがとうございます。期待に応えられるかわかりませんが、経験したことを真摯に語りたいと思います。

たしかに30分程度で二人は帰って来た。ただ玄関で迎えた二人は、送り出した時よりも親密になっていると感じた。
「俺は今日はここで失礼するよ、ありがとう真紀ちゃん、明日もよろしくね」
「うん、じゃあね」
翔麻は玄関先でそう言うとそのまま帰って行った。それを見送る真紀がとても可愛く見えた。
その夜僕は真紀を抱いた。いつも以上に激しく。
「真紀、さっき翔麻と手を繋いだでしょ?」
僕は事が終わってから真紀に尋ねた。
「やっぱり見てたんだ…翔麻くん、家出たらすぐに手を繋ごうって言ってきて…ゆずくんが見てるかもしれないからって言って角曲がるまで待ってもらったの」
「手繋いで公園行って帰って来ただけか?」
二人が帰って来た時、公園に行って自販機でジュース買って飲んできたと聞いたが、本当にそれだけだったのかずっと気になっていたので聞いてみた。
「本当の事言っても怒らない?」
真紀は天井を見つめながらゆっくりとそう言った。
「ああ、怒らないさ、むしろ隠された方が俺は傷つくな。明日二人が恋人の雰囲気を出すためにしたことだろ、何があっても怒らないから隠さずに正直に話して欲しい」
僕は裸のまま隣にいる真紀をしっかりと見つめてそう言った。
「あのね……公園でキスされた……怒った?」
「怒ってないよ…でもやっぱりそうか、なんか二人帰って来た時さっきと違うなって感じたんだ」
二人がキスをしたと聞かされて、嫉妬する気持ちはあるものの、翔麻に対する憎悪の気持ちは一切湧いてこなかった。むしろ動き出した二人を見届けたいという気持ちを抑えられなくなっていた。
「舌入れたりしたのか?」
露骨な言い方で聞くのに躊躇したが、ここはどうしても知りたいポイントだったので、あえてそのまま聞いてみた。
「…最初はチュっていう軽いやつだよ…」
少し間があってから、真紀は上を向きながら唇を尖らせてそう言った。
「って事は舌入れるようなキスもしたんだ」
自分も少し間をおいて、反論する様に言った。
「さっきの私たちのような激しいキスじゃないよ…ちょっと舌先がぶつかったりするような感じの…」
ここで真紀はやっと僕に顔を向けてくれた。
「こんな感じの?」
我慢出来ず僕はまた真紀の上に覆い被さり、真紀の唇を優しく吸った。
「さっきしたばかりなのに、ゆずくん凄く硬くなってるよ」
僕はその晩遅くまで真紀を抱いた。


[10] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  mks :2024/04/30 (火) 08:23 ID:dKY0R4sI No.197289
投稿ありがとうございます
とても、ドキドキしながら読んでいます


[11] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  アオ :2024/04/30 (火) 12:47 ID:9wP0SjAk No.197293
これはとても興奮する展開ですね。
どうなってしまうのか続きをお待ちしております。


[12] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/04/30 (火) 19:30 ID:8TX6A0ME No.197298
ドキドキや興奮してもらえて嬉しく思います。

次の日少し遅い朝食を二人で食べている時に真紀の携帯のラインに連絡がきた。
「ねえゆずくん、翔麻くんから今日のランチ中止だって」
「えっ、なんで?」
「なんか、翔麻くんのお父さん仕事になっちゃったみたい、社長さんだから忙しいのかな」
僕は中止の連絡がきて、こんなにも拍子抜けしている自分に当惑していた。それでもそんなそぶりは真紀には見せないようにしていた。そんな夕方に翔麻から僕と真紀に連絡が来た。父親の仕事が早く終わり、せっかくだから今日真紀と会いたいと言ってきていると。時間は19時、場所は〇〇駅の△△ホテルのレストラン。〇〇駅はうちから電車に乗って1時間ちょっとの都心。
「どうしよう、ゆずくん」
「ファミレスじゃなくなり、高級レストランになって良かったじゃないか」
「あーっ、もーこんな時間だ、早く支度しなくちゃ」
真紀はそう言うとすぐにシャワーを浴びて身支度を整えだした。
「じゃあ真紀、翔麻の恋人役、しっかり演じてくるんだぞ」
「わかってるわ、任せて」
「それと、何があっても、帰ってきたら必ず俺に話して欲しい」
「何がって?」
「いやっ、何でもだよ」
「ただお父さんと会うだけだから、何も無いわよ」
17時半にそう言い残した真紀を僕は見送った。
22時過ぎに翔麻から電話が入った。
「さっき終わったよ、予想通り親父も真紀ちゃんのことすごく気に入ってくれたよ。ありがとう、ゆずる」
「そっか、じゃぁもう帰るんだな」
「それがさ、親父のやつ、今日急に予定を遅らせて、都心まで来させたのが申し訳ないって言ってここのホテルのツインとったから二人で泊まってけって…」
「えっ…」
「とにかく、今真紀ちゃんと変わるから」
「もしもし、ゆずくん?…違うよ、泊まるわけじゃないから、すぐにホテルから出てお父さんにばったり会っても何だから、ここに1時間くらい居て終電前には帰るから」
そう言って電話は切れた。
結局真紀が帰って来たのは次の日の日曜日だった。


[13] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  アオ :2024/04/30 (火) 19:39 ID:9wP0SjAk No.197299
更新ありがとうございました。
まさかの展開に読んでいる私ですら動揺?してしまいましたので、ゆずるさんは気が気でなかったかと想像します。
2人はどうしてたのでしょうか…


[14] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/05/01 (水) 06:45 ID:qB7c.nCo No.197303
二人がどうしていたのか、気にしていただける方があれば幸いです。とりあえず真紀から聞いた事を自分なりに咀嚼して取り急ぎ書き込んでみます。


