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真理の目線

[1] スレッドオーナー: 真理の夫 :2024/07/17 (水) 21:06 ID:KuVn2sLM No.193356
雄「ふぅ〜、さっぱりした...」
風呂から上ってリビングに戻ると、妻がPCを眺めていました。
雄「お先ぃ...」
理「はぁ〜い。」
雄「...どうしたぁ?」
理「...う〜ん、ちょっとねぇ...」
画面を覗くと、以前投稿した私の原稿がありました。

雄「何かある...?」
理「何がって、訳でも無いんだけど、ちょっと、あたしの感想と違うかなぁ...って」
雄「でも、それって、投稿済みだよ?」
理「そうなんだけどさぁ...」
雄「・・・」
妻が言う意味が判りませんでした。

理「タカさんが書いた事に違いは無いんだけど、読み返すと、あたしの感情とはちょっと違うんだよねぇ...」
雄「ふ〜ん、どう違うんだ?」
理「この時、“こんな事思って無い。“って訳じゃ無いんだけど、ニュアンスが違うかなぁっ...」
そう言って、人差し指で画面を“トントン”と叩きました。

雄「そうなんだぁ...真理が、“もう、お終いにしよ!”って言うから、これで間違って無いと思ってたし、その後は、読み返して無かったけど...」
理「う〜ん、あたしもね、恥かしいから早く終了して欲しくって、そう言っちゃったけど、ちょっと、気になって読み返したんだけど...タカさんが書いた事に間違いは無いんだけど、あたしの気持ちと100%一致して無いかなぁ...って」
以前、不倫カップルが出来ちゃった婚、双方の息子と出来ちゃった娘もフライングして出来ちゃった婚をした話を投稿した者です。

お目汚しできるなら、妻の感覚でお話したいと思います。


[2] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/07/18 (木) 09:25 ID:DNQAL1q6 No.193365
真理の夫さん お久しぶりです!
復活 お待ち申し上げておりました。
お元気そうで安心いたしました。
目汚しどころか 真理さん目線でのお話 興味津々です。是非お聞かせください♪
今後とも どうぞよろしくお願いいたします。


[3] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/07/19 (金) 20:03 ID:JvU/CdRM No.193412
理「真ぉ、暑いねぇ...プールにでも行こうか?」
真「プール?行きたい!行こぉ!」
理「じゃぁ、準備するね!」
“って、あたし、結婚前に着たビキニしかないけど...”
“市民プールじゃぁ、誰もあたしの事なんか見ないし...”

ささっと準備をして、1人息子の真と家を出ました。

僅か、ローカル線4駅で、市民プールの最寄り駅に付きました。
入場券を買い、更衣室に入りますが、
“あっ!真は体も大きくないから、女性更衣室でいいか!”
小学生1人、男性用更衣室にいかせる訳にもいかず、一緒に、更衣室に入りました。

真「着替えたら、先にプールに行ってもいいよね?」
理「待ってぇ...ママも急いで着替えるから...」
真「僕、準備出来たよ!」
理「じゃぁ、中のプールにいてね。
 ママも、急いでいくから...」
真「判った!先に行ってるよ!」
“オッパイ隠したり、お毛々が出てないか、確認するのに、大変なんだからね!”

準備が終わってプールに行くと、見知らず男性と遊んでいる真が目に入りました。
“誰だろう...?”

真「ママぁ!こっち!」
理「は〜い!」
プールサイドに行くと、真より少し大きな男の子と遊んでいました。
身しらぬ男性と一緒に...

男「こんにちは!
 孝志の父親です。」
理「こんにちは...」
孝志(彼の息子)「真のママ?」
理「そう。孝志クンて、言うの?」
志「うん。こんちは!」
理「こんにちは!真と仲良くしてね!」
志「うん!俺達、仲良しだもんな!」
真「うん!友達だもんな!」
“学校のお友達だったんだぁ...”

真と孝志クンが遊ぶプールサイドで、孝志クンのパパと並んでお話しをしていました。

水深は、家庭のお風呂位で、胸が水の中に隠れるか隠れないか位の水位です。
自分でも、胸が行てているのが判ります。
“あっ!孝志クンのパパ、あたしのオッパイ見てる...”

咄嗟に、ビキニトップを直しました。
“大丈夫?見えて無いよね!”

子供達が発てる飛沫を避ける為、顔を背けますが、顔を背けるだけでは避ける事が出来ません。
孝志パパ「真君のママ、大丈夫?」
理「あっ、はい!あと...“真理”です。」
孝志パパ「あっ!孝志の父親で、“孝雄”って、言います。」
“孝雄さんって、いうんだ。”
“あっ!”
また、ビキニトップを直しました。
“見られちゃた。かなぁ...?”

一際大きな飛沫が来た時、
理「キャァ!」
孝雄さんにしがみ付いてしまいました。
孝雄さんは、私の腰に手を廻して守ってくれました。

雄「真理さん、大丈夫?」
理「うん!大丈夫...だけど、お化粧が落ちちゃう...」
雄「やったぁ!真理サンのノーメイクが見れちゃう。」
理「イヤ〜ん、恥かしいから、見ちゃダメ!」
“タカさん、覚えて無かったでしょ!”
飛沫が飛ぶと、孝雄さんが守ってくれるのが判りました。

私のオッパイがプカプカ、その都度、ビキニトップがずれます。
“見えちゃう。直さないと...”
タイミング悪く、ビキニを直そうとした時、飛沫が飛んできました。
理「キャァ!」
“あ!”
露わになったオッパイを孝雄さんに押付けてしましました。

雄「真理さん、出てる!」
“えぇ!”
視線を下げて、自分の胸見ると、見事に、“ポロリ”です。
“ヤバい!”
何故だか判りませんが、ポロリのバストを見た後、孝雄さんを見ました。

その瞬間、孝雄さん(あたしの大切な旦那様になりましたので、孝雄さんにします。)に抱き締められ、
雄「そのまま...」
孝雄さんが、ブラの紐を直してくれました。
雄「大丈夫、皆、気が付いて無いから...」
理「うん...」
何故か、“ホッ”でした。

その後、
志「パパァ!外プール、行こうぜ!」
隣の真を見ると、“僕も行くぞ!”って、目をしてます。
タカさんを見上げると、無言で頷いていました。


[4] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/07/22 (月) 15:26 ID:3KOKYC6c No.193470
真理の夫さん、いえタカさんとお呼びした方がよろしいでしょうか。
更新ありがとうございます。
真理さん目線の一人称形式のご投稿、新鮮でワクワクいたします。
ポロリ場面も逆に衝撃的でドキドキします。
続きを楽しみにしております。


[5] Re: 真理の目線  愛読者 :2024/07/24 (水) 20:46 ID:5qoZuYWE No.193517
志「パパ!投げて!」
“投げて?”
雄「おう!」
孝志クンが孝雄さんの腕に掴ると、そのまま、投げ捨てました。
“うわぁ!こんな遊び方があるんだ...”
孝雄さんと孝志クンは、何回もそんな遊びをしていました。

真「孝志クンのパパ、僕もしてくれる?」
孝雄さんがあたしを見て、
“いい?”
と、目で訴えました。(多分...)

真がこんなに行動的に遊ぶ事を知らなかった私は、
“うんうん!”
と首を縦に振りました。

真が怖がるかと思っていましたが、大喜びです。
“楽しそう...”
とうとう、真と孝志クンの2人が、孝雄さんにぶら下がりました。

理「2人ともいいなぁ...パパさん、私もして!」
雄「へぇ?」
理「私もぐるぐるして!」
“孝雄さんの目が輝いた!”
あたしも仲間に入ってくれた!って、思ってくれたと思ってました。

雄「今度はママの番だ!」
真&志「お〜ぅ!」
私の背中に腕を回し、私も彼の首に腕を回しました。
廻りから見ると、そのままキスをしてもおかしくない体勢です。
そのままの体勢で回転をすると、遊園地の遊具ほどではありませんが、私の足が回転方向の外に向かって浮かびます。
“うわぁ〜、楽しい!”

2〜3回、回転した後、背中にあったタカさんの手から力が抜けるのを感じました。
ザブ〜ン
立ち上がって見たら、僅か、2〜3m程でしたが、私の感覚は、
“空飛んでる!”
でした。

顔まで水に浸かりそうな瞬間、息を止めて、立ち上がる様にしました。
何とか、顔まで水に浸かるのを防いで、立ち上がり見た、孝雄さんの顔は、、目が真ん丸く、口がパクパクしていました。
雄「真理さん!胸!」
“へぇ?胸...?”
“この人、何言ってるのかしら...?”
そんな事を考えていると、
雄「胸!」
と、叫びながら、私に近付いて来ました。
“胸...?あたしの胸...?”
と、思いながら、下を見ると、バストがビキニから食み出ています。

“出てる!どうしよう...”
孝雄さんはこっちに向かってくるし、周りの人に見られて恥かしいし、パニックになってしまいました。

“あたしぃ...どうすればいいのぉ...?”
その瞬間、孝雄さんが私を抱き締め、
雄「真理さん、大丈夫だから・・・」
と言い、背中の紐を結び直してくれました。
彼に抱き締められ、冷静になれ、やっと、状況を把握する事が出来ました。

理「孝雄さん、ありがとう...」
雄「大丈夫?」
理「ウン、もう大丈夫だけど、後になって恥かしかった...」
雄「ウン、ご免ね...」
“あたしが迷惑掛けたのに、何で、この人が謝ってくれるんだろ...?”
主人の投稿を読むまで、わざとブラの紐を外したとは思いもしませんでした。
私の不出来に対して責任を感じてくれる男性の優しさに尊敬すら感じていました。
“今になって思えば、”このぉ〜、エロ親父!“です。”

雄「そろそろ、上ろうか?」
理「ウン、そうだね...」
孝雄さんに促され、更衣室に向かいました。

雄「真理さん、真君は俺が着替えさせるから、着替えを頂戴!」
理「有難う。お願いします。」
雄「着替えたら、外の公園に居るから...
慌てなくていいからね!」
理「うん。ありがとう!待っててね!」
一度、女性更衣室に向かい、真に着替えを渡して、男性更衣室に行かせました。
“孝雄さんって、やっさしい〜”
“想定外だけど、もっと、お洒落な格好して来ればよかったかなぁ...?”

シャワーを浴びて、お化粧を直してから外の公園に向かうと、真と孝志君がベンチでアイスを食べてました。
そして、その隣に孝雄さんも並んで座っていました。

理「お待たせ〜」
3人が私の方を振り向き、笑顔を投げ掛けてくれました。
理「あっ、アイスクリームいいなぁ。私も食べたい!」
孝雄さんが、財布を出して、
雄「買っといで!」
“やったぁ!”
“って...、財布ごとくれちゃうのぉ?”
理「孝志君パパは、何かいりますか?」
何か、いる?何て言った覚えは在りません!
雄「ん〜、ビールが欲しいかなぁ...」
理「はい!判りました。買ってきますね!」
“買ってくるねぇ!...なんて言ってません。
 だって、初めて会った人ですよぉ...”

売店でアイスとビールを買って、皆の元に戻りました。
理「はい、パパさんお待たせしました。ビール、キンキンに冷えてるよ。」
雄「ん。サンキュウ。」
笑顔で、ビールを受け取ってくれました。
ほぼ、同時に、
志&真「ねぇ、遊んできてもいい?」
理「いいけど、ちゃんと、お帽子被ってね。
それから、遠くに行っちゃダメよ。ママ達が見えるところだけにして!」
志&真「うん!」
掛けて行く子供達を目で追いました。


[6] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/07/26 (金) 10:19 ID:gLE3FAxA No.193548
真理の夫さん?ホントは真理さん?愛読者さん?
いずれにせよ 更新ありがとうございます。
大好きだったスレッドを新たな視点で新鮮な気持ちで拝読させていただいております。
微妙な言い回しの違い、伝わるニュアンスは微妙に違っていてそこに拘る真理さんの気持ちすごく理解出来ます。
続きを楽しみにしております♪


[7] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/07/28 (日) 09:50 ID:NiQmIj/w No.193597
マーベリックさん
コメント、ありがとうございます。
愛読者...?自分でも判りませんが、間違ってしましました。

今回の投稿、真理の語った事を私(真理の夫)がキーを叩いています。
ですので、2人揃わないと、話しが進みません。
のんびりと進めていきますので、ご容赦ください。


[8] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/07/31 (水) 14:11 ID:CYAKuy/. No.193676
御夫婦で共同作業なのですね。愛を感じます♪
ご無理のないように続けていただけたら嬉しいです。
こちらものんびりとお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


[9] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/05 (月) 22:27 ID:jWd8I7gc No.193772
理「さっきは、ご免なさい…」
“余所の旦那さんを慌てさせちゃって...”

雄「大変だったね...」
理「ちょっと、恥かしかったけど、孝雄さんが直ぐ隠してくれたから...」
雄「もうちょっと、早く気が付けばね...ご免」
理「ううん、ありがとう...」
“わざとだと知ってたら、怒ってたよ!”

理「皆に見られちゃったね。」
雄「ご免...見られちゃった。」
理「でも...」
雄「ん、でも何?」
“その前に、タカさんがオッパイ見てたの知ってますよ!”

理「あのね...その前に、孝雄さんには一杯見られちゃってたもんね。」
雄「へぇ?」
“惚けてもだめですよ!見ちゃったでしょ?”

理「プール際で並んで座ってた時、ブラゆるくて何度も直してたら、その度に、
孝雄さん、私の胸見てました...よね?」
雄「ばれてた...?」
“あっ!でも、正直に言ってくれた!”

理「バレバレでしたよ。最初は、“やっちゃった”って、思いましたけど...」
雄「やっちゃった...?」
理「タカさんが自然に横にいたからかなぁ。
何も考えずに、ブラを直しちゃいました。」
雄「うん...」
理「で、直し始めた時、
“あれ?隣にいるの主人じゃ無い!”
って、気が付いたんですけど、
“もう、いいやっ!”
って、思っちゃいました。」
雄「何で、“もう、いいやっ!”なの...?」
理「ん...よく判んないんですけど、何か、
“見られてもいいや!”
って、感じだったんです。
最初は...、直した後に
“あっ、見られちゃった!”
って、思ったんですけど、2回目からは、
“1度見られちゃったんだし、仲良しになったんだからいいか!”
って、あまり気になりませんでした。
“他の人に見られたんじゃないからいいかなぁ?”そう思いません?」
雄「・・・」
あたしって、凄い事言ってましたね。

理「孝雄さんとお話ししてたら、“素敵な人だなぁ”って思ったし、“こんなパパさんが居たら、私も〇〇も幸せだったろうなぁ...”って、思っちゃいました。」
“やだぁ!あたしって、何言ってんの!”

