掲示板に戻る /戻る /全部 /1- /▼ラスト

絆のあとさき 5

[1] スレッドオーナー: 小田 :2024/10/14 (月) 11:02 ID:J9iEAGI6 No.195459


予定を遥かに超えて、No.5まできてしまいました。
その理由となると、想定が甘かったの一言でしかありません。

一連の流れの出来事を取捨選択してはいるのですが、その繋がりを持たすために小さな出来事にも
焦点を当てたのが、原因だと思っています。
一年というそう長い期間ではないのですが、大なり小なり記憶に残る出来事も数多くあります。

数多の経験と年月を経て、心情の変化に戸惑い、立ち止まることも多々あるように感じられます。
変わらない、変えられない体への対応方法も、彼女なりに理解出来ているように見えるのですが、
そう簡単なことではないのかもしれません。

コメントを頂いた皆様、読んで頂いていると思われる皆様、遅々として進まない展開が続きますが、
今後共、お付き合い頂けますようお願いします。


[2] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/14 (月) 12:15 ID:J9iEAGI6 No.195462


続きです。




「オーナーじゃないのよ、コイズミ君ね?」
「説明がないと誰か分からないね。名前を口にしないのは、二人だけ、違うな、オーナーに
説明する時間を省いた、そうだろ?」
「それもあるけど、直ぐ傍に居るのよ。手を取ればいいんだもの」
「なるほど。情景に光が差したかな?」
「そんなに暗くはないのよ。あっ?そういう意味じゃないのね?」
「天然の使い方に不備があるだろ?はははっ」
「はい・・・続けるわね」


『私のスカートを捲り上げてくれる?腰までね・・・お尻は見えるように・・・いいわよ・・・
オーナーは私の前に。かがまないと見えないわよ』
『・・・こうか・・・脱がないのか?』
『紐パンと同じでしょ?脱がなくても・・・私が・・・これでいいでしょ?』

何も聞こえない数秒が、次の展開を待っているようです。

『・・・あぐっ!・・・もう!吸い付かないで・・・あうああっ、気持ちいいわ・・・』
『愛液が半端じゃないな・・・どうだ!マックスで逝きまくれよ』
『あああっ、あっ!?・・・ダメ〜!凄いの、いいわ!いいわ!!あああっ、あっあっあああぁ、
あう、ああっあぅ・・・』


「いいところでごめんね?」
「止める?恥ずかしい?はははっ」
「だって、ちょっとかな?説明しないと情景が見えないでしょ?」
「想像は出来るが・・・まぁ、聞こうか?」
「うん・・・オーナーがマックスって言ったでしょ?」
「そうだったかな?」
「あれ?おかしいなぁ、私にはハッキリと・・・ほんとに?」
「二通りの意味があるだろ?リモコンをマックスに設定する、マックスに逝かせる、どっちだい?」
「もう!ほんとあなただわ、うふっ。二つともかな?リモコンをマックスにして最高の絶頂を
与える、あれ?分かって聞いたでしょ?」
「まぁ、認識は必要だからね。確認かな?はははっ」
「些細な事でしょ?あなたらしくないわ」
「情景は明るい方がいいからね。暗いと余計な詮索も顔を出すだろ?」
「だからなの、あなたに聴いて欲しくて・・・あれ?不安があるから清廉潔白を強調してるって
思ってる?」
「そこまで頭が回るのなら、問題なさそうだね」
「ある訳ないでしょ?回さないでね?加熱したらボロが出るかも?うふっ」
「はははっ、ボロも隠しようだが、今のいずみにはそぐわないね」
「そうでしょ?清廉潔白ないずみなんだもの。あのね、オーナーはリモコンをマックスにして
コイズミ君に渡して・・・分かった?」
「いずみは両手が塞がってるんだろ?」
「そうよ、オマンコを開いていたんだもの。あれ?少し恥ずかしいかな?うふっ」
「だね、続けようか?」


[3] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/14 (月) 17:05 ID:J9iEAGI6 No.195475