前日に少し飲み過ぎた僕は日曜日の朝9時すぎに真紀が部屋に入って来るまで熟睡していた。
ゆっくり目を覚ますと、ベッド脇で僕を覗き込むように見ている真紀がいた。その顔を見た僕はとても安心した気持ちになり、真紀の手を握ると、そのままキスをした。真紀の服を脱がして全身にキスをした。その時の真紀の身体は、石鹸の香りが漂い、僕の知らない女の色気を感じた。そのまま黙って僕は真紀を抱き、真紀も反応よく応じてくれた。
「昨日の事、全部話すから…」
僕が果てた後、真紀は静かにそう話した。
「わたし、翔麻くんと一線だけは超えてないよ、それだけは信じて」
「いいんだよ、そんな事は、ただ昨日あったこと全部知りたい」
「わかったわ…全部正直に話すわ…」
そう言って真紀は昨日の事を、会話の内容に至る詳細まで全てを僕に話してくれた。
19時前にホテルのレストランに着くとすでに翔麻とお父さんがいたそうだ、食事をとりながらお父さんに翔麻のこと、仕事のこと、子供のことなどいろいろ聞かれたらしい。それに応える度にお父さんは笑顔で頷いていたそうだ。
「いつもコイツの彼女を紹介されても、1時間も話しがもたなかったが、あなたとなら2時間も話し込んでしまった」
お父さんはそう言って上機嫌だったらしい。
会食が終わって会計が終わり帰ろうした時に、
「真紀さん、遠くまでありがとう。明日もお休みなら、今日はもう遅いからここのホテルのツインの部屋を取ってあるから二人で泊まっていったらいい」
翔麻のお父さんは唐突にそう言い出し、部屋のキーを渡そうとしてきたようだ。
「い、いえっ、ダ、ダメですお父さん、結婚前に二人でホテルに泊まるだなんて!」
「えっ、さっき翔麻と一泊旅行したと…」
「あーっ、親父ありがとう、真紀は遠慮してそう言ってるだけだから、せっかくなんでありがたく泊まらせて貰うから」
結局二人でホテルの部屋に入って僕に電話をしてきた。電話の後は終電の時間が来るまで二人で話しをしていたそうだ。レストランで真紀がトイレに立った時、お父さんが真紀の事をえらく褒めていたとか。
「どーお?わたしの名演技。すごい女優さんでしょ?」
「うん、俺も真紀ちゃんがここまで俺の彼女役に徹してくれて本当に自分の彼女かと錯覚しそうだったよ」
「でも、翔麻くんだったらモテるからいくらでも彼女役してくれる女の子いるでしょ」
「真紀ちゃんが本当の俺の彼女だったら俺こんなにふらふらしてないと思う」
真紀の目を見つめて真顔でそう言うと、翔麻はゆっくり顔を近づけてきたらしい。
「ダメよ!昨日は演技の練習でしただけなんだから。それに、キスした事ゆずくんに話したから」
「えっ!話しちゃったの?」
「そうよ、私たちは隠し事のない夫婦なんだから」
「で、ゆずるは怒ってた?」
「うーうん、怒ってなかったよ」
「えっ、怒ってないの?」
「うん、怒ってなかった」
「じゃあ、キスはOKってこと?」
「さー?たぶんそーなのかもね」
「ふーん、そーなんだー」 
(チュ)
「もー! またー!」
「だってOKなんでしょ」
そんな風にして部屋でのキスが始まったようだった。


[15] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/05/02 (木) 18:32 ID:waCdIfaI No.197323
キスだけなら僕が良いと思っているという勝手な解釈から、キス以上の行為は絶対にしないことを条件にして、真紀も翔麻のキスを受け入れてしまったらしい。気がつけば終電の時間はとっくに過ぎてしまい明け方近くまでキスをしていたと言う。
途中何度も僕に電話や連絡を入れようか迷ったけど、今連絡したら、全て言い訳になってしまうと思い出来なかったと言っていた。
なんとかキス以上の行為には至らず、二人は虚脱感を残したまま軽い仮眠をとって今日を向かえた。そして、朝食を食べに早朝昨日のレストランに行ったという。
「真紀ちゃん、ゆずるに連絡しなくて大丈夫?」
「あー何て言おう…」
「大丈夫だよ、結局俺たち何もしてないし」
「したじゃん、あんなにたくさん」
「したって、キスだけでしょ?キスだけならゆずるもOKなんだし」
「キスだけじゃない、胸も触った」
キスをしながら翔麻が最初に胸を触ろうとした時は、約束が違うと真紀は抵抗したらしい。今日はキス以外は絶対にしないでと。
「さ、触ったって……ぶつかっただけだし」
「いや、ちゃんと揉んでました!それも何回も!」
「でも、ほんの数秒服の上からでしょ?…って、こんな事…俺は真紀ちゃんと言い争いなんかしたくないよ。俺、真紀ちゃんの事大好きだし、ゆずるともずっと親友でいたいと思ってるんだ。だから、真紀ちゃんとゆずるにはずっと幸せでいて欲しいと思ってる」
「親友でいたいと思っているなら、何であんな事!」
「ご、ごめん…俺が弱い人間だから…」
翔麻がそう言うとしばらく二人の間に沈黙が続いた。周りからは明け方の新婚夫婦のチワ喧嘩にしか見られなかったと思う。
「うーうん、わたしも悪かったの…直ぐに流されちゃって……部屋に戻ってチェックアウトしましょう」
二人はレストランで朝食を済ませた後、再び部屋に戻ってきた。
「真紀ちゃん、ほら、昨日遅くまでアレだったから汗かいたでしょ?シャワー浴びて帰ったら?」
「あー、そーだねー」
「真紀ちゃん先でいいよ、俺終わったら入るから」
「あ、ありがとう、じゃお先するね」
真紀がしばらく一人でシャワーを浴びていると…
・・・・ガチャ・・・
「ちょっ、ちょっと翔麻くん!!」
翔麻が裸で入ってきたのだ。
「真紀ちゃん、ごめん、俺、我慢出来なくて」
そう言うなり突然真紀に口づけしてきた。
「ちょっ、ちょっと、翔麻くん、キスだけだって言ったじゃん!!」
「だから、キスだけさ、最後にこのまま5分だけキスさせて欲しい」
二人はシャワー室で5分間裸のまま抱き合ってキスをしてからホテルをチェックアウトしたと言うのだ。それが本当に5分間だけだったのか、いささか疑問も残るが、真紀はキス以上の事は本当にしていないと言うが、それが本当かどうかは別として、会話の内容も含めて正直にここまでの話をしてくれた事が僕にとっては嬉しかった。