雄「... チケット買うのに並んでて、真理さん、俺等のちょっと後ろに居たでし
ょ?
“可愛い人がいるなぁ”
って見てたら、ボウズが、
“真のお母さんだ!”
って、言うじゃない。
正直、
“もしかしたら、話しぐらい出来るかなぁ?”
って、妄想してた。」
理「えぇ、本当ですか?
ご免なさい、あたしは気が付かなかった。
ご免なさい...」
雄「いいんだよ。
チェックしてたから、更衣室から出て来る真理さん探してたら、探す必要
無かった...」
理「何で?“もっと綺麗な人見付けた。”とかぁ...?」
雄「あはぁ。市民プールでオレンジ色のビキニなんて、真理さんだけだよ!」
理「あっ、これって、ダメでした...?」
雄「オレ的には、ド真ん中だけどね...
ダメって、言ってる訳じゃ無いよ。ただ...」
理「ただ...、何んですかぁ?」
雄「“市民プールでママさんが着る水着じゃ無いかな。”って、思った...」
理「やっぱり、ダメなんですね?」
雄「ん...。
そうだね、もし、今日会ってたのがオレじゃ無くて、誰々の友達のママだった
ら、アウトかもね......」
理「そっか...、でも、孝雄さんでよかったって事でしょ?」
“でしょ...?”
それには答えずに、孝雄さんが話し始めました。

雄「真理さんは、盆休みどうするの?」
理「ん......何にも予定無いから、どうしようかなぁって、考えてます。」
”初めて会った日に、馴れ馴れしくしないです!”

雄「真君って、プール好き?」
理「はい!嫌いじゃないです!」
雄「よし!じゃぁ、明日もここ来よう!」
理「えぇ〜?
だって、あたしの水着アウトなんですよね?
あたし、これしか持ってないです...」
“何か、言ってる事がおかしい...”

雄「この辺に無くて、××駅の辺りにある食べ物屋って、何かある?」
理「ん...どこだろ?
あっ、たこ焼き屋さんなら××駅にありますよ!」
雄「××に行けば、今の時期なら水着を売ってる店、あるよねぇ?
真理さんが気に入るか分らないけど...」
理「この前、買い物に行ったら売ってました!」
雄「息子達を言いくるめて、行けないかなぁ?」
理「!!そうです!って...誰が買うんですか?
雄「オレ!」
“何でぇ...?

理「パパさんが買ってくれるの...?
私の水着を?」
雄「じゃぁ、誰が買うんだ?」
理「...孝雄さんしか、いない...」
“孝志クンのパパがあたしの水着買ってどうするの?”

雄「じゃぁ、真理さんは真君が××に行きたがる様に話しして、俺はうちの坊
主が行きたがる様にするから」
理「出来るかなぁ?」
雄「出来なかったら...明日も無しだね...」
理「...」
雄「どうする?」
“素敵なパパさんだから、誘ってくれるのは嬉しいけど...”

理「...やってみる...けど......ダメでも怒らないですか?」
雄「怒らないよ!
ダメでも明日が無いだけだもん...」
“えぇ〜、何でぇ〜?
何で、明日のプールが無くなっちゃうのぉ〜!“

理「......1人じゃ怖いから、パパさんも一緒に来てくれますか?」
雄「真君を説得するのは真理さんだよ?」
理「でも、パパさんも孝志君を説得するんでしょ?」
雄「するよ!でも、うちのは絶対『うん!』て、言わすよ。」
“ずるいかもぉ...自分は出来る条件付けたんだぁ...”

理「...頑張る...頑張るけど、独りじゃァ...無理かも......」
雄「ん。判った。じゃぁ、一緒に話ししに行こう!」
理「うん!」
タカさんはビールの飲み干し、空き缶を捨てるゴミ箱を探す為に、周囲を見回しました。
“パパさん、早く‼
早くしないと決心が揺らいじゃうよ!“

理「パパ、早く!」
“あっ!パパって、言っちゃったぁ...
でもぉ...早くしないと勇気が無くなっちゃうよぉ...”
雄「待ってよ!」
と言いながら、タカさんは私の後を追い掛けてきました。

理「ねぇ、真ぉ?」
真「うん...?」
理「ママさぁ。お買い物に××に行きたいんだけど......
そろそろ、お遊び止めない?」
真「え、えぇ...!!もっと、遊びたいよ!」
“真ぉ...お願い、判ってぇ...”

理「だって、早くしないと暗くなっちゃうし、お友達も帰る時間になっちゃうよ?」
真「...」
タカさんが、助け舟えお出してくれました。

雄「孝志、たこ焼き喰いに行くか?」
志「たこ焼き!行く!」
雄「じゃぁ、遊ぶの終りな!」
私「うん!食べに行こ!」
雄「おっし!じゃぁ、水道の処行って、手を洗って来い!」
私「うん!」
“凄ぉ〜い!本当に簡単に行く事にしちゃたぁ〜!”

理「ねぇ、真は、どうする?」
真「......ボクも行く!」
雄「よし!いい子だ!お前も手を洗っておいで!」
真「は〜い!」
“あれぇ...真の事もタカさんが片付けてくれちゃったぁ...”

水道に走っていく息子達を見ながら、
理「ねぇ、××には行けるけど、どうするの?」
“××には行く事になりましたが、この後はどうする心算なんだろう...?”

“あっ!2人共、汗びっしょり!”
理「真ぉ、手を挙げて!孝志クンも、じっとして!」
2人の顔やら、首筋をタオルで拭きました。
“余所の旦那さんを慌てさせちゃって...”

雄「大変だったね...」
理「ちょっと、恥かしかったけど、孝雄さんが直ぐ隠してくれたから...」
雄「もうちょっと、早く気が付けばね...ご免」
理「ううん、ありがとう...」
“わざとだと知ってたら、怒ってたよ!”

理「皆に見られちゃったね。」
雄「ご免...見られちゃった。」
理「でも...」
雄「ん、でも何?」
“その前に、タカさんがオッパイ見てたの知ってますよ!”

理「あのね...その前に、孝雄さんには一杯見られちゃってたもんね。」
雄「へぇ?」
“惚けてもだめですよ!見ちゃったでしょ?”

理「プール際で並んで座ってた時、ブラゆるくて何度も直してたら、その度に、孝雄さん、私の胸見てました...よね?」
雄「ばれてた...?」
“あっ!でも、正直に言ってくれた!”

理「バレバレでしたよ。最初は、“やっちゃった”って、思いましたけど...」
雄「やっちゃった...?」
理「タカさんが自然に横にいたからかなぁ。
何も考えずに、ブラを直しちゃいました。」
雄「うん...」
理「で、直し始めた時、
 “あれ?隣にいるの主人じゃ無い!”
 って、気が付いたんですけど、
 “もう、いいやっ!”
 って、思っちゃいました。」
雄「何で、“もう、いいやっ!”なの...?」
理「ん...よく判んないんですけど、何か、
 “見られてもいいや!”
 って、感じだったんです。
 最初は...、直した後に
 “あっ、見られちゃった!”
 って、思ったんですけど、2回目からは、
 “1度見られちゃったんだし、仲良しになったんだからいいか!”
 って、あまり気になりませんでした。
 “他の人に見られたんじゃないからいいかなぁ?”そう思いません?」
雄「・・・」
あたしって、凄い事言ってましたね。

理「孝雄さんとお話ししてたら、“素敵な人だなぁ”って思ったし、“こんなパパさんが居たら、私も〇〇も幸せだったろうなぁ...”って、思っちゃいました。」
“やだぁ!あたしって、何言ってんの!”

雄「... チケット買うのに並んでて、真理さん、俺等のちょっと後ろに居たでしょ?
“可愛い人がいるなぁ”
 って見てたら、ボウズが、
“真のお母さんだ!”
 って、言うじゃない。
 正直、
“もしかしたら、話しぐらい出来るかなぁ?”
 って、妄想してた。」
理「えぇ、本当ですか?
ご免なさい、あたしは気が付かなかった。
ご免なさい...」
雄「いいんだよ。
チェックしてたから、更衣室から出て来る真理さん探してたら、探す必要
無かった...」
理「何で?“もっと綺麗な人見付けた。”とかぁ...?」
雄「あはぁ。市民プールでオレンジ色のビキニなんて、真理さんだけだよ!」
理「あっ、これって、ダメでした...?」
雄「オレ的には、ド真ん中だけどね...
ダメって、言ってる訳じゃ無いよ。ただ...」
理「ただ...、何んですかぁ?」
雄「“市民プールでママさんが着る水着じゃ無いかな。”って、思った...」
理「やっぱり、ダメなんですね?」
雄「ん...。
そうだね、もし、今日会ってたのがオレじゃ無くて、誰々の友達のママだったら、アウトかもね......」
理「そっか...、でも、孝雄さんでよかったって事でしょ?」
“でしょ...?”
それには答えずに、孝雄さんが話し始めました。

雄「真理さんは、盆休みどうするの?」
理「ん......何にも予定無いから、どうしようかなぁって、考えてます。」
”初めて会った日に、馴れ馴れしくしないです!”

雄「真君って、プール好き?」
理「はい!嫌いじゃないです!」
雄「よし!じゃぁ、明日もここ来よう!」
理「えぇ〜?
だって、あたしの水着アウトなんですよね?
あたし、これしか持ってないです...」
“何か、言ってる事がおかしい...”

雄「この辺に無くて、××駅の辺りにある食べ物屋って、何かある?」
理「ん...どこだろ?
 あっ、たこ焼き屋さんなら××駅にありますよ!」
雄「××に行けば、今の時期なら水着を売ってる店、あるよねぇ?
真理さんが気に入るか分らないけど...」
理「この前、買い物に行ったら売ってました!」
雄「息子達を言いくるめて、行けないかなぁ?」
理「!!そうです!って...誰が買うんですか?
雄「オレ!」
“何でぇ...?

理「パパさんが買ってくれるの...?
 私の水着を?」
雄「じゃぁ、誰が買うんだ?」
理「...孝雄さんしか、いない...」
“孝志クンのパパがあたしの水着買ってどうするの?”

雄「じゃぁ、真理さんは真君が××に行きたがる様に話しして、俺はうちの坊主が行きたがる様にするから」
理「出来るかなぁ?」
雄「出来なかったら...明日も無しだね...」
理「...」
雄「どうする?」
“素敵なパパさんだから、誘ってくれるのは嬉しいけど...”

理「...やってみる...けど......ダメでも怒らないですか?」
雄「怒らないよ!
ダメでも明日が無いだけだもん...」
“えぇ〜、何でぇ〜?
何で、明日のプールが無くなっちゃうのぉ〜!“

理「......1人じゃ怖いから、パパさんも一緒に来てくれますか?」
雄「真君を説得するのは真理さんだよ?」
理「でも、パパさんも孝志君を説得するんでしょ?」
雄「するよ!でも、うちのは絶対『うん!』て、言わすよ。」
“ずるいかもぉ...自分は出来る条件付けたんだぁ...”

理「...頑張る...頑張るけど、独りじゃァ...無理かも......」
雄「ん。判った。じゃぁ、一緒に話ししに行こう!」
理「うん!」
タカさんはビールの飲み干し、空き缶を捨てるゴミ箱を探す為に、周囲を見回しました。
“パパさん、早く‼
早くしないと決心が揺らいじゃうよ!“

理「パパ、早く!」
“あっ!パパって、言っちゃったぁ...
でもぉ...早くしないと勇気が無くなっちゃうよぉ...”
雄「待ってよ!」
と言いながら、タカさんは私の後を追い掛けてきました。

理「ねぇ、真ぉ?」
真「うん...?」
理「ママさぁ。お買い物に××に行きたいんだけど......
そろそろ、お遊び止めない?」
真「え、えぇ...!!もっと、遊びたいよ!」
“真ぉ...お願い、判ってぇ...”

理「だって、早くしないと暗くなっちゃうし、お友達も帰る時間になっちゃうよ?」
真「...」
タカさんが、助け舟えお出してくれました。

雄「孝志、たこ焼き喰いに行くか?」
志「たこ焼き!行く!」
雄「じゃぁ、遊ぶの終りな!」
私「うん!食べに行こ!」
雄「おっし!じゃぁ、水道の処行って、手を洗って来い!」
私「うん!」
“凄ぉ〜い!本当に簡単に行く事にしちゃたぁ〜!”

理「ねぇ、真は、どうする?」
真「......ボクも行く!」
雄「よし!いい子だ!お前も手を洗っておいで!」
真「は〜い!」
“あれぇ...真の事もタカさんが片付けてくれちゃったぁ...”

水道に走っていく息子達を見ながら、
理「ねぇ、××には行けるけど、どうするの?」
“××には行く事になりましたが、この後はどうする心算なんだろう...?”

“あっ!2人共、汗びっしょり!”
理「真ぉ、手を挙げて!孝志クンも、じっとして!」
2人の顔やら、首筋をタオルで拭きました。


[10] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/06 (火) 21:03 ID:0FPR9qLI No.193786
申し訳ありません。
PCがヘタレなのか...扱ってる私がヘタレなのか...
判りませんが、重複して送信してしましました。


[11] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/06 (火) 21:31 ID:0FPR9qLI No.193790
歩いて、最寄り駅に向かいました。
右側に真が、左側にタカさん、その左に孝志が並んでいました。

道中、これからの展開をタカさんに確認します。
理「で、どうするの…?
雄「まずはたこやきをたべに行く。約束だから...」
理「ウン...」
雄「で、真理さんは、“折角、ここまで来たんだから、買い物したい。”って、言って」
理「えぇ?何買うの...?」
雄「何でもいいよ。
 大きなスーパーで食材を買いに行きたいでも、近所の100均に無いものみたいでも...」
“何で、スーパーの買い物を××でするのぉ...?”

理「買うのは、私の水着でしょ?行かなくていいの?」
雄「いいの!
 子供って、言って欲しくない事を“ズバッ”って、言う事あるでしょ?
 家に帰って、“ママは孝志君のパパに水着買って貰ったんだよね!”
 なんて言われたら、マズいでしょ?」
理「うん!分る!!しかも、脈略なく言うからね!」
雄「だから、水着以外の物を買いに行って、ついでに買った事にした方がいい訳も思いつくでしょ?」
“そういう事!”

理「判った!何処か考えるね!
 水着売り場があるビルか、その近くがいいよね?」
“ピン!ときたら、私もやる気満々になってしまいました。”

理「ねぇ、真ぉ...折角、ここまで来たんだから、ママぁ...あっちのスーパーに行きたいなぁ...」
真「えぇ〜」
理「こっちのスーパーの方が安いから、ハンバーグも大きくなるよ...どう?」
真「う〜ん...」
孝雄さんが、孝志に相談してました。

雄「なぁ〜、孝志、真君のママがスーパー行きたいんだって、どうする?
 しょうがいないから付き合うか...?」
志「そうだね、しょうがないからね。」
“あ!ひどぉ〜い!”
でも、大人の思惑通りに進ませてくれます。

雄「真理さん!孝志も付き合ってくれるって」
理「ほんと?孝志君、ありがとね!
 ほら...タカシ君とパパもママに付き合ってくれるって...
 だから、真もねぇ?」
真「う〜ん、分ったよ...」
理「うん、ありがとうね。
 孝志君、孝志君のパパも、ありがとう。行きましょ!」
という事で、4人でスーパーに向かう事になりました。


[12] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/08/07 (水) 13:37 ID:/iIayb5Y No.193805
真理の夫さん、更新ありがとうございます。

重複投稿お気になさらずに。2回読めて得した気分です(笑)
真理さん目線ですごく繊細な女心の動きが伝わって来てドキドキします!
続きを楽しみに連日の猛暑を過ごすことにします(笑)


[13] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/07 (水) 19:10 ID:unMc31oA No.193809
マーベリックさん
コメント、ありがとうございます。

次回、フィッティングルームの話になる!
と、思います…


[14] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/08/08 (木) 10:57 ID:bN9H3MGM No.193819
おお!!フィッティングルーム!!
真理の夫さん、試着での真理さんの心の揺れ楽しみにしております♪


[15] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/09 (金) 21:25 ID:jUFKgVuc No.193846
マーベリックさん
すみません。
もう一話、ノンエロです。


理「上手くいったね!」
雄「でしょ?」
理「スーパーの後は、水着売り場に向かうようにすればいいのよね?」
雄「その通り。
俺もフォローするけど、ついでの買い物なのを忘れないようにね!」
理「判ってますって!何とかしますよ!」
女性が大好きなお買い物...
タカさんが手助けしてくれるんで、超ラッキー!です。
でも...
海やプールじゃ無いところで、水着姿みられるのって...
恥かしいなぁ...