『軽く逝った?どう?』
『・・・あぁあうあぁ、ううっ?軽く?・・・違うかな?』
『少し痙攣したな。どうだ!僕のペニスは、はははっ。もっとするか?』
『ナマがいいもの。ベッドでナマならもっと興奮できるでしょ?』
『その日まで妄想だろ?白状しろよ』
『うふふっ、想像にお任せしますわ。どうする?』
『ローターは止めて、アイスの前に潮吹きといこうか?』
『大変よ、お洋服が濡れるかも?』
『その覚悟がないと何もできないだろ?いずみちゃんはNGなしだろ?』
『そうだけど、いいのね?・・・あっ?!ゆっくり・・・ふ〜っ!・・・どう?』
『ヌレヌレどころか、ベチョベチョだな・・・どこに・・・』
『後ろの洗面台に置いたら?』
『いずみちゃんの愛液たっぷり、愛情たっぷりだろ?置くのがもったいないね』
『”愛”違いね?セックスの”愛”だもの。”愛情”は”愛欲”に置き換えて下さいね、うふっ』
『言えてる、いつも感心するよ・・・さてと、ローターに解放されたから、ユビマンで・・・
ペニスにするか?』
『それはベッドで。何度も言わせないでね?おつむに穴が開いてるって思うわよ』
『どういうことかな?』
『抜けてるってこと、分からない?』
『はははっ、抜くのはベッドでだろ?』
『空気もね?抜けてるでしょ?』
『バカってことか?』
『バカな人とはお相手はしないわ。そうじゃなくて、私の気持ちを考えてくれる人のことなの。
オーナーは気遣いの人なのに、時々・・・ねぇ、分かるでしょ?』
『そう言われたら・・・ユカもそのようなことを言ってたな』
『でしょ?分かったんだから、前に行こうか?うふっ』


「ねぇ、ユカさんの事が気にならない?」
「ジャパン君の存在かな?」
「でしょ?二人は仲良しかもしれないわ。ジャパン君が先にお店に入ったって言ったでしょ?」
「ユカさんがお目当て?」
「だからね、私達の事は気にならないのよ。でも、オーナーは何だか気になるみたいで、
おトイレに入るまで、チラチラ見てたから、そうだと思うの」
「オーナーの彼女じゃないんだろ?」
「うん、だから変だなって、そう思う私は鋭いと思わない?」
「ん?事情が分かればだが、特に気にすることもないだろ?」
「そこは気にするところでしょ?」
「ん?意味不明だね」
「単純明快だもの。事情は分からないのよ、でも、ハッキリしてることってあるでしょ?」
「二人を気にしてることか・・・おっ?もしかして?」
「あなたが聞かないから少し心配だったの。だって、お店の近くなのよ、コイズミ君にレコーダー
を仕込んだのは」
「オーナーは二人に気を取られていたから、注視されなかった、そうかい?」
「そうでしょ?何かに気付いていたら、質問するでしょ?そんなの何も録音されていないもの。
オーナーの目線も注意力も、私達にはほんの少ししか注がれていなかった証拠でしょ?」
「気にはなったが、いずみがそれを持ち出さなかったから、違和感はあったとはいえ、上手く
やり過ごせたと理解したよ」
「良かった!少し前に戻ったけど、あなたと意思疎通できたから、小さな不安も取り除かれ
ました、うふっ」
「気になる事があれば、注意力散漫になるのは致し方ないね」
「うふふっ、追認頂けて、嬉しいですわ、うふっ」
「あれだね、そこのところの説明を省くのは、強者だね?」
「あなただからよ。他の人なら先に話しておかないと、後々誤解の種にもならないとは言えない
でしょ?」
「難しいね?理由は?」
「斜めから見ようとするでしょ?だから、説明が遅くなっても、その時までには理解していると
思えるもの」
「今回は、灰色の脳細胞だったね?はははっ」
「一件落着?」
「だね、続けようか?」


[4] Re: 絆のあとさき 5  てっちゃん :2024/10/18 (金) 00:10 ID:CDIyuLjU No.195619
小田様

ご無沙汰しております。
いつも楽しみに拝読しております。

新スレッドアップありがとうございます。

お忙しいと思いますが、無理せず、続けて頂ければと願っております。

宜しくお願いします。


[5] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/19 (土) 11:40 ID:Nb4ToO/w No.195644