[16] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/05/03 (金) 13:18 ID:RyohcWlQ No.197337
休日の日曜日の朝、寝室のベッドの上で、今愛し合った夫婦がそのままの格好で仲良く会話をしている。一般的な新婚夫婦ならよくある光景かもしれない。しかし、その話しの内容は、普通の夫なら許せる内容ではないだろう。しかし、僕は抑えられないくらい興奮した状態で妻の話しを受け入れていた。
「なぁ真紀、シャワー室でキスしていた時、翔麻のアレは硬くなってなかったのか?」
話しを聞き終わってからも僕は真紀を愛撫しながら聞いてみた。
「なってた…それより夜キスしてる時だって硬くなってたし…」
「触ったんだ…」
「触ったんじゃなくてぶつかっただけよ…あっ」
僕の愛撫を受けながら、真紀も少しずつ息が荒くなってきた。
「シャワー室でキスしていた時、翔麻はこんな風に乳首やあそこを触ってこなかったのか?」
僕の大好きな真紀の小粒大の乳首を摘んだり、少し濃いめのアンダーヘアーに指を絡ませながら聞いてみた。
「…触ってきた…でも、一線は超えなかったよ、本当に…んっ…」
真紀は僕の指の動きにビクビクと反応しながらそう答えた。
「一線ってこう言うこと?」
僕は再び硬くなったペニスを真紀の膣内に沈めた。
「あ、あーっ…」(コク、コク)
軽く喘ぐと、真紀は2回頷いた。
「あっ、あっ、ゆずくんの凄く気持ちいいよ…」
真紀の言う一線と言うのは、いわゆる挿入する行為だけなのだろう。それまでの前戯的な行為は一線にはかろうじて入らず、罪悪感から逃れられるようだった。僕としてはキスをした、いや、手を繋いだ時から翔麻と真紀はすでに一線を超えていると思っているし、一線を越えて欲しいとも思っている。そう言う行為をした真紀を見るたびにこの上なく興奮出来るのだから。そして、真紀の言う一線を超えないで帰ってきた時の真紀の身体はとても反応が良いのだ。ならばこれを利用しない手はないのではないかと思ってしまう。
「し、信じるよ…んっ…ま、真紀と翔麻が一線を超えていないって…んっ…」
「あっ、んっ…ありがとう…んっ、あっ、あっ、いっ…」
「…んっ、こ、これからも、んっ、翔麻の事、んっ、よろしく頼むよ、んっ…」
「えっ?、あっ、うっ、うん、わかった、んっ…んっ…いっ、ゆ、ゆずくん…いっいきそう…いっ…いっ…いくっ…いくっ…だめっ…いくっ…んーっ」
真紀が可愛い声を上げていってから、ほどなくして僕も今日2回目の射精を終えた。

「ゆずる、本当にごめん」
翌日翔麻は僕の職場に来て、突然土下座して謝ってきた。
「やめてくれよ、誰かに見られたら何だと思われるから」
真紀からその日のことを全て俺に話したって聞いたみたいだった。
「俺は別に怒ってないよ」
「本当か?」
「ああ、むしろ翔麻には感謝している」
「感謝?」
「今回の事でいっそう夫婦仲が良くなった。俺たちは盤石な夫婦仲を築く事が出来た。翔麻には感謝しかないよ」
「でも、俺……」
「とにかくもう俺は気にしてないから。翔麻もいつまでも気にするな」
「真紀ちゃんは?」
「大丈夫だよ、俺がついてるから」
こうして自分の妻が友人の恋人役になると言う一連の出来事は終わった。1回だけだから、と言う契約だったので、これで契約終了ということになる。三人の関係が今までのものとは変わってしまった事は確かだが、僕はそれ以上の物を得た様な気持ちで満たされていた。またいつかこの様な気持ちに触れたいと想いながら。
一旦投稿を終了します。ご拝読ありがとうございました。


[17] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  カズ :2024/05/03 (金) 18:13 ID:gsDwuiyo No.197339
更新ありがとうございます。
とても興奮しながら読んでいました。
その後の展開があるのか、とても気になります…


[18] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  えいた :2024/05/06 (月) 14:18 ID:RVnGPL9c No.197367
更新お疲れ様でした
私も興奮しながら読んでいましたよ。
また次回があるならよろしくお願いします


[19] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/06/30 (日) 13:52 ID:VedeqbVQ No.197866
しばらくぶりに投稿します。
あれから約2ヶ月経つが特に翔麻とは連絡は取っていなかった。自分的には真紀と翔麻の今後の進展を期待しているが、自分からは何もしていなかった。翔麻も申し訳ないと土下座までして謝って来た事を考えれば、僕にはなかなか連絡を取りにくいのだと思う。ただ、その後あの日のことを聞くだけで充分に興奮する事が出来た。裸で抱き合ってキスをしている時、翔麻の手は肩から背中、お尻の方までなんども触れていた事や、時には手を前に回して乳房を揉んだり、乳首を摘んだこと、さらには真紀の陰部にも何度か手を伸ばし、ヘアーを触ってきたこと。真紀の口からその話しを聞いて僕は何度も興奮していた。
初めのうちは真紀も恥ずかしがりながらも正直に僕に話してくれた。それは僕に対する罪悪感もあったからだろう。しかし、何度も聞くうちに「またその話しするの?」と少し嫌な顔をするようにもなってきた。それでも真紀の話しを聞きながら真紀を抱くのが日課になっていた。

今回の真紀と翔麻との一連の出来事を改めて考え直してみて、今まで思ってもみなかったことを考えるようになった。真紀が簡単に翔麻に心を許してしまっている事だ。それは翔麻に限らず、それ以外の男性にもすぐに心を許してしまうと言うことではないのか。心の中に思った小さな疑念の炎はやがて僕の心の中いっぱいに広がっていった。ついに我慢が出来なくなり、僕は真紀を抱いた後につい聞いてしまった。
「ねぇ真紀、真紀は結婚してから俺と翔麻以外の男性とキスしたことってある?」
「えっ?!急に何?何でそんな事聞くの?」
「別に変な事を疑ってるわけじゃないし、怒っているわけでもないよ。ただ、職場での真紀のことは俺はほとんど知らないし、真紀なら言い寄ってくる男がいてもおかしくないと思うからさ」
「だから私が他の男の人とすぐにキスをする女って言うの?」
「いやっ、そうじゃないよ、ごめん」
「ゆずくん、このあいだから変なことばかり私に聞いてきて、私知らない!」
「ごめん真紀、別に真紀のこと軽い女だなんて絶対に思ってないから、ただ」
「ただ?」
「もし、そんな事があったら、正直に教えて欲しいだけなんだ」
「もしそんな事があったって、言えるわけないじゃない、もう知らないっ!!」
とうとう真紀を怒らせてしまったようだ。もし本当にそんな事があったのか、それを聞き出すにはもう少し時間をかける必要がありそうだ。