雄「ねぇ、どんな水着にする?」
理『真の友達ママに変に思われない水着でしょ?」
雄「しかも、今日の水着みたいなのね!」
理「えっ?また、ポロリしちゃうみたいなの?」
“ポロっ、させたいのぉ?”

雄「違うよ!真理さんらしい水着って事」
理「私らしいって...どんな...?」
“う〜ん、どんな水着にすればいいんだろ・・・?”

雄「今日の水着は、真理さんのいいスタイルを引き出してるって思ったし、そんな感じで、しかも友達ママに嫌な印象を与えないようなの!」
“んん...どんな感じだろぉ...って...”

理「えぇ?私って、スタイルいいの?
それに、真の友達ママに好まれる水着って、どんなの?」
雄「う〜ん...オレ、ファッションとかにうといし、どう言えばいいか分んないけど、ウェストが締まってるし、程良くお尻も張りでて、カッコいいじゃん!」
“そんな事、2人だけの時に言って下さい!”

理「エッチ!そんなとこも見てたの...?
でも、嬉しい!
主人も誰もそんな事言ってくれないから...」
雄「オレンジビキニで直ぐに目に付いたから、見入っちゃったよ。
正直に言うと、
“おっ!イイ女!”
って、思った。」
“嬉しいけど...恥かしいぃよぉ...”

理「もう、いや!今日のビキニの事は言わないで!」
雄「分ったよ、ご免。
でも、市民プールではアウトだけど、レジャープールや海ではアリだよ。
“カッコいいママ”
って、みんなが思うよ!」
理「う......ん、分ったような、分らないような......
でも、孝雄さんが褒めてくれたいのは嬉しいから、そんな水着見付けるね!」
“タカさんは、どんな水着を気に入ってくれるのかなぁ...”
なんて話しているうちにスーパーに着きました。

“折角、普段来ないスーパーに着たんだから、頑張ってお買い物しよっと!”“何で、『要るのか要らないのか判らない買い物を“ちゃっちゃっと、済ませました。』なの!”
“あたしぃ...今も、あの時も、家事をサボった事ないんだからね!”
会計を終わらせ、男性陣の処に戻りました。

理「お待たせ、みんな、ありがとね!」
雄「じゃぁ、帰ろうか?真君も孝志もお疲れさん!」
真&志「おぅ!」
“何ぃ...二人共、あたしの事を守ってるみたいな口振りぃ!”

私の前に両側に息子達と手を繋いだタカさんがいて、その後ろを私が続きます。
“えぇっと...次は水着売り場に行くんだよね!”

理「ねぇ!みんな、ちょっと待って!」
全「ん?」
3人が一斉に私の方に振り返ります。

理「もう1件、付き合ってくれないかなぁ...?
お願い......」
全「......?」
理「このビルの上、ちょっとだけだから...ね?」
全「???」
タカさんが手を繋いだ息子達を交互に見ますが、2人共
“何だろ?”
って、顔でタカさんを見返します。
タカさんも
“何?”
って、顔で私を見ていました。
“あれ?間違っちゃった...?”


[16] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/08/20 (火) 14:58 ID:piGXlNqg No.194050
真理の夫さん、お盆は子供や孫たちと会ってゆっくりされましたか?
ちょっと下がって来たようなので、コメントしつつ更新気長におまちしております。
フィッティングルーム楽しみ。。。(笑)


[17] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/24 (土) 20:29 ID:eijNFoBg No.194125
ビルの壁に垂れ下っているバナーを指差して、
理「ほら!あれ!」
買い物袋を肘に掛けて、『特設水着売り場』のバナーを指差しました。

タカさんの顔が、“!”って...
雄「真君、今度はおじちゃんのわがまま聞いてくれるか?」
真「......?」
雄「ママが見つけた看板には、“水着を安く売ってます。“って、書いてあるんだ。」
真「へぇ〜」
雄「さっき、おじちゃんがプールでママを投げて、ポロリさせちゃっただろ?」
真「うん...」
雄「きっと、ママは凄く恥かしかったと思うんだ...
 だから、恥かしくならない水着が欲しいんじゃないかなぁ?」
“恥かしかったのは本当だけど、小学生の息子に聞かないで!”

志「うん!おばちゃん、可哀想だったもんね!」
“孝志まで...ばかぁ!”

雄「うん、そうだったね。
 真君さぁ、もしママが、
 “ポロリが嫌だから、マコト君をプールに連れて行かない!”
 って、言ったらどうする?」
真「えぇ〜、やだよ〜!僕、プール行きたいよ〜!」
雄「だろ!だから、新しい水着を見付けてあげないか?」
志「そうだね!皆で行こ!」
雄「よし、決まりだ!皆で行くぞぉ!」
“何か、あたしの”ポロリ“が原因で3人を連れ回してるみたいなんだけど...”
でも、4人で水着売り場に進軍です。

水着売り場に向かう途中、タカさんが息子達に話してました。
雄「なぁ、2人共...」
真&志「なぁに?」
雄「女の子には優しくして、守ってあげなきゃいけないんだ!知ってるよな?」
真&志「うん!知ってる!」
雄「ママも女の子だから、優しくしてあげなきゃいけないんだ!」
“あれ?あたしって、女の子...?”
“でも、優しくしてくれるなら、嬉しいな!”

真&志「分った!」
雄「だから、ママが水着を選んでる時も、わがまま言わずに待ってるんだぞ!」
真&志「うん!ちゃんと待ってる!」
雄「よし!2人共いい子だ!パパとの約束だからな!
 あと、ママが可愛そうだから、ポロリの事はもう言わない事!いいな!」
真&志「うん!約束だ!」
“もぉ〜!ポロリは言わないで!”

タカさんがあたしをチラチラ見ました。
多分、“口封じ出来ただろ?”って、言ったんだと思いました。


[18] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/27 (火) 20:34 ID:JlZdrHlA No.194194
マーベリックさん
コメント、ありがとうございます。

うちの天使達(お孫ちゃん達)と、たくさん、遊べました。

続きも呼んで頂けると嬉しいです。


[19] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/27 (火) 20:36 ID:JlZdrHlA No.194195
ドキドキしながら、水着売り場に向かいました。
でも、そんな時間程、直ぐに過ぎていきました。
“あぁん...もう、着いちゃう...”

そんなあたしの気持ちも知らずに、タカさんが...
雄「真理さん、荷物持ってるよ、選びにくいだろ?」
理「ん、ありがと。お願いします。」
雄「2人とも、こんなだから、手を繋げないから大人しくしてくれな!」
真&志「分ってるよ!」
理「孝志君も真もアリガト。2人共いい子にしてくれて、ママ嬉しいな!」
雄「ほら、真理さん早く行っておいで、子供達が我慢できるうちに...」
理「は〜い」
3人に甘えて、沢山の水着が掛ったハンガーの中に入ります。
“どんな水着があたしに似合って、アウトじゃ無いんだろ?”

あれこれ、眺めていると、
雄「気になるのあった?」
理「う〜ん...今日の水着の何がアウトなんだろ...?
 どんな水着なら、セーフか分んなくて......」
雄「そうだなぁ...まず、色だな!」
理「オレンジはダメ...?」
雄「さっきも言ったけど、市民プールのママさんには派手かなぁ?
 俺は好きな色だけど...」
理「そぉ...?」
雄「考えてみて?
 レジャープールで、
 “裸と変わらないじゃん!”
 って、小娘より少し大人しい格好してたら?」
理「うぅ〜ん、セーフ」
雄「市民プールで、友達ママがパステルカラーや、暗い色の水着を着てる中に入ったら?」
理「それは、ダメです!」
雄「はい、質問です。今日の真理さんは?」
理「...アウト...ですよねぇ...」
雄「じゃぁ、どんなの選ぶ?」
あたしも色っぽい感じが好きだったので、悩みました。

理「こんなのは?」
フィットネス水着を手に取って、パパさんに見せました。

雄「・・・1つ忘れてた。
 友達ママの中に入っても真理さんらしさが無くならない事!」
理「私らしさ?」
“あたしらしさって、どんなの?”
雄「そう!真理さんらしさが無かったら、買いに来た意味無いからね...」
理「どうゆう事?」
“何か、難しくて判んない!”

雄「気に入らない服で散歩していて面白い?」
理「面白くない!」
“それなら判る!”
雄「気に入ってるけど、周りから
 “違うんじゃない?”
 って、見られてる服は?」
理「それもダメですね?」
“それも判った!”

雄「はい!どんな水着を選べばいいですか?」
“!”
“それなら、判る!”
理「そういう事か...!」
雄「では、そうぞ!」
“なぁんだ!パパさんは難しい事言ってたけど、真のお友達達と一緒にプールに来ても目立たない水着ね!”
“で、あたしが好きな色やデザインにすればいいのね!”
照準が決まったんで、選ぶのは楽でした。


[20] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/08/30 (金) 08:01 ID:W5ezP1Yg No.194257
“うん〜、これは違うよねぇ〜”
“これは!...違うなぁ...”
“!”
“これ、いいんじゃない!”
黒無地ですが、レースの先端がゴールドにあしらってあります。
“これが1着目ね!”

“う〜ん”、これは今日の水着と同じでアウトかなぁ...?
“これ!カラーは地味だけど、柄がヤシの木やパイナップルで可愛い!”
“これが2着目...と”
“でもぉ...あたしの好みだと、パパさん、ダメッて言うかなぁ...?”
“3着目はこれにしよっと!”

理「パパさん、これでどうかなぁ・・・?」
私が手に持ったハンガーを見ながら、タカさんが、
雄「いいんじゃない!着てみれば...?」
理「はい!待ってって下さい!着てみますね!」
“待ってってね!なんて、言わないですよぉ〜!”

フィッティングルームに入り、試着を始めました。
1着目は、2番目に選んだ茶色地にヤシの木やパイナップルの黄色やグリーンのプリントがある水着です。
“オッパイ隠して、オケ毛も隠して...”
雄「どう?」
理「ちょっと、待って下さいね...」
“さっきは見られちゃったけど、隠すの大変なんだからね!”
理「いいですよ!」
タカさんの顔が入るだけ、カーテンを開けました。

理「どうですかぁ?」
私が開けた僅かな隙間から、タカさんの顔がフィッティングルームに入って来ました。
“どうぉ?なんて、絶対言って無い!”

雄「いいよ!」
タカさんは、鏡に映った前身と、背中は直接目を走らせてチェックしてました。
雄「いいんじゃない?」
“お尻ばっかり見てたなんて...エロおやじ!”
雄「サイドも紐じゃ無いから、落ち着いてるし...」
“ポロリを狙ってたなんて...
彼女(後の奥さん)のオッパイを他人に見せようなんて、とんでもない彼氏です。”
そんな私も癖になっちゃいましたけど...


[21] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/03 (火) 22:04 ID:lfXHZwWE No.194352
雄「次はどう?」
理「こっちですか?」
黒のビキニに顔を向けました。
雄「今着ているビキニも可愛いけど、試着は“ただ”だからね!」
カーテンの隙間から入れている顔で、黒のビキニの方に顎をしゃくりました。
理「こっちも着てみますね。」
と言って、ブラを外そうとしていると、鏡越しに私を見るタカさんと目が合いました。

理「見てるんですか?」
雄「ダメぇ?さっきも見ちゃったけど...」
理「エッチですね...!」
雄「...」
“プールでも見せちゃったし...”
首に掛るブラの紐に手を掛けましたが、恥かしくて手が止まりました。
鏡越しにタカさんを見詰めました。

理「やだ。やっぱり、できない。恥かしい...」
雄「...」
“何か言って下さい。無言なんて、ズルいですよ!”
理「お願いだから...
今はまだできない...」
“まだ出来ないなんて、凄い事言ってましたね...”

雄「ん、分ったよ。
外で待つから、着替え終わったら、呼んで...」
タカさんは直ぐに引き下がり、カーテンから首を出そうとした瞬間、
理「ねぇ、直ぐそこにいて下さいね。
呼んでも聞こえないところに行っちゃ、いやですよ!」
雄「大丈夫、カーテンの前にいるよ!」
と言って、カーテンの外に消えていきました。
“まだ、見られるのは恥かしいけど、独りで残されるのも寂しいから...”

“ん?”
理「孝雄さん、そこにいますか?」
雄「ん?いるよ...どうした?」
理「何でもない...」
何故か、タカさんが遠くに行ってしまった様な感じがしました。
多分、意識が周囲の買い物客に移ったからでしょうか?

着替えが終わって、カーテンの隙間から顔を出しながら、
理「どうですか?」
って、言いました。
私が作った隙間からタカさんの顔が試着室の中に入り、キスも出来るほど、タカさんの顔が近付きました。
“や〜ん!水着姿なのに男性の顔が直ぐそこに...”

雄「俺的には、これもセーフだけどね...
もう1度、友達ママの輪にいる真理さんを想像してみて...」
理「ん...」
雄「どんな水着の人がいる?」
理「え〜とぉ、一番多いのは、タンキニかなぁ?
フィットネス用の水着の人もいるけど、私よりちょっとお姉さんのママさんかなぁ?
私くらいの年のママさんの中には、私みたいにビキニも何人かいるけど、パステルカラーのプリントが多いかなぁ?」
雄「で、その水着は...?」
理「...アウトだぁ...」
“レース(紐)の先端が光っているのは拙いかなぁ?”
雄「そうだね。俺が出した2つの宿題のうちの1つはね。
でも...もう1つは正解だと思うな...」
理「2つの宿題......?」
雄「そう...
水着を選ぶ前に出した宿題と選んでる途中で出した宿題...覚えてる?」
理「ん〜とぉ...
あっ!友達ママの中でアウトじゃ無い事と、私らしい事?」
雄「友達ママの中では浮いちゃうけど、真理さんが凄く綺麗に見える水着だね!」
理「ありがと...でも、難しいなぁ...
私もタンキニやフィットネス水着にしちゃおうかなぁ?」
“私らしいの”って、言ってくれるのは嬉しいけど、面倒臭いなぁ...“

雄「ハズレ!2番が出来てません!」
“でも...私の立場とか、私らしさを考えてくれるんだから、私が投げやりになっちゃダメだよねぇ〜”
理「ん〜、こっちは2番が出来て無いんですよねぇ...?」
まだ着ていない3枚目の水着を持ち上げました。
今、“ダメッ”って言われたその水着は、青地に赤と白の差替えが入ったサーフィンやビーチバレーの選手が着る様な、見せてもいいスポーツブラとスポーツショーツを組み合わせた様なデザインでした。
タカさんは、明らかに喜んでいません。

雄「真理さん的に宿題は出来てる?」
理「......私には似合わない?」
雄「俺が知ってる真理さんのイメージじゃ無いかなぁ...って」
理「孝雄さんとは、今日、初めて会ったのに?」
雄「それだけ、俺が真理さんに見惚れてったって事!」
理「あぁ〜孝雄さんは、エッチだぁ!」
雄「ハイ、そうです!」
“あは、素直に認められちゃった!”