てっちゃんさん、コメントをありがとうございます。

お久し振りですね。
長いお付き合いになりますから、相も変わらない稚拙な文章には、そろそろ飽きられている
のかと、内心穏やかではありませんでした。

投稿当初の頃とは展開が大きく変わっていますから、興味を惹かれた時に持たれた感想とは、
かなり違った思いがあるのではないでしょうか?
私もここまで続くとは、全く想定もしていなかったのですから、何とも言えない不思議な
気持になります。

その年の出来事まで投稿する予定ですが、今投稿している季節は秋ですから、あと少しで
その年を終えることになります。
可能な限り、年末までに投稿を終えたいのですが、そう簡単ではないかもしれません。

投稿回数を増やすことは難しいかもしれませんが、温かく見守って頂ければ幸いです。


[6] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/19 (土) 16:34 ID:Nb4ToO/w No.195659


続きです。





『さぁ、始めるよ・・・うっ?ヌレヌレだものなぁ、愛液で溺れそうだよ、あはははっ』
『変なバカ笑いは止めてくれない?集中できないでしょ?うふっ』
『集中?いずみちゃんには似合わないだろ?いつでも、どこでも・・・NGなしなんだから』
『良かった!誰とでもって・・・あれ?控えてくれたの?』
『僕にも常識があるからね。驚いた?』
『もう一度ね?ほんとに良かったわ、常識のある人で・・・あぅ!?・・・あああぁあっ・・・
ゆっくり、お願い・・・』
『どうかな?常識的なら興奮も半減するだろ?一番奥と・・・前の二カ所責め・・・もっと腰を
押し付けて、もっと強く!・・・』
『いいの・・・そこ!そこ!・・・あああぁっああっ・・・いいの、いいの・・・
ねぇ、もっと速く・・・ああああっ、あうあぅああああっ・・・ダメ!ダメ!・・・うううっあぁ、イク〜!!・・・』


「何だか恥ずかしいなぁ。状況説明は?」
「避けたい?じゃないだろ?」
「うん、情景が見えないと暗いままでしょ?嘘偽りのないいずみを見せないといけないもの。
ちょこっと恥ずかしいかな?観られてる方が気持ちも楽だわ」
「じゃ、次回は鑑賞会?」
「それはないかな?あなたは黒子だもの。時間がかかっても、こうして白日の下に曝け出さないと
いけないもの」
「お利口さんだね?はははっ」
「もう!私のフレーズじゃない?あなたには難しいフレーズがあるでしょ?」
「急に言われても思い付かない、フレーズとはそういうものだろ?」
「うふふっ、降参?・・・いいわ、あのね、膣の一番奥、子宮口の下側ね、それと子宮口と
その周りを二本の指で同時に刺激するの。Gスポットじゃないのね。最初は、鈍くて重い興奮って
言えばいいかな?それが急に体の奧から湧き上がって来るの、その後すぐにGスポット責め、
もうあっという間よ、出る感覚って分かるのに、止めることも何も、何も考えられない状態ね、
出ると逝くが同じ感覚なの。でもね、潮吹きはエクスタシーの亜流だと思うの。
ほんとに逝くのはペニス、これしかないと思うわ。あっ?でも誤解しないでね?潮吹きも立派な
絶頂をもたらしてくれるの。ただ、一番じゃないってこと、男性を楽しませるプレイだと思うわ」
「女性はペニスで逝きたい、それに尽きる?」
「うん、私だけかもしれないけど、バイブとか媚薬とか、それって亜流なの、本命はペニス。
複合的なプレイであっても、それに尽きるわ・・・あっ?ごめんね?気になる?」
「まぁ、気にならないと言えば嘘になるね。それより・・・」
「それよりって?・・・二カ所責め?」
「難しい体勢だからね、方法論を聞きたいかな?はははっ」
「出たわね、それがあなたのフレーズ?」
「聞かせろよ」