[20] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  :2024/07/04 (木) 11:37 ID:CY8MWsTs No.197915
良いですね。
これからの展開が凄く楽しみです。

私だったらですが、私が知っているのは内緒で友達と仲良くなり、
「二人でいる時は抜かないで」と妻が言うくらいに寝取られてほしいです。

羨ましいです。


[21] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  たか :2024/07/11 (木) 10:26 ID:n4kamFWc No.197989
本当に何があったのでしょうか。
続きを期待しています。


[22] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/09/08 (日) 08:47 ID:8Fa8FWuA No.199198
しばらくぶりの投稿になります。
翔麻との事で進展があったのでご報告します。

しばらくぶりに僕から翔麻に連絡を取ってみた。やはりあんな事があったから僕や真紀に連絡しにくかったと言っていた。僕はまた前みたくウチでご飯でも食べようと誘ってみたが、翔麻は真紀の様子を気にしているようだった。
「来週末あたりに翔麻を呼んでまたウチで食事しないか?」
僕は夕食の時に思い切って真紀に話してみた。
「えっ、いいの?あんな事があったのに…」
「もちろんだよ、真紀がいいならだけど」
「…私ならいいけど…」
急な僕の提案に困惑しているようにも見える真紀に対して、出来るだけ優しい態度で話しかけるようにした。
「…けど?」
「あんな事があって、まともに翔麻くんの顔見れるかなぁ?」
数ヶ月前に妻の真紀と幼なじみで親友の翔麻は、翔麻の父親の前で恋人同志を演じて、その晩一泊都内のシティホテルで過ごした。その時に不貞行為があって、二人は僕に対してずっと負い目を感じているようだった。僕はそれを払拭したかったが、それにはある程度時間が必要と感じ、これまで待っていた。
「なら出来るだけ早く会って話そうよ。また前みたく」
「う、うん」
「決まり、俺明日誘ってみるから」
そう言って真紀に笑顔を見せると、真紀もまたはにかんだ笑顔を見せてくれた。

ピンポーン

金曜日の夜に、翔麻は高級なワインを持ってウチに来た。
「真紀ちゃん、あの時はゴメン!」
二人で出迎えた玄関先で、開口一番翔麻が頭を下げてきた。
「し、翔麻くん…」
「まー、こんな所で、とりあえず上がれよ。翔麻も何回謝れば気が済むんだよ、ハハハ…」
リビングに入っても、どこかぎこちない二人で重たい空気が続いていた。
「二人とも、そんなんじゃせっかくの料理や酒がまずくなっちゃうよ、もっと明るく話そ」
「そうだな、じゃあ遠慮なくご馳走になるよ」
そう言って翔麻も少しずつ以前のように話すようになっていった。
「翔麻くん、それ美味しい?」
「う、うん、すごく美味しいよ」
「よかった」
何気ない二人の会話だったが、以前の僕とは違い、そんな二人の会話に興奮を感じていた。
「ゆずるも毎日こんなうまい料理が食えて幸せ者だよ」
「毎日食べに来ていいよ」
一瞬間ができた
「ば、ばか言うなよ」
「そ、そうよ、翔麻くんだって忙しいだろうし、ね?」
「う、うん、まー」
二人の目がまた合った。僕の頭の中では二人がホテルのシャワールームで裸になって抱き合ってキスをしていた。実際にこの目で見てみたい気持ちが膨らんでいった。


[23] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  AK :2024/09/08 (日) 19:56 ID:RJOovnv. No.199200
続きが気になりますね

[24] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  タケ :2024/09/08 (日) 21:46 ID:0if7ql3s No.199202
ゆづるさん こんばんは
私の性癖がら 妄想ですが 堪らないです。
ゆづるさんもNTRの趣味がありそうなので
奥さんを 寝たらす目的かも?
私の勝手な 妄想なら御免なさい。


[25] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/09/11 (水) 06:21 ID:TpPQy9Co No.199224
「じゃあ、別のおつまみ作ってくるから二人はしばらく待ってて」
そう言って真紀は背中を向けてキッチンに向かった。
「あっ、俺何か手伝おうか?」
「い、いいよ、翔麻くんはゆずくんとそこで飲んでて」
遠慮気味にそう言う翔麻やそれに応える真紀を見ると、以前と変わらない様にも見えるが、僕は二人の関係がもっと進展して欲しいと言う気持ちも芽生えていた。
「真紀に優しいな」
僕はつまみを一口食べながら翔麻に言ってみた。
「そ、そんな事ないよ!別に下心なんてもうないから」
そう言うと翔麻はグラスに残った少量の酒を一気に流し込んだ。
「いいんだよ、翔麻が下心持って真紀に接しても」
「えっ?どう言うこと?」
「女は2つのタイプに分かれるんだ、それは浮気をする女としない女。お前とのことは別にしても真紀は前者だと思う」
僕は翔麻のグラスと自分のグラスに酒を注ぎながら、少し意味深な表情で翔麻を見つめた。
「何でそう思うんだ?」
「この前、結婚してから翔麻以外に他の男とキスした事あるか聞いてみたんだ」
「で?」
「肯定も否定もしなかった、つまりあったと俺は思ってる」
「なんで?」
「真紀は強引に言い寄られると断れないんだ。知ってるだろ?実際付き合ってた時もそう言う事あったし、結婚してからも何回か朝帰りがあったから。お前とも真紀は流されてそうなっただろう?」
「いやっ、そーかもしれないけどゆずるはそれで良いのか?」
「実は男も2つに分かれる。自分の妻が他の男性と接種することを極端に嫌がる、いわゆる嫉妬男と、自分の妻が他の男性と性的関係を持つ事に異常に興奮を感じるいわゆる寝取られ男。俺は実は後者なんだ」
グラスを持ちながら冷静な表情で翔麻の瞳を覗き込むように僕は言った。
「えっ!!」
翔麻はとても驚いた表情で僕を見つめた。
「真紀ちゃんが浮気しても良いって事?」
「ああ、いいと思ってる」
「えーー!それで興奮するって、それって、へ、変態さん?」
「ばか、変態言うな。実は俺みたいな人間って結構いるんだぞ。でも、相手が俺の知らない真紀の仕事関係の人だったら、今は絶対に俺に話してくれない。けど、翔麻とのことは今のところ包み隠さず俺に話してくれる。だから、翔麻と真紀が一度でもそう言う関係になったらと思ってるんだ」
「いや、いや、いや、ない、ない」
翔麻は笑顔を見せながらも手を振って否定した。
「真紀のこと、嫌いか?」
僕はさらに身を乗り出して小声で聞いてみた。
「き、きらいなわけないじゃん」
「好きか?」
「あ、ああ…好きだよ…でも」
「じゃあいいじゃないか、真紀とそう言う関係になっても」
「い、いや、だって真紀ちゃんはお前の奥さんじゃないか」
「だからその旦那の俺がそれを望んでるんだよ」
「えーっ、ま、まじで言ってるの?」
「なんか二人で楽しそうに話してるけど、何話してるの?」
突然真紀が新しく作った料理を皿に盛り付けて僕達の所に来た。