理「あはは!」
雄「取敢えず、その3枚目を着てから相談しない?」
理「はい!着てみますね!」
青い水着をハンガーから外し、黒のビキニを脱ぎ始めました。


[22] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/04 (水) 20:56 ID:0vR.Yaig No.194366
首と背中の紐を外し、ブラを取りました。
先程、プールで見せたバストを鏡越しにタカさんに見せました。
“もう、見られても仕方ないよね...”
何も言わずに着替えを続けました。
“この人なら見られても恥かしくない。”
“ううん...私の全てを見て欲しい!”

そのまま、ボトムに手を掛け、脱ぎました。
“お尻フリフリなんてしたかしら...?”
ボトムを脱いで、生まれたままの姿をタカさんに見せました。
“生まれた時は、こんなセクシーなスタイルじゃ無かったけど...”
タカさんは無言で、鏡に映った私と直接見える私を交互に見ていました。
“そんな真剣にに見られたら凄く恥ずかしいよぉ...”

鏡越しに、
理「見せちゃったね...」
雄「...うん...見えちゃった...」
そんな会話をしながらも、視線が動く私に
理「タカさん、エッチな目で見てる...」
雄「うん?真理さん、綺麗だもん。
こんなに綺麗なカラダを見せられて、健康な男なら当たり前だよ。
それに、俺はエッチだし...」
理「あは!初めて会った男性に裸見せちゃう私も、エッチか...な?」
雄「あは...そうだね。エッチなカップルだね...
あ、そうだ!
子供達見て来るから着替えてて...
放っておいたままだ!」
理「あ、お願いいますね!
着替えて待ってる。だから...戻って来たら、声掛けて!」
雄「分った!ちょっと、行ってくる。」
私の記憶では、この時から、親しく(馴れ馴れしく?)話が出来る様になりました。

“!”
“さっき感じた感覚と一緒だぁ...”
これから後、タカさんの意識が私に集中した時と他の事に意識が移った時に感じる感覚の差に気が付いた時でした。
決して、私を疎かにしている訳ではありません。
例えば、息子達やこれから生まれる娘に意識が移った時や運転中に会話が途切れ、車間距離や合流に注意を向けた時にも同じ感じがしました。


[23] Re: 真理の目線  啓吾 :2024/09/05 (木) 08:20 ID:lRyTKQTU No.194368
前作から楽しく読ませて頂いてます。
前作は削除されたと思いますが、再投稿はなしですか?
ご家族みなさんが仲良く過ごされているようで嬉しく思います。


[24] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/06 (金) 19:05 ID:0FPR9qLI No.194394
啓吾さん
コメント、ありがとうございます。

前作、削除した覚えは在りません。
先程、過去ログを見ましたが、209ページ179580 再婚は在りました。

宜しければ、一読ください。


[25] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/06 (金) 19:16 ID:0FPR9qLI No.194395
“ちょっと長いけど、何かあったのかしら...?”
そんな事を考えていると、暫くして、タカさんが私を意識している感覚が戻りました。
雄「戻ったよ!」
“帰って来てれた...”

理「うん、時間掛ったね!
 子供達、あばれてたの?
 ちょっと、遅かったから...気になって...」
雄「大丈夫、タカシもマコトも大人しくゲームしてたよ。」
理「じゃぁ、何で?」
“1人で不安だったんだからね!”

雄「うん、顔入れてもいい...?」
理「うん、平気だよ!」
“なぁに?”
カーテンがほんの少し開き、タカさんの顔が試着室に入って来ました。

雄「これも着て!」
理「えっ?」
タカさんが首の下でカーテンを掴み、その下の隙間からもう1枚の水着が滑り込んで来ました。

理「......」
白色ベースですが、カラフルな蛍光カラーがあしらわれた綺麗な水着でした。両手で目の高さまでハンガーを上げ、その水着を見詰めてました。
“!”
理「これ...考えなくても“アウト”じゃん!」
“さっき言ってたのと全然違うけど...”

雄「うん、分ってる。
 相談なんだけどさぁ...
 真理さん、子供預けて独りで外出って出来る?」
理「えぇ...たまには出れるけど…なんで?」
雄「えぇと、さぁ...
 1枚目は市民プール用で、これ着てレジャープール行かない...?」
理「ん?えぇ?」
何が何だか理解が追い付きません。
“な、なにぃ?”

雄「あのね...茶色のビキニ着て、明日、4人で市民プールに行くでしょ?」
理「うん......」
“だから、私ぃ...裸見せちゃったんだよね?”
雄「で、その水着着て、違う日に2人でレジャープールに行くの...」
“?”
理「う〜ん......なんか、デートみたい...」
“デートに誘われえるみたい...”
理「それにぃ...2着も買ってくれるの?」
雄「ダメ...?」
理「う〜ん、ダメじゃない。ダメじゃ無いけど...でも...」
雄「でも...?」
理「“アウト”な私でも...、ちょっと、照れるかなぁ?」
また、新たにタカさんが渡した水着を眺めました。

その水着は、白地に蛍光色のピンク、グリーン、オレンジ、ブルー、レッド、イエローの模様が色々な形、大きさでプリントさせているビキニでした。
版画に掛ったその水着はとてもカラフルで綺麗に見えました。
トップは、肩紐は鎖骨の辺りまでカップの生地があり、その先に蛍光イエローの紐が首の後ろに延びていて、サイドは、カップから直接出た3本の同じく蛍光イエローの紐が背中の真ん中で1本になり、その先に付いたフックで結着。
ボトムは、前はヘアとアソコ、後はお尻の割れ目が隠せるだけの小さな逆五角形を蛍光ピンクの細いゴムバンドで合せて、前後共に生地の真ん中を上下に絞る様になっているので、サイドのバンドを合せると下向きの矢印の様なデザインです。

とても素敵に見えましたが、
“素敵だけど、もっと地味な水着がNGって言われたんだけど...”
って、思いました。

雄「着てみて...」
理「うん…着るけど...」
雄「着るけど...?」
理「パパさんが色々教えてくれた後だと、すっごい恥かしいかも...」
“...って、さっき、”アウト!“って、言った水着より派手よ?”
青いスポーツ水着を脱ぎ、着替え始めました。
タカさんの視線を感じ、手の動きが鈍くなります。

それを見て採った方さんが、
雄「真理さん、取敢えず、試着だけだから...
 イヤだったら、さっきの黒にしよ!」
理「うん...でも、パパさん、あたしにこれを着せたいんでしょ?」
雄「そうだけど...ママがイヤなら...」
“私を庇てくれるのは嬉しいけど、彼氏なら、”これがおれの好みなんだぞ!“って、言って!”

理「......分った、着るけど、これが最後かもしれないよ!
 ちゃんと、見てて...」
“彼氏の言付けでもはずかしいんだからね!”
雄「うん、ママが着るまで、ここにいるよ。」
“また、スッポンッポンになるの待ってるでしょ...”
理「じゃぁ、着るね...」
“いつのまにか、完全にパパさんとママになってますね...”

意を決して着替えようと思いましたが、タカさん雄想いと、恥かしさに苛まれ、中々、手が動きません。
“本当に2人だけのデートに誘ってくれるの?”
“水着姿が見たい!裸が見たいだけじゃないの?”

雄「真理さん、辞めよう...真理さんが喜ぶ為に来たんだから...」
理「うう〜ん、違うの...貴方が勧めてくれる水着を着たいの...
 だって、プールに連れて行ってくれるんでしょ...?」
雄「勿論、一緒に行って、
 “どうだ、オレの真理は綺麗だろう!”
 って、自慢したいんだ...」
“オレの真理...?”
“やぁん...キュンって、しちゃう...”
理「ありがと…
 嬉しいんだけど、私...、ママだよ......
 若い娘みたいな格好でもいいのかなぁ...?」
“”いいんです!“って”
“あたしだって、頑張ってたんだから、”ネタ“にしないで!”

雄「公園で俺が言った事、覚えてる...?」
理「えぇ...?知らない......」
お「嘘つき!」
“タカさんは褒めてくれたけど、自分で言える訳無いでしょ!”

理「だって...、自分からは言えないもん...」
雄「あはぁ、覚えてるじゃん!」
理「イジワル...」
雄「その通り!イジワルで、しかも...?」
理「エッチ...」
雄「はい、正解!
 じゃぁ、意地悪でエッチなオレが聞きます!」
“また、恥かしい事言うんでしょぅ...”
理「......」
雄「公園で、オレは何て言いましたか!」
理「......
 “チケット買うのに、私がちょっと後ろに並んでいたら、スゲェ綺麗な人がいた”
 ...って、言ってた...」
雄「だよねぇ…
 オレはすっっっげぇ、綺麗な人見つけて、今、水着売り場の試着室に顔を突っ込んでて、
 “2人でデートしよう!”
 って、誘ってるんだよね?」
“やっぱり、デートのお誘いだぁ...!”
理「...うん...」

雄「で、オレはその時に、
 “俺の連れはこんなに綺麗なんだぞ!”
 って、自慢したいんだ。
 だから、オレに連れは、カッコ良くしていて欲しいんだ!」
理「...分るよ、パパさんの気持ち...
 でも、私でいいの...?」
“でも、本当にあたしでいいの?”

雄「質問です。真理さんを始めて見た時のオレの感想は?」
理「...すっげぇ綺麗な人がいた...」
“自分で言うの恥かしいんだからね!”
雄「その2、すっげぇ綺麗な人とデートできたら、オレは何したい?」
理「...オレの真理は綺麗だろ...って、自慢したい...」
“それは...嬉しいけど...”
雄「その3、じゃぁ、真理さんは“オバサン水着”でいいの?」
“それは、ダメでしょ!”
完全に洗脳されてしまいました。

理「それは...、
 カッコ良くないと、パパさんが恥かしいよね...?」
雄「正解!
 じゃぁ、真理さんはどんなカッコをするんでしょうか...?」
“言わないといけない?”
“タカさんの気持は判るけど、口にするのは恥かしい...”
理「...若い娘にも負けない水着.....」
“きゃぁ!言っちゃったぁ!”

雄「そう...だから、着てみて?
 どうしてもイヤだったら、その時に考えよ!
 考えた結果、今日の水着でもいいじゃん!」
“!”
“タカさんが自慢出来る水着じゃないと可哀想...”
タカさんが好むセクシーな格好じゃないと彼が恥を掻くと、勝手に思い込んでしましました。


[26] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/09/07 (土) 17:28 ID:AtVQguGM No.194422
真理の夫さん、更新ありがとうございます。

試着室でのやりとり、真理さんの動揺・心の動きの描写にキュンキュンしております♪
知ってる話なのに何故か新鮮でワクワクいたします。
続きを楽しみにしております!


[27] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/13 (金) 21:23 ID:45eFBlrE No.194551
マーベリックさん
いつも、いつも、ありがとうございます。
理「なんか、マーベリックさんには、ぜ〜んぶ、見られちゃってる気がする...」
だ、そうです。


[28] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/13 (金) 21:26 ID:45eFBlrE No.194552
理「うん...着てみるね!」
“あたしって、焦点が決まった時の集中力は凄いんだね!”
タカさんが言うには、
『朝寝坊して遅刻しそうな時にパジャマを脱ぎ捨てる自分を見ている様な速さで水着を脱いだ。』
“そんなぁ...色気も素っ気も無い事しちゃったのぉ...”
いずれにしろ、また、全てを露わにしてしまいました。
タカさんが選んでくれた水着をハンガー越しに何回も眺め、ハンガーから外します。

雄「真理さん...無理に着なくてもいいんだよ...?」
理「ヤダ!着る!」
雄「えぇ?」
理「だって...、パパさんにプールに連れてって欲しいもん!
 絶対!若い娘に負けないんだから…!」
“絶対、タカさんに気に行って貰うんだから!”

ハンガーから外したブラ(トップ)を着ました。
理「あ!パパさん、見て!」
雄「ん...?」
理「この水着、綺麗!
 パパさん!この水着、見てるより着た方が綺麗!」
“この水着!ぜ〜ったい、可愛い!”
理「ハンガーに架けたままより、良くない?」
昨日と今日のプールでちょっと焼けた私の肌に蛍光色が鮮やかでした。

雄「うん!綺麗、綺麗だ!
 もうちょっと、こっち来て!」
理「ん...?」
“なぁに?お背中が変?”
カーテン寄りに一歩下がりました。

試着室の刺し込んだタカさんの手が私のお尻を撫でました。
雄「お尻、丸出しだぞ!」
理「うふ...エッチ!」
そう言いながら、お尻を小さく左右に振りました。
“もう...!パパったら、エッチなんだから!”
“拒まないあたしも...?”

理「パパったら、エッチなんだから...」
雄「パンツ穿かないと、お尻からカゼひくぞ!」
理「は〜い...」
“お尻、触られちゃった!”

ハンガーから外し、ボトムも履きました。
“あ!上下とも着たら、もっと素敵!”
って、思ったんですが、
“!”
理「パパ!ダメだ!」
雄「ん...?」
“これ!着れない!”
タカさんは、
“気に入ってたんじゃないの...?”
って、顔付きで、
雄「...ど、どうして?」
理「ここぉ...ヘアが...出ちゃってる......」
ボトムの上下と両サイドからオケ毛が出ちゃいました。

理「あ〜ん、折角、パパが選んでくれて、私も気に入ってたのに…!」
“”......残念...”って、私の一大事をネタにしないで!“

“ぜ〜ったい、この水着でデートに連れて行って貰うんだからね!”
理「よぉ〜し!帰ったら、お手入れするぞ!」
タカさんは、“キョトン?”としてました。
私は、絶対にこの水着を着て、タカさんにデートに連れて行って貰うんだと決めました。

雄「よし!じゃぁ、決定!
 そうと決まれば、さっさと買って子供達の処に戻るぞ!」
理「うん!」
服に着替えて、試着室を出ます。
手には、タカさんに買って貰う茶色のビキニと蛍光色のビキニ、そして、返品する黒のビキニとスポーツ水着をハンガーに戻して握っていました。
“買わなかった水着さん、ゴメンナサイ...”

理「......ねぇ...パパさん...
 本当にプールに連れて行ってくれるのぉ...?」
雄「本当だよ!
 夏のプールじゃ無くても、温泉プールだってあるし...
 まず、買ってから帰り道で考えない...?」
“ん!そっかぁ...温泉プールだったら、冬でも連れて行って貰えるよねぇ...”“一時の興奮で、水着の試着をしたのかなぁ...?”とか、“それとも、遊ばれてると思ったのかなぁ...?”なんて、ま〜ったく、考えていませんでした。
“あたしって、能天気オバサン?”
そんな事を悩んでいる顔が曇って見えたんだと思います。

タカさんが、私に尋ねました。
雄「ねぇ、水着買うの止める...?」
理「えぇ?止めるの...?」
“なんでぇ!だって、夏のプールも冬の温泉も連れて行ってくれるんでしょ!”