”分かってるんでしょ?”と言いたげな微笑みを湛えた表情が、迫って来ます。

「”チュッ!”・・・うふふっ、そんなの難しいでしょ?オーナーって言葉に酔うタイプだと
思うわ。ベッドじゃないと無理ね、少なくとも、あの体勢では私がいくら協力しても不可能だもの」
「二カ所は時間差ってことだね?」
「分かってるんでしょ?ボルチオとGスポットを同時刺激なんて、両手を・・・あれ?指の事ね、
その指を二本ずつかな?挿入しないとできないもの。これって、経産婦じゃないと難しいと
思わない?」
「だろうね。屈んでは無理があり過ぎだね、やはりベッドしか、まぁ、寝る場所があればだが、
トイレでは不可能だね」
「オーナーって、テレホンセックスでもそうだと思うのね、言葉以上に反応するタイプ、妄想が
大好きなんじゃない?」
「はははっ、来月にはその素性がハッキリと見えてくるんじゃないか?」
「木下さんのエロ小説の?」
「直ぐそこだからね、それ迄はライトセックスで我慢だね?」
「我慢?・・・私?それってオーナーでしょ?」
「ん?・・・そうしとこうか?はははっ」
「はい、それでお願いします、うふっ」


[7] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/20 (日) 11:26 ID:FRqlMzaw No.195675



『うへ〜、出たね、ここまで飛ぶとは。見ろよ、濡れただろ?』
『・・・えっ?・・・あああっあっ・・・ふ〜、ごめんね?』
『いずみちゃんのだからね・・・もうグチョグチョ、ヌレヌレパンツだね、あはははっ』
『パンツ?・・・ほんとだ!穿き替えたいかな?』


「パンツを穿き替えた理由が分かったでしょ?」
「一々止めなくても、理解の範囲だからね」
「鮮明な情景は必要でしょ?」
「見え過ぎるまでもないだろ?腹八分目とか言うだろ?その程度でいいからね」
「難しいな?あなたの理解力ってホントに読めないのよ」
「任せるから、端的に。いいかい?」
「録音済みは変更も何もできないわよ。あっ?早送りね?」
「はははっ、お願いするよ」


『脱がせてやるよ・・・チュッ!・・・潮は愛液と同じだろ?』
『うううっ、吸い付かないでよ。オシッコじゃないって聞いたけど、私にはオシッコと同じ
感覚かな?でも、コントロールできないから、それって潮だからかな?』
『愛液だろ?膣の愛液とは違うかもしれないけど、正真正銘の愛液だよ』
『じゃ、愛液のシャワーなのね?沢山かかって嬉しいでしょ?』
『はははっ、ズボンがビショビショだよ。いずみちゃんが穿き替えたら、ズボンを脱いでお願い
しようかな?』
『いいわよ・・・バッグを取ってくれない?』
『・・・どこかな?』
『テーブルに置いてきたの。必要ないでしょ?』
『そうだな・・・まずはいずみちゃんのパンツを・・・そうそう足を・・・はははっ、サポート
だろ?シッカリしろよ』
『すみません』
『気にしなくていいわよ。オーナーって独りよがりだからね?』
『言われようだな・・・さてと、持ってくれるか?』
『早く!私のパンツでしょ?オーナーが脱ぐのはその後で、いいでしょ?』
『バッグだな?』
『そのまま持って来てね?』

微かに鈍い音が聞こえて、直ぐに、

『痛て!・・・おっ、背中が・・・』
『大丈夫?鈍い音がしたけど・・・立てる?』
『ここで立てないと、後で勃たないだろ?・・・はははっ、冗談もきついかな?』
『うふふっ、無理しないでね?』
『あぁ・・・』

ドアの開閉音が聞こえて、

『ごめんね?キスは?・・・いいのね?チュッ!・・・バッグは預かってね?おトイレを出る前に
さっきのモノをバッグに、いいわね?お礼は・・・あっ?・・・』

ドアが開いた音に反応したのでしょう、

『・・・ありがとう・・・どう?背中は?』
『きてるね、ここにも影響するかな?』
『まぁ!慰めてあげたいのに、残念だわ、うふっ』
『いずみちゃんのご厚意は、有難く受け取っておくよ』
『あれ?いいのね?』
『えっ?お終い?』
『だって・・・大丈夫なの?腰はプレイに影響するわよ。木下さんに叱られてもしらないわよ』
『背中だよ、だけど、腰にも・・・無理は出来ないなぁ、来月も直ぐだからね。その時までは
妄想のいずみちゃんだね、あはははっ』
『笑えるんだから、その時は元気になってるわ。そうじゃないと私も楽しめないでしょ?』
『そうだな・・・これだろ?』
『そうよ・・・えっと・・・あったわ・・・持っててくれる?・・・』