[26] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ジゼル :2024/09/11 (水) 08:04 ID:lHoB8QIs No.199229
告白された翔麻さんは騙されているんじゃ無いかと思ってるんでしょうね。
ホント夢みたいな話ですもんね。
でも、結婚して分かることでもありますし、訳のわからない男より友人の方が良いと思うのも理解できます。
でも告白するのにも覚悟いりますよね。


[27] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/09/15 (日) 23:12 ID:y6emSsew No.199291
僕が自らの寝取られ癖を翔麻に告白している時に突然真紀が入って来た事で、二人とも慌てたが特に気にされる事もなかった。
「なぁ、真紀ちゃんにはゆするの性癖ついて話したのか?」
真紀がまた席を離れた時に翔麻が聞いてきた。
「いや、まだ。いいか、大抵の女は嫉妬男の事は凄く嫌う。そう言う意味では俺は嫉妬男じゃないから、寛容な男だと真紀には思われてるかも知らない。だけど、大抵の女はこの寝取られ男を理解しない。だから話すのは今じゃないと思ってる」
「じゃあいつか話すの?」
「それはお前と真紀が一線を超えた時かな?」
僕はそう言うと、翔麻の顔を見てニヤっとしてみた。
「なっ!お、お前、それ本気で言ってるの?」
「ああ、本気だよ。この前ホテルで一線超えてなければな」
「だからこの前はキスだけで…、ほ、本当に一線は超えてないんだって」
翔麻はまたあせって否定してきた。
「でも、真紀の裸は見たんだろ?」
「そ、それは…、ご、ごめん」
「別にいいよ、謝らなくて、でも真紀としたいとは思わなかったの?」
顔色変えず僕はしらっと翔麻に聞いてみた。
「い、いや、あーごめん、思いました、めちゃくちゃ」
「そう、それでいいんだって、それで、ハハハハ…」
僕は翔麻の肩を叩いて笑ってみせた。
「男の人って、すぐに前みたいに仲良くなっていいね」
また席に戻ってきた真紀が僕たちを見てそう言った。
「じゃあ男と女は以前みたいにすぐ仲良くなれないの?」
真紀の言葉を受けて何気なく真紀に聞いてみた。
「えっ、誰のこと?」
「翔麻と真紀のことさ」
「えっ、わたしと翔麻くん?…だって、わたしと翔麻くん別にケンカしてたわけじゃないよ…ね、翔麻くん?」
真紀は少しハニカミながらも翔麻に同意を求めた。
「あ、ああ…そ、そうさ、ケンカなんかしてないさ、真紀ちゃんとはずっと仲良しさ」
突然真紀に振られるとしどろもどろになって翔麻は真紀の話しを肯定した。
「仲良しねー、そーだよね、一緒にシャワー浴びるくらい仲良いんだよねー」
「もーゆずくん!どーしてここでその事言うの?イジワルなんだから!」
「ごめん、ごめん真紀、まっ、三人仲良しと言う事でとりあえずまたカンパーイ!」
真紀がまたすねそうだったので、とりあえずの乾杯で誤魔化した。

「ところで、翔麻のお父さん真紀の事気に入ったって前に言ってたけど、あれからなんか言ってる?」
とりあえず話題を前に進めてみた。
「ああ、しょっちゅう聞かれるよ、真紀さんとは上手くいってるのかって。もちろん上手くいってるって応えてるけど…」
翔麻は少しうんざりした表情でそう答えた。
「そーなんだ、お父さんいい人だから、騙したみたいで私も責任感じちゃうなぁ」
「真紀ちゃんは何も悪くないよ。頼んだのは俺なんだから」
翔麻はすぐに真紀に気を使ってそう答えた。
「責任感じるならまた翔麻の恋人役やってあげれば?」
「えっ!?」
二人が同時に絶句した。
「そんなに驚くなって、また真紀が翔麻の恋人役をしてお父さんに会ってあげれば、お父さんも安心するんじゃないの?」
翔麻の顔みて聞いてみた。
「ああ、実際言われてるよ、真紀さんを今度うちに連れてこいって」
「えー、そーなの?で、翔麻くんは何て答えてるの?」
真紀は心配そうに翔麻に聞いた。
「これ以上は真紀ちゃんに悪いと思って、忙しいからとか言って断ってる」
「よし決めた。今度の休みの日に、真紀と俺が翔麻に誘われた事にして翔麻の家に行くよ」
僕は命案を思いついたかのように二人にそう言った。
「えっ!?、ゆずる(ゆずくん)も?」
「あー、俺は高校の時から何度か翔麻の家に行った事があるし、お父さんとも面識があるから大丈夫だろ?それに、俺も真紀たちがどんな演技してるのか、実際この目で見てみたくなったから」
僕はそう言うと、含み笑いを見せながら翔麻に同意を求めた。


[28] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ジゼル :2024/09/15 (日) 23:44 ID:vQyKjDbA No.199294
翔麻さんの家に送り届ける…ということかな?
そして預けるという段取りかな。