雄「だって、本当にプールに連れてくか、聞かれたから...」
理「そうだけど、孝雄さんが今考えてる事と違うよ!
 確かに
 “本当に連れて行ってくれるのね?”
 って、聞いたけど、
 “私でいいのね?”
 って、意味だよ!」
“嘘つきです。本当に考えていたのは、夏はプールで、冬は温泉に連れて行って貰う事でした…”

PCのキーボードを打ちながら、
雄「へぇ〜、本当はこんな事を考えてたんだぁ…」
理「だってぇ...あたしの事ぉ...タカさんがこんなに気に入ってくれてるなんて、思いもしなかったんだもん...
”ゴメンナサイ...でも、あたしと結婚出来たんだから、いいでしょ?”

雄「ちゃんと言わなかった俺がいけないんだね...
 真理さん、まず、明日、パイナップル柄の水着でマコトとタカシを連れて、一緒に市民プールに行って下さい。」
理「うん!」
雄「それから、大きな声では言えないけど...」
タカさんが顔を近付けてきました。
“なに!なに?”

雄「最後のビキニを着て、2人だけでプールに......」
理「プールに...?」
雄「行こうね!」
理「ハイ!」
“やったぁ!”
”温泉プールもお願いね!”

タカさんが廻りを見渡しました...
“チュッ”
軽くですが、キスをしました。
“待ってました!”
”気のせいじゃ無いですよ。真理も待ってましたよ!”
私も顎を出して、キスに答えました。
お会計を済まして、子供達の元に戻ります。


[29] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/09/18 (水) 16:34 ID:8Et.TYws No.194692
真理の夫さん、更新ありがとうございます。
待ちに待った試着室での真理さん目線の描写、萌え萌えで興奮しちゃいます!
私は真理の夫さんの投稿を通してお二人を、或いは真理さんをガン見しているのです(笑)

続きを楽しみにしております♪


[30] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/19 (木) 21:32 ID:ShGZMdeQ No.194733
マーベリックさん
肩越しに真理が呟いています。

理「エッチな気分になっちゃうとタカさんみたいに情景を思い出せないんだよねぇ...」
だそうです。

理「だから、楽しんで貰える話に出来ないかも...」
だそうです。


[31] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/19 (木) 21:35 ID:ShGZMdeQ No.194734
理「2人とも、ゴメ〜ン!」
志&真「終わった...?」
理「待たせちゃったねぇ。」
雄「よし!帰るぞぉ!」

息子達は、ゲーム機をリュックにしまいながら、
志「今日は楽しかったなぁ!」
真「そうだね!ゲームも一杯出来たし」
仲良く、2人並んでエレベーターに向かいます。

息子達の会話を後ろで聞きながら、手を繋いで笑いながら後に続きます。
“いろ〜んな処に連れて行って欲しいなぁ...?”
“プールや温泉じゃ無くてもいいよ!”
“タカさんが連れて行ってくれる処なら、何処でも嬉しい!”

理「ねぇ!なんか、2人共、今までより仲良くなったみたい...」
雄「そっかぁ...?
 俺は2人が大人っぽくなった様に見えるけど...」
理「大人っぽく...?」
雄「気のせいかなぁ?」
息子達の後を、指を絡めて手を握って、嬉しさの余り腕を前後に大きく振って歩きました。
買って貰った水着は、子供達に気付かれない様に、バッグの中に仕舞ってありました。
“うちに帰ったら、もう1回着てみよ!”
“あっ!”おけ毛の手入れもしないと...

幸いにも帰りの電車も4人並んで座れました。
私達に挟まれて座った息子達はお昼寝です。
息子達の背中に回されたタカさんの手は、2人が起きない程度に動いています。
指を伸ばして突いたり、手の平をくすぐったり...
そして、息子達の頭越しに、タカさんは私を見てくれていました。
“子供連れでもデートしてるみたい...”
“明日のプールもデートみたくなるといいなぁ...”

電車を降りる駅に近付き、
理「マコト。もう、降りるよ。起きて!」
水着を買ったターミナル駅からは、私達が先に降ります。
真「...う〜ん...」
その声で、孝志も目を覚ましました。
志「......マコト、電車降りるってよ。」
真「...分った。」
タカさんが言う様に、仲良くなったのか?
はたまた、大人っぽくなったのか?
私には分りませんが、カッコ良くなったのは間違いない様です。

息子達に喰付かれない様に、
雄「また、明日!」
理「明日ね!」

帰り道で、タカさんからメールが入ります。
『真理、今日は楽しかった。また明日も楽しくしたい。』
『孝雄さん
 私も楽しかった!プレゼント、アリガトね!
 明日、もう1回見せます。よ〜く見てネ!』
ニコニコ顔の顔文字付きで返信しました。。

“そうだ!”
1度仕舞った携帯電話を取り出し、
『明日、お弁当作って行くから、公園で皆で食べよ!』
『はい、よろしく!』

真をお風呂に入れ、夕食を食べさせた後、お弁当の下拵えを始めます。
その時、携帯電話が震えました。
タカさんからのメールです。
『おやすみ...また、明日』
“うん!明日ね!”

『おやすみなさい...今、お弁当の下拵え中!』
メールを打ち終わり、お弁当作りに戻ると主人が帰って来ました。

理「お帰りなさい。」
夫「日に焼けてるね。俺は一日中、大変なのに...」
理「へぇ?
 だって、真が夏休みに1日中家に閉じこもってるから、外に連れ出さなきゃって思ったから...」
夫「まぁ...度が過ぎない様にしろよ!」
理「......」
“なんでぇ...?
結果、楽しかったけど、私は真を楽しませようとしただけなのに...”
“もう、いい!こんな人の事、しらない!”
“頑張って、お弁当作ろ!”


[32] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/20 (金) 20:43 ID:WpvyStpk No.194765
翌朝、夫を送り出し、プールに行く準備を始めます。
真は準備万端で、私の一挙手一投足に目を走らせます。
“いや〜ん!今日は、タカさんに褒めて貰いたいから、気合い入れるのに...”

理「お待たせぇ〜、行こう!」
真「うん!」
二人で歩いて、駅に向かいます。

駅に向かっている途中、タカさんにメールを入れます。

『出たぁ〜?』

『駅に向かってるとこ!』

『同じ電車になったら、嬉しいなぁ...』

『駅に着いたら、電車の時間メールする。』

『ハ〜イ!』
“ウフ!付き合い始めたばっかりのカップルみたい!”

間も無く、駅に着く頃、
『9時〇〇分発。1番後ろの車両。』

『りょうか〜い!』

『今日の約束、子供達が知らない事を忘れないように!』

『は〜い......忘れてた...』
“そうだぁ...忘れてた!”
“あ!駅に着く。早く行かないと...”

“ピ!”
ICカードをかざし、改札を通り抜けます。
真「ママぁ!」
理「?!」
真「入れない...」
“!”
普段、息子は電車に乗る事が無いので、ICカードを持っていません。

慌てて、小銭を渡し、切符を買うように促しますが、
真「いくらの切符買うの?」
理「えぇ〜と、○○円の半分だから○○円。」
真「ママぁ、無いよ。」
“あ!子供ボタン押させないと...”
駅員さんに向かって、
理「すみません!子供が切符を買えないので、1度、出てもいいですか?」
駅員さんの許可を貰い、改札を出て券売機に向かいます。

その時、
『ガタンゴトン』
電車が着く音が聞こえました。
“あ!タカさんが乗った電車が来ちゃった!”
急いで真の切符を買ってホームに向かいますが、タカさんが乗った電車は出発した後です。

慌てて、メールを打ちます。

『切符買うのに手間取った...』

『先に行って、入場券買ってる...』

『ご免なさい...』

次の電車に乗って、プールに向かいました。
電車1本ですから、遅れても5分程です。
入場券の購入列に並んでいるタカさんと孝志を見付けて、合流しました。

理「ゴメンナサイ。」
志&真「ねぇ、遊んできてもいい?」
雄「道路の向こうは、ダメな...」
理「2人共、こっち側だけネ!」

2人揃って、
志&真「ハ〜イ」
雄「券買ったら、直ぐに入るんだろ...?」
志&真「うん!」
雄「呼んだら、直ぐに戻って来いよ!」
またしても、2人揃って、
志&真「ハ〜イ」

理「孝雄さん、ご免なさい...」
雄「ん...?」
理「電車...」
雄「あぁ...どうした?」
理「マコトの切符買うのに手間取っちゃって...
私の分は“ピッ”だけど、子供用の切符、買わなきゃいけないでしょ...?」
雄「で、乗り遅れたんだ...?」
“いや〜ん、タカさん、”アホか!“って、顔してる...”

理「ご免なさい...」
雄「折角、お弁当重いだろうから、持ってあげようと思って、電車の時間連絡したのに...」
理「怒った...?」
“?”
“ん?なに?”

雄「バツだなぁ...」
理「えぇ?何...?
バツって、何するの...」
雄「......」
タカさんが怖い顔してました。
“何だろう...?どんな事されちゃうの?”

雄「プールで、“ギュっ”、しちゃう!」
理「えぇ〜〜...!ねぇねぇ...孝雄さん...」
“えぇ〜!“ギュっ”、されちゃうのぉ〜”
“嬉しいかも...”
タカさんに“おいでおいで”しながら、顔を耳に寄せます。

雄「ん...??」
理「一杯、バツして...」
雄「今日はお洒落だね?
ブラ紐もエロいし...」
理「ちょっと...ね」
“だってぇ...タカさんとの『初デート』だもん!”

雄「何で...?」
理「だって、孝雄さんに見られちゃうから...」
“だからぁ...『初デート』だからなの!”
雄「大好きなオレンジも微かに見せて...?」
理「だってぇ......」
“『初デート』だって言ってるでしょ!”
“あ!言って無いけど...気付いてよぉ!”


そんなこんなで、無事に入場券が買えましたので、子供達を呼びます。
雄「タカシ...マコト...プール入るぞぉ!」
志&真「分った...!」

雄「今日は、最初からマコトを預るから、着替えちょうだい!」
理「お願いネ!」
プールバッグを渡しました。
“女の子は色々と大変なんだからね!”

“オッパイよし!”
“オケ毛よし!”
タカさん達を探しながらキョロキョロした更衣室を後にします。
“タカさん...この水着見て、何て言ってくれるんだろぉ...”

理「お待たせ!」

プールに入ろうとしますが、子供達が、
志&真「ママきたから、外のプールに行ってもいい?」
雄「行くか?」
志&真「おぅ!」
雄「だって...さ!」
理「うふ...ウン!」
“タカさんの評価は、お外だね!”
荷物を持って、外に移動です。

雄「走るなよ!」
志&真「ハ〜イ!」
走ってるのか、速足なのか、孝志と真は急いで“外プール”に向かいます。
その後ろをタカさんと手を繋いで移動します。
“これだけでも楽しいよぉ!”

雄「お弁当、時間かかった?」
理「ちょっとね、4人分って、作った事無かったから...」
“主人と小食の真の分しか、作った事無いから...”
“孝志とタカさんがどれ位食べるか判らなかったんだもん!”

雄「寝不足?」
理「ん...大丈夫だよ。」
“そこまで頑張ってない...そんなに食べるのぉ?”

雄「ん...なら、良かった。」
理「うふ...昨日よりも天気がいいから、肌が焼けちゃうね!」
雄「そうだね...ここじゃぁ、日焼け止め濡れないけど、平気?」
理「大丈夫...!若い娘には負けないから!」
“タカさんが小娘の事見てたら、怒るからね!”


[33] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/09/22 (日) 17:42 ID:n7stF/eA No.194830
真理の夫さん、更新ありがとうございます!

真理さんの”心のセリフ”にキュンキュンしております♪
真理さんは無意識でタカさんの胃袋を攻略しにいったのでしょうか!?
私もタカさん同様、胃袋攻略されたいです(笑)
続きを楽しみにしております!


[34] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/25 (水) 22:42 ID:RuBeDgSA No.194927
マーベリックさん
コメント、ありがとうございます。

この後、20年以上真理の食事を食べてますが、どれも美味しですよ。
後で出て来る”洋風チャーハン”は我が家のソウルフードです。

『パコ〜ン!』
理「違うでしょ!」
雄「”パ”です...」
理「パ・エ・リ・ア」
雄「はい...」

まりもとっても美味いです!
『パコ〜ン!』
理「イヤぁ〜ん!」


[35] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/26 (木) 20:42 ID:cwf3QfFU No.194973
『外プール』は、『中プール』よりも浅くて、プールの底にお尻を点けると腰も水に浸かりません。
“昨日送った写真の事、聞いてみよ!”
顎を上げて、振り返りながら、タカさんに話し始めます。

理「ねぇ...写真見た...?」
雄「うん...見たよ。
 俺の事、挑発してた?」
“あたし、セクシーでしょ?
理”「えへ...どう?」
雄「艶っぽかった...」
“うふ......でしょぉ...”
理「興奮した...?」
雄「した...」
“やったぁ!”
“!”
“昨日のお返しだぁ!
背中側に手を廻して、タカさんの股間をモゾモゾ...

“ビクッ”
理「へへぇ〜...昨日、お尻触ったお返し...」
タカさんは何も抵抗しません。

理「ねぇ...」
雄「何...?」
理「...もっと、バツ、頂戴......」
雄「うん...?」
ハグされた腕に力が入り、抱き締められた感触が体に伝わります。

理「ん...ん...はぁ…」
雄「......」
理「ねぇ、タカさ...ん...」
雄「ん...?」
理「気持ちいいヨォ......」
“頭の中がボォッ”ってしちゃうぅ...“

理「ねぇ...何時行く?」
雄「ん...デート?」
理「うん...」
“デートの催促しちゃったぁ...”
雄「何時なら、行けそう?」
理「来週の週末は...?」

雄「大丈夫だと思うよ。
 確か、タカシを連れて、実家に帰るって、言ってたから...」
“やったぁ!あたしも大丈夫!”
理「ホント?
 ウチもマコトを連れて、会社の上司の船に乗りに行くって言ってた。
 私、船は酔っちゃうから、パスする事になってる...」
雄「じゃぁ、決まり!来週末にデート!」
“はっ!本当にデートしていいのぉ?”
“あたし、ママだよ...”
理「......」
雄「どうした...?」

“ピィ、ピピィ〜!”
そんな時に休憩時間になりました。
身体が“ピクッ”と震えて、
“デートの誘ってくれて嬉しい!”
“だけど、裸を見せた後のデートって...”
“なっちゃうよねぇ...”
“本当に、いいのかなぁ...”

休憩時間の合図で、孝志と真が帰って来ました。
“はっ!ちゃんとママしないと...”
理「2人共、ちゃんとスポーツドリンク呑んで!」
志&真「ハ〜イ」
“ママモード”にスイッチを切り替えます!“
“でもぉ...タカさんと一緒だと楽しいし、真も懐いてるから1回位...
いいよね...”
“よし!”

理「休憩終ったら、ママ、大人プールに行きたいの。いい?」
志&真「いいよ!」
理「やった!」
“タカさんに抱っこして貰っちゃお!”