[8] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/20 (日) 15:04 ID:FRqlMzaw No.195681



「いいかしら?」
「引き延ばしたが、我慢できなかった?はははっ」
「妄想する?オーナーとは違うものね。ここで説明しないと私の沽券に関わるでしょ?」
「いずみプライドかい?」
「そうとも言うわね、うふっ。ほんとにいい?」
「見えない情景も現れてきたからね、グッドタイミングだよ」
「ホント?良かった!あなたに”止めるなよ”って、叱られないかちょこっと不安だったの。
ほんとだからね」
「信じるから、説明しろよ」

”ふ〜っ”と安堵の吐息を漏らします。

「青息吐息でなくて良かったね?」
「楽しんでるの?」
「そう見えるのならそうかな?はははっ」
「もう!・・・うふふっ、それがあなただって分っているのに、乗せられてしまうんだもの、
あれ?乗って欲しいかな?」
「もういいだろ?進めろよ」
「うん・・・私のパンツを脱がせて、コイズミ君に渡したのね。それは分かるでしょ?」
「ヌレヌレの?かわいそうだね。ん?そのような話しはしていなかっただろ?」
「彼って優しいのよ。振り返らなかったけど、笑顔で受け取ったと思うわ。だって、願っても
手に入らない貴重なパンツ、私はそう思うんだけど、どう思う?」
「有名人ならそうかもしれないが、無名もいいところだろ?普通に考えればあり得ないね。
僕の疑問は?」
「そうよね。私が指示したんじゃないけど、何だか悪いことをした気分だわ。
ところが、オーナーが持ってたでしょ?あのね、ヌレヌレのことね、パンツはずらしていたから、
殆んど濡れていないのよ。愛液が少しかな?コイズミ君、ジャパン君とセックスした時は、
全裸だったから、パンツに沁みも何も付かなかったと思うの。ローターの刺激で少しは、でも
ほんとに少しだから」
「強調しなくてもいいよ、推測は出来るからね。感性の違いと思えばそれで済む問題だよ」
「そうね、オーナーって大袈裟に言いたいのね?きっと妄想が大好きな変態なんだわ」
「変態は兎も角、いずみを楽しませる引き出しは、多い方がいいだろ?」
「うふふっ、言えてる。そう思えば喜ばないといけないのね?」
「喜んでいたじゃないか?正にその通りだね、はははっ」

”分かった?”という風に、キスしてきます。

「それが答えだろ?」
「うん・・・ちょこっと恥ずかしいかな?ではでは、次の疑問に移ります。
え〜っと、アレだわ、コイズミ君にパンツを渡して、ズボンを脱ぐジェスチャーをしたのね。
私にたしなめられて立ち上がろうとして、洗面ボウルに背中を打ち付けたの。鈍い音がしたから、
相当痛かったと思うわ。おトイレって狭いでしょ?洋便器と洗面台の間に三人が居るんだもの、
推して知るべし、でしょ?」
「僕のフレーズって言わないのかい?」
「はい、理解の範囲でしょ?そう難しいフレーズでもないと判断しました、うふっ。
あとは・・・バッグを受け取って、未使用のパンツを取り出してから、コイズミ君に渡したの」
「パンツにバッグか、大変だね」
「続きを聴いてくれる?」


[9] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/20 (日) 19:35 ID:FRqlMzaw No.195683



『・・・あのね、パンツをバッグに入れてくれない?』
『畳めないけど、いいですか?』
『いいわよ、そのままポンって入れてくれたら』
『ポンですね?』
『グダグダ言ってないで、早くしろよ、はははっ』
『すみません・・・”ポン!”、入れました』
『ありがとう・・・じゃ、私は・・・パンツを穿くわね?』

