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妻の若い恋人

[1] スレッドオーナー: 謙治 :2024/05/08 (水) 11:40 ID:0Ulf22js No.191647
3月初旬、『妻の変貌』というタイトルで投稿させていただいた謙治といいます。

前回の投稿ではたくさんの方々からご意見、ご感想、
そしてご指摘をいただいたことを今も感謝しています。

3月10日に妻の静香が帰宅して、1ケ月余が過ぎました。
帰宅した当初の妻は冒険の疲労、それから精神的な動揺から
本来の状態でありませんでした。
実情を知らない居酒屋の女将の香子さんも妻の体調を心配してくれて、
新人を雇ったので、結局しばしの暇を貰うことで落ち着きました。

そうして徐々に回復した妻は工務店の事務仕事に復帰し、
出入りする業者や職人とも以前と変わらない世間話を交わすようになりました。
約9カ月間の冒険の後遺症もほぼ癒えてきた妻に私は安堵しました。

さて、前回の投稿の最後に、皆様から温かいお言葉をいただきました。

『一つだけご注意ください。女性は一度覚えた快楽は忘れません』
という、おてつさんのご指摘、

『1度覚えてしまった快楽は麻薬のようなもの。
謙治さんにしても寝取られの嫉妬による興奮を味わったのですから
また、二人が同じ快楽を求めないとも思えません』
という、シンさんのご指摘、

『ご自身が「性懲りない」とおっしゃっているとおり、
本当にこの性癖は因果なものと感じるのです。
一度味わった快楽を忘れられないのは、果たして夫婦どちらの方なのでしょう』
という、エムジンさんのご指摘等々も頂戴しました。

私自身、あれだけの不安と絶望を経験したのだから、
早々に嗜好がぶり返しはしないだろうと考えていたし、
また妻も腑抜けたような状態でしたから、
さすがに懲りただろうと思っていました。

しかし、です。
性懲りないというか、困ったものだ、というか、
節操ないというか、それらの言葉を山ほど並べてもすっきりしない思いが…。

それは妻も同じらしく、従来のパターンに戻った週末の夜のベッドの中で、
相変わらず短時間で達っしてしまう私を詰る始末で、
それは過去の経験で得た快楽を忘れていない証と言えるし、
また寝取られ嗜好が消えたわけではない私ですから、
そんなふうに詰られると逆に興奮してしまい、
興奮する私を見て昂る妻もまた異常で…、いやはや、どうも…。

こんな調子では皆様方にご指摘いただいたように、
先行きが思いやられましたが、
何度も言うように困ったもので、
妻も私も過ぎ去った9カ月間の出来事を反芻することで、
大袈裟ですが桃源郷を彷徨うような愉しみを味わえたのです。

そして、私たちは先々の夫婦の楽しみ方を話し合いました。
妻は私を嫉妬させて盛り上がりたいと言い、
私は9か月間に経験したような愛人としてのつき合いでなく、
恋人同士のように振る舞える相手ならば
妻の婚外恋愛を認めてもいいと話しました。
そして、出来ることならそんな妻の様子を見たいとも告げました。

なんだ、馬鹿々々しい、という展開です…。
しかし、冒険する妻をやや距離を置いて眺めらる至福は捨て難いし、
冒険を楽しむ妻を見たり話を聞いて嫉妬する私の表情を見ると妻も昂るというのだから、
これはもう仕方がない、という結論です。

そして、待てば海路の日和あり、の諺の通り、
妻を理想の女性像と口にしていた私の後輩が、
赴任先から約7年振りに地元へ戻ってきたのです。
このタイミングをなんとかできないものか、と私は考えました。

前回と違い今回はほぼリアルタイムの状況投稿になると思います。
なので、遅々としか投稿できないかもしれませんが、
前回同様、状況をなるべく正確に記したく、
再投稿をさせていただこうと思い立ちました。
よろしく、お願いします。


[2] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/08 (水) 11:43 ID:0Ulf22js No.191648
4月27日から始まった大型連休初日、妻はクロゼットと箪笥の中身の入れ替えを始めた。
工務店も連続10日の休みに入ったが、私は事務所で住宅リフォームのポンチ絵を
図面に起こす作業をのんびりと始めた。

思えば昨年のこの時期、妻は学生時代からの友人の香子さんが営む居酒屋を手伝い始めた頃だった。
香子さんは我家へ度々訪ねてきて、
「二人とも美人だからお客さんが喜んでるよ」
と話し、さらには、
「静香を止めさせようなんて考えない方が身のためだよ」
と言ったりもした。

そんなこんなが、先に投稿した『妻の変貌』の始まりだが、
それから1年が経って、いろいろとあった。
しかし、こうしてのんびりと図面を引くことができる安穏な状況を有難いと思わざるを得ない…。

朝食が遅かったから12時を過ぎてもだらだらと仕事を続けたが、
1時を過ぎた頃コーヒーを飲みたくなって裏手の勝手口から自宅に入った。
ダイニングにもリビングにも妻の姿がないところを見ると、
まだ整理をしているのだろう、私は手慣れた要領で二杯分のコーヒーを淹れた。
すると音が聞こえたらしく、開いたドアからワンピース姿の妻が顔を出して、
「あら、良い香り。わたしのは?」
と声を掛けてきた。
「淹れたよ」
コーヒーカップを二つ手にして寝室に歩くと、
「散らかってるからね」
と妻が言った。
寝室を覗くまでもなく、床にはいくつもの衣装ケースが所狭しと重ねられ、
掃除機やら箒、ウエットティッシュが置かれていた。
しかし、私の目が真っ先に向かったのはそれらでなく、
ベッドの上に無造作に広げ置かれた何着かの衣服だった。
妻が着ているニットのミニワンピースもそのうちの一着だろう。

「片付け? それともファッションショー?」
私がきくと、
「う〜ん、両方かな」
と、妻は答えた。

ベッドに置かれた何着かの衣服は見覚えがあった。
それらは約9カ月付き合った彼にプレゼントされたものだった。
「へぇ、こんなにプレゼントされたんだ?」
その男と重ねた冒険のことは夫婦間で既に咀嚼していたが、
そうしてあらためてプレゼントされた衣服を眺めるといろいろな思いがわき上がった。
「そうね」
簡単な返事をしたが、妻だっていろいろな思いがあるだろう。
「どうするの、この服?」
「ワンピとかは着られるけど、スーツなんて着ないし処分しようかなって」
「捨てるの?」
「いらないもの」
「そう…、あのさ、アクセサリィとかもあっただろ?」
「うん、えぇと、あるよ」
妻はクロゼットの中の小物入れを開けて、金の細いチェーンをつまみ出し、
「でも、これだけだよ」
と言った。
「え? そうなの?」
妻がプレゼントされたものはネックレスやブレスレッド、イヤリングなどの他に
小さなエメラルドが載った指環もあった。
それらはどうしたのだろう、と思っていると、
「マンションに移ったとき、全部持ってたの。
だから小さいジュエリーボックスごと置いてきたよ」
妻はそう言った。
それらに未練なさそうに言った妻に、私は少し感激した。

その彼は、噂によれば予定より1カ月早く、3月末に横浜へ赴任していったらしい。
隣市の高台に建つ高層マンションは賃貸だったから、彼がいない今、
妻が置いてきたというそれらの装飾品の行方は闇の中だ。

「そう、惜しいことしたな」
「惜しくないよ。欲しくなったら、買ってくれるでしょ?」
「そうだな。まぁ、考えないこともない」
私が答えると妻は頬を膨らませたが、すぐ顔を見合わせて笑った。

「じゃあ、残ったのはこの服だけっていうわけだ」
「ワンピとかブラウスとかは着られるからね」
「だけど、こんな服を着て、どこ行くの?」
妻が着ていたのはハーブ色でニットの半袖ワンピースだが、
深いVカット襟から白い胸肌が窺え、太腿の半分が露わな裾丈だった。
露わな部分に視線を移しながら言うと、妻はその場でクルリと回転して、
さらにつまみあげた裾を振ってみせた。
捲れた裾から尻の丸味が見え、尻を覆うパウダーブルーのショーツもチラ見えした。
さらに胸にブラのラインが見えず、
身体の揺れとは関係なく、不規則に揺れていた。

「へぇ、そういう趣味もあったんだ?」
私が言っても意に介さない妻は、
「これとか、ミモレ丈のワンピだったら飲みに行けるよ」
と言った。
「う〜ん、どうかな」
「あら、だめ?」
「駄目じゃないよ。けど、一緒にいる僕が恥ずかしい」
「露出し過ぎ?」
「若干」
「若干? 視姦じゃない?」
「若干と視姦で掛けたつもり?」
「わかった?」

こんな会話が日常的にできるまで妻の状態は戻っていた。
だから、私も妻の挑発に乗って話してみた。

「その格好は、ショットバーで飲むには似合うかもな」
「まぁ! まだ覚えてるの、そんなこと?」
「ってことは静香も忘れてないんだ」
「う〜ん…、そうかな。ちょっと刺激的かも」
「あのさ…」
「ねぇ、久し振りに飲みに行こうよ」
「盛り場にその格好で行ったら男が寄ってくる?」
「あなたがいなければね」
「いなければって?」
「一緒に行くけど、あなたと離れて飲むの」

後からきくと、二人で飲みに行き、
妻が口説かれる現場をやや離れた場所から私が窺い見る…。
これが、妻の提案だった。
性懲りもない夫婦と自覚する所以だが、この提案に私はやや真剣に興奮した。

「まぁ、そういうのも良いけど…、平気か?」
「なにが?」
「なにがじゃなくて、大丈夫?」
「だって口説かれるだけでしょ」
「だからさ、平気?」
「あなたが見てるのに、変なことできないでしょ」
「変なこと?」
聞き返すと、妻は、
「あ?! ほんとは見たいんだ」
と、挑発口調で言った。
「ね、どこまでならして良い?」
「はぁ?」
「手、握られるのは?」
「う〜ん…、手なら…」
「肩組まれるとか?」
「肩かぁ…」
「お尻触られるくらい?」
「……いきなり?」
「おっぱいはダメだよね。他の人に見られちゃうし」
「…………」
「カウンター席に座れば大丈夫かな?」
「あのさ…」
「それで雲行きが怪しくなったら、スマホで呼んでくれれば、それでお終い」
妻の中では、そんなストーリーが出来上がっているようだった。

妻の提案は魅力的だったが、調子づいてそんなプレイをすれば、
また昨年の冒険の再現に至るかもしれない…。

そこで話を打ち切った私は妻の尻を軽く平手打ちして、
「考えておくよ。図面引かないと。
それから、まだファッションショー、終わらないの?」
そう言って私は事務所に戻った。


[3] Re: 妻の若い恋人  :2024/05/08 (水) 13:04 ID:wDNBNevE No.191650
謙治さん、お帰りなさい。
見つけたのは私が一番ですかね。
寝取られは、やはり麻薬のようなものですね。
奥様も謙治さんも忘れられない。
あのシビれるような嫉妬、焦燥感、興奮が
お互いに忘れられないのでしょう。
前のような身も心も持って行かれることのないように
細心の注意を払ってください。
楽しみにしています。


[4] Re: 妻の若い恋人  おてつ :2024/05/08 (水) 13:58 ID:5nWai7oM No.191651
戻られたのですね
ここに来るといいことは......


[5] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/09 (木) 12:35 ID:p2KqLtjA No.191670
シンさん、おてつさん、こんにちは。
前回の投稿ではいろいろなご意見、ご指摘をいただきまして
ありがとうございました。
前回の妻の冒険後、私は大人しくしていようと思っていました。
妻も帰宅当初はしょげていましたが、
家に戻った安心感からか、新しい刺激を欲するような口調や態度を見せはじめました。
前回の冒険で仕込まれた官能体験がおそらく忘れられないのでしょう。

シンさんが言われるように、冒険で得た快楽は麻薬とイコールなのかもしれませんね。
そういう私も妻が家庭内で挑発してくる煽りに、夫としての威厳は脆く崩れてしまい、
チャンスが再び訪れたら…、と考えるようになりました。困ったものです。

実はこれから、南知多方面へ一泊の出張に出ます。
昨日、突如決まった出張です。
ネタバラシになりますが、実は今晩、妻の静香は若い恋人と初めて夜のデートをします。
突然出張になったので、私は妻がデートに出る姿を見送りできませんが、
遠く離れた出張先で妻の様子を想像する楽しみに耽りたいと思っているところです。

明日の夕方には帰りますので、また投稿します。


[6] Re: 妻の若い恋人  :2024/05/10 (金) 16:35 ID:j2qodxJ2 No.191699
謙治さん お待ちしておりました。^^

又 興奮させて下さい、よろしくお願いいたします。


[7] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/11 (土) 13:13 ID:joIZZQfI No.191715
5月1日木曜日、JR駅南のホテルの最上階で夜景を楽しみながら
フレンチを食べた。
妻はワインを飲みながら頬を少し赤く染めていた。

妻はニットの半袖ミニワンピースにカーディガン、
Vネックの襟元に映える白い胸肌が艶めかしい。
私も珍しく妻と同色の麻のスーツだから、夫婦には見えるだろう。

しかし、周りのテーブルの客も、時折行きかうボーイも
妻のその姿に視線を向けているのがわかる。

「ヤダわ、見られてる」
妻が小声で言う。
「綺麗だよ。僕としては鼻が高いね」
「予定と違うじゃない」
盛り場で飲むという提案を今回却下したことを妻は言っている。
「予定なんて、変わるもんさ」
「もぉ…」
「駅を出てからここに来るまでずっとついてきた男に気づいてた?」
「知ってたよ。階段の下からずっと見てたもの」
「見えちゃった?」
「大丈夫と思うけど…」
「イヤだった?」
「普通イヤでしょ」
「そうなの?」
「そうなのって、知らない人に見られてるのよ」
「ってことは、知ってる男だったらOKとか?」
「バカじゃない」
「いや、ほら、静香は見られるのが好きだろ。僕も見られてる静香が好きだから」
「変態」
「そう? じゃ、お互い様だ」
「わたしは違うよ」
「帰ったら、どうしようかなって考えてるんだ」
「ほんとにバカね」
「食事が済んだら、もう少し付き合って欲しいな」
「なにするの?」
「散歩」

8時過ぎ、会計を済ませた私たちはロビーに降りた。
大型連休のせいだろう、ロビーは賑やかだった。
ホテルを出て御幸町通りを歩き、中央公園に向かう。
追手町の辻を東に折れて進み、東御門橋を渡って中央公園に入った。
「この辺り、静香は良く知ってるだろ?」
「さぁ、知らないわ」
とぼけた調子で妻は言った。
「そうなの? じゃあ、案内してあげるよ」
公園内も連休のせいでいつもより人の姿が多かった。
右の小径を進む。
東御門前広場を過ぎて紅葉山庭園にゆっくりと歩く。
庭園の池の周囲の桜はすでに葉桜だが、紫陽花の花芽が膨らんでいる。
周囲にはカップルたちがたたずんだり、暗がりの芝に腰を降ろしている。
斜め左に続く小径の向こうから手持無沙汰に歩いてくる二人の青年が目についた。

「僕は反対側を歩くから、静香はこっちをゆっくり進んで」
「え? 一人で?」
「スマホ、すぐ使えるように」

そう言って、私は小径の向こうに移った。
妻よりゆっくり歩いて斜め後ろ姿を見つめる。
腿の裏側が半分以上露出した裾丈で、
普段は履かない高いヒールが脹脛を引き締めて見せていた。
外出前に下着の指定はしなかったが、なにを着けているのだろう…。
そんなことを思いながら、妻のスマホを呼んだ。
妻が小さいショルダーバッグから取り出したスマホを耳に当てる。
「気分、どう?」
「良くない」
「前から若者が二人来るだろ」
「え? あ…」
「少しウエストを上げられる?」
「ダメだよぉ、そんな」
「素敵な脚を見せてあげて」
「変態、ほんとに」

文句を言いつつも妻は片手でウエストを引き上げた。
裾が少し上がった。
もちろん下着は見えない。
「あ、そうだ。どんなパンツ穿いてる?」
「いやだぁ、もぉ」
「どんなデザイン?}
「裾が短いから…、Tバック」
「短いからTバックなの?」
「見えにくいもの」
「なるほど…、だけど生尻見えちゃうんじゃないの?」
「見えない…、と思う」
「ほら近づいてきただろ。彼らと目を合わせて」
「できないよ」
「じゃあ、柔らかく笑って」

街灯は灯っているが仄暗いからはっきり見えない。
妻は前から近づいてくる二人の青年に顔を向けていた。
近づき、行き交い、すれ違った。
青年たちは、通り過ぎた妻を振り返ってなにやら話している。
しかし、青年たちはそのまま歩き去っていった。

「あの二人、振り返って静香を見てたよ」
「もう…。ね、もうこっちに来てよ」
「ほんとにイヤ?}
「あなたがいないと不安よ。あなたはどうなの?」
「すごく興奮してる。あの二人、静香の裸を想像してたと思うよ」
「あぁ…、ヤダァ、もう」
「感じなかった?」
「すれ違うまでずっと見られてた、エッチな目で」
「男ならみなそう思うよ。静香が魅力的だから」
「やだぁ、恥ずかしい」
「じゃあ、このまままっすぐ行って御幸通りに出よう」
「………」
「それとも、文化会館の階段下まで行く?」
「行かない」
「じゃあ、真っすぐ行こう」

御幸通りに出た私たちは並んで歩き、そのまま駅に向かった。

「あぁ、ほんとに変態なんだから」
駅に着くと、妻は私を睨んで言った。
しかし、その口調は言葉ほどでもなかった。
「でもさ、綺麗だったよ、一人で歩く静香の後姿」
「本物の変態だわ」
「じゃあ、帰ってゆっくりエッチしようか」
「もぉ!」

車で来る手もあったが食事で飲酒するし、
久し振りの外食の目的は露出気味な妻の姿を晒すこと、
つまり散歩や電車内での視姦される妻の姿を見たかったためだった。
もちろん、妻も私の作為は承知しているだろうし、
実際文句を並べたが、妻は口ほど嫌がっていなかった。