これは翔麻さんも楽しみでしょうね。
真紀さんも前回のこともありますし、心を許しているでしょう。
いよいよ本番ですね。
楽しみにしています。


[29] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/09/23 (月) 10:25 ID:EzM0TLac No.199376
その日はすぐに決まった。次の土曜日に翔麻の家に僕と真紀の二人が招待されたのである。厳密には、僕は夫婦同伴と言う事なので、三人と言う事なのだが、まさか架空の女性を僕の嫁だと紹介する訳にもいかず、当日僕の嫁は体調不良と言う理由にして僕だけ参加する事にした。前日の金曜日の夜にまたウチで明日の打ち合わせの為三人で集まった。翔麻から明日の段取りを聞かされた。翔麻の家の庭でバーベキューパーティをする事になっていて、事前の用意は家政婦の松岡さんがしてくれることになっていて、真紀は当日の午前には翔麻の家に行き、松岡さんと一緒に準備をしたのち、僕等がお昼過ぎにお邪魔してパーティを始めると言うのだ。

「うん、だいたい段取りは分かった。で、今回のパーティの本当の目的って何だ?」
一通り翔麻が設定した明日の会の一連の流れを聞いた後、僕は翔麻に聞いてみた。
「まー、やっぱり俺と真紀ちゃんが上手くやってるかって言うこと、と…」
「…と?」
「ほらっ、あれさ、ま、二人とももう33な訳だし、やっぱり早く、け、結婚しろって事だよ…」
「やっぱりそうだよな、まぁ二人が上手くいってるかは二人の演技で誤魔化すとして、結婚出来ない理由をどうするかだよな」
前回の会食で翔麻のお父さんは相当真紀の事を気に入ったようだった。そしてホームパーティに真紀を招待すると言う事は当然二人を結婚させるつもりなわけだ。だから結婚出来ない理由を考えなければならなかった。
「良い考えを思いついた。真紀が一回結婚を失敗してるって設定でどうだ?」
僕は思いつきでそう言ってみた。
「えっ!わたしがバツイチってこと?」
「そう、離婚した後に翔麻と付き合いだしたと言う事にすれば、すぐ結婚っていかない理由になるだろ」
「それ、案外いいかもしれないな、真紀ちゃんが離婚経験者と言うことにすれば、親父も結婚の事考え直すかもしれない」
結局、僕が偶然思いついた案が採用されることになった。ただ、明日の会ではその事は言わず、後日翔麻の口からお父さんに直接話すと言う事になった。
「それじゃ、だいたいこう言う設定で上手く明日の会を進めて行こうと思う。二人とも大丈夫かな?」
何故か今回は僕がストーリーをまとめているようだった。
「じゃあ、今から俺30分間外に出てるから、また二人っきりで恋人感出せるように練習してみて」
「えっ?何でゆずくんそんなことするの?」
「だって今の雰囲気じゃ全然恋人同志に見えないよ。あの時散歩して帰ってきた二人は本物の恋人同士に見えた。またその雰囲気が出せるように練習してみて、何してもいいから。30分たったら戻ってくるから」
そう言って僕は二人を部屋に残して熱帯夜の夜の街にでた。実はこの事はあらかじめ翔麻には話してあった。30分時間をあげるから、また真紀にアプローチして欲しいと。翔麻は最初は躊躇していたが、真紀の合意があれば何をしても構わない、その代わり何があったのか必ず教えてくれるのを条件に了承してもらった。15分後翔麻から電話がきた。
「今真紀ちゃんトイレに行った。まだ何もしてない、世間話してただけ」
「わかった、このまま電話つないどいて、俺聞いてるから」
「ああ、何も出来ないかもよ」
「それでもいいよ、とにかく真紀にアプローチしてみて」
そう言うと僕はイヤホンを取り出して電話の声をよく聞こえるようにした。しばらくすると真紀が戻ってきた。
(翔麻くん、何か飲む?)
(何もいらない、真紀ちゃん、こっちに来て)
(えっ、何?…ゆずくんもそうだけど、翔麻くんも変なこと考えてる?)
(うん、考えてる)
(もー、あと少ししたらゆずくん帰ってくるよ)
(まだ15分ある、とにかくこっちに来て)
(となりに座るだけだからね)
そう聞こえると、ソファーがきしむ音が聞こえた。今度ははっきりと真紀の声が聞き取れる音量で会話が聞こえてきた。なかなかアプローチしない翔麻にヤキモキしていると、しばらく会話が途切れた。
(えっ?)
(真紀ちゃん、もう一度キスさせて欲しい)
ついに翔麻がアプローチした。
(俺、真紀ちゃんともう一度キスがしたい)
(本気で言ってるの?)
(本気だよ)
(だってもうすぐゆずくん帰ってくるよ)
(お願い、俺、真紀ちゃんとキスしたい)
翔麻がそう言うと、しばらくの沈黙の後にチュッ、チュッというキスする音が聞こえてきた。
(はぁぁ…)
真紀の吐息とキスの音が交互にしばらく続いた。時間は30分を過ぎ僕はアパートの前にいた。
(ダメ、それ以上は、もうゆずくん帰ってくるからこれくらいにしよ)
真紀の声が聞こえると、ソファーの音がして二人がはなれた事がわかった。