雄「なぁ、大人プールで何したいんだぁ?」
理「えぇ...?
昨日みたいに“グルグル”してぇ...」
“マズい!バレちゃったぁ...?”
“ポロリじゃ無くて、“ぎゅ〜”です!“

雄「昨日みたいにって...、
また、胸出っちゃったら、どうするんだ?」
“!”
“それ...?どうしよぉ...”
理「大丈夫だよ!
今日は、パパが買ってくれたビキニだもん!」
“”ポロリ“は困るけど、タカさんに“ぎゅ〜”して貰いたいんだもん!”

雄「今日は、紐を締め直してからにしような!」
理「なら、絶対だね!」
“本当かなぁ!”

“ピィ、ピピィ〜!”
休憩時間が終わりました。

理「パパ!大人プール行こ!」
““ぎゅ〜”して!”

志&真「ママの前に、俺達が先だぞぉ!」
理「えぇ...、
昨日は2人が先だったから、今日はママが先でいいでしょ?」
志&真「俺達が先ぃ!」
理「今日は、ママが先ぃ!」
“ねぇ!タカさん、あたしが先だよね...?”

4人、プールに入ると直ぐに、タカさんの手が腰に周りました。
“!”
理「キャァ〜!」
物凄い勢いで、プールの中を進み、私を抱えた反対の手で孝志と真を捕まえました。

雄「おらぁ...
3人とも知らないからなぁ!」
志&真「うぉ〜!」
理「イヤ〜ん!」
“何するつもりぃ...?”

タカさんは、孝志と真を2人を投げ捨てました。
志&真「うぉ〜!」
その反動で、私も投げ捨てます。
“うわぁ!昨日より遠くに飛んじゃう......!”

顔まで水に浸かり、浮かび上がって、
理「急に投げたら、怖いじゃん!」
“ここでも”ポロリ“させるつもりだったのか!エロ親爺め!”

雄「油断してるからだよぉ〜!」
理「よぉ〜し!3人でパパを沈めるぞ!」
志&真「おぅ!」
3人でタカさんに全体重を掛けました。
“あっ!お股の敏感な処にタカさんの手が当ってる...”
“子供達の前だけど、とっても良いかも...”


[36] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/09/27 (金) 20:23 ID:JlZdrHlA No.195001
そんな遊びを繰り返していると、
“ピィ、ピピィ〜!”
再び、休憩時間です。

4人でプールサイドで日向ぼっこです。
孝志と真は並んで大の字、私はタカさんの腕枕で横向きに寝ました。
“うふ...気持ちいいよぉ...”

雄「なぁ...」
理「なぁに...?」
雄「手入れ......したのか?」
理「へぇ...?」
“!”
雄「デートビキニ着る為のお手入れ...」
理「えヘ...したよ。確かめる...?」
雄「うん...確かめる...」
“ここじゃぁ、ダメ!”

理「今...?」
雄「ここじゃ、マズいだろ...」
“ほっ...”
理「だよねぇ...プールの中でね!」
“びっくりした...子供達の前でそんな事しないでね!”

雄「そろそろ、昼休憩だよな?」
理「そうだね...これが最後の休憩かなぁ...?」
雄「じゃぁ、中プールに行こうかぁ...」
“?”
理「何でぇ...?
外の方が気持ち良いじゃん...!」
雄「中の方が、“モジョモジョ”しやすい...」
“なるほどねぇ...”
理「もぅ...エッチ...」
理「ねぇ、2人共...
もう直ぐ、お昼だから、中に行くよぉ...!」
志&真「ハ〜イ」
“どうだ!子供達の扱いなら、私の方が上だぞ!”
4人共起き上がって、中プールに移動です。
また、孝志と真は競歩みたいに歩き、私達は手を繋いで仲良しカップルです。

もう少しで、中プールに着く直前に、
“ピィ、ピピィ〜!”
休憩を終わる笛の音が響きます。

孝志と真は、持っていたタオルを投げ捨てるように、プールに突進します。
理「もう...」
“2人共、しょうがないんだから...”
タオルを拾いながら、愚痴ります。
理「ちゃんと、躾けて貰わないと困りますよ...パパ!」
“もう!パパなんだから、ちゃんと躾けて下さい!”

拾ったタオルと荷物をプールサイドに置いて、2人でプールに浸かります。
昨日よりも大きな波が顔を濡らします。

理「スゴイねぇ」
波しぶきに顔をしかめながら、声を上げます。
雄「......」
“?何ぃ?”
雄「真理さぁ...鏡見た方がいいよ...」
“?”
“何?タカさんの言ってる事が判らない...”
理「なんでぇ...?」
“なに?どうしてぇ...?”
雄「目の廻りが真っ黒...」
“えぇ〜!”
慌てて、ポーチから鏡を取り出して、自分の顔を見ました。
“!”
“お化粧が落ちてるぅ〜!”

“どうしよぉ〜”
“更衣室に戻って、お化粧直そうから...”
そんな事を考えている時、私の腰に回したタカさんの手がモゾモゾしていました。
背中側から水の中の手が水着の中に入りました。
「!...‼」
“もう!ちゃんと言ってからして下さい!”
“こんな顔で恥ずかしいんだからね!”

タカさんの顔を睨みますが、悪びれた様子も無く、モゾモゾしてます。
“もう...でも、プールの中で確かめてもいいよ!って、言っちゃったもんねぇ...”
“それに、そっちじゃないですよ!”
理「そっちじゃ、ありませんよ...タカさん」
タカさんはいたずらっ子の様な表情で私を見ます。

そのまま、身体を引き寄せられ、タカさんの腕は私のおマタまで来ました。
“‼...‼”
“そんな触り方じゃ、タカさんにぴったりくっついちゃうよぉ〜!”

雄「もしかして...、“パイパン”...?」
理「だって...、どれくらい残せばいいか、分んなかったんだもん......」
“だってぇ...脱いだり履いたりするの大変なんだからぁ...”
“それに......来週、タカさんに見られた時、へんてこな形だったら、もっと、恥かしいでしょ?”

もぞもぞ...
理「ダメ!ここじゃ、ダメよぉ!」
タカさんの手の甲を抓りました...
雄「じゃぁ…何時...?」
理「来週は...
デートの時は、ちゃんと見て貰うから...
お願い...」
雄「...分った」
“そんなに“ぎゅぅ〜”したら、気持ち良くなっちゃうよぉ〜!“

理「だって...、心の準備があるんだよ...」
雄「う...ん...、分ったよ...」
理「今日は、優しくて綺麗なママでいさせて...」


[37] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/10/02 (水) 21:08 ID:0YzPsp/. No.195116
昼休憩まで、子供達を放置してイチャイチャしてました。

“ピィ、ピピィ〜!”
場内に放送が掛りました。
「本日もご来館ありがとうございました。
只今を持ちまして、午前の営業は、終了となります。
午後の営業は、・・・・・・」
午前の部が終了です。

雄「さぁ、上ろうか...?」
理「うん!2人とも、出るよぉ〜!」
志&真「ハ〜イ!」

プールから上った子供達をタオルで簡単に拭きながら、
雄「子供は着替えさせて、外で待ってるよ。」
理「うん!急いで着替えるね。」
“早く着替えて、お弁当を持って行かなきゃ...”

雄「着替えたら、昼ご飯だぞ!」
志&真「ん...?」
雄「ママが、早起きしてお弁当作ってくれたんだって!」
志&真「やったぁ!お弁当だ!」
雄「そうだ!“やったぁ!”だな...」
雄「...、......!」
志&真「ハ〜イ!」
“??”
“なぁに...?”

一生懸命、急いで着替えましたが、色々と準備に時間が掛かりました。
“落ちちゃったお化粧直したり、ブラの中のオッパイ寄せたり...
女の子は何時も大変なのよ!”

理「お待たせぇ〜」
“あ!アイス食べてる!”
理「あぁ...
 アイス、いいなぁ...!」
雄「お弁当、待てないって言うからさ...」
孝志と真が“ニタァ...”とこちらを見ます。
男3人でアイコンタクトです。

理「ハイ、お待たせしましたぁ〜」
ビニールシートに座る3人の前にお弁当を広げる途中、タカさんが声を掛けます。

雄「真理さん、ビール、飲む...?」
理「飲みた〜い!」
“わ〜い!”

雄「待ってて!」

理「はい!お待たせしました!」
志&真「いっただきま〜す!」
両手でビールを抱えて、タカさんが帰って来ました。
雄「......タオルある...?」
理「ん...あるよ。ちょっと、待って...」
雄「...」
理「ハイ!どうしたの?」
雄「うん、ちょっと...」
タカさんが私の背中側に廻り、髪の毛をタオルで包んでくれました。

理「あれ...まだ、濡れてた?」
雄「あぁ...少しね...」
理「ありがと...タカさん、ご免ネ。」
雄「......」
タカさんは、返事もせず私の髪の毛を乾かします。
無理に引っ張る訳ではありませんが、力を込めて、まるで髪の芯に残っている水分を絞り出す様な仕草です。

雄「こんなもんかな?」
と言いながら、オレンジ色のブラ紐を引っ張って、“パチン”としました。
理「キャッ!もう...」
後頭部で髪の毛を束ね、乾き具合を確かめます。
理「アリガトね...
 これ位なら、大丈夫!
 お待たせ...!」
タカさんの気遣いが嬉しくて、笑みが浮かびました。

雄「あれ?もう1本じゃぁ無かった...?」
理「私も呑みたい〜ィの!」
“”イジワル“だなぁ...”

志&真「ママぁ〜!お弁当美味いねぇ!」
理「ほんとォ〜!2人共ありがとうね!
 何も言わずに食べてる人もいるけど...」
“仕返しだぁ...!”

雄「いや...美味しいから、ビールのお替り欲しくなったんだけど...」
理「真と孝志君は、ちゃんと“美味しい”って、言ってくれたもんねぇ...!」
志「おぅ!俺達、言ったもんな!」
真「おう!美味しいって、言ったよな!」
“ほら...!”

雄「真理さん、お弁当美味しいよ!有難うね!」
理「どういたしまして...」
“息子達みたいに素直に言ってくれれば、あたしだって、”イジワル“しないのに...”
雄「“言え”って、言われたから、言ったんじゃ無くて、本当に思ってるんだからね!」
理「ハイハイ!アリガトウございます...」
“判ってますよ。判ってるけど、”イジワル“しちゃうの!”

志「お腹イッパイだぁ〜!ご馳走さま!」
真「ママ!ボクもお腹イッパイ!
 遊んできてもイイ?」
理「でも、機関車の方だけね!」
志&真「ハ〜イ!」
“うわぁ...なんか、幸せぇ”
“子供達は、凄い勢いでお弁当食べてくれて、『ご馳走様』まで元気に言ってくれて...”
“素敵な彼氏とビールを飲みながら、イチャイチャ出来て...”

理「......」
雄「どうした...?」
理「...ん...皆でお弁当食べて...
 皆が美味しいって、言ってくれて...
 嬉しいなぁって...
 孝志君も真も元気に遊んでて...
 楽しいなぁって...
 思って...」
雄「ん...何かあった...?」

理「ん...昨日ね...
 うちに帰ってから、“タカさんに甘えすぎたかなぁ...”
 って、ちょっと、反省してたの...」
雄「...えぇ...なに?」
理「だってぇ...
 プールでは、ポロリして時に助けて貰っちゃったし...、
 試着室で、全部見せちゃったし......」
雄「うん...」
“こんなタイミングで聞かれたら、うちの人の冷たい態度を思い出しちゃったよ...”

雄「水着買ったり、デート誘ったり...やり過ぎた...?」
理「違うの!」
 “違うよ!それがと〜ても、嬉しかったんだよ!”
雄「...」
理「あのね!うちに帰って、家事してたら、急に
 “私は主婦でしょ?”
 って、
 “主人の妻でマコトの母親でしょ”
 って、思っちゃって...」
“でね...『まぁ...度が過ぎない様にしろよ!』とか、言われたんだよ!”

理「で、さっき...
 孝志君モ真も...タカさんも、
 “お弁当、美味しい!”
 って、言ってくれたでしょ?
 頑張ったの褒めて貰えて、嬉しくなっちゃったの...
 そうしたら...余計に、昨日の主人の言いかたが嫌になっちゃって...」
雄「そっかぁ...」
“私だって、完璧だなんて思ってないよ…
でも、自分が満足したら、それで”OK”なんて、思ってないからね!“

雄「俺は、真理と2人切りなるのも楽しみだし、マコトと一緒にいるのも楽しいけどだなぁ...
 両方とも、いいけどな!」
理「ほんと?」
雄「あぁ...
 だって、こうやって真理と2人でタカシとマコトが遊んでいるのを見ているって、責任もあるけど、楽しくない?」
理「うん。判る!」
雄「だから、4人でいる時間は楽しいし、真理と2人だけの時間も楽しみにしてる...」
理「うん。今日も楽しむし、デートも楽しんでいいんだよね?」
雄「難しい事は判らないけど、今はそれでいいんだと思うなぁ...」
と言った後、タカさんは残りのビールを飲み干しました。

理「...」
雄「さて、本格的に真理のご飯を楽しむかなぁ...」
理「うん。お口に合いますように...」
“一杯食べて欲しいなぁ...”
雄「いただきま〜す。」
タカさんは、おにぎりやサンドイッチを頬張ります。
“一杯食べて欲しいけど、お腹壊さない...?”

雄「う〜ん。ご馳走さま〜。」
理「お腹、一杯になったぁ...?」
雄「なった!もう食べられない!
 美味しかった。アリガトね!」
理「お粗末様でした。」
“えへ...嬉しい!”

雄「真理、こっちおいで...」
理「何...?」
“...?”
4人の中心に広げたお弁当箱を回って、タカさんの隣に座りました。

雄「ビール飲んで、腹がふくれたら、眠くなった...」
“!”
“や〜ん!子供みたい...”
理「はい!」
真理の膝枕でタカさんはお昼寝です。
『すぅ...すぅ...』
“タカさん、本気で寝ちゃたぁ...”


[38] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/10/06 (日) 14:07 ID:0FPR9qLI No.195253
理「そろそろ、起きて...」
お鼻を摘んで、お耳をモジョモジョ...
雄「う〜ン...」
“あっ!起きた!”
雄「どれぐらい寝てた…?」
理「30分位...気持ち良さそうだったから、起こせなかった...」
“お鼻やお耳を悪戯してたけど...”
タカさんの髪の毛を手ですきながら答えます。
タカさんが満足気に私の顔を見詰めてくれます。

雄「30分も...
 足、痺れただろ...?ご免な。」
理「ちょっとだけだよ...
 それよりもタカさんの寝顔見てたら、ここが気持ち良かった...」
と、言いながら、右手で胸を押えました。
“それよりもタカさんの寝顔を見てた方が心が安らかだったよ!”