四両編成の最後尾の箱に乗った。
街の賑わいと比べて乗客は少なく、空席が目立った。
私は妻に、まだ学生の雰囲気が抜けきらない若い男のこの前に座るよう耳打ちした。
「僕はここで立ってるから、彼にサービスしてあげて」
「イヤよ」
「帰ったら楽しいエッチが待ってるし」
そう言うと、妻は渋々と言った感じで私が指名した若い男の正面に腰掛けた。
座り方がぎこちないのは仕方ないと思う。
若い男は短髪で古びたジーンズを穿いていた。
膝の上でスマホを見ていた彼は正面に座った妻に気づいた。
明らかに落ち着きを失ったようで、泳いだ視線がやがて下に固定された。
半分以上剥き出た妻の太腿に釘づけだった。

妻は膝の上にショルダーバッグを置いてガードしている。
そして、大胆なことに正面の若者を睨むようにしていた。
しかし、彼は臆することなく真正面の妻の下半身に視線を送り続けている。
一級河川を渡って次の駅に着いた。
乗り込んできた中年男がすぐ妻の存在に気づいた。
最初は他の席に座ろうとしたが、若者の横に歩いて腰を落とした。
二人の男の視線が妻の下半身に集中した。

やがて下車する駅が近づき、妻が立ち上がった。
電車が停車し、妻が降りた。
私は違うドアから下車して妻の後を追った。
中年男も降りてきた。
私はゆっくりと二人を追う。
妻は振り向いたが、中年男がすぐ後ろにいることを知って、
階段の前で立ち止まりスマホを取り出した。

脚を止めて、私もスマホを掴んだ。
「おじさん、追ってきたかな?」
「みたい。助けてよ」
「大丈夫さ。階段を上って改札を出て」
「ダメだよ。ここ急階段だから」
「Tバックだから見えないだろ?」
「これだけ急だから見えちゃうよ」
「大丈夫、見られるだけだよ。後ろにいるから大丈夫だよ」

妻は私を睨みつけて溜息をつき、諦めたようにスマホをバッグに入れた。
手前で電話そしてる振りをしているような男も妻を一瞥して階段を昇りはじめた。
その後を私も追った。

中年男の頭越しに妻の下半身を見上げる態勢になった。
スカートの裾がふわふわと揺れて生尻はほぼ丸見えで、
生尻の谷間の奥にピンクの下着が見えた。
中年男も見ているのは確実だ。


跨線橋を渡った妻は改札を出て、次に自宅方面の階段を降りていた。
中年男は改札を出ることなく、忌々しそうな表情で引き返してきた。
その横顔とすれ違う時、脂ぎった匂いが漂うのを私は感じた。


[8] Re: 妻の若い恋人  :2024/05/11 (土) 22:44 ID:pbKD3wrA No.191723
公共の場でおじさんに向かって露出ショーをさせてしまったんですね。
奥さんを変態調教しているみたいで興奮します。
むくれながらも言うとおりにする奥さん、かわいいです。


[9] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/12 (日) 05:34 ID:u7O4SVz2 No.191725
11時過ぎ、後から寝室に入ってきた妻はパープルのナイトウェアを着ていた。
寝具としての役に立つかは不明だが、ミニワンピースよりはるかにセクシーだった。
久し振りの外食だったが、それは連れ出すための名目だったから、
妻は不貞腐れたような表情を見せていた。
しかし、それが妻の隠れた一面を端的に表した表情なのを知っているから、
私はナイトウェアのせいもあってひどく興奮していた。

「中央公園の散歩、どうだった?」
火に油を注ぐのを知りながら、隣に横座りした妻に尋ねた。
「ひどいことされたと思うけど…、あの二人の子に興味持たれたのは…、うん、気分良いかな」
「電車の中の青年と中年オヤジは?」
「ふふ…、あの子、必死で見てたね。でもおじさんはキライ」
「脂ぎってたからな」
「ダメだよ、あれは」
「見られて、静香、興奮した?」
「っていうか、あなたがなにを企んでるか、すぐわかっちゃったもの」
「そう?」
「ほんとは、文化会館まで行きたかったんでしょ?」
「階段下?」
「そうね、階段下の暗がり…」
そう言って、妻は私に覆い被さる姿勢になって見つめ、
「ほんとはね、わたし、もっとすごい散歩させられたんだよ」
と、言った。

私は妻の話の続きを聞きたかったが、さて、どうしよう、と思った。

9カ月交際した愛人生活の疲労からようやく解放された妻だった。
それを、思い出させて良いものかどうか、迷ったのだ。
しかし、思い出すもなにも妻はおそらく一生忘れないだろう。
それならば、夫婦間の活性剤として使えば逆に良い効果を得られるのかもしれない…。

「もっとすごい散歩?」
私は口籠るように言った。
「聞きたい? っていうか聞きたそう。話してあげようか?」
「話してくれる?」
妻は私の額の髪を手の平で撫で上げながら、頷いた。

「いつだったか曖昧だけど、部屋着みたいな服で彼と会ったのね…。
そしたら、その服装が気に入らなかったらしくて、ショッピングに連れていかれたの。
それで、彼がわたしの服を選んで買ってくれたの…」
「どんな服を?」
「すごく恥ずかしいくらい短いワンピースよ。ニットで、歩くだけでもずり上がって
下着が見えそうになるくらいの」
「下着とかは?}
「もちろん、下着も彼が選んだわ」
「彼が選んで買ったの?}
「彼、ランジェリショップに平気で入ったわ。
すごくエッチなのを選んで、試着しろって…」
「試着なんて…、出来るの?」
「できるよ、普通に。わたしは、あんまりしないけど」
「あまりしないのに、その時だけは試着したんだ?」
見上げながらきくと、妻は微笑んだ目を細めて見つめ、
「そう、その時はね」
「どうして?」
「だって…、見てたから、彼が」
「…そうなの?」
「普通、着てる下着の上から試着するのね。でも、その時は…」
「その時は?」
「試着室で全部脱いで…。彼が選んだのを着けたの」
「………」
「それ、ランジェリィショップだろ?」
「そうよ、御幸町のマル〇ってお店だよ」
「御幸町? 中央公園の近く?」
「今日の散歩でも、ショップの前、歩いたよ」

私はマル〇というランジェリィショップに気づかなかったが、中央公園近くの店と聞いて、
昨年の初夏の頃の夜、彼とデートして中央公園からほど近い文化会館の階段の影で
初めての屋外セックス体験をしたことを思い出した。
定かでない記憶だが、妻が彼と文化会館まで歩いたのは夜9時を過ぎた頃だったと思う。
催しがあればまだ人の姿も多いだろうが、その時は催しがなかった。
辺りは閑静な土地柄で水銀灯の明かりが灯っているだけだったという。
大ホールに上る階段下の影となれば、おそらく人目にはつかないだろうが、屋外に違いはない。
加虐性愛嗜好だった彼に求められた妻は階段に両手を伸ばし、
露出した豊満な尻を突き出して背後から受け入れた…。

そんな情景を描いていると、妻の熱い息を顔に感じた。
「思い出してるんだ?」
そう言うのと同時に、妻の手が股間に伸びた。
「どんどん固くしてぇ」
「あぁ、思い出してたよ」
「そう…。初めて外で嵌められたときよ」
「そうだったんだ…」
「でもね、まだ続きがあるの」
「続き?」
「文化会館でエッチした後、江川通りから呉服町まで歩いたわ。
ティッシュで拭いたけど漏れてるのがわかったし、腰に手を回されて、
時々お尻を撫でられながら…、すれ違う人たちがわたしと彼を見てたわ…」
「露出プレイ?」
「そんなの知らない…。恥ずかしくて恥ずかしくて…、でも…」
「でも?」
「もっとお尻を振って歩け、とか言われて」
「振って歩いたの?」
「だって、仕方ないでしょ」
「それから、帰ってきたんだ…」
「帰ってからあなたに話して、それから一緒にシャワー浴びたでしょ」

その夜のことを、私は克明に思い出した。
しゃがみ込んで股間にシャワーを当てている妻に欲情した私は手を伸ばした。
シャワーの飛沫とは全く異なる粘る感触を手に感じて激情し、
バスタブに両手を尽かせた妻の背後から一気に挿入したことを…。

「今日のあなた、あの時の彼に似てたね」
そう言って、妻は濃厚なキスをしてきた。
妻の長い舌と生温かい唾液を味わって唇が離れてから私はきいた。

「イヤだった?」
「イヤじゃないよ。恥ずかしかったけど」
「恥ずかしかっただけ? 感じた?}
「感じた。露出的なワンピだったし、二人の男の子に見られたし、
電車の中でも…」
「見られると、感じる?」
「感じる。おじさんはダメだけど、公園の男の子…、わたしとやりたかったかも?」
「静香は?」
「あなたが良いって言えば、やらせてあげたかもね」
「おいおい…」
「ふふ、妬ける?」
「妬けるさ、もちろん」
「そうよね、こんなに固くしてぇ。痛くない? 舐めさせたいでしょ」
「舐めても良いよ」
「なに、その言い方。良いよ、舐めてあげる」
 そう言って、妻は私の股間に顔を寄せて頬張り始めた。


[10] Re: 妻の若い恋人  おてつ :2024/05/12 (日) 08:08 ID:7IBhG39c No.191728
女性達が過去を語る時の
「じつは......」「言ってなかったけど」.......etc

まだまだ隠してる部分がまだあるんですよね


[11] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/12 (日) 10:35 ID:ocTWAUIA No.191730
おてつさん、こんにちは。
正におっしゃる通りですね。

「じつは…」
「言ってなかったけど…」
「え? そんなこと言ったかなぁ?」
「ほんとはね…」etc

言い訳やらおとぼけやら、その手法はたぶん数え切れないくらいあるでしょう。
まぁ、しかし、私の場合、それもある種の刺激ですし、可愛いかと。

これからもよろしくご指摘等、お願いします。


[12] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/12 (日) 10:36 ID:ocTWAUIA No.191731
日常生活に於いての妻は明るく朗らかで話がわかるし、
また、まだまだ新米社会人の息子の母親としても申し分ないと思う。
工務店の事務仕事にもそつはないし、出入りの業者や職人たちとの会話も和やかだ。
同業の仲間の中には、
「女房と一緒にいると口喧嘩ばっかりで、仕事にならない」
などと言う者もいるが、私はその意味は理解はできても、実感はない。

容姿については学生の頃や30代前半と比べれば当然ながら経年劣化している妻だが、
磨けば光る珠の石ではないが、それなりの容貌だから秘かに満足している。

そして…、と私は思う。
昨年中頃から今年の春先までの9カ月間に体験した冒険のためだろうと思うが、
妻はそれ以前よりひどく魅力的になったし、妖艶になったと感じている。
例えばだが、事務仕事をしている妻、キッチンに立って食事を作る妻、
友人たちやご近所の人たちと楽し気に話す妻、話題の小説を読む妻…、
それぞれが年齢らしい落ち着いた妻であるのは違いないが、
その胸中の深層には貪欲な性的願望、例えば、不倫願望、愛人願望に始まり、
最近では露出願望までを秘めている妻がいる…。

それらの願望が芽生えたのは私の寝取られ嗜好のせいでもあるから決して咎めたり、
悔いはしないが、さて、どうしたものだろうと思いを馳せてしまう。


久し振りに外食に出掛けた翌々日、
何年振りかに後輩の上村彰君からの電話を受けた。

私が工務店を起業したのは10年前で、それ以前は地元ゼネコンの設計部に勤めていた。
勤務していたゼネコンに上村が入社してきたのは、私が起業する2年前だった。
彼の出身地は金沢だし、所属は営業だったから設計部との交流はあまりなかったが、
同じ大学の同学部というだけで親しみを感じ、私とは一回りの年齢差があったが
話もウマも合って、起業後も我が家に招いて宅飲みもしたし、夏は海へ泳ぎに、
冬はスキーへ一緒に行ったりもした。
ところが、入社して4年目か5年目に岡山の水島地区へ転勤し、その2年後には東北へ赴任した。
転勤当初はメールでぼやきを伝えてきたが、それも次第に遠退き、
やがて年賀状だけが届くだけになっていた。

そんな後輩の上村が何年振りかに地元に復帰してきたと電話で伝えてきたのが、
3日の午後3時過ぎだった。

上村から連絡を受けた私が悩ましく感じたのは、
我家に招いた新入社員の頃の彼が、
「奥さんは僕の理想の女性なんです」
と何度も口にしていたからだった。
その頃の妻は、
「まぁまぁ、いくら褒めてくれてもなにも出ないわよ」
などと窘めていたが、妻が悪い気分でなかったのは知っていた。

上村からの通話を終えてから、
「さて…」
と、私は頭を捻った。

私が考えたのは、まず上村を我家に招いて妻に引き合わせることだった。
彼は私が招けば必ず訪ねてくるだろうから、妻に引き合わせること自体に問題はない。
しかし、彼を妻に引き合わせる目的は昔話に話を咲かせるためではない。
34歳になったが彼はまだ独身だったし、転勤続きで交際が継続している彼女はいないだろう。
そんな彼が今も妻を理想の女性像と思っているかは疑問だが、
久し振りに顔を合わせる妻が今も魅力的だと感じさせなければならない。

そのために一計したのは、やや低俗的な考えだが、
私も気に入っている衣装を着た妻に出迎えさせることだった。
好都合なことに、連休に入ってからの妻は自身の好みもあっただろうし、
はたまた私の目を楽しませるためか、薄手のシャツやキャミソールとカーディガン、
裾が短いスカート姿で過ごしていた。
そうしてのんびり過ごす連休中に上村を家に招けば、
肌を露出した妻と引き合わせることができる。
そのためには、妻に告げないまま上村を我家に招くだけだった。

翌4日の昼過ぎ、近所のコンビニへ電子タバコを買いに出た折、
私は上村に電話を入れた。
「あ、先輩。どうも、どうかしました?」
30歳を過ぎても軽やかな口振りは独身だからだろう。
「昨日も話したけど、明日の夕方、用事がなければ家に来ないか?」
私は単刀直入に彼を誘った。
「え、ほんとですか? いやぁ、僕は嬉しいけど、奥さんとか大丈夫ですか?」
彼はすぐ応答した。
「大丈夫もなにも、女房だって会いたいと思ってるさ。来るかい?」
「行きますよ、もちろん!」
「それでね、一つ提案なんだが、サプライズってことで、
上村くんが来ることを女房には秘密にしておきたいんだよ」
「はぁ? いいんですか、そんなことして」
「平気平気。その代り、たいしたツマミは用意できないかもしれないけどな」
「そんなのかまいませんよ。あ、そうだ、奥さん、ワイン好きでしたよね?」
「よく覚えてるね」
「覚えてますよ、そりゃ。じゃあ、ワインを持って行きますよ」
「気遣いは無用だけど、女房、喜ぶと思うよ」
そんな話をして、翌日の午後4時前後の来訪を約束して電話を切った。


[13] Re: 妻の若い恋人  エムジン :2024/05/13 (月) 03:25 ID:RxA5vfIY No.191745
謙治様
旧スレのチェックばかりしていたので、こちらに気づくのが遅くなってしまいました。
再開を楽しみにしておりました。
また興奮を共有できることを嬉しく思います。
私自身の寝取られの興奮のポイントは、様々なことを「奪われること」であると自覚しており、
そういう意味で前スレで謙治さんに自己を重ねて感じた興奮は、極上のものがありました。
また、最後のコメントにも書かせていただきましたが、ご夫婦がしっかりお互いを理解し合っているからこそ、
またこのような新しい冒険にも飛び込んでいける/送り出せるのだと思っています。
この先どのような展開になるにしても、お話を聞かせていただけたら幸いです。


[14] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/13 (月) 12:02 ID:TizQf/Bc No.191750
エムジンさん、こんにちは。
前回の投稿ではいろいろとご意見をいただき、ありがとうございました。
困ったもので、妻も私も過去の冒険が忘れられず、モヤモヤしていました。
そうしたわけで、再びの投稿になりましたが、
冒頭で申しましたように、ほぼリアルタイムの展開を記すことになるので、
ゆっくり伝えることになるかと思います。
今回の投稿でも忌憚ないご意見をいただければと思います。


[15] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/13 (月) 12:03 ID:TizQf/Bc No.191751
5日、日曜日の10時過ぎから妻の指示で庭作業を始めた。
まず、背丈ほどに成長した鉢植えの御殿場桜とレモンを庭の都合の良いところへ地植えにした。
桜は既に葉桜になっていたから防虫のために消毒し、
花芽が膨らんだレモンには水を充分に注いだ。

やっと終ったと一息ついていると、花壇の寄せ植え作業をしていた妻が、
「桔梗の芽がたくさん出てきたから、移し替えてちょうだい」
と、新たな指示を受けた。

午後4時になれば一計した筋書き通り、上村が来訪する。
土いじりは面倒臭かったが、妻の機嫌を損ねたくない。
「りょ〜かい」
と返事して、妻の気が済むまで私は作業を続けた。

正午過ぎに作業を終えた。
リビングの縁側から続くウッドデッキに腰掛けて眺める庭は
作業前より確かに見栄えするようになった。
「木も花も移し替えたから見栄えするけど、雑草を始末したのが良かったな」
この時期に雑草を始末しないと後々厄介になるだけに、
面倒臭かったが妻の指示通り作業して正解だったと内心思った。

家に入ると、妻は、
「汗かいちゃったね。シャワー浴びようかな」
と言った。
「そうだな、先に入ってきたら」
タバコを咥えながら、私は答えた。
わずかに間を置いて、
「一緒に入らない?」
と妻は言った。
妻を窺うと、うっすらと笑みを浮かべている。
タバコの煙を噴き上げながら、
「一緒に入ったら、また一仕事になる」
と、故意に素っ気なく言った。
「え? そうなの?」
妻は惚け口調で言ったが、立ち上がって浴室に向かった。