[30] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/09/28 (土) 15:40 ID:7zoSYxXM No.199404
「どうだった?二人、キスくらいはした?」
僕は部屋に帰ると白々しく二人に聞いてみた。
「ああ、したよ、セックスしたよ」
「ちょ、ちょっと翔麻くん!」
「うそだよ、ゆずる、でも前みたいにまた恋人みたいになれたよ、ありがとう、二人とも明日よろしくね」
そう言うと翔麻は帰っていった。その日の夜、僕はまた真紀を抱いた。けど、今日の事は一切真紀には聞かなかった。ただ、耳の中には真紀と翔麻が何度もお互いの唇を吸い合う音や、真紀のかすかな吐息の声が残っていて、その記憶が僕のペニスをより硬くし真紀を中を何度も往復させた。
次の日の朝、予定通り真紀が先に翔麻の家に行き、家政婦の松岡さんと一緒にバーベキューの準備をした。僕は昼過ぎに一人で翔麻の家を訪ねた。
「いらっしゃいゆずる君、久しぶりにみたらずいぶん立派になったね」
「いえ、ご無沙汰しています。今日はお招きありがとうございます」
翔麻の家にあがると、お父さんが優しく出迎えてくれた。庭の方を見ると、真紀と翔麻、そして家政婦の松岡さんがパーティの準備をしていた。
「翔麻や真紀さんとは家族ぐるみでお付き合いしてくれてるみたいで、あっ、そう言えば奥さん大丈夫かい?残念だったね」
「いえ、流行の風邪で大したことないのですが、みんなにうつしたら大変なので今日は家でのんびりさせてます」
僕はそう言うと、仏壇に行き翔麻のお母さんに御線香をあげ手を合わせてから庭に向かった。
香炉灰の上には燃え尽きた線香の跡があった。
「すごい料理だね、これ真紀ちゃんが作ったの?」
おしゃれなテラスにはすでに豪華なアウトドア料理が並んでいた。
「あっ、ゆずるさん、違うわ、これ全部松岡さんが昨日から準備してくれたものなの。すごいでしょ?松岡さん料理ものすごく上手なの」
楽しそうにそう話す真紀はもうすっかり家政婦の松岡さんとも打ち解け会って仲良くなっていた。
「いえ、真紀さんの方こそ包丁さばきなど、とてもテキパキして手慣れてて、とても独身とは思えませんわ」
松岡さんのその言葉に僕たち三人は固まってしまい、一瞬にして場の空気が変わってしまった。
「そ、そうなんです!わ、わたし、結婚してるんです!」
突然の真紀のカミングアウトに僕も翔麻もすぐに言葉が出なかった。
「どういうことかね?」
「すみません、黙ってて、私一度結婚していて、失敗しているんです。そ、それで今、翔麻さんとお付き合いを…」
真紀の迫真の演技に僕たちはただ見ているだけだった。
「そうだったのか、だからあの時聞いても歯切れの悪い返答があったんだね」
「あっ、はい、すみません」
「君たちも知っていたのか?」
翔麻のお父さんはゆっくりと僕たちを見て聞いてきた。
「は、はい…」
僕はただ頷くだけだった。
「お、親父、明日俺の口から言おうと思ってたんだ」
「そうか、ダメじゃないか、彼女に恥ずかしい思いをさせては。さあ、もう食事の用意もできたしそろそろパーティを始めようじゃないか」
こうして少し重たい空気の中会が始まった。


[31] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  AK :2024/09/28 (土) 16:28 ID:ourSS25Y No.199406
やはりイレギュラーは起きますねw

[32] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ジゼル :2024/09/29 (日) 05:07 ID:/n3gp9vU No.199411
キスを隠す奥様と隠すか隠さないかを迷う翔麻さん
ゆずるさんの性癖を知る翔麻さんの迷いが奥様を動揺させる
面白いことになりますね
しかし思わぬことが起きるものですね
あぶないあぶない

更新楽しみにしています


[33] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/09/29 (日) 11:43 ID:EtqOPWN6 No.199415
並べられた料理はどれも美味しく、それだけでもこの会に来た甲斐があったと言えた。
「旦那様、お風呂の準備もできています。それでは私はこのへんで」
部屋の奥で何かしていた家政婦の松岡さんが帰り支度をして戻ってきた。
「えー、松岡さん、いいじゃないですか、こっち来てのみましょうよ」
「いえ、家のこともあるので、今日はこの辺で…」
少しお酒が入って陽気になった翔麻の誘いを断り松岡さんは帰ろうとした。
「待って!…お父さん、こんなにたくさん食べれないと思うので、松岡さんに持って帰ってもらっていいですか?」
そう言うと、真紀は手早く料理をパックに詰めて松岡さんに渡した。
「ありがとう真紀さん、あなたは本当に気のきくお嬢さんですね」
「お嬢さんだなんて、もう30過ぎたおばさんですよ」
その後もテラスでお肉を焼いたり、野菜を焼いたりして僕たちはバーベキューパーティを楽しんだ。
テラスでのバーベキューも終わり、僕と翔麻は後片付け、真紀は家で食器洗いなどの手伝いをした。
「お父さん、残った料理このタッパに入れて冷蔵庫に入れておきますね」
「ありがとう、まだ時間もあるし、ここで食べててもいいよ」
真紀とお父さんの会話を聞いていると本物の嫁と義父の会話のように聞こえてなんだか淋しい気持ちにもなった。
「父さんはちょっとお風呂入ってくるから、お前たちここで飲んでてもいいぞ」
お父さんは僕たちにそう言うと奥にある浴室に行った。片付けを終えて僕たちはリビングに集まると、翔麻が奥の浴室を確認して戻ってきた。
「いやー、真紀ちゃんのカミングアウトびっくりしたなー!」
翔麻はそう言いながら冷蔵庫から僕たちにビールを持ってきた。
「ほんと、俺固まったよ!真紀、この場でそれぶっこむ?話し違うじゃん、って」
僕はそう言ってビールのプルトップを開けた。
「でも、その後の私の演技凄かったでしょ」
「ああ、凄かった、さすが名女優マッキーって感じだったよなー」
僕がそう言うと、三人は僕と妻の真紀、そして親友の翔麻に自然と戻った。僕はそれがとても嬉しく思えたが、何か淋しく思える気持ちもあった。
「でもお父さん、やっぱり一人息子の嫁がバツイチのわたしじゃ嫌だよね」
「んー、真紀ちゃんが嫌とかではなく、でもたぶん、もう結婚しろとかしつこく言ってこない気がする」
「そっかー、もう真紀と翔麻の恋愛ドラマ見れないのかー」
「何それ、残念そうにして意味わかんない」
「コイツはね、俺と真紀ちゃんが仲良くすればするほど嫉妬して興奮する変態なんだよ」
「変態言うな、自分の妻をそれだけ愛してるってことでしょ」
「意味わかんないし、ゆずくん時々そういうのあるよね」
しばらく僕たちは楽しく会話をしていた。
「楽しそうだね!やっぱり若者同士の方が楽しいか」
リビングから笑い声が漏れていたのだろう、お風呂から上がったお父さんが戻ってきた。
「そんなことないですよ、お父さんがいた方が楽しいですよ」
真紀はそう言うとお父さんにビールを持って来て翔麻の横に座った。すぐに僕たちは恋人同士の真紀と翔麻、そしてその友人の僕に変わった。僕は何故かゾクゾクした興奮を感じた。
「君たちもお風呂どうだ?服や髪にニオイついてるだろ?」
お父さんは僕らに風呂を勧めてきたが、誰も入ろうとはしなかった。
「ウチのお風呂は結構自慢でね、母さん元気な頃は一緒に入ってたんだ」
「やめてよ親父、みんなの前で恥ずかしい」
「あらっ、そんな事ないわ、ステキですね、奥様美人ですもんね」
確かに翔麻のお母さんは美人だった。真紀は遺影を見て言ったのだろう。
「真紀さんは前の旦那さんとは一緒にお風呂に入ったりしなかったの?」
「親父、それ完全にセクハラ質問だから、会社でその質問したら訴えられるから」
「ウチはそういう事な無かったです、だからダメになったのかも」
「今から二人で入ってきたら?」
気がついたら僕はそう言っていた。
「今から二人で入ってきたらいいじゃん、お父さん良いですよね?」
「そ、それは…、二人がいいならいいが…」
「無理です、無理です、いいです、ゆずるさん何言うの!」
真紀は慌てて否定してきたが、設定通りお父さんの前では僕の事をゆずるさんと呼んだ。
「えっ、だって二人付き合ってるんだし、この前もホテルで一緒にシャワー浴びたって言ってたし」
さすがの真紀も僕やお父さんがいる家で、翔麻と混浴するのには抵抗があるのだろう、翔麻の恋人役を演じながも必死に抵抗した。
「よしわかった、確かに親父とお袋がいい年して一緒に風呂入ってるのは恥ずかしかったけど嬉しかった、だから、一緒に入ろ、真紀!」
僕の気持ちを知ってか、翔麻が思い切ってそう言ってくれた。