ほんの少しですが、何も聞こえません。

『はははっ、よろけるのもなまめかしいが、僕のようになったら大変だろ?掴まれよ』
『ありがとう・・・ふ〜、穿けたわ・・・チュッ!、うふふっ』
『はははっ、さてと、いずみちゃんの話を聞こうか?』
『おトイレを出てからね?』

ドアの開く音の直ぐ後に、小さく雑音を拾っていますが、その後は何も聞こえません。


「あれ?・・・ノイズも聞こえないから、スイッチを切ったのね」
「気を利かせ過ぎかな?」
「そうかも。おトイレの中だけだと思ったのかもしれないわ。それとね、テーブルに戻っても、
二人しか座れないでしょ?それもあって、録音できないかもって早とちりしたとも取れるわね」
「いずみの傍に居て初めてレコーダーの役目を果たせる、そう思ったのかもしれないね」
「理由は兎も角、レコーダーはここまでね。そこで話したことは、もう分かるでしょ?」
「先に聞いたからね。どうするかも打ち合わせ済みだから、再確認する必要もない。
ところで、何か忘れていないかい?」
「えっ?・・・あっ!アイスのことね、オーナーが背中を痛めたでしょ?それが気になっていた
から、忘れていたのね。コイズミ君から受け取って洗面台に置いたのはいいのよ、痛みかアイスか、
重みの違いね、オーナーは痛みを取ったのよ。だから、コイズミ君から”忘れ物”って差し出され
るまでは、忘却の彼方。でもね、私がパンツの穿き替えを持ち出さなければ、アイスを挿入されて
いたかも?そう思わない?」
「はははっ、それはないだろ?適当な理由を付けて、回避したと思うけどね。違うかな?」
「うふふっ、臨機応変ってこういう時に使うのね?」
「まぁ、そうとも言うかな?」
「だからね、アイスを食べながら、戸田さんに会った話をしたの。これで辻褄が合ったでしょ?」
「合わないことがあるだろ?」
「えっ?・・・なんだろ?」
「パンツの行方だよ」
「ほんとだ!・・・あのね、アイスってカップに入ってるのね。時間も経ってるから早く食べ
ないといけないでしょ?おトイレを出てオーナーと向き合って座って直ぐに、コイズミ君から
アイスの存在を知らされたの。テーブルに二つ取り出して、ユカさん、ジャパン君、コイズミ君
の三人分はね、コイズミ君と私で二人のところに持って行ったの。
彼に頼んでも良かったんだけど、おトイレの事ね、何だか恥ずかしいでしょ?言葉を交わしたら、
気持も落ち着くかなって。
そしたら、ユカさんが”可愛い声が聞こえていましたよ”って、そんなのあり得ないでしょ?
お店の片付けをしていたのよ。続けてね、”タイミングが良かったのね、ちょうどおトイレの
前をお掃除していたから”って、呆れて返す言葉もなかったわ。聞き耳を立てていたって白状
したのと同じでしょ?それが良かったのね、ずいぶん気持ちも楽になったの」
「その気持ちは分かるね。ところで・・・」
「パンツだわ、ごめんね?コイズミ君が犯人だと思っていたのね、携帯でオーナーから聞くまでは。
彼がバッグに入れたでしょ?それはいいのね、おトイレを最後に出たのが彼だから、その時に
ジャケットのポケットに入れたんじゃないかって思っていたの。
ホテルに向かいながら、あなたに掛けたでしょ?携帯はバッグの中だもの、パンツがないことは
直ぐに分かるでしょ?ところが犯人はオーナーだったってオチね。
アイスを持って行く時に、バッグは椅子に置いたのね、その時にオーナーが。そう考えるのが
自然でしょ?」