シャワーの後、妻はどんな服を着るのだろう?
出来ればラフな部屋着が好ましいと思う…。

電子タバコを吸いながら、部屋の時計を見た。
1時10分前だった。
あと3時間ほどで上村は訪ねてくる。
私が出迎えて、それから妻を呼んだ方が良いだろう。

ラフな部屋着を着ていれば突然訪れる上村を見た妻は慌てるだろうし、
彼もきっと驚くに違いない。
上村には妻へのサプライズと伝えたが、
同時に彼へのサプライズになれば最高の結果になる、と思う。
それに、何年振りかの宅飲みをすれば会話も一段と盛り上がるはずだ…。

「出たわよ〜。あなたも入りなさい」
妻に呼ばれて腰を上げ、再び時計を見ると1時を過ぎていた。

浴室のドア前でバスタオルを巻いた妻とすれ違った。
すれ違ったとき、妻の尻に手を伸ばした。
「スケベッ!」
と小声で言ったが、振り返りもせずに寝室に向かっていった。

汗を流し、洗髪もして浴室を出た。
棚にストックしてある下着を穿き、浴室を出ると妻はシンクの前に立っていた。
妻は茶掛かったベージュのキャミソールにオリーブグリーンのスカート姿だった。
スカートは裾丈が足首近くまでのマキシだったが、
左側面に膝より高いスリットが入っていた。
キャミソールとスカートの色の取り合わせは落ち着いていたが、
深く切れ込んだスリットからチラチラ覗ける白い脚の艶っぽさは格別だった。
私が想定していたのはフィットしたミニワンピースあたりだったが、
妻が選んだその姿の方が年齢らしい色気が充分滲み出ていた。

「なに見てるの? お腹空いでしょ、早く座って」
後ろ姿のまま妻は言った。
妻は、私がなにを見て、なにを思っているのか承知していた。
それを見越して選んだ衣服だからだろう。
「あ〜、腹減った」
急に嬉しくなって、私は叫ぶように言った。
食事中も正面に座った妻のキャミソールの胸が気になった。
「それってタンクトップ?」
パンを齧りながらきいた。
「これはキャミソールだよ。肩紐が違うでしょ」
「肩紐?」
「タンクトップは一枚生地なの」
ああ、なるほど、と思う。
肩紐一体と後付けだけの違いでずいぶん印象が違う。
「どんなパンツ穿いてるの?」
「穿いてたかなぁ?」
と妻はとぼけて言い、
「穿いてるに決まってるでしょ。パウダーピンクだよ」
と言って唇をへの字にして見せた。
「寒くない?」
「寒い? どうして?」
「いや、肩も腕も剥き出しだから」
「ああ、そういうこと。肌寒くなったら肩になにか掛けるから」
「僕としては、そのままの方が良いんだけど」

上村が来訪してからの楽しみが倍増したからだろう、
浮かれて余分なことを言い過ぎたと思う。

案の定、妻は怪訝な表情をして、
「ね、おかしくない? 庭仕事、イヤだった?」
「は? いや、そんなことないよ」
「そう? 変ね、なにか」
口は禍の元、という諺を思い出して、私は妻の問いに答えなかった。

遅い昼食の後、妻は最近始めたパッチワークをすると言って自室に入った。
私は手持無沙汰にしていたが、3時過ぎになった頃、
ポンチ絵を描くと妻に伝えて事務所に入った。
上村は車で来るはずだから、事務所にいた方が出迎えやすい。
さてと…、などと呟きながら電子タバコを吸い、気持ちを落ちつけようとした。
何事もそうだが、待つ時間は長い。
実際ポンチ絵を描きたかったが上村がやって来た後のことを思うと手につかなかった。

妻と上村は久し振りに顔を合わせる。
艶っぽい衣服を着た妻を見て上村はどう思うだろう。
以前、理想の女性像と言われた妻は上村と再会してどう思うだろう。
我が家を訪ねてきた頃の上村は社会人の仲間入りをしたばかりだった。
それから約10年が経ち上村は仕事も社会勉強も経験して大人になっただろう。
宅飲みではそのあたりが話題になるかもしれない。

事務所前の駐車スペースに車が入ってきた音が聞こえて私は立ち上がった。
カーテン越しに覗くとメタリックブルーのトヨタのUSVから降りてくる上村が見えた。
事務所の玄関を出て、私は上村を出迎えた。
「やあ、よく来てくれたね」
「お久し振りです、先輩」
握手を交わした。
私より頭半分背が高い上村は気持ち良い笑顔を見せた。
「何年振りかな?」
私がきくと、
「7年くらいですね。西へ東へ転々としました」
「会社勤めはそれが辛いよな」
「そうですね。でも、良い経験でした」
「良い心掛けだ。僕なんか、それがイヤで会社を辞めたようなもんだからな」
「いやいや、そうじゃないでしょ」
「ま、そのあたりは一杯飲みながら。さ、家に上ろう」
 そう促すと、彼は助手席から箱包を手にして、
「奥さんへのプレゼントのワインです」
と言った。
「すまないね。きっと喜ぶよ」
私と彼は事務所をぐるりと回って自宅の玄関に向かった。


[16] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/14 (火) 06:04 ID:STCGGErg No.191770
旧スレではROMでしたが、凄く興奮したお話でした。
とても素敵な奥様ですよねー。
エムジンさん同様に 題名が変わって見落としてました。
他の方もそうではないでしょうか?
いずれにしても、9ヶ月の経験は、更なる性長を求める夫婦になったのですね!
一読者としては、新しい投稿が開始されて、とても嬉しいです。
リアルタイムと言うことですが、これもまた楽しみです。お待ちしております。


[17] Re: 妻の若い恋人  :2024/05/14 (火) 12:18 ID:Bu4mOtcc No.191777
謙治さん、こんにちは。
若い恋人は上村君ですね。
5日の宅のみで何処まで進展したのか気になります。
「今度デートしたい」と言われ謙治さんは「ああ、いいよ」
話しの流れはこうでしょうか。
宅飲みの展開が気にかかるところです。


[18] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/15 (水) 15:50 ID:YMOwIxcI No.191795
玄関ドアを開ける間に、
「女房、今、趣味のパッチワークしてると思うんだ。すぐ呼ぶから」
と彼に伝えた。
しかし、玄関に入ると廊下の突き当りに部屋帚で床を掃いている妻がいた。
妻はすぐ顔を上げて私たちの方を見て、きょとんとした表情を見せた。

「お客さんだよ。7年振りに上村君が戻ってきて、早速挨拶に来てくれたよ」
口早に私が言うと、持っていた手帚を立てかけ、それから口元を両手で押さえた。

「まぁっ! 彰君? イやだぁ、こんな格好してるときに」
そう言ったまま、その場を動かない。
「奥さん、突然お邪魔してすみません。一番に挨拶に来ようと思って」
続いて上村が言うと、妻は両手を伸ばして、
「ちょっと、ちょっと待って。ごめんね」
と言うと寝室に入っていった。

「あ、あの奥さん、大丈夫ですか?」
「全然大丈夫さ。さ、上がろう」
上村は真剣な表情、私はニヤニヤしながらリビングに入った。
ソファに腰掛けると、寝室から出てきた妻がやってきた。
妻はキャミソールの肩にニットのカーディガンを掛けていた。
「来てくれるならそう言ってくれれば良かったのに」
挨拶の前に、妻はそう言った。
「まぁ、良いじゃないか。他でもない上村君なんだからさ」
穏やかに私が言うと、
「あなた、知ってたんでしょ。彰君が来ることを」
妻はそう言って横目で私を睨んだ。
「もぉ、恥ずかしい格好してたし…」
そう言ってから、今度は声音も口調も変えて、
「久し振りね、彰君。こっちへ戻ってきたの?」
彼に顔を向けて上品っぽく言った。
「3月末付で戻ってきました。一番で挨拶に来るつもりだったんですけど、
いろいろあって、ちょっと遅れました」
「うぅん、良いのよ、そんなこと気にしなくて。ほんとによく来てくれたわ、嬉しい」
「奥さん、ワイン好きでしたよね。
これ持ってきました。赤と白のセットです」
そう言って、上村は両手を差し出した。
「まぁ、覚えていてくれたのね。さすが彰君ね、ありがとう。嬉しいわ」
妻も上村も私の存在を忘れたかのように挨拶を交わしていた。
「静香、久し振りだから乾杯しよう。なにかこう簡単なツマミ、できる?」
横から口を挟むように言うと、妻はまた不穏な横目で流し見て、
「ええ、出来るわよ、当然でしょ」
と、私向けの口調で言った。

妻がキッチンに入っていくと、上村は顔を近づけて、
「奥さん、怒ってません?」
と、小声で言った。
「そう? 怒ってるように見える?」
「いえ、怒ってるっていうか…。なんだか、その」
「平気平気、気にしない気にしない」
私も小声で言い、顔の前で手を横に振った。
キッチンでは冷蔵庫が何度も開いたり、まな板の音やレンジの音が聞こえていた。
そして、10分も経たぬ間に、
「あなた、ダイニングで良いよね?」
妻の声で立ち上がると、ダイニングテーブルの上にそれなりの料理が並んでいた。

「へぇ、このオードブルみたいなの、どこにあったの?」
そうきくと、
「冷蔵庫の材料に魔法をかけるとこうなるのよ」
妻はややドヤ顔で言った。
「こんど、その魔法を教えてもらおうかな。さ、上村君、乾杯しよう」
上村を促すと、テーブルに向かい合って座った。
ビールとグラスを運んで並べた妻は私の隣に腰掛けた。

ビールをなみなみと注いだグラスで乾杯し、
何年振りかの再会を祝うささやかな宴会が始まった。

「あなたが工務店を始めてからも、彰君、何度も家に来たよね?」
飲み始めてすぐ、妻が言った。
「会社を辞めて2年くらい後だろ、上村君が転勤したのは」
私は思い出しながら言った。
「2年弱ですね。その間に、何度かお邪魔して飲ませてもらったり、
海水浴やスキーにも一緒に連れて行ってもらいましたね」
村上は私と妻の顔を交互に見ながら言った。
「まぁ、よく覚えてるわね。そうそう、海水浴に行ったとき、
彰君だけクラゲに刺されて大変だったよね」
妻も当時のことを思い出して、笑いながら言った。
「クラゲに刺されて内股から膝まで真っ赤になって、
奥さんが消毒してくれたから良かったけど、いやぁ、まいりましたね、あの時は」
そうした思い出話しをしながら、上村も妻も私も乾杯を繰り返した。

「そういえば、上村君、前に女房が理想の女性像って言ってたよな?」
私が言うと、
「あ、そうそう、言ってたよね〜。でも、今は違うでしょ、わたし、オバサンになっちゃたし」
妻は空かさず言った。
「いやぁ、恥ずかしいなぁ。言いましたっけ?」
上村は頭を掻きながら恥ずかしそうに惚けた。
「あら、それじゃ嘘だったの?」
今度は妻が追いかけるように言った。
私は、なかなか良い話題だと内心感じていた。
「いや、嘘じゃないですよ。それに奥さん、オバサンじゃないですよ。
実を言うと、今も同じ気持ちでいますけど…、いやぁ、恥ずかしいなぁ」
「恥ずかしくないでしょ。クラゲに刺された脚を消毒してやったんだから」
やや酔いが回り始めたのか、妻は大胆に言った。

それは私も覚えていた。
伊豆の白浜へ海水浴に行ったときのことだった。
昼過ぎだったはずだ。
海の家の桟敷から出て波打ち際へ行き、沖へ泳ぎ出た上村が、
「痛いっ!」
と叫んだ。
砂浜に戻った上村は内腿を押さえて、
「クラゲみたいですよ」
と言ったが、その時は皮膚に症状は見られなかったが、
しばらくすると赤青く腫れてきた。
「わたし、消毒薬持ってきたから」
妻は持ってきていた消毒液を手にして、
「先に真水で洗った方が良いね」
と言い、上村をシャワー小屋に連れて行って脚を洗い、
投げ出して座った脚に跨るような姿勢で腰を落とした妻は念入りに消毒処置をしていた。
その頃の妻は33歳くらいだったから水着はビキニだった。
ビキニ姿の妻が脚を跨いだ姿勢で腰を落としたのだから、
彼もドキマギしただろうと思う…。

「いやいや、あらためて言うと、やっぱり恥ずかしいですよ」
そう言って、上村はまた頭を搔いた。
私は、上村が言う恥ずかしさはどちらに対してなのだろう、と思った。

しばらくしてから妻が上村に、
「彰君、彼女できたの?」
と、唐突に問い掛けた。
すると、上村は驚いたように、
「はぁ? 彼女ですか?」
と言った。
「34歳だよ、彼女の一人や二人、いるだろうさ」
私が冷やかすように言うと、彼は慌てたふうに首を横に振って言った。
「いやいやいや…、いませんよ、彼女なんて」
すると今度は妻が、
「え〜? 彰君、34歳なの? 20代後半に見えたのに」
身体を乗り出すようにして、
「独身だから若く見えるのかなぁ」
と言い、繁々ともいうような、じっとともいう表情で彼を見つめた。

チラリと隣の妻を窺うと、まだ陽が沈まぬうちの飲酒だからだろう、
耳から頬、うなじに掛けてほんのり紅く染まっていた。
それに、やや目を細めて話す表情もアルコールが回り始めた証拠だった。

「若く見えますか? どうなんだろ、喜んで良いのかな?」
上村は首を傾げて言った。
「独身だから、喜んで良いんじゃないのか? 妻帯者だったら、そろそろオジサンの齢だし」
そう言った私の言葉を無視したように、妻は、
「ね、ほんとに彼女いないの?」
と、重ねて言った。
「ええ,いないですよ、すみません」
上村は困惑したように言った。
「謝らなくても良いよ。でもさ、イケメンなのに、どうしてかなぁ…」
言葉の最後は独り言のようだった。
「転勤続きだったからな」
助け船のように私が言うと、
「彼女がいたなら結婚しちゃえば良かったのに」
妻は空かさずそう言った。
「あのさ、彼女がいたとして、転勤になるけど結婚してくれって言うの?」
私が口を挟むと、
「そういうのもありでしょ」
妻はそう答えた。

このまま上村の彼女の有無を話していても埒が明かないと感じた私は、
「岡山ってどんな街? 住みやすかった?」
と、話題を変えた。
「内海沿いですからね、風光明媚な土地柄だし、それに物価もこちらより安いし、
住みやすいところでしたよ」
「東北は?}
「僕、実家が金沢だから裏と表の違いはあるけど、苦には感じなかったですね」
「じゃあ、まあそれなりに、良い転勤経験だったわけだ」
私と上村は大手建築業界の動向や工務店経営の今後の在り方などをしばらく話し続けた。

上村と二人で話す時間が続いて、ふと壁の時計を見ると6時半過ぎだった。
そう言えば静かにしているなと思い横を見ると、妻は頬杖をついて目を閉じていた。
仕事の話しが続いたので、妻は会話に飽きたかもしれないし、
上村と久し振りに会った感激からピッチを上げて飲み過ぎたのだろう。

妻が寝てしまったのは思惑とは異なり、まずかったなと思いつつ、
「静香、酔ったみたいだからさ、ソファで少し休んだら?」
と声を掛けると、さっきまでの勢いはまるでなく、
「うん、ごめんね。酔ったみたい」
と言い、
「ごめんね、彰君、ちょっと休憩」
そう言って立ち上がり、
覚束ない足取りで続きのリビングのソファに移っていった。

「奥さん、大丈夫ですか?」
妻を気遣って、上村が言った。
「君が訪ねてくれたから嬉しくて調子を上げ過ぎたんだよ。大丈夫さ」
そう応じながら長椅子に深々と座った妻を眺めた。
背凭れに上半身を預けた妻はしばらくすると軽い寝息を立て始め、
首を傾けて両手両足を放り投げていた。
肩に掛けたカーディガンの前が開いて、ベージュのキャミソールの襟が乱れていたし、
脱力した両脚も開放気味で、深いスリットが開いて太腿が剥き出していた。


[19] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/15 (水) 23:53 ID:LgJJpCVY No.191808
これからどうなるんだろう。奥様寝てしまったので先が読めないー。

[20] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/16 (木) 14:22 ID:5DGwzIoE No.191819
何度目かのお代わりビールを冷蔵庫から出してテーブルに戻ると、
上村はソファに長々とした体勢で寝ている妻を見つめていた。
妻の左脚はスリットからほぼはみ出していた。
マキシ丈の脚のロシュはミニ丈よりも色っぽく、
さらに無防備なキャミソールの胸も重なって、
上村がいなければ私でも悪戯したくなる露わな姿だった。

「44歳だよ、女房は。やっぱりオバサンかな」
ビールの栓を抜きながら言うと、
慌てて顔を戻した彼は勢いよく首を左右に振って、
「そんなことないですよ。綺麗だし…」
と言った。
「綺麗だし、なに?」
「え?、いや、その…、色っぽいっていうか」
「ほんとにまだ理想の女性像?」
「ええ、嘘なんて言いませんよ」
「じゃあ、もっとよく見ておいた方が良くないかい?}
「はぁ? 見るって?」
「酔って寝たから多少のことじゃ起きないよ。近くへ行って覗くとか」
そう促すと、彼はまた首を振って、
「いやいやいや…、そんなのダメでしょ、マズいですよ、奥さんに失礼じゃないですか」
「酔って寝たら少しくらいの物音じゃ起きないよ。理想の女性を見るチャンスだろ?」
「いやいやいやいや…、無理ですって、そんな…」
と言いつつも、上村は再び妻の乱れた寝姿に目を向けた。
「う〜ん、それは僕がいるから?」
「はぁ? なに言ってるんですか、先輩」
上村は剥きになった口調で言った。