雄「おっぱい...?」
理「ばかちん!」
『パチ〜ン』
“バカぁ!真理は、タカさんが愛おしくて仕方なくなってたのに...”
髪の毛をすいてた手で、頭を叩きました。

“うふ…”
理「もう...いたずらっ子なんだから...」
雄「えへ...」
“ちょっと、冒険しちゃおうかなぁ…?”
理「貴方...もう起きて下さい。
 少しは子供達の相手をしてあげて下さいね!」
雄「そうだなぁ...ちょっと、行ってくる。」
“あ!タカさんがお芝居に乗ってくれた!”
『チュッ!』
起き上がる前に、タカさんにキスされました。

“うふ…嬉しい!”
理「もう......これも“バツ”...?」
雄「そう、オレに優しい真理に“バツ”...」
理「こんなバツなら、いつでも欲しいなぁ...」
雄「誰も見て無い時は...ね」
理「うふ...さぁ、子供達をお願いね、パパさん!」
雄「おぅ!行ってくる」
起き上がって、機関車の方に向かいました。
”うふ...タカさんが私の旦那様みたい!”
お弁当の後片付けをして、機関車に向かいました。

雄「片付いた…?」
理「うん!皆が一杯食べてくれたから、荷物はおっきいけど軽いよ!」
“空っぽのタッパだけだからね!”
トートバッグを下げた肩を上げ下げして、軽さを表現します。

雄「美味しいごはん、アリガトウなぁ!」
理「お粗末様でした...
 でも、タカさんや孝志君は、何時もあんな風に“ガツガツ”って、食べるの?」
雄「え...?
 考えた事無いけど、育ちが悪いからじゃないか...?」
“そんな事無いよ!
タカさんも孝志も凄い勢いだったけど、綺麗な食べ方だったもん!”
理「そんな事無いよ!
 凄い一生懸命食べてくれるから、作ったかいがあったよ!
 だって、タカさんなんて、右手におにぎり持って、左手でサンドイッチ食べてるんだもん...」
雄「よく覚えて無いけど...やっぱり、育ちがよくないからだよ...
 でも、美味かったからしてたんだと思うよ。」
“美味しいって、言われちゃったぁ!”
理「うふ...嬉しっい!」
雄「真理の作ったご飯も捨て難いけど、来週は美味いもん食おうな!」
“!そうだぁ!デートだぁ”
理「うん!楽しみだなぁ...!」
タカさんの右腕にぶら下がって、抱き付きました。

タカさんに髪の毛を“グシャグシャ”ってして貰った後、正面を向かされて腰に手を回されて、引き寄せられました。
理「...う...んん...」
雄「......」
“う〜ん...気持ちいいよぉ〜”
理「ダメョ...ぉ...子供達もいるのよォ...苛めないで...」
タカさんの首に腕を回して、耳に顔を近付けて囁きました。

雄「顔上げてごらん...」
“?”
理「...んん...なぁに...」
雄「真理が可愛過ぎるから、“バツ”だよォ...」
“やったぁ!”
理「“バツ”、ちょうだぁい...」
“タカさん!イッパイ”バツ“頂戴!”
唇にキス、そして、腰に回した腕の力が緩みました。

理「...ウフ...また、“バツ”、貰っちゃった...」
雄「パパママモードに戻る前の儀式ね...」
理「は〜い...パパさん、子供達を呼んで下さいね...」
雄「ハイ!承知しました...。ママさん...!」
“やぁ〜ん!イチャイチャカップルモード”
タカさんは、ジャングルジムに昇っている子供達の元に向かいました。

志&真「やったぁ!ジュースだ!」
理「...?」
“何で、ジュース?”
理「もう!甘やかしちゃダメでしょ!」
雄「いやぁ、今日は2人ともちゃんという事聞いて、いい子だったんだから、それ位してやってもいいだろぉ...」
理「もう!だから、おとこ親はダメなの!
 今度来た時も、
 “この前、ジュース買ってくれた!”
 って、言うに決まってるでしょ?」
雄「はい...すみません......」
“そんなに、ショボつかないでぇ...”
“建前で言っただけなんだから...”
“タカさんが1日頑張ってくれたの知ってるよ!”

理「パパが良いって言っちゃったからジュース買って上げるけど、おうちに帰ってからは牛乳か麦茶しかダメだからね!
それでも、いいのね?」
志&真「分ったから、ジュース!」
志&真「パパ、怒られてやんの!」
タカさんが、“この野郎...!”って顔で、2人を見てました。
“タカさんはおっきい子供だね!”

理「そうねぇ...孝志君と真の方が、ずぅっと、良い子よねぇ...」
言い終わるや否や、タカさんを見て、睨み付けました。
“ポーズだからね!本当に、ダメなパパだなんて思って無いよ!”
でも、タカさんは、“済みませんでした...”って、顔でした。

理「じゃぁ、約束したからね!守らなきゃダメよぉ!
 さぁ、ジュース買いに出発!」
雄「じゃぁ、俺も、もう1本飲もうかなぁ...」
理「ダァメ!パパは“バツ”です!」
“折角、ダメなパパじゃ無いって言ったのに...!
言って無いけど...”

理「はい!2人共、約束は守らないとダメだからね!」
ベンチに座って、ジュースを飲む息子達の後ろに廻って、タカさんが愚痴ります。
雄「お前達は、いいよなぁ...」
志「だって、俺達は良い子だったもんなぁ!」
真「うん!良い子だったもんな!」
“もう...子供なんだからぁ。。。”

理「ママも水分補給しなきゃぁ!」
雄「俺のは...?」
理「パパは、“バツ”でしょ?」
雄「なんでだよぉ!
 何時もじゃ無くて、今日だけ特別って、言ったじゃないか!」
タカさんは、年甲斐も無く、本気で怒り始めました。
“そろそろ、許してあげないとね!”

理「嘘よ。はい、パパもお疲れ様でした。」
背中に隠した缶ビールをタカさんに差し出しました。
理「パパ、1日、ありがとうございました。
 子供達が良い子だったのは、パパのお蔭よ!」
“イジメちゃってご免ね...”


[39] Re: 真理の目線  マーベリック :2024/10/08 (火) 12:35 ID:WixwZHbs No.195308
真理の夫さん、更新ありがとうございます。

おふたりの光景が目に浮かぶようです♪
特に真理さんの心のセリフには相変わらずキュンキュンしております♪
アメとムチのフリ幅はこれくらいが良いなぁって感じです。
続きを楽しみにしております!


[40] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/10/10 (木) 21:01 ID:ZaHV9kfQ No.195357
「本当に、“バツ”かと思った...」
「そんな事、する訳無いでしょ!
大事な人なんだから...一杯、頑張ってくれたんだし...」
「...」
「タカさん。お疲れ様でした!」
「おぅ、ありがと...
真理も、お弁当沢山作って大変だっただろ?」
「う〜ん...
作ってる時は、大変だったけど、み〜んなが美味しいって言ってくれたから、大丈夫だよ!
あのねぇ...真があんなにムシャムシャ食べてくれたの...始めてだと思う...
貴方と孝志君が一生懸命食べてくれたから、つられたんだと思う...」
「えぇ...?」
「貴方と一緒だと、色んな事が、素敵になってくる気がする...」
「そんな事、無いよ...」
「あるの!
だから、来週のデートは、あたしも素敵にしてぇ...お願い...」
並んで座りながら、ジュースを飲む息子達の後姿を見ていると、タカさんの手が腰に回って引き寄せられました。

「真理は、今でも十分素敵なママだけど、来週はすっげぇ素敵な女性にするからなぁ!」
「うん!すっげぇ素敵にして!若い娘には負けないよ!」
“ぜ〜ったい、タカさんの自慢の彼女になるんだから!”

真と孝志が並んで歩き、後にタカさんと並んで歩きます。
タカさんは、空になった弁当箱を入れたトートバッグを肩に掛け、私と手を繋いで歩きます。

「こうやって歩けるのも駅までだね...」
「そうだなぁ...」
「何時でも...何処でも...こうやっていたいなぁ...」
「...そうだなぁ...」
“我が儘だけど、本当にこうしていたいんだよ!”
私の気持ちを感じてくれたのか、タカさんの手に力が入ります。

「もし...いっつもタカさんと一緒だったら...楽しいだろうなぁ...」
「...そうだなぁ...何時でも真理が隣にいたら...」
「......」
“ゴメンナサイ...そんなの無理だよね...”

電車に乗って孝志と真を挟んで、タカさんと私が座ります。
疲れて眠り、倒れそうになる息子達を押える様にしますが、背中に回ったタカさんの腕は私の背中を優しく撫でていました。
2人が倒れない様に胸に回したタカさんの手は、私の掌を撫でます。
息子達の頭越しにタカさんを見詰めます。
“あぁ...もう直ぐ、お別れだぁ...”
“こんな素敵な時間がもっと続けばいいのに...”

「タカさ...明日から仕事だよね...?」
「うん...そうだよ。」
「お仕事、頑張ってね...」
「うん…ありがと...頑張るよ。
トラブって、来週末仕事にしたく無いからなぁ。」
「えぇ...そんなのヤダよ...」
「大丈夫、絶対にしないから...」
「うん...頑張って欲しいけど、頑張り過ぎないでね...」
「分ってる。」
「......」
「あのさぁ...用が無くてもメールしてもいいか...?」
“えぇ!連絡してくれるのぉ!”
「勿論!
タカさんからの連絡待ってるからね!
何でもいい!何でもいいから、イッパイ連絡してね!」
「うん。色んな事、連絡する...」
息子達を押えた手に、今まで以上に力を入りました。


[41] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/10/15 (火) 21:42 ID:woxHu.3A No.195503
次の週末まで、メールでの連絡のみでした。

『いってきます。』
『いってらっしゃい...』

『今から帰ります。』
『お疲れ様...!』

特別な事が無くても、そんなメールは必ず交換しました。

週末のデートは、8時30分に水着を買ったターミナル駅に集合、行先は、そのターミナル駅から2つ先にある人工の波が出る室内レジャープールに決まりました。
タカさんが選んだプールは、若者には人気のレジャー施設でした。
友達に聞いたり、雑誌を読むと、一般の入場券は入手が難しい施設でした。
運営会社の親会社に後で私も知る友人が務めているとの事で、電話一本でチケットを入手できたそうです。
“”私との初デートだから、気合い入れた。”とか、言ってたけど...”

しかも、費用はVIP扱いで全て無料にしてくれたそうです。
“それだって、”俺に任せろ!“みたいな事言ってよね!”

学生時代の友達にプールの事を聞いた時、
友「なによ、真理、デートでしょぉ?」
理「......」
友「やっぱりぃ!
 ねぇ、本気?それとも浮気?」
理「人妻だから、浮気になっちゃうのかなぁ...?
 でも、あたしは遊びのつもり無いよ!」
友「真理!彼氏に会ったら、さり気無く、聞いてごらん。
 即答したら、本気だし、口籠ったら、遊びだよ!」
理「......」
“やっぱり、タカさんにとっては遊びなのかなぁ...?”

友「後で結果を教えるんだよ!」
理「...うん...判ったぁ...」
友「じゃぁね!」
“”タカさんに遊ばれてたぁ!“なんて、報告したくないよぉ!”

デート当日です。
真と主人を送り出し、自分の準備に取り掛かります。
“急がなくっちゃ!”
“水着じゃなくったって、女の子は大変なんだからね!”

シャワーを浴びて、ローションは何時もより入念に塗ります。
ブラとTバックショーツを着けて、姿見で自分の姿を確認します。
“変なとところ、無いかなぁ...?”
“今日はタカさんの大好きなオレンジで攻めちゃうんだから!”

準備が完了して、マンションの入り口でタカさんの携帯を鳴らします。
『家を出ました。タカさんは?』
『今、駅に向かってる。乗る電車の時間が判ったら、連絡するよ!』
『お願いしま〜す。一番後ろで、いいよね?』
『OK!』

もう直ぐ、駅に到着です。タカさんに会えます!
『〇〇分発だから、△△駅は〇●分かなぁ...?』
『は〜い!もう直ぐ駅に着きま〜す。』
“この前、真を置き去りにしそうだったんだよね。“
“そんな事してたら、タカさんに嫌われちゃう!”
“気を付けないとね!”

“タカさんに連絡しとこっと...”
ホームのベンチで、メールを打ちました。
『今日は“ピッ”だけだから、乗り遅れないから!
でも、乗り遅れたら、バツかなぁ...?』
“バツ...くれるかなぁ...“

『乗り遅れなくても、今日は、一杯“バツ”するゾ!』
“うふ...”
『“バツ”が一杯、嬉しいなぁ!』
『メールに気を取られてると、ほんとに乗り遅れるぞ!』
『大丈夫だよ!ホームのベンチでメール打ってるから!』

後、2分で電車が来る!“
『駅、出たよ。』
『私も荷物を持って、ドアの前で待ってます!』

タカさんが乗る電車がホームに滑り込んで来ました。
“タカさん、乗ってるよね!”
“いた!”
こちら向きに座って、笑い掛けてくれていました。
電車が止まる時間、ドアが開く時間が凄く長く感じられ、もどかしい思いがしました。

やっと、ドアが開き、電車に飛び乗ります。
“もしかして、あたしへの虐めで、車掌さんがドアを開けなかったんじゃないの?”
タカさんが、自分の隣の空いたシートをポンポンします。

「えへ...いいお天気で良かったね。
雑誌とかで確かめたら、凄く人気があるところなんだね。
チケット取るの大変だったでしょ?」
タカさんは、にやけています。
「そりゃぁ、真理と初デートだから、頑張ったよ!」
“嘘つき!○○さんにチケット頼んだんでしょ!”

「ほんと?ありがとね、タカさん!」
タカさんは、チラチラ私の事見ます。
今日、私が選んだのは、白いノースリーブブラウスとオレンジのキュロットでした。
(サンダルはラインストーンが入っているお洒落な物でしたが、タカさんは知りませんでした。)
“もう!頑張って準備したんだから、気が付いてよね!”

「今日もオレンジだね!」
「そう!あたしのフェバレットカラー!
タカさんもオレンジ、好きでしょ?」
「あぁ、色味も丁度良い感じ!下着もオレンジでいい感じ!」
“えへ、タカさんの好みだし、あたしも大好きな色なんだよ!”
“ブラもオレンジなの、バレてるぅ?”
「やっぱ、分る...?」
「分るっていうより、見せてるだろ?」
「えへ...頑張っちゃた...!ダメ...?」
「ううん。真理、カッコいいよ!」
“タカさんが、“カッコいい”って、言ってくれた!
あのね、今日はぜ〜ったいに若い娘に負けないんだから!ね“

乗り換えまで15分程でしたが、興奮して、喋りっ放しでした。
「今日行くところって、流れるプールやウォータースライダーがあって、波が出るプールもあるんでしょ?」
「うん...そうらしいよ。俺も行くのは初めてなんだ。」
「あのね、子供達には関係無い友達に今日のデートの事話しちゃったんだ...
そうしたら、
“そこのチケット取ってくれるなんて、彼氏は本気だよ!”
って、言われちゃった。」
“タカさぁん、お願い!”

「本気かも...って、何?
俺が遊びで真理を誘ってる疑いがあるって事?」
「う〜ん......私もそんな事思いたくないけど、友達が、
“真理は人妻でしょ?”
って、言うから...」
「既婚者だから、本気かって言われたら、誰も納得させる事を言える訳じゃ無いけど、遊びじゃ無い事は確かだよ。
それに折角のデートのスタートからこんな話はしたく無い!」
“やったぁ!タカさんは直ぐに応えてくたよ!”