[10] Re: 絆のあとさき 5  小田 :2024/10/20 (日) 22:06 ID:FRqlMzaw No.195686



「自白したんだから、経緯は必要もない。まぁ、子供じみた悪戯と処理したんだろ?」
「ほんと大人のすることとは思えないわ」
「楽しいオトコじゃないか?いずみの気を引きたい、そう見せているだけかもしれないが、
そうする理由は明白だろ?」
「戸田さんでしょ?」
「だね。僕のスタンスは話した通りだから、アトはいずみにお任せだよ」
「はい、了解しました・・・コイズミ君に明日のお昼休みに連絡するって話したでしょ?」
「そうだったね」
「遅くなったでしょ?あなたから掛かってくるし、少し慌てたのよ。私が悪いんだけど、なんとか
しないといけないもの。オーナーには戸田さんに連絡するって約束して直ぐにお店を出たの。
でも、ホテルには向かえないでしょ?坂道の歩道とは反対方向だもの。それにコイズミ君には
連絡するって話さないといけないし、小さくないパニックだったの。
それって分かるのね?彼が”そこまで送ります”って、気の付く子でしょ?
直ぐそこなんだけど、横断歩道の信号待ちの時に、そのことを話して”会える日を考えててね?”
って。そしたら、”キスしても?”って満面笑顔なの。ソフトに抱き付いて唇に触れたら、
”早く会いたいです”なの。これって営業トークじゃないでしょ?」
「次回で分かるんじゃないか?そこまで話さなくてもいいからね」
「うん、ごめんね?・・・でね、横断歩道を渡って少し歩いてから、急いで横断歩道まで戻って
坂道を上がったの。あなたと会ったコンビニのところから、お隣のホテルに入る前に、あなたに
掛けたの」
「慌ててる様には感じなかったが、それがいずみなんだろうね?」
「えっ?どういうこと?」
「過去には拘らない、前を向いているってことだよ」
「忘れぽいって聞こえるわ、そうでしょ?うふっ」
「天然の為せる業じゃないか?はははっ」
「訳分かんないでしょ?でも、それが私って自分でも納得だわ」
「結論も出たことだし・・・」
「私達の結論を今から出す?」
「出るかな?はははっ」


性的な接触には戻らず、ジョークを交えながら眠りにつきます。
いずみはベッドを移動することも、それを示唆することもなく、抱き付いたまま私より先に
眠ってしまうのですから、私への報告にはかなりのプレッシャーがあったのだろうと推測できます。



掲示板に戻る /戻る /全部読む /削除依頼 /▲トップ
処理 記事No パスワード


お名前 *必須 *トリップ可
E-Mail
タイトル
コメント
パスワード (投稿文の削除や修正時に使用します。英数字で8文字以内)
文字色
  

・投稿前に、必ずTOPページの「初めに読んでね」をご覧いただき、全ての内容をご了承の上で投稿してください。
・氏名、住所、電話番号、勤務先等プライバシーが侵害されるような内容を含む記事等の投稿は厳禁です。(即時削除)
・日本の法律に違反するような投稿は厳禁です。(即時削除)
・他人を誹謗中傷する投稿は厳禁です。(即時削除)
・誹謗中傷には大人の良識に反するような「汚い言葉」等も当然含まれます。
・規約違反や違法な投稿を発見した場合に、レス投稿で攻撃することは厳禁です。(即時削除)
・規約違反や違法な投稿を発見した場合は、管理人宛に削除依頼等でご連絡ください。
・この掲示板は体験談や小説、エロエロ話等を楽しんでいただくための掲示板ですので、募集を目的とした投稿は厳禁です。(即時削除)
・投稿文冒頭から「メールをください」等の記載がある等、明らかに募集目的のみと思われる投稿も厳禁です。(即時削除)
・ただし、レスの流れの中でメールのやり取りをするのは全く問題ありません。
・ご夫婦、カップルの方に限り、交際BBSと組み合わせてご利用いただく場合は、全く問題ありませんのでドンドンご利用ください。
・なお、交際専用BBSにスレッドを作成できるのはご夫婦、カップルの方のみですのでご注意ください。
・お手数ですが、交際専用BBSと画像掲示板とを組み合わせてご利用いただく場合は、必ずその旨を明記してください。
 【例】「交際BBS(東・西)で募集している〇〇です」、または「募集板(東・西)の No.****** で募集している〇〇です」など。
・上記のような一文を入れていただきますと、管理人が間違ってスレッドを削除してしまうことが無くなります。
・万一、上記内容に違反するような投稿をされた場合は、妻と勃起した男達の各コーナーのご利用を制限させて頂きますでご注意ください。
・当サイトは安全で安心できる楽しい「大人のエロサイト」です。腹を立てるのではなく、楽しくチ●ポを勃ててくださいネ!