思惑を発展させるための素晴らしいチャンスを前にして、
私の胸のうちを上村にどう伝えるべきかやや考え、それから口を開いた。

「これでも昔はね、ちょっとした美人だったんだよ。
今もその名残はあるけど、僕としては他人から妻が魅力的だと褒められたいし、
妻に興味を感じて欲しいって思ってるんだよ、わかるかなぁ?」
そう伝えるt、上村はしばし考えてから、
「僕も奥さんをもっと見ていたいけど…、でもやっぱり」
と苦笑いしながら言った。
「それは…、う〜ん、やっぱり僕が気になるからだ?」
「当然ですよ、そんなの。先輩に悪いじゃないですか」
「じゃあ、こうしよう。煙草が切れたんだ。表通りのコンビニまで散歩がてら買ってくるよ。
そうだな、20分くらいかな。僕がいないその間に妻の鑑賞会をしたらどうかな」
急に思いついたが、妙案だと思った。
私が席を外す20分間という条件があれば、彼も少しは気楽に妻を眺められるだろう。
「マジで言ってるんですか?」
「僕はそれほど酔ってないし、ほぼ正気だよ」
「…………」
「よし、それじゃ煙草買ってくるよ」
「先輩っ!」
「20分間だよ。いくら眺めても忘れるだろうから、スマホで写しても良いよ」
私は言い、唖然とした表情を見せた上村を残して玄関に向かった。
玄関を出際に、
「あ、そうそう、なにかあればメールすれば良いよ」
そう伝えて表に出た。

腕時計を見ると7時半過ぎだった。
とうに陽は落ちたが暗くはなく、中途半端な闇だった。
玄関を出て表通りに行く小径を歩いた。
辺りの住宅には照明が灯っていたが、街灯は少ない。
5分ほどで表通りに出た。
さらに数分でコンビニへ着く。

そのコンビニは、妻がつき合っていた男との待ち合わせ場所だったことを思い出した。
妻の深層に性的冒険とか愛人願望などが潜在していたせいもあるのだろうが、
約9カ月間の交際で妻は変貌した。
結婚生活の中では到底得られない性的快楽と潜在していた意識を刺激された妻は、
男のマンションに同居をして愛人生活をしばらく過ごしたし、
男と一緒に横浜に移り住む決心もした。
しかし、寸前のところで男の不用意な言葉で現実に引き戻された妻は私の元へ戻ってきた…。

妻が私の元へ戻ってきてからまだわずかな時間しか経っていない。
そうした中、私の後輩の上村が赴任先から戻ってきた。
上村を可愛がっていた妻もそうだが、そんな状況の中、
私もまた再びあの9カ月間のような刺激を求めたのだから節操がないといえば節操がない…。


コンビニの店内に入った私はカウンターへ直行していつもの電子タバコを二箱求めた。
支払いをしてドアを出たところでポケットのスマホが振動した。
モニターを覗くと、案の定、上村からのメールだった。

『先輩、すいません。写してしまいました』

それだけの内容だった。

『良かったじゃない。起きないだろ?』
と返すと、すぐ折り返して、
『はい。寝てます』
と返ってきた。

『酔って寝たから地震でもないと起きないよ。どうかな、すこしタッチしてみたら?』
折り返すと、またすぐ、
『ダメですよ』
と返ってきた。
『あとで後悔しない? 起きないから大丈夫だよ』
メールを返すと、今度は返事がなかった。

きっと上村は妻の身体に触れている、と私は思った。
すると、なにかが吹っ切れたように血が滾り、下半身がムラムラとした。
時計を見たが、まだ10分ちょっとしか経っていない。
再びコンビニに入った私は缶ビールを買い、外に出て自宅方向とは違う向きに歩いた。
適当な小径を折れて缶ビールの栓を抜いて一口煽った。
苦く冷たい液体が喉を通る快感。
そして、煙草を吹かしながらゆっくりと歩いた。
冷静に考えれば、まるで浮浪者だろう。
しかし、と思う。
この雲の上を歩くような浮遊感が格別に感じた。
漲っている。
上村も漲らせているだろう。
その時、メールが入った。
『すみません。胸を触りました。それに、脚も』
よくやった、と思いつつ、
『脚、開いてみた? 見ておいた方が良いよ』
煽るようなメールを返した。
『あの、奥さんが自分で広げたから、見ました』
『どんなパンツ穿いてた?』
『ピンクの…、ラメいりみたいな』
昼食の時に妻が言っていたのはパウダーピンクだった。
上村が妻を見て、身体に触れて、そしてスマホで写したのは確かだろう、と思った。
『キスくらいしてあげたら?』
『いやいや、それは』
『大丈夫だよ。起きないから』
それから間が空き、数分後に、
『すいません。キスしちゃいました。
でも、奥さんの方から舌を伸ばしてきて…』
『そうなんだ。たぶん、寝ぼけてるんだよ』
そうは返したものの、寝ているはずの妻が舌を伸ばしてきたというのは刺激的だった。
しかし、起きてはいないはずだ。寝惚けて私と勘違いしたのだろう。

それから数分、彼のメールは届かなかったが、
しばらくしてスマホが唸った。

『先輩、すみません。我慢できなくなって、自分のを掴み出したら、
ガマンできなくて出しちゃいました』
流石に慌てて、私はメールした。
『どこへ?』
『奥さんの太腿の付け根を汚しちゃいました。ごめんなさい』
『謝ることなんてないさ。よし、じゃ、すぐ戻るよ』

そうメールした私は小径を辿って帰宅した。
リビングに入ると絨毯の上に正座した上村が項垂れていた。
「なにしてるの?」
「先輩に申し訳なくて」
「気にすることないさ。それだけ女房が魅力的だったんだろ?」
「はい、それは、もう…」
ソファを見ると妻は間違いなく寝たままだった。
マキシ丈の裾が捲れ上がって、今は両脚が全て露わだった。
そして、パウダーピンクのショーツの付け根辺りが点々と濡れていた。
しかし、放った残滓は見当たらなかった。
私の様子に気づいたらしい上村は、
「ティッシュで拭きましたけど」
と言った。
「そのティッシュ、どこへ捨てた?」
「キッチンのゴミ袋です」
「ああ、それなら良いよ」
そう言って一息ついてダイニングの椅子に座り、上村を呼ぶ。
「そんなところに座ってないで、こっちへ来なよ」
放心した表情で立ち上がり、椅子に座った上村に、
「女房を気に入ってくれたようだね。ありがとう」
私は気持ちを伝えた。

そして、
「さてと、急かすわけじゃないけど、今日はこれで引き上げた方が良いかもな」
と言った。
「そうですよね」
「女房が目覚めたら、パンツの染みとか気づくかもしれないし。
その前に僕がなんとか誤魔化さないとマズいし、その時間が欲しいんだよ」
「すみません。感謝します」
「謝らなくても良いって。僕が勧めたんだから」
「はぁ…」
「飲酒したから、タクシーで帰りなよ。車は明日僕が運転して家まで届けるよ」
「はぁ…」

スマホで最寄りのタクシーを呼んでから、
「あのさ、女房と夕食でも一緒に食べに行ったらどう?」
と私は言った。
「良いんですか?」
「上村君だったらかまわないよ。ただし、君が妻と交渉するんだよ」
「はあ…。でも奥さん、OKしてくれますかね?」
「それは君の交渉次第だと思うよ。たぶん、女房も君ならOKすると思うけど」
「すみません。嬉しいです」
「ただし、今日のことは内緒にしておいた方が良いと思うけどな」
「もちろんです。とても話せませんし」

呼んだタクシーで上村が帰った後、私は汚れた妻のショーツの始末をどうしようかと考えた。
ショーツを脱がせるのは簡単だが、色もデザインも同じショーツがあるかどうかわからない。
たとえ同じタイプのものがあっても、穿かせるのは厄介だ。
それに、今起こせば寝惚けている妻はわずかなショーツの汚れに気づかないだろう。
そのままでいた方が良いと判断した私は大きく溜息をつき、
そして、妻が寝込んでしまったことで一計したよりも大きな結果を得られたことに満足した。

私は、ソファで寝ている妻を再び見つめた。
上半身はキャミソールで隠れているが、下半身はほぼ露わという妻に私は興奮した。
私だったら、ショーツを横に引っ張ってでも挿入しただろう、と思う。
酔って寝惚けた妻は私と気づくだろうか…?
気づかなければ、上村にもチャンスはあったのに…。

私は、タバコを吸いながらそんなふうに思った。


[21] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/17 (金) 00:18 ID:sZ4cnKJw No.191826
上村君 もう少しでしたねー。
でも家に帰って撮った写真で抜いたのでしょう。
これで上村君は奥様誘う事に、成功するのでしょうか?


[22] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/17 (金) 13:53 ID:wUdE.aVE No.191847
よしおさん、こんにちは。
前回投稿の『妻の変貌』のコメントをいただきましたよね。
今回の投稿は別の体験という形を取ったので、
スレッドを新たに立てました。
ご心配いただきありがとうございます。

上村君、最初はちょっと失敗しましたね。
私ももう少し結果を出せるかなと思いましたが、
私の手前、緊張したのでしょうね。
でも、頑張ってくれると思っています。
また、ご意見等いただければ、と思っています。


[23] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/17 (金) 13:54 ID:wUdE.aVE No.191848
昨年春先から約9カ月間、妻が体験した冒険の詳細は妻から聞いただけであって、
その事実を視認したわけではなかった(唯一見たのは、ショットバーの行為)。
妻を疑ってはいないから、話の全ては事実と受け取っているが、
今となって感じるのは、その場面場面の詳細を知りたいという思いがある。

その意味に於いては、後輩の上村彰と妻のつき合いであれば、
前の経験よりも多くの情報量を得られると考えていた。
それもあって、当地へ戻ってきた彼を我が家に招いたのだが…。

それにしても、上村が約7年が経っても妻をまだ理想の女性像と思っていたのは幸運といえた。
若い青年は年上の異性に憧れるという話はよく耳にするが、
34歳の彼が年上の女性に憧れる訳はなんだろう、と思った。
大学を卒業して建設業界に就職し、それから数年後に転勤する間に我が家を訪れて、
肌の衰えもあまりなかった33か34歳頃の妻と交流したせいかもしれないなどと考えたりした。
幸運なことに、上村はまだ妻に憧れているようだったし、
妻を夕食を誘ったらどうかと入れ知恵を与えたのだから、
その効果もやがて表れるだろうと期待した。


午後9時前、上村はタクシーで帰宅した。
私はそれからしばらくソファで寝ている妻の姿を眺めていた。
上村の記憶にある30代前半の妻は全てに張りがあって輝いていた。
しかし、と思う。
その頃よりも今の妻の方が女らしいぢ、滑らかさと艶っぽさが満ちている。
夫婦間の掛け合い漫才のような会話のやり取りも楽しいと思う。
相対的に言えばおそらく今の妻が一番女として美しい年齢なのだろう、と思う。
そんなことを思いながら、9時半過ぎになって寝ている妻の肩に手を掛けた。

「う〜ん…、あれ、彰君は?」
眠たげなとろんとした声で妻は言った。
「もう帰ったよ、タクシーで」
「え、そうなの…、起こしてくれれば良かったのに」
酔い覚めで頭痛でもしているのだろう、頭を抱え目をこすりながら妻は起き上がった。
「上村君、静香が寝ちゃったらつまらなそうな顔してたよ」
「だから、なんで起こしてくれなかったのよ」
「起こしたさ。でも、う〜んとかいうだけで起きなかったんだよ」

身体を起こした妻は自分がどんな格好で寝ていたのか、
この時になって気づいたようだった。
「イヤだ、わたし、こんな格好して寝てたの?」
そう言いながら、スリットから剥き出ていた脚を隠し、キャミソールの乱れを繕った。
「う〜ん、そうだね」
「そうだね、じゃないでしょ。なんでなんとかしてくれなかったのよ」
「なんとか? 例えば、どんな具合に?」
「なにか掛けてくれるとか…、あぁ、もう良いよ」
「でもさ、上村君はけっこう感激してたよ」
「感激? けっこう?」
「そう。静香のその姿が気になって仕方ない感じだったな」
「まぁ! こんな格好、あの子、見てたの?」
「そりゃ、当然見るだろうさ。中々見られるものじゃないし、すぐ目の前にあるんだから」
「もぉ…。品のあるオバサンでいたかったのに…」
「いや、彼からすれば品があって優しくて、セクシーなおばさまと思ってるはずだよ」
やや言い過ぎて嫌味に聞こえたかもしれないと思ってる間に、
「はいはい、どうせそうでしょ」
頬を膨らませた妻はソファから立ち上がると、
「わたし、テーブル片付けるから、あなた、先にお風呂に入ってちょうだい」
とぶっきら棒に言った。

妻の指示に従って私は浴室に向かった。
10分ほどで浴室を出ると、入れ替わりに無言の妻が浴室に入った。
妻が寝室に入ってきたのは30分ほど後だった。
花柄模様が入ったピンク系のワンピースパジャマを着ていたが透け感はなかった。
ドレッサーの前に腰掛けた妻は鏡の中から私を覗いて、
「彰君、車を置いていったのね」
と言い、髪をブラッシングし始めた。
「酔ってたからね。明日、僕が彼の車に乗って返してくるよ」
「そうなの? あの子に取りに来させたら良かったのに」
「それじゃ可哀想だろ」
「そうかなぁ?」
「っていうか、彼に来させて、また一杯飲むとか?」
「もう飲まないよ」
「じゃぁ、彼と話をしたいとか?」
「話し? そうね、それはある」
普通だったらそんな会話をするときの妻はやや媚びたような声や表情をするものだが、
このときは、それを感じなかった。
「ああ、そういえば上村君も静香ともっと話したかったみたいだったよ」
「ふ〜ん、そうなの?」
「だから、話しをすれば良いって言ったし、
静香も積もる話があるだろうからランチでも誘ったらどうかとも伝えたよ」
上村に伝えたニュアンスとはいささか違うが、私はそう話した。
すると、妻はまた鏡の中の私を睨むように見つめて、
「あら、そう。ご親切なこと」
と言った。

妻のそんな様子に、私はやや不穏な思いを感じた。
私に起こされて目覚めたときは寝惚けていて気付かなかったものが、
入浴している間に、寝ていた時わずかに感じた違和感を思い出したのだろうか、と思った。

しかし、それなら上村の思いをそれとなく気づいたのだから、
それはそれで良い方向なことだし、
私の一計が早々にバレることはないだろう、と思ったのだが…。

肌の手入れを済ませた妻がベッドに滑り込んできた。
大きめのサイズのパジャマの内側で支えがない乳房が不規則に揺れた。
仰向けになった妻は私を見上げていた。
「じゃあさ、提案だけど、明日、用事がなかったら、静香が車を返しに行く?」
腹這いだった私は妻を覗き込みながら言った。
「わたしが?」
「帰りは彼に送ってもらえば良いだろ?」
そう言ってしまってすぐ、やや強引過ぎたかなと思うと、
「筋書き通り?」
と妻が返してきた。

「いや、そうでもないけど」
「そう? でも顔に書いてあるよ」
今度は悪戯っぽい口調でそう言った。
「ちゃんと顔を洗ったけどな」
「ダメだね、もっとしっかり洗わないと」
妻はそう言い、続けて、
「ねぇ、お風呂に入る前に気づいたんだけど、わたしのパンツに悪戯したでしょ」

妻に指摘されて、しまった、と思ったが遅かった。
「え? あぁ、あれ?」
惚けて言うと、
「そうよ、アレよ。どうしたのかな?」
「ああ、あれね。いや、その…、静香の乱れた格好見てたら興奮しちゃってさ…」
「興奮? それで?」
「寝てる間にエッチしちゃおうかなって思ったけど、興奮しすぎてその前に出ちゃったりして…」
「……あなたが?」
「え?」
「あなたが早いのは知ってるけど…、違うでしょ。あの子じゃないの?」
「いや、そんなことはない」
「パンツ、しっかり拭き取ったみたいだけど…」
「それは、そうだろ…」
「あなただったら、拭き取る必要なんてないじゃない?」
「はぁ?」
「思わず出しちゃって、汚したわたしのパンツをなんとかしなければいけないのは…、だれ?」
確かに、妻の言う通りだった。
言い訳出来ないし、言葉も出なかった。
「………」
「あなた、それを見てたの?」
「いや、見てないよ」
「見てない? じゃ、あなたはどこにいたの?」
それ以上、話を繕っても無駄だと感じた私は、事の次第を話すしかなかった。


「じゃあ、私の寝姿を見て興奮した彰君を置いて、
あなたは煙草を買いにいって留守にしたわけね」
「かいつまんで言うと…、そうだね」
「その間に、あの子が?」
「そう…」
「ふ〜ん…。それもおかしいよ」
「どうして?」
「あなたが留守にしても、その間にそんなことをする子じゃないと思うけど」
「………」
「けしかけたんでしょ?」
「う〜ん…、そうかな…?」
「そうかなじゃないわよ。じゃないと、辻褄、合わないでしょ」
「……う〜ん」
「あの子だって、出すつもりなんてなかったと思うけど、でも出ちゃった。
慌ててティッシュで拭き取ったっていうのが事実じゃないの?」
「あのさ…、居直るわけじゃないけど、どうしてわかるの?」
「バカじゃない? わからないはずないでしょ、そんなこと」
「なるほど…」
「なるほどじゃないわよ」
そう言った妻は起き上がって、横臥した私を見おろしてきた。
「ねぇ、彰君、あなたの後輩で、あんなに可愛がってたじゃない」
「ああ、そうだね」
「そんな子に…、良いの?」
「………」
「知らないよ。また、変なことになっても」
「変にはならないだろ」
「そうなの? ふ〜ん、ならなければ良いんだ?」
「………」
「わたしだって、あの子を可愛いって思ってるから、積極的になっちゃうかもだよ」
言われ放しの上に、私は返す言葉もなかった。

そしてまた、しかし、である。
勘が鋭い妻に私の一計は全てバレてしまったが、
妻の対応や反応を見る範囲では、
妻に完全な拒否反応がないのを確認できたのは幸いだった。

一計が妻にバレたみっともなさに恥じらいつつ、
内心、妻の新たな冒険への期待に思いを馳せていると、
「この人ったら、ほんとにもぉっ!」
と言った妻がペニスを両手で掴んできた。


[24] Re: 妻の若い恋人  エムジン :2024/05/18 (土) 00:03 ID:4fe4A8w2 No.191862
奥様の鋭さの一番のヒントは、おそらく謙治さん自身の欲望が、
言葉にはしなくてもきっと漏れ出てしまっていたからでしょう。
余計なことまで読まれてしまっているようですが、
しかしそれは、言葉にしなくても通じ合えている、ことの証左でもあるのでしょう。
・・・下手な小細工は無用かもしれませんね笑
大人のランチデート楽しみにしています。