「ご免なさい...私もそんな事思ってない。
その友達が言ったの。
“その男が口籠ったら、気を付けなさい。”
って、でも、タカさんは即答してくれた。
私の事情とタカさんの事情は分かってる。
でも、ちゃんと答えてくれたから大丈夫。今日は、イッパイ楽しもうね!」
「そうだね!今日は、“パパさん”、“ママ”は、無しだぞ!」
「は〜イ!貴方!」
“もっと冒険して、”タカさん”と“真理”にしちゃおうかなぁ!“

電車を乗り換え、目的のレジャープールまで、バスに乗ります。
幸運にも、バスも並んで座れました。
“嬉しくって、タカさんの腕から離れられなぁい!”
“ぜぇ〜たい、タカさんの事、放さないんだからね!”

目的のプールに着きました。
大勢の人がチケット売り場に並んでいました。
“?”
「貴方!チケット買わなくていいの?」
「うんん?ここに有るよ。」
“?”
ポーチの中から、チケット2枚を出します。
まさか、そんなスペシャルチケットを準備しているとは思いませんでした。
入口にも沢山の人が並んでいましたが、タカさんはスタスタ歩いて行きます。

「ねぇ、タカさんって、何者なの?」
「何が?」
「だって、皆、チケット買うのも、中に入るのも並んでるんだよぉ...」
「真理との初デートに、そんな面倒くさい事したく無い!」
“”カッコいい...!”って、思ったけど、○○さんからチケットを貰ってたのね!“

「イヤか?」
「そうじゃ無い...
そこまでしてくれて、嬉しい!貴方、ありがと!」
“タカさん、素敵だよぉ!”
タカさんの腕を引っ張り、頬にキスしました。
“○○さんの手柄でしょ?”

「貴方にちっちゃな“バツ”しちゃった...」
タカさんは、満更でも無い顔付きです。

タカさんが、入場口でチケットを見せます。
係員のお兄さんが、
「おはようございます。
ファミリー更衣室は、正面の出入り口にお進み下さい。」
と、言いました。
“?”
「は〜い」
「......」
腕時計のベルトの様な物を渡され、
「ねぇ、ファミリー更衣室って、なぁに?」
「あぁ、ここは、男女別々の更衣室の他に、男女一緒に入れる更衣室があるんだ。」
「...?」
「本当の目的は、子供連れだと、別々の更衣室だと面倒だろ?」
「うん...」
「だから、男女一緒に入れる更衣室があるんだ。
ロッカールームで裸にはなれないけど、チェンジングルーム(更衣室)が広くて、一緒に着替える事が出来るんだ。」
“あっ!あたしが着替えるところ、待ってる!”

「...エッチ......」
「中は凄く込むけど、一緒に出れば、はぐれる心配が無いだろ?」
「そっかぁ...荷物を分けたり、子供の受け渡しをしなくても済むね!」
“今日は、息子達も居ないけど、居れば便利だね!”
”今日は、デートよ!”
”真と孝志の事は考えないの!”

「レジャープールなんかでも、更衣室の外で彼氏や旦那が待ってるの見た事あるだろ?」
「あるある!
旦那ならあんまり抵抗感ないけど、昔、彼氏とプール行った時、
“待たせちゃって、悪いなぁ...”
って、思った!」
「そ!でも、今日は真理の全部を見る為に用意したの!」
「やっぱり...エッチだ......」

「イヤなら、別々にも出来るぞ!」
「ヤダ!一緒がいい!」
“イジワル!”

「だろ...」
「うん...」
私の水着と、タカさんの水着だけなので、荷物は多くありません。

指定されたロッカーにバッグを入れて水着に着替えます。
「ロッカーもおっきいね!」
「荷物の出し入れもし易いだろ?さぁ、着替えよう!」
「そうだ!タカさん、自分の水着、始めて見るんだよね!
気に入ってくれるかなぁ...」
「では、拝見しようかな?」
2回目の市民プール(4人でお弁当食べた時)後、デートビキニを買って貰いましたが、自分だけおニューは申し訳無いから、タカさんの水着を買いました。

「これ!」
南の島の波打ち際で、太陽が沈む直前の様なプリントが描かれています。
「タカさんもオレンジが好きだって言ってたから、これにしたんだけど...」
空の色が赤からオレンジ、オレンジから黄色のグラデーションの様に描かれています。

「全部オレンジじゃ、恥かしいでしょ...?」
「いいんじゃん!気に入ったよ!」
“やったぁ!タカさんが気に入ってくれた!”
「うん!着替えてプール行こ!」

デート用の蛍光色のビキニを持って、更衣室に向かいます。
「うぁ...更衣室も広〜い!」
「そりゃ、2人同時に着替えるんだから、これ位のスペースが無いと大変だろ?」
「そうだけど、市民プールの3倍位あるよ〜!」
「別料金だから、これぐらいサービスして貰わないとな!」
“”タカさん、凄ぉい“って、思ってましたけど、○○さんが払ってくれたのね...”

扉を閉めて、着替え始めます。
“水着売り場では、勢いで見せちゃたけど、今日は、堂々と見せちゃうんだよね?”
「2人揃って着替えるのは、恥かしいなぁ...」
「この前、水着売り場で見せてくれたじゃん?」
「だって、あの時は、勢いで見せちゃったけど...
今日は、“どうぞ、見て下さい!”みたいで...」
“どうしよう...ドキドキしてきたぁ...”


[42] Re: 真理の目線  真理の夫 :2024/10/17 (木) 21:57 ID:hkgLx19M No.195616
「あぁ!」
“タカさんの裸も見せられちゃうんんだぁ!”
「どうした?」
「ここだと、タカさんのハダカ見ちゃうんだ...それも恥ずかしい!」
タカさんは、“へ?”って、顔してます。

「真理だけ見せたら、不公平だからな。これでお相子だよ!」
“う〜ん。そうかもぁ...”
「う〜ん、でも、照れるなぁ...」
「じゃぁ、やめて帰るか?」
「やだ!タカさんのハダカ見る!」
“あたしって、おバカ?
もっと、違う言い方があったでしょ!”

「待ってる人もいるから、早く着替えるぞ!」
「うん!」
“そうだよね。外にもお客さんが沢山居たもんね!”

「......真理さぁ...もっと、色っぽい着替え方、出来ないのかぁ?」
「へぇ?なんで?」
「いやぁ、その水着買った時に見せてくれたから、真理のカラダを見るの初めてじゃ無いけど、今日は初めてのデートだぜぇ!
もっと、お淑やかに着替えられないのか?
さっき、自分でも、“恥かしい”って、言ってただろ?」
「ゴメン...貴方が“待ってる人が居る”って、言ったから...早くしないとって…」
“だってぇ...タカさんが待ってる人が居るって言うから...急がないと申し訳無いと思うでしょ?”

「着る時は頼むぞ...」
“はい.…あ!私、ハダカだぁ〜!”
「もう...タカさんがこんなタイミングで話し掛けるから、スッポンポンじゃないかぁ!」

「お淑やかに着ま〜す!」
「俺のトランクス、頂戴!」
“あ!バッグに仕舞っちゃってたぁ”
「ご免なさ〜い。それも忘れてたね...はい、これ着てねぁ...」
「サンキュ〜!」
タカさんにサーフパンツを渡して、あたしも着替えます。

「あっ!...」
“タカさんが”ポロン”したぁ…“
「ん...?今度は、どうした?」
「貴方の見ちゃった...」
ブラは肩に掛けただけ、ボトムは足首に掛っただけでしたが、目が潤んでしまいました。
“おっきいぃ!”
“...彼氏なんだから、触っちゃってもいいよねぇ?”
「ねぇ...貴方...
ちょっとでいいから、触ってもいい...?」
「ちょっとだけだぞ、ほんとに外で待っている人もいるんだからな...」
“ご免なさい。外の人はちょっと、待ってってね!”
「はい。
ちょっとでいいから...お願い...」
ほんの2〜3分のつもりでしたが、タカさんのペニスを弄ってしまいました。
「真理...そろそろ、諦めなさい。」
「は〜い...」

「少しは気が静まったか...?」
「アリガト...ねぇ、私って、イヤらしい...?」
「それは、追々確かめるけど...
オレの事を愛してる証じゃ無いかなぁ...
ほらぁ、早く着替えないと...」
トップスもボトムもサイドが紐なので、アンダーは履きません。
が、サイドが紐なので、捻れを直したり、脱いだ時程速やかには終わりません。
タカさんは後ろに廻って、捻れたストラップを直して、バストをカップの中に押し込んで、着替えが完成です。

「これって、凄く素敵だけど、貴方と一緒か、うちから着て来ないと大変だねぇ...」
「だったら、うちから着て来るか、俺が着替えを手伝えばいいだろォ?」
「これから、ずぅと、手伝ってくれるの...?」
「真理さえよければ...ね」
「うん!いっつも、貴方に手伝って貰う!」
「うん...分ったよ...」
「どう...?」
クルクル回って、確認です。

トップのカップは、下着の様に脇まで隠す布はありません。
カップから、直接ストラップが3本出ています。
ボトムは前面も、背面も下向きの五角形で、布地の中心を上下に絞ってるデザインで前面はVゾーン、背面はお尻の半分だけを隠しだけです。
しかも、お尻の割れ目は半分しか隠せません。
でも、タカさんは満足気に私を見詰めてくれました。

「うん!綺麗...!凄く似合ってる!」
「よし!
貴方もカッコいい!
行こう!」
「よし!楽しむぞぉ!」
「楽しむぞ!」
チェンジングルームを出て、ロッカーに脱いだ服をしまったら、準備完了です。

プールに向かって歩きながら、
「ねぇ...プールに連れて来てくれるのは、今日だけ...?」
「真理が来たいなら、何回でも連れて来るよ。
温泉プールとかあるから、夏じゃ無くても行けるよ。」
「あのねぇ...エステで脱毛しようかなぁって、考えてるんだけど...
今日が最後なら、必要無いかなぁって...」
「そういえば、今日はどうしたの?」
昨日の夜、Vゾーンは全て剃り落としていました。。
”だってぇ....どれ位剃ったら、ショーツに隠れるか判らなかったんだもん…”

「昨日の夜、お風呂でお手入れしてきた...
けど...、沢山連れて行って貰えるんなら、その方がお肌も綺麗だから...」
「毎回だと大変だから、それもいいかもな!」
「うん!明日、サロンに寄ってもいい?」
“明日、連れてってくれる?”

「帰りに寄ってみようか!」
“やったぁ!”
「うん!」
と、タカさんの腕にしがみ付いてきました。
「今日は、真も孝志もいないから、ずぅ〜と、こうやってっていいよね?」
「ダメ!」
“何でぇ?2人切りなのにぃ…”

「えぇ...なんで…?」
「俺が、真理の事を“ギュ”ってするから...」
「あは...ねぇ...“バツ”もイッパイ頂戴ねぇ...」
“いや〜ん、タカさんのエッチぃ!”
「イッパイあげるよ!」
「うふ...嬉しい...」
プールエリアに入ると、物凄い人の数です。

「うわ...すっごい!」
飲食やレンタルの浮き輪などは、リストバンドに着いたバーコードで精算出来ますので、持ち物はありません。
でも、並んで座る場所さえ見つらない混雑です。
プールサイドは勝手気ままにレジャーシートを敷いているので、歩くスペースを見付けるだけでも一苦労です。
“タカさん、スイスイ進むけど、あたしの事待ってくれないのぉ?”

「どうしよう...腰おろす場所も見付からない...」
「ん...大丈夫だよ。」
「......」
“だってぇ、2人並んで座るスペースも無いよぉ?”
“タカさぁん〜、どこ行くのぉ?”

飲食エリアにあるテーブルセットに向かいます。
鎖でセパレートされた出入り口で、係員の腕のバーコードを差し出します。
バーコードリーダーをかざしたスタッフが、
“ピィー”
ス「はい!お入り下さい。」
「???...」
誰も使っていないテーブルセットに案内されました。

ス「お荷物はこちらに置いて頂ければ、結構ですが、貴重品はお持ち下さい。」
雄「はい、よろしく」
理「......」
スタッフはお辞儀をして、下りました。
理「ねぇ...何で...?」
雄「ここも別料金の、特別席。
初めてのデートだから、頑張ったって、言ったじゃん!」
理「これも...?」
雄「これも」
“うっそぉ〜!”
理「貴方...素敵ィ!」
“嘘付きィ...l○○さんから貰ったんでしょ!”

雄「暑かったから、何か飲んでからプールに入ろうな!」
理「うん!喉が渇くいてたんだ...!」
雄「すみませ〜ん」
スタッフに向けて、手を挙げます。

テーブルに来たスタッフに、
雄「俺は...ビール下さい。真理は?」
理「うん...私も同じものを...」
ス「ハイ。ビールをお2つですね!少々お待ち下さい。」
理「昼間から、お酒頼んじゃった!」
雄「たまには、いいだろ?」
理「だよねぇ〜!」
“真!孝志!ゴメン...でも、ママは嬉しい!”
ビールを待ちながら、プールの混雑具合を眺めます。

雄「ここは専用だけど、プールの中は無理だぞ...」
理「でも...それ位は皆と同じ方が楽しいかも...」
雄「じゃぁ、ビールで喉を潤したら、行くか!」
理「行こう!」
流石にVIPエリアです。
ものの数分でビールが運ばれてきました。

ス「お待たせしました...」
凍って、白くなっているグラスに注がれたビールが配られます。
理「冷えてて美味しそう!」
雄「また、うなじに点けるかぁ?」
理「ヤダよォ!こんなに冷たいの点けられたら、飛び上がっちゃう!」
雄「そうだよなぁ...キンキンに冷えてて美味そう!
 じゃぁ、カンパ〜イ!」
グラスを合せて、ビールを飲みます。

理「...んんん...美味し〜い!」
雄「...美味い!」
理「ねぇ...真と孝志君が邪魔な訳じゃ無いけど、子供達を気にしないで飲めるって、凄くいい気分!」
雄「判る!んんん...って、言えるのって、いいなぁ。」
“?”
タカさんがボトムの隙間から、指を入れてきました。
理「やん!ダメですよ、こんなところで...」
“ここじゃ、ダメ!”
でも、タカさんの太腿は撫でながら訴えても、説得力欠けますよね!

理「ねぇ...、
 これからも、たまにでいいから、連れて来てぇ...」
雄「こうしないかぁ?」
“何?難しい宿題?”

雄「2人で話し合って、ちゃんと孝志と真を思いやっていたか...
 自分を反省する。」
理「うん!」
雄「で、やらなきゃいけない事はしっかりとしてるって思えたら、俺達2人のご褒美にこんなデートする!
 どうだ?」
“それがいいよね!
 だって、あたしはママだし、タカさんはパパなんだから、それをサボっちゃダメだよね!”
理「私達は、パパママなんだから、真と孝志君をちゃんと育てたから、こんな
 ご褒美が貰えるって事?
 普段、しっかりパパママしなかったら、失格って事だよね?」
雄「そう!その通り!
 自分に甘えたら、だめ!
 って、事を俺達の宿題にしないか?」
理「そうだよね...
 2人の事を疎かにして、私達だけが楽しい思いするなんて、絶対に、やっちゃいけない事だもんねぇ…」
雄「だから、今日は2人に感謝して、思いっ切り楽しむのが、俺らの使命!」
理「うん!孝志!真!いつもアリガトウ!
 パパとママは一生懸命楽しみま〜す!」
天に感謝する様にグラスを高くかざしました。

雄「よし!飲んだら、行くぞ!」
理「は〜い!」
ビールを飲み干し、手を繋いでプールに向かいます。



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