[34] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ジゼル :2024/09/30 (月) 04:59 ID:OpVx5tFI No.199423
楽しみな展開になりましたね。
翔麻さんと奥様の…お父さんが自慢する風呂でどこまで出来るか?
最後までできるか?
妄想が止まらないですね。


[35] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ゆずる :2024/10/04 (金) 07:36 ID:VQPoiIHM No.199466
「一緒に入ろ、真紀」
翔麻のこの言葉は今日一番僕の心に刺さった。
「えっ!しょ、翔麻さん、で、でも…」
「そんな変な意味じゃないから、ただ二人で汗流してくるだけ、やらしい事一切無しだから」
「でも、みんないるし…」
「みんなって親父とゆずるだけさ」
そう言うと翔麻は真紀の手を取り立ち上がった。
「ゆずるも俺たちの後に入る?」
真紀の手を取りながら僕に聞いて来た。
「いやっ、俺はいいや、もうすぐ帰るから、あっ、でもお前たちがあがってくるまでここでお父さんと飲んでるから」
「わかった、じゃあ行ってくる。行こ、真紀」
そう言って翔麻は真紀を連れて奥の浴室に行った。僕は二人の後ろ姿を見送ってからまるで時が止まったかのようだった。頭の中での妄想が次から次へと繋がっていき、真紀と翔麻の淫らな行為が次々と思い浮かんでは消えていった。
(今ごろ真紀と翔麻は混浴しているのだろうか?)
「…ゆずるくん、…ゆずるくん、…ゆずるくん…」
お父さんが僕に話しかけている事にしばらく気が付かなかった。
「どうしたんだ?ぼーっとして、ビールまだ飲むかい?」
「あっ、すいません、いただきます」
僕はやっと正気を取り戻したが、浴室の二人が気になって気になって仕方がなかった。
「お、お風呂…」
「ん?お風呂がどうかしたのかね?」
「あっ、いやっ、お風呂、自慢だってお父さん」
「そうだね、ゆずるくん翔麻たちの後にどうだい?」
翔麻たちという(たち)と言う言葉に、真紀と翔麻が今混浴しているという事をあらためて僕に認識させた。
「そ、そうですね」
それにしても、二人が浴室に行ってから長い時間がたった。
浴室にいってから50分後にやっと翔麻が戻ってきた。
「ずいぶん長湯だったな、真紀さんは?」
「今髪乾かしてるよ、ゆずる、もう帰るのかい?」
翔麻がお父さんに答えてから僕に聞いて来た。
「いや、お父さんに薦められて俺もお風呂入ってみようかと」
「そっか、じゃあ真紀が戻ってきたら俺が浴室まで案内するから」
しばらく三人で雑談しているところに翔麻のジャージを着た真紀が戻ってきた。
「真紀さんはスタイルが良いから、男物のジャージもよく似合うね」
「い、いえ…」
そう言うと真紀は恥ずかしそうに下を向き、僕とは目を合わそうとはしなかった。
(服を着替えたということは、やっぱり本当に風呂に入ったのか)
「じゃ、ゆずる、浴室こっちだから案内するよ」
翔麻にそう言われると僕は立ち上がって真紀の横を通り過ぎようとした。
「えっ、入るの?」
真紀はびっくりした表情で僕を見た。
「うん、お父さん自慢のお風呂にやっぱり入ってみたくなって」
僕はサラリとそう言うと翔麻と一緒に浴室の脱衣室に入った。
「なぁ、本当に二人で入ったのか?」
二人っきりになると、僕は開口一番聞いてみた。
「さぁな…」
翔麻はそう言ってニヤリと笑うと一方的に、脱衣室や浴室の使い方、タオルや着替えの説明をして部屋を出ようとした。
「おいっ」
僕は翔麻の腕を取って呼び止めると、翔麻は携帯を取り出した。
「ここにこの場の会話を録音してある。後で送るよ」
翔麻はそう言って部屋を後にした。


[36] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  AK :2024/10/04 (金) 07:42 ID:w6LfeBjo No.199467
「ゆずるも俺たちの後に入る?」っていうのは三人でかと思いました笑
録音楽しみですね


[37] Re: お前の嫁さん貸してくれないか?  ジゼル :2024/10/04 (金) 12:43 ID:QWm1pQQ6 No.199468
いよいよ翔麻さんもエンジンがかかってきましたね
ゆずるさんの性癖も理解しましたし、その希望にそうためか
はたまた自らの欲望を満たすためかは録音を聞いてみてからですね。
でも、美しき友人の妻は誰しもがオナネタにしたことがあるのではないでしょうか。
その妻を目前に置いておくなんてあり得ませんね。
どんなことをしたのかなぁ。楽しみですね。



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