[25] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/18 (土) 04:33 ID:niKZs8ak No.191866
謙治さん
いいえいいえ、余計なお世話をいたしまして申し訳ありません。
奥様とけんじさんの掛け合い、本当にいいですね。羨ましいです!
私達夫婦は仲は良いですが、この掛け合いはできませんから。


[26] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/19 (日) 16:09 ID:Ob1Nz0yI No.191909
先月27日から10日間の長期連休も6日が最終日だった。
この日、私の後輩の上村が置いていった車を妻が送り届けることになった。

午後1時過ぎ、カジュアルな衣服を着た妻が、
「それじゃ、車、返してくるよ」
そう言って表に出た。
事務所横の駐車スペースに停めたメタリックブルーのトヨタに乗り込むと、
「すごいね、この車。若い人はこういうのに乗ってるんだ」
妻の軽自動車の全く違う内装をあれこれ見て、
「運転できるかなぁ」
と言った。

「大丈夫さ。それより、上村君の家、ちゃんと調べた?」
車の外から言い、
「ナビで検索した方が良いんじゃないの?」
と言うと、
「さっきグーグルアースで調べて、もう頭に入ったから大丈夫。
ナビの使い方、わからないし」
昨夜、私の代わりに車を返しに行ってほしいと伝えると面倒そうな表情をしていたのに、
一晩経つとその気になっている妻に苦笑しつつ、
妻は私の一計を受け入れてくれたらしいことに私はほくそ笑んだ。
帰りはゆっくりで良いよ、と伝えようとすると、
「彰君に送ってもらうけど、たぶん寄り道すると思うよ」
妻は言った。
「あぁ、そう。了解。なにかあれば、メールくれるかな」
「そうね、わかった」
そう答えながら妻はエンジンを始動し、ひらひらと手を振ると発進させた。

車が見えなくなってから、
『今、女房が車を返しに君の家に向かった。
で、君が妻を送り返して欲しい。
送り際、お茶を飲むかドライブするか、それは君次第だよ』
と、上村にメールを送った。

折り返し、
『え? 奥さんが来るんですか?
わかりました。送り届けます。
あの、お茶くらいするかもしれません。
ありがとうございます』
という内容のメールが、上村から届いた。

上村も私が車を届けるより、妻が行った方が嬉しいに決まっている。
私は、想像した。
上村は、どんな表情で妻と顔を合わせるのだろう。
上村は知らないが、妻は下半身に射精したのが彼と知っている。
そして妻もまた、どんな思いで彼の顔を見るのだろう。
昨年の一連の冒険の中で、妻は23歳の若者との経験をしていた。
上村は34歳だからその若者よりずっと上だが、
妻からみれば若者には変わりない。
上村が妻に性的関心を持っているのは昨夜の一件で確認できた。
では、妻はどうなのだろう、と思う。
妻の思考は一晩が過ぎて積極的な方向に向かったようにも感じられたが、
実際はどうなのだろう……。
愛する妻が他人への興味を募らせていく過程に、忘れもしない肌が騒めく心地良さを覚えた。


妻からのメールが届いたのは3時前だった。
『まだ彰君の部屋にいるわ。
もう大変、掃除も洗濯もしてないし食器もそのまま。
家政婦じゃないよ、わたしはって叱ってあげた。
そろそろ帰るけど、叱ってばかりじゃ可哀想だし、
途中のファミレスでお茶してくわ。また連絡する』

メールを読んで、なるほど、と思った。
妻を引き留めるための上村の思惑か、逆に彼の気を惹くための妻の作為か…。
私の意向に沿っているからどちらでも良いのだが、
思っていたよりも妻と上村の相性は良いのかもしれないと思った。
そして、得体が知れない相手ではなく、上村が私の後輩なのもその要因だろうと思った。

4時前になって、
『すみません。お茶の時間が長くなりました。
これから送ります。すみません』
と、上村のメールが届いた。
『気にしなくて良いよ。気をつけて』
そう返信したが、それから1時間が経っても二人は帰らなかった。
お茶を飲みながら意気投合していきなりラブホか? と思ったが、
まさかそんなことはないだろう。

5時過ぎになって、今度は妻のメールが届いた。
『こっちに来たけど、買い物に付き合って欲しいって頼まれて、
今ユニクロにいるわ。もうすぐ帰るね。ふふ、愛してるわよ』
文末の挑発が気になったが、
妻は楽しんでいると、経験から感じた。
市内のユニクロで買い物をしているのだから、
あと1時間もすれば妻は帰宅するだろう。
そして思ったのは、妻を送り届けた上村にとって、
私が不在の方が気が楽だろうということだった。
やや姑息な手段だが、思いついた提案を妻にメールした。

『帰ったとき僕がいない方が上村君、気が楽だろう。
二階にいるけど、彼には所用で出かけたことにして欲しい』
すると折り返し、
『話を盗み聞き? 変態!!』
とメールが返ってきた。
しかし、反対していないのだからOKのはずだ。
30分ほどして車が停まる音が聞こえると、妻に伝えた通りに二階へ上がった。

階段下から姿が見えない位置に尻を落とした私は早速耳をそばだてた。
玄関ドアが開く音が響き、
「ただいま〜。ちょっと遅くなっちゃった」
という妻の声が聞こえ、続いて、
「お邪魔します」
という上村の声も届いた。
二人はリビングに入っていった。
テーブルの上に書き置いたメモを見ているはずだ。
「あら、職人さんと打ち合わせで出掛けたみたい。1時間くらいで帰るって」
すぐ我家の名女優の台詞が聞こえた。
「明日から仕事ですからね」
上村が言った。
「零細企業は大変なのよ」
「そんなことないでしょ、聞いてますよ、評判が良い話を」
「評判良いのは薄利で仕事してるからだよ、きっと」
「いやいや、そんなことないですよ」
「それは良いけど…、どうする? 帰ってくるのを待つ?」
「1時間って、いつ出掛けたんでしょうね?」
「さぁ、それは書いてないね」
「遅くなったのを謝らないといけませんよね」
「そんなことないよ、わたしが気にしてないんだから」
「気にしてませんか?」
「うん。それより、楽しかったよ。お茶して買い物して。
でも、部屋を綺麗にしないとダメだよ」
「すみません、余分なことさせちゃって」
「ウジが湧くよ、ちゃんとしないと。
早く彼女を見つけて結婚しないとね」
「…はぁ」
「はぁ、じゃないでしょ。ほんとに彼女いないの?」
「ええ、付き合ったりはしたけど…。それに転勤の単身者って怪しいでしょ」
「怪しくないよ、そんなの。でも、早く結婚した方が良いよ。
それとも なにか身体に障害があるとか?」
「はぁ? いや、ないですよ、それは」
「じゃあ、なにか考えてるとか?」
「考えてるっていうか…」
「なによ、もっとはっきり言えば」
「っていうか…、その…、奥さんみたいな人がいればと思って」
妻に追いつめられて観念したかのように上村は言った。
「わたし? う〜ん、わたしは旦那がいるし無理よね」
「それはわかってます」
「彼女ができるまでの間なら、買い物やお茶くらいなら付き合うけど」
「え? ほんとですか?」
「今日だって付き合ったでしょ」
「ええ、ええ。いや、嬉しいなぁ」
「でも、無制限ってわけにはいかないわよ。いつまでに彼女を見つける?」
「それは僕だって早く彼女を欲しいけど」
「じゃ、頑張るのね。頑張らない男はキライだよ」
「………」
妻の一言が効いたのか、上村は言葉少なになった。
「彼女ができれば旅行に行ったり映画を見たり、それにエッチも楽しいでしょ?」
「………」
「ねぇ、エッチ、どうしてるの?」
上村への妻の質問を聞いて、私はドキリとした。
居酒屋の女将、香子さんの会話もそうだが、
妻くらいの年代の女はなぜこうなのだろうと思う。
「いやぁ、それは…」
「風俗?}
妻はズケズケと質問していた。
「ええ、まぁ、そっちの方面ですかね」
「もったいないね、そんなところにお金使って」
「……はぁ」
「やっぱり、早く彼女を見つけることね」
「……はぁ」
上村がそう答えた後、しばらく二人の会話は途絶えた。
そして、無言の時間が5分ほども過ぎてから、
「あの人、帰ってこないね。帰っても良いよ、伝えておくから」
「は、はぁ、そうします」
それからすぐ廊下に足音が聞こえ、玄関ドアが開く音がして、
「じゃあ、ありがとうございました。先輩によろしく伝えてください」
「ええ、わかったわ。気をつけて帰るのよ」
妻が見送りに出てドアが閉じる音が聞こえてから私は立ち上がった。

階段を降りると上村の車が走り出す音が聞こえ、すぐ妻が戻ってきた。
「おかえり。お疲れさん」
と声を掛けると、妻は廊下に立っていた私を睨んで、
「気に入っていただけましたかしら、変態さん」
と言った。
「う〜ん、まぁ及第点かな。名女優だね」
「名女優なら満点でしょ?」
「いや、及第点だな。上村君との話がもうちょっとこう…、なんていうか…」
「だから、あなたは変態なのよ」
廊下に上った妻は私を少しハグした。
その時になって気づいたが、妻のシナモンカラーのブラウス
ずいぶんくつろいでいたのを見た。
上から覗けばブラのカップが見えたから、胸の谷間も露わだった。
上村が帰る前までの無言の5分間が、急に気になった。
「上か見ると、エロっぽいね」
思いついたように言うと、
「あなた、本物の変態ね」
と妻は言い、私の股間をサッと触れて、それからキッチンへ入っていった。


[27] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/19 (日) 16:18 ID:Ob1Nz0yI No.191910
エムジンさん、こんにちは。ご意見、感謝します。
そうですね、おっしゃる通りかもしれません。
今回の計画を思いついてから、どうも私の変態度は増しているようです。
事務所でも家でも、妻が後ろを見せるとすぐ尻を撫でたりするので、
変態呼ばわりされています。
見透かされているのでしょうね、困ったものです。

よしおさん、ありがとうございます。
仲は良くても、なかなか手厳しい妻です。
私たち夫婦の場合は、どちらかといえば妻がSっぽく、
私が従う方が上手くやっていけそうな状況です。
Sっぽい妻を抱くのも、ちょっと気分が良いものですしね。
惚気ているのでなく、嗜好ですからやむを得ないと思います。


[28] Re: 妻の若い恋人  JT :2024/05/20 (月) 22:33 ID:KeWYJxW6 No.191934
上村さんが帰るまでの5分間、私も気になります!続きをお願いします。

[29] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/21 (火) 00:12 ID:d64wffU. No.191937
奥様わざとゆるめな服にしたのでしょうか?
Sっけがある奥様でも例の男には縛られたりしたわけで、
たまには旦那さんにいじめられて欲しいのかもしれませんね。いい夫婦ですね。


[30] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/22 (水) 11:01 ID:6p2yGaCI No.191985
10時過ぎ、先にベッドで横になった。
少し遅れてナイトウェアを着た妻が寝室に入ってきた。
ナイトウェアはベージュブラウンできっと初めて見たと思う。
その名称がネグリジェなのかベビードールなのかわからないが、
ベージュブラウンの柔らかな色合いに反して微かに透けて見える胸の膨らみが艶っぽく見えた。
ベッドに滑り込んできた妻にそう告げると、
「変態心を刺激する?」
と、挑発的な口調で妻は答えた。
「その色ってさ、刺激的っていうよりソフトな感じだろ」
「エッチな感じでないのに、そのくせ内心は…?」
「そうそう、そいう感じ」
「とにかく、なんとかエッチな方に結びつけたいんだ?」
「僕が?」
「あなたしかいないでしょ」
「う〜ん、静香がエロいからだよ」
「まぁ、イヤだ」
「立ってるだけでエロい」
「匂う?」
「ぷんぷん、ね」
「エロいわたし、イヤ?」
「イヤじゃないさ。もっとエロくなって欲しいな」
「変態みたいに?}
「素質あるし」
「そう?」

そんな会話をしながら、私は妻の胸を、妻は私の胸から鳩尾を愛撫し、
私が乳首を捩ると、妻はペニスに手を絡めてきた。

「ね、彰君とリビングで話してたでしょ。聞いてた?」
夫婦の寝室で、上村の話題を持ち出したことに私は単純に興奮した。
「もちろん聞いてたよ。年上の色っぽいおばさんに責められてる青年って感じだったな」
「SっぽいおばさんがMっぽい若い子をジワジワいじめてるみたいな?」
「そういう趣味もあるんだ?」
「相手によりけり、かな?」
そう言ってから、妻は私から視線を逸らした。
「相手によりけりって、たとえば?」
私が問うと、妻はなにかを思い出しているというような表情をしていたが、
「ねぇ…、2月に沖縄に行ったのを覚えてる?」
私に視線を寄こして言った。

今年1月半ば、妻は冒険相手が住んでいるマンションで同居を始めた。
妻が冒険相手と、その後輩と後輩の息子の4人で沖縄旅行に出たのは、
2月中旬の連休だった。
2日間間借りした阿波連ビーチ近くのペンションで、
妻は3人の男を相手に痴態の限りを尽くした時間を過ごしたらしい。
妻から届いたメールには、彼と彼の後輩もパワーもすごいが、
後輩の23歳の息子のパワーは桁外れだというような内容が記されていた。
メールを読んでその事実を知った私は、冒険相手やその後輩だけでなく、
彼の息子とも交わったことに破滅的な絶望と、
そしてその一方で切なく疼く被虐的快感に襲われて、
無意識のうちに自らを扱いたものだった…。

「そうだったね、忘れないさ」
妻の目を見つめて私は答えた。
「相手によりけりっていうのは…、あの時の子みたいだったらってことかな」
「23歳だったよな?」
「うん、確かうちの子と同学年だっわ」
「すごかったんだ?」
「恥ずかしがってたよ、はじめのうちはね。
もじもじして、なにをどうすれば良いのかわからないって感じで」
「それが、すごくなった?」
「だから、はじめはわたしがリードしてキスしたり教えてたんだけど、
その日の終り頃にはわたしの方が降参したもの」
「ヌカロクとか?」
「なに、それ?]
「え? 知らない?」
「知らないよ」
「抜かずに6回立て続けにって意味だよ」
「まぁ! うん、そう、それに近かった」
「その子とエッチしてたとき、大人の二人はどうしてたの?」
「その子との親はいなかったけど、彼はビデオ撮影してたかな」
「……そう。そのビデオ、静香は見た?」
「見る余裕なんてなかったし…、その子と交替した彼としてたし…」
そう言いながら、妻は私の股間を探ってきた。
当然ながら嫉妬した私は勃起していた。

妻の手で快感を得てしまえば、話を聞くのが後回しになってしまう。
巧みな妻の手の愛撫を感じつつも、
「それで…、上村君とはどうだったの?」
と、きいた。

「お茶して買い物して、車で送ってもらう間も、あの子、ずっと膨らませてたわ」
「静香、ずっと見てたの?」
「ずっとじゃないけど、そんなのすぐ目につくでしょ」
「それで?」
「昨日、あなたが煙草を買いに行った間に、
わたしのパンツ見て出しちゃったっていうのがほんとなんだって思ったわ」
「…それで?」
「わたしが寝取られるとあなたは嫉妬するでしょ。
あなたの嫉妬を感じて興奮するわたしってサドだよね?」
「あぁ、そうだね」
「彰君がわたしのおっぱいやパンツを見て興奮すると、もっと興奮させたくなるのもサド?」
「サドっぽいし、露出の気もあるかな」
「露出すると恥ずかしいけど、あなたや彰君が興奮するのを見ると感じちゃう」
「そうとうエロいな、静香」
「やっぱり?」
「あのさ、昨日、パンツ見ただけで出しちゃったようだけど、
その時、挿れられちゃったら、どうした?」
「わたし、悪戯された記憶がほんとにないの。気づかなかったら…、仕方ない、かな?」
「気づいたら?」
「感じちゃったかも…」
「許すんだ?」
「あの子に言って聞かせるかもしれない」
「なにを?」
「旦那には内緒だって」
「なるほどね」
私はわくわくする気持ちを抑えながら、
「ところでさ、今日着てた服、なかなか色っぽかったね」
と、別の話題に移した。
「シャツブラウスが? そう?」
「あれ、襟があんなに開いてるんだ?」
「そうね、そういうデザインだよ」
「だけど、見えちゃうね」
「見えちゃうんじゃなくて見ちゃうんでしょ?」
「う〜ん、そうとも言うかな。上村はどうだった?」
私が問うと妻はニコリと笑って、
「ずっと気になってたみたいよ」
「だろうね…」
上村はどう気になって、妻はどうしたのだろう、と思っていると、
「歯になにか挟まってる?」
私の胸中を見抜いたかのように問い掛けてきた。

「う〜ん…、帰り際の5分くらい、話し声が聞こえなかったんだけど…」
「聞こえなかったけど、なにしてたか気になるのね?」
「もちろん、気になるさ」
やや大仰に言うと、妻はまたニッコリと笑って、
「そうなんだぁ、やっぱり?」
と言った。
「ってことは、その間になにかあったとか?」
「イヤだわ…、そこまで聞くの?」
「当然だね」
「言っちゃって良いのかなぁ、そんなこと…」
「ことって、ことはなにかしてたんだ?」
「怒らない?」
「怒ってるように見える?」
「うぅん、妬いて興奮してるって顔をしてるよ」
挑発するように妻は答えた。
「なにをしてたの?」
そう問うと、妻は珍しく羞恥を含んだ笑みを浮かべ、さらに頬を染めて、
「あの子がね、見たいって小声で言ったの」
と言った。
「上村が見たいって? なにを?」
「リビングのソファに向かい合って座ってたのね。
いろいろ話したけど、その間、あの子、ずっとわたしの襟元見てたの」
視線を小刻みに動かしながら妻は話し始めた。
上村と向かい合って話したその状況を思い出しているようだった。
「わたしが、早く彼女を見つけることねって言ったら、あの子、はぁ、とか返事したけど、
ずっとわたしの襟元を見てたわ。それでね、最後に、胸を見たいって小声で」
「あいつ、そんなこと言ったんだ…。それで?」
「その言い方がほんとに切なそうで苦しそうで…」
「……見せたんだ?」
「可哀想じゃない。もうパンパンに膨らませてるのに、なにもしてあげないなんて」
「………」
「だからボタン外して、カップを押し下げて…、見せてあげたの…」
そう言った妻は固く目を閉じた。
ピンと伸ばした下肢がこころなしか少し震えたように見えた。
「上村、感激してた?」
「目を見開いてたわ」
「触った?」
「うん…。乳首つままれて、おっぱい揉まれたわ」
「それだけ?」
「おっぱいは、それだけ」
「おっぱいは?」
「立ち上がった時、抱きついてきたかから、その時、頬にキスしてあげたわ」
「それだけ?」
呆然としながら問い掛けると、事実を話した開放感からか余裕を取り戻したようで、
「それだけじゃ、不満?」
と妖しい表情を見せながら言った。

そして、妖しい笑みを浮かべたまま、伸ばした両手でペニスを掴むとゆるゆる扱いてきた。
妻との会話で勃起していたペニスが扱かれてさらに疼いた。
ナイトウェアの胸に浮き出た乳首を生地ごとつまんで愛撫すると、
反応した妻は熱い息を吐きながら、
「彼女が見つかるまで相手してあげても、同棲しようなんて言わないでしょ」
と掠れた声で言った。
「言わないっていうか、言えないだろう、あいつは」
「恋人じゃ齢が離れすぎてる?」
「う〜ん、ちょっと怪しい姉弟?」
「きゃ〜、それってなんかイヤらしい!」
「弟とエッチして、外に出すなんてお行儀悪いでしょ、ちゃんと中に出しなさいって?」
「うわぁ! スケベッ! イヤらしいけど、ちょっと興奮!」
「スケベなお姉さん役、する?」
「しても良い? 怒らない?」
「怒ったことあった?」
「悲壮な顔してたよ」
「それ見て興奮してたろ?」
「マゾね」
「静香はサドだ」
「ね、唾液飲ませてあげる。口、開きなさい」

仰向けて口を開くと、覆い被さってきた妻の顔が近づいた。
半開きの唇から紅い舌が伸びて、その先から唾液が滴った。
口内に注がれた生温かい唾液を嚥下するとそのまま唇が重なって濃厚なキスを続けた。
身体に重なった妻は太腿をペニスに押しつけて尻を煽り動かした。
私は伸ばした両腕でナイトウェアごと妻の尻を鷲摑みしてから、裾を捲り上げた。
ショーツを横に引っ張るのに合わせて妻も私のパンツからペニスを掴み出した。
脚を開く妻の息も、下から腰を突き上げる私の息も荒い。
そして、会話だけでひどく潤ませていた膣へ一気に挿入した。
「ひっ!」
と呻いた妻は、
「激しいねっ!」
と言うとすぐ下半身を上下に忙しなく動かしながら上体を起こし、脚をM字にして立てた。
約9カ月の間に仕込まれた妻の内壁のあちこちはそれぞれが別に動いて、
ペニスに与えてくる快感は凄まじかった。
「ね、ねっ! わたし、彰君、食べちゃうかもよ!」
「どんな味がして、静香がどう感じたか聞かせてくれるね?」
「嫉妬させてあげるよ! 知らないからねっ!」
その瞬間、ペニスが押し戻されるような圧力を感じた。
「あっ! イ、イクッ!」
妻は叫んだ。
「うぅっ! 出るっ!」
上体を倒してきた妻の唇を吸いながら、私は思い切り放った。


[31] Re: 妻の若い恋人  JT :2024/05/22 (水) 22:28 ID:udBsO8fQ No.191997
奥様、おっぱいを初公開されましたね。今は上村さんのペニスを早く見たいと思っているのではないでしょうか。自分の手で実際握って太さ、固さを確認したいのではないでしょうか。

[32] Re: 妻の若い恋人  エムジン :2024/05/23 (木) 03:03 ID:08nEFeSs No.192000
いいですね、実にいい
嫉妬させてあげる、という、この利害の一致がいいのです。
事に至るまでの、この夫婦間の駆け引きのやりとりに、こちらもわくわくしてきます。
どう寝取られようか、寝取らせようか、作戦を考えて興奮したりしていませんか?
こういう時、私などはつい逸ってしまうのですが、過程も味わっていかないと勿体ないですね。
この度のお相手は常識人の様子・・・静香さんの誘惑がどう効いてくるのか、
謙治さんの気持ちに重ねてとても楽しみです。


[33] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/23 (木) 05:15 ID:hZ56CpBs No.192002
本当描写が素晴らしい。読んでいて勃起します。
奥様も上村くんとエッチすることを想像して興奮してますね。
こりゃもう合格圏内ですよね。ワクワクです。


[34] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/23 (木) 10:25 ID:wrpAprY2 No.192008
JTさん、エムジンさん、よしおさん、こんにちは。
いつもご感想をいただいて感謝しています。

私としてはもう少し落ち着いて文章を書きたいのですが、
5/9付[5]のレスで記した南知多方面の仕事の現場立ち合いに1週間ほど出向くため、
なかなか多忙な時間を過ごしているので、やや雑になっているような気がしています。
今週末には現場に向かいますがパソコンは持って行くので、
なるべく定期的に投稿を続けるよう頑張りますが、
そうした都合もあるのでご承知いただければと思います。

しかしながら、1週間も家を留守にするのは実に久し振りで、
その間、一人で過ごす妻の身辺になにかが起こりそうな予感もあり、
個人的には期待感にわくわくしているのも事実です。

もう一つは、以前から検討していたのですが、
先日長時間録音が可能なボイスレコーダーを購入しました。
取説スペックでは125時間録音可能となっているので、
出張して留守の間、上村君との会話や、それ以上のなにかがあれば
録音するよう妻に依頼しました。
実際、妻が使うかどうかわかりませんが、
それらも含めて妻と彼の関係がどんな発展を遂げるのか興味津々です。

エムジンさんがおっしゃるように、妻と交わす会話や態度から、
寝取り、寝取られの駆け引きをするのは私も興奮しますし、
中々の名演技をする妻と異性関係にはまだ純朴そうな上村君がどう発展していくか、
自分のことながら傍観者風に見ている自分がいるような気もしています。

これからも、ご意見ご指摘等、よろしくお願いします。


[35] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/23 (木) 15:34 ID:RWqSZS7Y No.192014
今年の大型連休は割合好天が続き、想定したよりも充実した日々を過ごして終えた。
7日、再び仕事が始まると、一転して曇天となり午前中には雨が降ってきた。

9時過ぎ、職人二人が事務所を訪れた。
連休に入ったことで中断していたリフォームの進捗状況を打ち合わせた。
途中、妻が盆に乗せたお茶を運んできた。
「すいませんね、奥さん。そうそう、調子、どうです?」
先月の中頃まで体調がすぐれないという理由で大人しくしていた妻を気遣っての言葉だった。
「心配かけてごめんなさいね。もう大丈夫、元気いっぱいですよ」
「そりゃ、なによりだ。奥さんが静かだと、この事務所、陰気臭くていけねぇや」
「でしょう? よく言っておくわね」
職人と妻はそんな会話をして笑っていた。

職人二人が現場に向かってから、私は内装業者と電話で話し、
それから市役所に出掛けた。
出掛ける私の背中に、
「ねえ、〇〇さんの奥さんから連休前に連絡があった件、どうするの?」
と、妻が声を掛けてきた。
○○さんというのは私の旧友の奥さんで、
昨年7月ダイニングキッチンとリビングをリフォームしていた。
「ああ、そうだったなぁ。う〜ん、雨かぁ…」
「これからは雨の日は休業にする?」
「そうできたら良いけどな。そうだな、役所の帰りに行ってくるよ」
「うん、そうして。寝室のリフォームしたいらしいから」
「わかった、了解」

市役所での仕事は書類の提出だけだが、待ち時間が手間だった。
役所のお偉いさんは時間当たりの単価を考えて仕事をしているのだろうか、
といつも感じるのは私だけだろうか?
小一時間で市役所を出た私は、その足で旧友の自宅に向かった。
チャイムを押すとしばらくしてドアが開き、奥さんが顔を出した。
奥さんは旧友より一回り若くて34歳だった。
友人たちは彼を「淫行野郎」などと言って羨ましがっているが、
1年振りに見た彼女はやはり若く、以前よりこなれた美貌を感じた。

昨年リフォームしたリビングのソファに腰を降ろし、
「彼はまだ1週間置きに不在なんですか?」
ときくと、淹れたお茶を盆に乗せて運んできた奥さんは、
「ええ、そうなんですよ。昨日の夜に出て、戻るのは週末です」
と言ったが、思いの他、彼女の表情は明るかった。
「我々の業界もなにかと大変だけど、電力会社も中々ですね」
「でも、仕方ないですよね」
「1週間も一人じゃなにかと不都合もあるでしょ」
「う〜ん…。でも、もう慣れましたわ」
そう言った彼女が昨年とはどこかが変わったと私は感じた。
それで思い出したのは、夫が1週間置きに家を不在にすることで余った時間に
カルチャースクールへ通い始めたことだった。
「カルチャースクールにはまだ通ってます?」
と、世間話のように私はきいた。
「お茶は止めました」
「えぇと、じゃあ、スイミングは続けてる?」
「ええ、健康のために」
「なるほど、去年より綺麗になったわけがわかりましたよ」
「まぁ! お上手ですね」
そう言って微笑み、首を傾げた彼女をそれとなく窺った私は、
不倫しているかもしれない、と邪推した。
昨年と違う感じがしたのは、
微笑んだ口元や伏せた目元に淫蕩の色が浮かんでいたからだろう。

しかし、彼女の不倫よりも私が興味を覚えたのは、
彼女の夫、つまり私の旧友がそれを知っているか否かだった。
彼は気が優しく包容力もある。
昨年も感じたが、私の妻が冒険を始めた頃だったから、
この夫婦もまた…、とお節介にも思ったものだった。

リフォームは10畳の寝室に2坪ほどのサンルームを庭側に延長したい、という用件だった。
家自体は30年が過ぎているが、寝室から見える庭はバブルの名残を感じる景観だった。
サンルームを延長するリフォームをすればその景観も眺められる。
見通しになってしまうが、窓に目隠しフィルムを貼れば問題はない。
「わかりました。帰って、早速図面を書いてみますよ」
私は答えながら、大きなお世話だが目隠しフィルムを貼ったサンルームで誰と過ごすのだろうか、
などと思ったりした。

事務所に戻る途中で正午になった。
あまり食欲はなかったが、国道バイパス沿いのファーストフードに入って、
ホットドッグとコーヒーを注文した。
妻に電話を入れて所用の有無を確認したすぐ後、上村から電話が掛かってきた。

「あ、先輩、昨日は挨拶もしないで帰ってすみませんでした」
と、彼はすぐ言った。
「ああ、所用で急に外出したから、かえって悪かったね」
「いえ、とんでもないです」
「で、どんな感触だった、女房は?」
「お茶して買い物に付き合ってもらって…」
「ああ、それは聞いたよ」
「あの、まだ奥さんには話してませんが、その…」
「なんだい?}
「食事デートとか誘ってみても良いですか?」
「もちろん、かまわないよ。なんだ、まだ誘ってなかったんだ?」
「先輩に話してからじゃないと」
「気にするなよ。気にするのは女房の都合の方だろ?」
「はあ、でも…」
「昼めしでも、夕食でも、とにかく誘ってみて、女房がOKすれば僕はかまわないよ」
「ありがとうございます」
「あ、それから、デートの約束ができたら、また連絡くれるかな」
「ええ、ええ、もちろんです」
「じゃ、また」

残りの冷えて苦いコーヒーを飲みながら、私は感じた。
旧友の奥さんも、上村も、そして妻の静香も表面の安泰さとは裏腹に
なにかが発展する予感があった。
私は上村と妻の関係に余分な口出しをしないつもりでいるし、
その成り行きを見定める役に徹しようとしている。
昨年の妻の冒険はやや強引に過ぎた思いもあるが、
今回の婚外恋愛はそこまで危険ではないだろうし、
しかも私がある程度コントロールできるかもしれない優越感もある。
これから迎えるひと夏の経験だけになるか、それとも存外長い冒険になるのか…。
そんなことを思いながらファーストフードを出た。


[36] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/23 (木) 15:35 ID:RWqSZS7Y No.192015
夕方5時過ぎ、事務所の駐車スペースに車を停めた時、
上村からメールが届いた。
車内でスマホのモニターを覗くと、
『奥さんに申し込みました。
木曜か金曜でお願いしたら、金曜は町内会合があるようで、
木曜の夕方7時に待ち合わせました。
どこで食事するかはこれから決めます。
それから食事の後スナックに行くのもOKしてくれました。
連絡まで』
という内容だった。

何食わぬ顔で事務所に入ったが、妻はすでに仕事を終えていた。
私も書類の整理を済ませただけで消灯と施錠をして自宅に入った。
「お疲れさま」
ダイニングから、いつもの調子の声が届いた。
覗くと、妻はシンクに向かっていた。
その姿は当然ながら事務服ではなかったが、部屋着というにはお洒落だった。
サラリとした生地のブラウスを着て、その上にエプロンを掛けていた。

「そのブラウス、お洒落だね」
私は背後から声を掛けた。
「まあ、ありがとう」
妻は素っ気なく応じた。
「ブラの透け具合がなかなかよろしい」
「どうせ、そんなことだと思った」
「そのミニも良いね」
「もっと短い方が良いって言いたいんでしょ?」
「それはそれで、また格別だけどね」
私が言うと、妻はやや間を置いて、
「一日中、そんなことばかり考えてるの?」
と言い、それから振り向いた。
「う〜ん、半分くらいかな」
「呆れた人ね」
そこで妻はようやく微笑んだ。
別に機嫌が悪いようではないらしい。
近づいて頬にキスをすると、
「彰君のお誘いを受けたよ」
と言い、それから、
「あなたが煽ってるんじゃないの?」
と言って私を睨んだ。

着替えるために廊下を挟んだ向こうの小部屋に入ってから私は言った。
「煽ってるっていう訳じゃないけどさ。
上村君が静香と食事したいって言うから、それなら誘ってみればって言っただけだよ」
「そういうのを煽ってるっていうんじゃないの?
まぁ、昨日もお茶したし買い物にも付き合ったんだから、食事くらい良いけど…」
勿体ぶったような口振りに、私はすぐ問掛けた。
「良いけど、なに?」
すると妻は得意の話を交わす戦法で、
「まぁ、良いわ。その話は後にしましょ」
溜息をつくような仕草をして、また私に背を向けた。


単純な疑問だが、40代半ばの夫婦は夕食後をどう過ごしているのだろう?
この日の私は、食後に一休みしてから旧友の家のリフォーム図面を起こすために自室に入った。
どちらかと言えば手が掛からない作業だから1時間余りで片付いた。
それからゆっくり入浴した後は冷茶を飲みながらテレビのニュースを見た。
妻はと言えば、最近になって再び凝り出したパッチワークの作業をしていた。
どこからか入手した製作図面とパソコンを交互に見ながらする作業に、私が口出しする余地はない。
私が浴室から出ると阿吽の呼吸で妻も入浴する。
そして、10時半過ぎには寝室に夫婦が集合する。

もちろん、このような状況が全てではなく、月に何度か食事や飲みに出掛けたり、
映画を鑑賞したり、散歩をしたり、3カ月に1度くらいは外泊したりもする。
井上陽水の歌の歌詞ではないが、
”楽しいことなら なんでもやりたい
笑える場所なら 何処へでもゆく”
というタイプの妻だし、どちらかといえば私も同類なので気持ちは合っていると思う。

11時前、妻が寝室に入ってきた。
昨夜と同じナイトウェアを着ていた妻はベッドに横座りし、
「彰君ね、木曜か金曜日に夕食しませんかって言ってきたの」
と、いきなり話し始めた。
「あ、そう。で、なんて答えたの?」
私は仰向けのままきいた。
「金曜日の夕方は町内の夏祭りの会合があるの。だから木曜だったら良いよって」
「明後日の夕方だね」
「うん」
頷いた妻の表情はどこか乗り気でないように感じた。
「あのさ、行きたくないとか?」
ときくと、妻は首を振った。
「そうじゃないけど、良いのかなって」
「それは僕に対して? それとも上村に対して?」
「あなたには良いも悪いもないでしょ。あの子に対してだよ」
「どうして?」
「う〜ん…。わたしもあの子が好きだし、そんなふうにして付き合ったら…」
「付き合ったら?」
「あの子、彼女を探さなくなるよ、きっと」
「そう思う?」
「エッチな意味も含めてだけど、あの子が探す彼女より、わたしの方が絶対魅力的だよ」
そう言った妻の言葉には説得力があったし、私はなるほどと思い、
「つまり倫理的に彼のためにならないって思ってるんだ?」
「倫理的とか難しい言葉なんてどうでもいいの。
わたしと遊んだら、あの子、本気になっちゃうかもよ」
「静香は?」
「本気っていうか、やっぱり若い恋人って感じかな?」

私の後輩の上村とのつき合いに葛藤する気持ちは理解できた。
それが健全な葛藤なのも確かなところだろうと思う。

「健全で良いじゃない? 上村が本気になるかどうかもそうだけど、
静香自身もその可能性があるわけだし」
「わたしが?」
そう言って妻は目線をあらぬ方向に向けたが、すぐ私に戻して、
「そうかなぁ。う〜ん…、そうかもね」
と言い、続けて、
「あの子がハァハァしたら、わたしもその気になっちゃう、ってことでしょ?」
「上村の奴、静香の寝姿見てその調子だからな」
「ね、彰君、わたしの目の前で扱いたんだよね?」
「現場見てないからわからないけど、状況としてはそうだね」
「うわぁ…、やっぱり変な気持ちになっちゃいそう」
「健全だろ?」
「健全じゃないでしょ」
「だからさ、自然体で良いんじゃない? 上村は静香を理想の女性と思ってるんだし」
「う〜ん…、成り行きだけど…」
口調は落ち着いていたがトーンは上擦っていた。
表情を窺うと目がトロンとしていたし、ナイトウェアの胸に乳首の膨らみが浮いて見えた。
「静香、乳首」
と言うと、
「え?」
と言った妻は両手で胸を抱えるように押さえた。
「尖ってるね」
揶揄い口調で言うと、
「スケベッ!」
という答えが返ってきた。
起き上がりざま私は妻に抱きついて押し倒した。
捲れたナイトウェアの裾から手を入れて乳房を握り、尖った乳首をつまんで転がした。
「あんっ、ダメだよぉ」
緩く拒んだものの妻の両手は私の首を抱えていた。
ナイトウェアを捲り上げて剥き出しにした乳房の頂点に吸いつく。
小指の先ほどに膨らんだ乳首を丸めた舌で包んでチュルチュルと愛撫する。
「あぁ、ダメだよぉ…、卑怯だよ、そんなのぉ…」
卑怯もなにもない。
私の股間に割り込んだ妻の膝が微妙な動きで刺激を与えてくる。
受動態でありながらそればかりでない技巧は以前にはなかった。
それも過去の冒険で得た技巧の一つだろう。
やがて妻も私も全裸になって縺れ合い、求められて挿入した。
「あぁぁぁ… 良いわ…」
「これが上村のチンボだったら?」
「ダメェ、そんなこと言っちゃぁ…」
「上村のチンボ、デカいかな?」
「送ってもらったとき、あの子のジーンズ、膨らんでた」
「なんだ、見たの?」
「だってずっと膨らんでるんだよ」
「静香に嵌めたいからさ」
「嵌めるなんて言っちゃダメェ」
「あいつ、嵌めたくて仕方ないんだよ、チンボを静香のオマンコに」
「もぉ。ダメェ…、あ…、気持ちいいっ… イヤだ、イキそう…!」
「こんなに早く?」
「想像させるからだよ…、あぁ、そこ、イイッ!」
「嵌められたいだろ、静香だって」
「そ、そんな…… あぁ、気持ちいい…、あぁ、嵌められたいっ!」
「嵌められて、出されたい?」
「良いの?」
「良いだろ?」
「良いよ…、あ、イクッ!」
突然、妻が歓喜の声を上げた。
私も引きずられて射精した。


[37] Re: 妻の若い恋人  おてつ :2024/05/24 (金) 07:48 ID:sl..O.sU No.192027
やはり経験者の奥様の発言は違いますね。
何より変わってないのは確信は旦那様に言わせる

更新頑張ってくださいね


[38] Re: 妻の若い恋人  :2024/05/24 (金) 10:35 ID:iUBYveYg No.192031
受け身のようでいて膝を入れて男を煽る。
他人に仕込まれたオンナの所作に、興奮させられますね。
この技を今度は若い恋人に伝えていくんですね。
夫婦セックスの最中に、夫の承諾を引き出してから他人棒生中出しを想像して興奮、絶頂する。
完全な寝取られ妻の性癖ですね。


[39] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/24 (金) 11:31 ID:qdZZKtZE No.192034
奥様は「若い恋人」を受け入れるのを楽しみにしているようですね。
謙治さんと、エッチしながら、上村さんとのエッチを想像して逝くなんていやらしい。
謙治さんにとって超理想の奥様ですし、私も期待してしまう素晴しい奥様です。


[40] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/25 (土) 05:34 ID:42iy55BY No.192046
翌8日は昨日と打って変わって爽やかな好天だった。
朝の空気はやや涼しかったが、これくらいの方が仕事がやりやすい。

そんな思いで事務所に入った途端、電話が鳴った。
受話器を上げると、学生時代の先輩のNさんからだった。
彼は私より4歳年長だが、大学では同級生だった。
つまり留年したためだが、年上なので皆彼を先輩と呼んでいた。
その先輩のNさんは南知多方面の港町で倉庫業を手広く営んでいた。
5年ほど前だった。
工務店の仕事が手薄の時、Nさんは私の工務店の経営状態を心配してくれて、
2棟の倉庫新築工事を発注してくれた。
その朝の電話の用件は、その2棟の倉庫に250uほどの事務所を併設したいという内容だった。
「申し訳ないけどさ、明日の午後4時頃、こっちへ来てくれないかな」
と、Nさんは言う。
「もちろん伺いますよ。でも4時からだと遅くなりそうですね」
「なに、泊れば良いじゃないか。それともなにか、外泊するとカミさんに疑われるってか?」
「いやいや、そんなことないですよ、先輩じゃあるまいし」
「打ち合わせが終ったら、久し振りに飯でも食おうや。ビジネスホテルを予約しておくよ」
「それは申し訳ないですね、お願いします」

話しをしている最中に事務所に入ってきた妻は、通話を終えた私に、
「出張?」
と声を掛けてきた。
「Nさんからだよ。明日の夕方4時頃、新規の相談をしたいって」
「ふぅん、泊るの?」
「4時からだからなぁ、泊った方が良いだろうな」
「帰りは?」
「金曜日の昼過ぎだろうね」
そう言ってから、妻と上村が食事デートをするのが明日だったのを思い出した。

「あ、そうだったなぁ。う〜ん、しかし止むを得ないな」
「全然平気だよ。仕事がなくなったらデートどころじゃないでしょ」
「うん、その通り」
「あなたはNさんと打ち合わせた後久し振りに食事してお酒飲んで、
私はその間にあの子とデートなんて、ちょっと刺激的じゃない?」
「そうかい?」
「夫の居ぬ間になんとやら?」
「鬼の居ぬ間に命の洗濯ってのは、女房がいないときに使う言葉だろ?」
「どっちでも同じでしょ?」
「デートに出掛ける静香を見られないのは残念だけど、今回は諦めよう。
そうだな、状況とかさ、メールくれるかな」
「良いわよ。今、ナニしてますって連絡するよ」

突然予定に入った私の宿泊出張を、妻は本当に喜んでいるように見えた。
その会話の後、特に何も言わなかったが、妻は私を見ては微笑み、
時には流し目のように見たり、鼻歌のように口ずさんだりもしていた。


翌9日、木曜日の午後1時半過ぎ、私は車で隣県に向けて出発した。

「今日、出張で泊ってくることを上村に伝えた?」
見送る妻に、私は問い掛けた。
「ううん、まだ言ってないよ。伝えた方が良い?」
「僕がいない方が、上村も頑張れるんじゃないかな?」
そう言うと、妻はとぼけた調子で、
「なにに頑張れるの?」
と言った。
私は、そんな受け答えをする妻に魅力を感じたし、
挑発的な物言いに心を煽られる思いだった。

「静香が考えてることだよ」
「あら、そう? なにかしら?」
「帰りは、そうだな、昼前後になると思うよ」
「わかったわ。今日のことはメールするから」
「ああ、そうして欲しいね」
「気をつけてね」
そんな見送り言葉を受けて、私は出発した。

2時間半ほどで南知多の現場に到着した。
30分ほど早く着いたが、N先輩は快く出迎えてくれた。
事務所の会議室で新設する工場事務所の概要を聞き、
それから倉庫に出向いてき1時間半ほど現状調査を行い、
この日の仕事は終了した。
その後、先輩に案内されてビジネスホテルに向かい、
チェックインした後にホテルから徒歩で数分の小料理屋に入った。
懐かしい学生時代のあれこれに話は終始したが、
ごつい体格の割に酒が飲めない彼は2時間ほども経つと眠気を催し、
呼んだタクシーで帰っていった。

時間は9時過ぎだった。
着信音を止めたスマホが6時過ぎから何度か続けて振動していた。
ホテルのロビーの奥のエレベーターに乗り、7階のボタンを押した私はスマホを開いた。
妻と上村からのメールが4、5通届いていた。

5時半過ぎの妻からのメールには、
『お疲れさま。予定が変わって、彰君が車で迎えに来てくれることになったわ。
今、着替えて用意万端よ。またメールするね』
とあり、
その数分後の上村からのメールでは、
『予定を変えて車で奥さんを迎えに行きます。もう少しで家に着きます』
と記されていた。

8時前の上村のメールには、
『食事を終えました。とても楽しかったです。
それで、スナックに誘ったんですけど、奥さんOKしてくれたので、
これからそちらへ向かいます』
ほぼ同時に妻からは、
『イタリアン、美味しかったよ。これから飲みに連れて行ってくれるって。
前があるから危ないし、酔わないようにしないとね』

そして、私が先輩と小料理屋を出たのと同じ頃の上村のメールでは、
『すみません。奥さん、だいぶ酔ったようで…。
今、スナックを出たところですけど、家に来いって言われてますけど』
と、妻が酔ったらしいこと、上村が困惑している様子が目に浮かんだ。

そして、私が部屋に入るのとほぼ同時に妻からのメールが届き、

『あの子、メールばかりしてるけど、あなた宛てだっていうじゃない。
煩いからメールするなって言っておいたよ』

とあり、続いて上村からもメールが入った。

『メールするなって、奥さんから叱られました。
それから、今、自宅のリビングにいます』

過去の冒険では経験できなかった実況中継のようなメール連絡に、
多少の酔いが回った私は期待のスイッチが入っていた。

家から遠く離れた南知多のビジネスホテルに投宿している私にメールを送る妻の思いはどうなのだろう?
上村のメールから判断すると、妻はだいぶ酔っていると思える。

そして今、この時間に上村は自宅のリビングにいるという。
妻には、上村が当地に戻って初めて我家を訪れた日の記憶が残っているのは間違いないだろう…。

狭いシングルベッドに転がって思いを巡らせた。
上村はリビングにいるという。
では妻はどこにいるのだろう…?
一緒にいるのか、それともシャワーでも浴びている…?

起き上がった私はスマホを手にして上村宛に、
『女房、酔ってるみたいね。彼女、なにしてる?』
と、メールを送った。
彼からの返事はすぐ届いた。

『僕が飲んでないから、お酒を飲もうって。
奥さんは、今、シャワー浴びてます』

『そう。飲めば良いよ。その代り、車の運転はダメだ。
タクシーで帰るか、泊っていくかだな』

『泊まるんですか? 良いのかなぁ』

『飲酒運転は絶対ダメだし、タクシーで帰るのは無駄だろ?』

『それはそうですけど…』

『僕のことなら気にしなくても良いよ』
それから、女房からメールするなって言われただろ?』
とそこまでメールのやり通りをしたとき、

『はい。あ、シャワー出たようです』
と連絡があり、そのメール以降、上村からの連絡は届かなくなった。

妻が上村を自宅に呼んだのは、私がそれを促したのだから仕方ないと思う。
しかし、飲みに行く予定をしていたはずの上村がなぜ車を使用したのだろう…。
デートの後、上村自身も妻を自宅に送り届けるつもりだったとしか思えない。
ということは、彼が自ら計画した案を私へ正確に伝えなかったとも取れる。
妻を憧れの女性像と慕う上村だからイレギュラーは仕方ないと考えるべきだろうか…。

寝転がっていると握りしめたままのスマホが振動した。
少し驚きつつモニタを見た。
妻からのメールだった。

『彰君を家に呼んだわよ。今のところあなたの思い通りでしょ?
でも、あの子、最初から家に来るつもりじゃないのかなぁ。どう思う?』
酔っていると思った割に、妻の思考はしっかりしていると感じた。

『そう感じたよ。とすれば、次の一手はどうなるかな?』
メールを返すと、すぐ折り返し返事が届いた。

『持久戦?』

『別の手もあるだろ? 静香が彼の一手を引き出すか、だろ?』

『あら、わかっちゃった? それも良いね』

『そうなりそう?』

『どうかな? でも私、今ちょっとセクシーな格好だよ』

『そうなの? どんな?』

『それは良いとして、あの子、泊らせて良いの?』

『それは彼次第だろ。飲めば車はダメ。帰りたいならタクシーしかない』

『酔った振りして、帰さないわよって言っちゃおうかな』

妻のメールも、それを最後に届かなくなった。



翌9日の朝、7時前に起床した私は洗顔してから階下の食堂に降りた。
受付で定食を告げ、和食が乗ったトレーを持って窓際の席に着いた。
取り敢えずお茶を飲みながら、スマホを覗き見た。
深夜2時過ぎに、上村からのメールが2通届いていた。
昨夜、妻と最終のメールのやり取りをしたのは9時半過ぎだった。
上村のメールはそれから約5時間後になる。
そして、2通目のメールには添付ファイルもあった。
たちまち気が急いてメールを見た。

『すみません。泊ることに、というか泊まらされました』

1通目のメールは、それだけだった。
2通目のメールは、
『ごめんなさい。奥さんから撮っても良いって言われて、我慢できなくなって』
とだけ記されていた。
添付された2つのファイルは妻の画像だった。

1枚はベッドの上でうつ伏せた妻を背後から写したものだった。
妻が報せてきたセクシーな部屋着というのはシルク調のワインカラーのキャミソールで、
裾が腰の括れまで捲れ上がって、白い肌の豊かな尻の谷間が鮮明に写っていた。

2枚目は、ほぼ仰向け状態で両脚をわずかに開いた姿だった。
どちらの画像もノーパンで股間の淡い翳りが写っていたし、
仰向けの画像には縮れた陰唇も確認できた。
席の周りに客がいれば、混乱状態の私を見て不審に思っただろう。
慌ててスマホを脇に置いて箸を取ったが、食欲がどこかに失せてしまった。
味噌汁を飲み、ご飯を半分ほど食べ、焼魚をつついただけの朝食を食器の返却棚へそっと返し、
私は部屋に戻った。

頭にあるのは、妻と上村はセックスをしただろうか、という思いだった。
上村のメールには、それの明記はなかった。
それに、添付されていた2枚の妻の画像にも、それを認められる痕跡はなかった。
その行為を私に話し辛いのは理解できるが、隠し通せる事柄ではない。
だから、セックスしたのなら上村は私に告げるだろう。

しかし…、と思う。
上村が最初に我家を訪れた日は、妻の乱れた寝姿を見ただけで自ら扱いていた。
そんな彼が、乱れた寝姿よりもさらに刺激的な妻のキャミソール姿を見て、
なにもしないのは怪しい…。
セックスの後始末をしてからの画像だろうか?
いやいや、そんな面倒なことをするはずはない…。

上村のメールでは、妻が撮影しても良いと言ったと書かれていた。
彼を興奮させようとして妻が挑発しそうなことだとも思う。
しかし、私の思いはどうにももやもやとし続けていた。

さて、と口癖のように言い、チェックアウトの支度を始めた。
答えが見つからない歯痒さはあったが、仕事を疎かにはできない。
電子タバコを二本続けて吸ってから、書類鞄を持って立ち上がった……。


帰宅したのは午後3時前だった。
事務所の駐車場に上村の車はなかったから、昨夜のうちか、
それとも今朝早く帰ったのだろうと思った。

事務所に入ると、通話中の妻が受話器を耳に当てたまま軽く挨拶を送ってきた。
一晩見なかっただけの妻が不思議なほど新鮮に見えた。
書類鞄をデスクに置いきタバコを吸いながら、妻の横顔を眺めた。
妻は受話器を置くと、
「おかえりなさい。疲れたでしょ」
そう言って立ち上がり、私の肩に手を置いて軽く揉み、
「どうだった?」
と問い掛けてきた。
「そうだね、割合大きな仕事になると思うよ」
「職人はどうするの?」
「現地の職人を先輩が手配してくれるから、こっちは設計だな」
「良かったわね、それは」
そう言って労ってくれる妻の言葉や態度に、昨夜のメールの面影は全くなかった。

おかしいと言えばおかしいし、不思議と言えば不思議なのだが、
昨夜、メールでやり取りした所謂官能的な出来事があったのもかかわらず、
まるで何事もなかったように装っている妻を見ていると、私はひどくそそられる。

私の計画に妻が呼応しての行動だが、
その行動の許容範囲は妻の意志に任せている。
だから私の想定外の行動や行為に及ぶ可能性を否定できない。
昨夜の上村と妻の行動の成り行きも同様だった。
その詳細が気になりつつも、妻も私も口に出さない。
互いの心を探り合っているような間合いはひどく刺激的だった。


大型連休が明けての週末の金曜日だったし、4時半に事務所の明かりを消した。
自宅に入ると玄関口で妻は抱きついてきた。
しっかりしたハグで軟らかい乳房の圧を感じながら深いキスを交わした。
舌を絡め合っているとクラっと感じたのは、
昨夜寝つかれなかったせいだけではないのは明らかで、股間が急速に充血してきた。
唇が離れると、妻は私の目を覗き込んで、
「イヤらしい人」
と魅惑的に言った。
「え? なぜ?」
私がきくと、妻は口をへの字に曲げてから、
「固いのを押しつけてきたりして」
と答えた。
「イヤらしいのは静香も同じだろ。夫婦って似てくるって言うし」
「まぁ! そんな変態じゃないよ、わたし」
「一番近くにいるんだから感染するさ」
「あ〜、こわっ」
妻は笑って言いながらキッチンへ入り、
「先にお風呂に入って」
と言った。
言われた通り、脱衣場で湯を溜めるセットをした私は着替えを始めた。

15分ほどで湯が溜まった電子音声が聞こえて浴室に入った。
湯船に浸かりながら、キッチンでまな板の音を立てている妻の後姿を思い浮かべた。
どこからどう見てもどこにでもいるごく普通の主婦の妻なのに、
さまざまな欲望を胸中に秘めているのを思うと、私の興奮は醒めることがなかった。
昨夜、帰宅した妻と上村はどんな話を交わして、どんな行為をしたのだろう…?
仕事をしつつも思いを巡らせてしまったが、その答えはもやもやだった。
その解答を聞かなければ、落ち着きそうもない。
それに、その後、上村が連絡してこないのも腑に落ちなかった。
おそらく何か要因があるのだろうが、それもこれも妻の話を聞けばある程度わかるはずだ。

食事中、私は妻をそれとなく窺っていたが、いつもと同じ様子だった。
しかし、演技派の妻だから私の単純な問いかけで言質を掴まれたりはしないだろう。
入浴した妻が寝室に入ってくるまで、昨夜の一連の行動を確認する手はないようだった。

しかし、私は妻との駆け引きを交わすそのような時間を気に入っている。
私は妻が嘘で防御しているとは全く思っていないし、
上村とのなにかのやり取りを小出しにすることで、
私を挑発したり嫉妬させようとしているのは明らかだからだ。
ストレートというか、事務的にこれこれこうでした、と聞かされるより、
思わせ振りにする妻が愛しくて仕方がない、とでもいうのだろうか…。


[41] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/25 (土) 05:36 ID:42iy55BY No.192047
10時半過ぎ、妻が寝室に入ってきた。
透け感のないワンピタイプのパジャマを着た妻がベッドに滑り込んできてから、
「上村、昨夜は何時頃帰ったの?」
と、私はきいた。
「昨夜じゃなくて今朝だよ、帰ったのは」
妻は簡単に、そう答えた。
「泊ったんだ?」
「泊ったっていうか、泊らせたっていうか。
お酒飲んだし、タクシーで帰るの、勿体ないでしょ。
旦那、出張中だし、朝ご飯食べて、そのまま出社したらどうって言ったの」
「あぁ、そう。あいつ、どこで寝たの?」
「結局ソファで寝たんじゃないかなぁ」
「結局って、どういうこと?」
気になってきくと、
「だからぁ…。最初はね、旦那がいないんだからベッドで寝れば良いって言ったんだけど、
あの子が、そんなことできないって言って」
「ふんふん、なるほど。それで?」
「でも、ベッドで寝てるわたしから離れないで、ずっと見てたよ」
「見てた? なにを?」
「なにをって、わたしに決まってるでしょ」
「あぁまぁ、そうだろうな。ギラギラした目で?」
「間接照明にしてたから、ギラギラかどうかわからないけど、たぶんね」
「それで、えぇと…」
ききたいのに言い淀んでいると、
「エッチしたかって?」
と、妻が言い、私を見て妖しく微笑んだ。
「その状況で、エッチする方が正しいか、正しくないか、かな?」
「正しいも正しくないもないでしょ?」
「まぁ、そうとも言うかな。それで、したの?」

すると、仰向けだった妻が横臥して私を見つめ、
「夕べはワインカラーの透け透けウェアだったの」
と真顔で言い、それからひどくセクシーな表情を作って、
「しかも、ノーパン、ノーブラで」
と、声音も変えて囁くように言った。
もともと妻は表情が豊かな方だが、昨年初夏から今年の春先に掛けて経験した冒険後は、
その表情に加えて男の煽情を煽るような目や話し方が巧みになったと思う。
「……そうなの?」
内心ドキマギしながら私は言い、
上村のメールに添付されていた妻の画像を思い出すと、
下半身の充血を急に感じた。
「そうよ。だから彰君、おっぱいもアソコも見たはずよ」
「写メ撮っても良いって言ったり?」
「う〜ん、それはどうかな。でもスマホはずっと持ってたね。
少しの時間があればあなたにメールしたいみたいだったから、
いい加減にしなさいって、言ってやったけど」
「撮られても良いんだ?」
「ばら撒かれたりしないでしょ」
「それはないだろう」
「ナニして楽しむか知らないけど、あの子が見るだけだったら良いでしょ?」
「静香は見られたいんだ?」
「M字開脚とか?」
妻はそう言って妖しく笑った。そして、
「前も撮られてたんだよ」
と、言った。

前、というのは約9カ月間の冒険中のことに違いない。
その間に妻が経験した内容について、私は妻から聞かされたことしか把握していない。
把握した内容から想像を飛躍させれば、愛人同然の日々を過ごしていたのだから、
妻の姿を映像に記録されていたのは必然だろうし、妻が言ったM字開脚もそうだろう。

しかし、そのあたりを私が執拗に尋ねない訳を、妻は妻なりに考えていると思っている。
「本当はね…」とか「実は…」とか、
又は「あら、話さなかった?」という言葉のフレーズに動揺したり興奮する私を妻は知っている…。

「うん、まぁ、そうだろうな。たとえば、どんなポーズ?」
「M字開脚は普通だったけど…、他はどんなだったかなぁ」
そう言って、妻は微笑んだ。
私は過去の経験も問いたかったが、それよりは上村との状況を知るのが先だった。
「それで、上村とエッチした?」
私は再び問い掛けた。
「したくてたまらない感じだったけど、やっぱりわたしがあなたの妻というのがネックなのよね」
「じゃあ、しなかった?」
「あの子は耐えようとしてたと思う」
「はぁ? あの子は、ってどういう意味?」
「あの子は耐えようとしてたけど、わたしの融通が利かなくなって…」
「じゃあ、静香の方から?」
「う〜ん…、そうかも」
そう言った妻の目は欲情に蕩けていた。

蕩けた目と、高揚して染まった頬の色を見せながら、妻は話し始めた。

上村を興奮させるつもりでセクシーなナイトウェアを着はしたが、
激情をなんとか抑えた彼はベッドの上で寝転がる妻の姿をじっと見つめるだけだった。
上村の眼差しはひどく熱く真剣だったし、
寝室の床に立った彼の股間は見るのも恥ずかしいくらいに盛り上がっていたという。
そんな妻の視線を感じた上村は羞恥を紛らわすように持っていたスマホを構えて妻に向けたらしい。
スマホのシャッター音が響いてストロボが光ると、
妻は全裸よりも煽情的な姿を写されたことに燃えてしまったらしい。

そうした状況の中で、妻は前の冒険の場面場面を思い出した、と言った。

「…あのね、マンションにいたときを思い出したの」
妻が言うマンションとは北島と同居していた部屋のことしかない。
横浜の本社へ赴任を前に彼は多忙で、マンションの部屋を留守にする日も多かったようだ。
主が不在の部屋に一人でいた妻の動向が気になったのか、
北島は彼の後輩の浅井を妻の監視役に使っていた。
後輩の浅井は、自身の息子を連れて北島と沖縄旅行に出掛けてもいたし、
それなりの信頼を得ていたと思える。
当然ながら、監視という役目以外に妻を抱く役得も与えていた。

「あの人ね、彼が出張すると必ず部屋に来たわ。
監視役とか言ってたけど、そうじゃないの、彼の目を盗んでわたしを抱くためよ」
妻は蕩けた目のままで言った。

「でも、それだけじゃなくて…」
「それだけじゃない?」
「それだけじゃなくて、わたしを撮るためよ。
クレームつけたら、監視の記録のためだなんて言って…」

昨夜の上村との状況を聞くだけでも充分昂る私だが、
過去の冒険にまるでスピンオフしたように話してくる妻に欲情した。
実際、妻の表情は蕩けていたし、
北島が不在の部屋で浅井を迎えて痴態を撮られた話をするその目はひどく艶めかしかった。

「M字開脚とか?」
私が言うと、妻はゆっくりと首を振って、
「……それは普通よ」
と掠れた声で言った。
「M字開脚するでしょ。両手をアソコに当てて、開くの…。
指を入れたり、浅井に言われてローションの瓶を入れたり…、
それでね、彼を見つめて誘うように微笑むの…」

妻が帰宅して2ケ月が経過して、ようやくそうした日々から脱却できたと思っていた。
しかし、妻の胸中にはまだまだ冒険で経験した様々な痴態が生きているらしい。
そうした経験はそう簡単には封印されないのだろうし、
封印されたと思ってもなにかのきっかけで再び意識上に鮮明に浮かび上がるのだろう…。

「だからね…」
意識が現在に戻ったように妻は言った。
「彰君に写メ撮られて感じちゃってるでしょ。
そんな融通の利かないときにあの子とエッチしちゃったらと思って…」
「なにもなかったんだ?」
どこかほっとしたような思いで私はきき返した。
「なにもなかったっていうのは、少し違うかな」
「どう違う?」
「夕べはそれで、そのまま寝ちゃったの。
あの子がどこで寝たか知らないけど、朝、わたしが起きたときはリビングのソファにいたわ」
「へぇ、早起きだな」
「それから朝食作って、食事させて…、うん…、それから、かな」
「それから?」
「だって、写メ撮らせてあげただけで帰しちゃうのは、ほら、ちょっと可哀想じゃない」
「思い出の日だから、な」
「そうね。だから…」
「だから?」
「着替えたあの子が出て行く直前に、玄関でしてあげたわ」
「してあげた? なにを?」
「バカね。お口で、よ」
「はぁ?」
「だって、リビングとかでしてあげたら、そのままエッチになっちゃいそうだし、
そしたら、あの子、遅刻しちゃうでしょ」
「なるほど…、玄関で?」
「うん。でも、長い時間じゃなかったよ。1、2分かな」
「それで、上村、出したんだ?」
「わたし、短いのは慣れてるから。でもね、すごい量だったよ、若いのね」

玄関の壁に背を着けて立った上村の脚元に跪いた妻は、
ズボンのチャックから掴み出して咥えたと言った。
上村にしてみれば写メにも撮った妻の姿態を目に焼き付けて眠れない夜を過ごしただろう。
一晩中おさまりがつかなかったことだろう。
上村の緊張と興奮で怒張したペニスの全てを舌で舐め、
咥えて吸い、匂いを嗅ぎ、そうすることで妻自身も興奮し、
さらに濃厚な吸引を施してわずか数分で射精させてあげた、と言った。

「す、すごいな…」
「うぅん、まだ続きがあるよ」
「続き?」

妻は全てを飲み込み、溢れ出てくる残滓を吸い続けたというが、
流石の妻も驚いたのは、そうする間に上村のペニスは再び芯が通りはじめ、
やがて完全勃起したらしい。
驚きと歓びで呆然としていた上村をベッドに上げて仰向けにさせると、
今度は念入りに再びフェラチオをした、と話した。

「2度続けて?」
「凄いでしょっ!」

続けてのフェラチオは先端から陰嚢まで丁寧に舌を這わせ、時々吸い込み、
両手で緩々と扱きながら喉の奥まで飲み込んだという。

「上村の、大きかったんだ?」
「太くはないけど…、長かったよ」
「僕より?」
「うん、全然だよ。それに…、ものすごく固いの ふふ」
「喉の奥まで飲み込んで苦しくなかった?」
「喉の粘膜で先っぽを挟むようにするの。前に言ったよね?」
「……そう?」
「あら、忘れたの?」

二度目の上村の射精も並々ならない量だったらしい。
私とは違う味と匂いの精液を口腔粘膜で愛しく味わいながら、妻はまたその全てを飲み下した…。

私は大きい溜息をついて、
「じゃあ、エッチはしなかったんだ…」
と言うと、妻は
「フェラチオはエッチじゃないよね?」
と言った。
「いや、充分エッチだけど…」
「チンボは挿れなかったよ。癖になっちゃうでしょ、あの子が」
「静香は?」
「癖になるって言わせたい?」
「………」
「あんなにすごいって思わなかったし、わたしも癖になるかな?」

そう言いながら、妻は私の股間を探ってきた。
そして、掴み出したペニスを緩々と扱いたり、先端を三本指で転がしながら、
「寝取られの快感…、思い出した?」
と、妖しく蕩けた表情で言った。


[42] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/25 (土) 06:53 ID:/gZriQGw No.192049
「わたしね、前の経験で奥の方がすごく感じるのを教えられたの」
ペニスを愛撫しながら、妻は掠れた声で言った。
「奥の方って、子宮?」
「うん。経産婦は余計に感じやすいらしいのね。
感じると子宮が下がってきて、下がった子宮をアレの先っぽで擦られると…」
「堪らないんだ?」
「堪らないよ。北島さん、子宮でイカされた男を女は一生忘れないって言ってたもの」
「そんなに良いんだ?」

妻はペニスに愛撫を咥えながら、そんなことを話した。

「ものすごく気持ちよくて、この人の言うことならなんでも従うって思っちゃうくらい」
そう言う話を聞きながら、北島にそれほどの快感を教えられ植えつけられたからこそ、
妻は彼との同居生活を望んだのだろうことを、私は思い出していた。

 ペニスの先端が生温かい口腔に包まれ、
窄まった唇と滑らかに動く舌の愛撫の快感に呻いていると、
「彰君のコレが固くて長いのを見たら、思い出しちゃったの」
と、妻が蕩けた口調で言った。続けて、
「彰君のだったら、向かい合って立ったまま繋がっても届くと思うの」
と言った。
私は、妻と上村が立位で交わる姿を思い浮かべた。
妻の言うように、私ではできない体位かもしれない。
できたとしても、妻が満足する部分まで届きはしないだろう…。

「だから、他の体位でも絶対子宮を苛められちゃうよね」
今度はうっとりした口調で言った。
「それにね、前にも言ったと思うけど、わたし、精液の匂いと味を感じるとおかしくなるの」
妻はそう言ったが、私は聞かされた記憶がなかった。
しかし、子宮で達する性的絶頂を教え込まれた妻だから、
膣内で放って汚れたままの北島や北島の後輩、その息子のペニスを喉奥まで咥え込んで
始末するのは当然の行為だったのだろう。
そうであれば、性的絶頂の余韻というより、
絶頂の続きのまま彼らの精液を吸い出し飲んでいたのだから、
妻が精液の匂いや味を感じただけで気分が高揚するのも不思議ではないかもしれない…。

「ねぇ、夕べはお口でしかしなかったけど、きっと癖になっちゃうと思う」
「静香が?」
「そうよ。それに、彰君だって癖になると思うよ」
妻はそう言った後、やや間を置いてから、
「良い?」
と、確認してきた。
「静香の若い恋人だし、静香が決めることじゃないかな」
「ふぅん…。この前と同じ言い方ね」
「そうかな…。静香を愛してるんはこの前も今も変わりないよ」
「それはわたしも同じよ。良いのね?」
「もちろんだよ、僕のために上村を愛してあげて欲しいな」
「あなたのためだけじゃなくて、わたしと彰君のためもあるよ」

各地に赴任して約7年振りに地元へ戻ってきた上村を餌にして、
妻と交際させて寝取られの欲望を満足させようと企んだ私だったが、
この時の妻との会話で、ややベクトルの方向がずれたように思ったし、
それほど気楽に楽しめる展開にはならないかもしれないと感じた。

それは、前の冒険から引きずっていた妻の性的感性を
私が良く理解していなかったからだろうと思う。
一旦スイッチが入ってしまうと、私が思っているより妻の性感や嗜好は極度に強いようだった。
それは、時折口にする前の冒険の名残からも明らかで、
妻はより強いなにかを求めているような気がした。

折しも、私はN先輩から請けた仕事のために近いうちに南知多へ留まることになるはずだった。
その期間は2日や3日でなく、少なくとも1週間、問題が発生すればそれ以上家を留守にするだろう。
その間に妻と上村の関係が大いに発展する可能性は否定できない。
それをどう管理できるのか、気が重いのとは違うが、悩ましい問題に変わりなかった。


[43] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/25 (土) 11:46 ID:kI60vXp6 No.192052
多くの投稿ありがとうございます。
奥様は 色々経験されて快感を得て、もっと性の快感を持ちたいのでしょうかね?
上村君との関係が今後どうなるか楽しみです。


[44] Re: 妻の若い恋人  :2024/05/26 (日) 21:52 ID:66w07RxM No.192076
あなたのためだけじゃなく、わたしと彰君のためもある。
つまり、全員がウィンウィンということですね。
誰もが幸せになるセックス。


[45] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/29 (水) 12:57 ID:7Qj/l75g No.192141
N先輩から請けた仕事で俄かに慌ただしくなってきた。
南知多から帰宅した翌日、それ以外の現場を確認してから以降、
私は図面作成に多くの時間を充てた。
他の用件の手続きや事務処理は全て妻に任せたし、日に何度かN先輩と電話打合せをした。

5月3週の火曜日の午後4時過ぎ、久し振りに上村からメール連絡を受けた。

『連絡できなくてすみません。急に出張続きになってしまって。
この前の夕食デート、ありがとうございました。
奥さんに、ずいぶん迷惑かけました。
近いうちに、また伺ってお礼をしたいと思います』

ずいぶん迷惑を掛けたのは上村ではなく妻かもしれないと少し笑いながら、
私もメールで返事を送った。

『迷惑は掛けられてないと思うよ。家内と話したけど、上機嫌だったよ。問題なしだ。
ところで、僕も南知多方面の仕事が忙しくなりそうなんだ。
たぶん、来週末には南知多へ向かって、1週間くらい宿泊すると思う。
その間、僕は不在だから、君の都合が良ければ家内の相手でもしてあげたらどうかな?』

すると、上村からすぐ返事が届いた。
『1週間ですか? 大変ですね。
出張はしばらくありませんから、先輩が良いっていうのであれば、お邪魔するかもです』

それに対して、
『僕が良いじゃなくて、家内がOKなら全然かまわないよ』
と返信すると、
『ありがとうございます。奥さんと話してみます』
と返ってきた。

う〜ん、と私は唸った。
多忙だからこそ自宅を留守にするのだが、
その留守の間に、妻と上村の関係が進展しそうな予感に気持ちが揺れた。

幽体分離とかが可能ならば、おそらく自宅を訪れる上村と、
それを持て成す妻の様子を窺えるのだろうが…。
現実問題としてなにか良い手段はないだろうか…。
余分なことを思いつつ図面を睨んでいると、ボイスレコーダーを思い出した。

時計は前だった。
家電量販店の閉店までにはまだ時間がある。
パソコンに向かっていた妻に声を掛けて、私は事務所を出た。
1時間ほどで事務所に戻ると明かりは消えていた。
再度照明をつけて、買い求めたボイスレコーダーの箱を開けて取説に目を通した。
こうした機器は日を追うごとに高性能になっていく。
取説によると連続録音時間が約5日だった。
南知多方面へ出張して留守の間、これだけの連続録音が可能ならば問題はないだろう。
上村と接するとき、妻がスイッチをONするだけで良い。
できれば二人の様子を録画できる機器の方が良いが、今は高望みはしない。
すぐ使用可能状態にしたボイスレコーダーを手にして、私は事務所を出た。

食後、食器の片づけを済ませた妻を呼んでボイスレコーダーをテーブルに置いた。
「なに、これ?」
妻が手に取ったボイスレコーダーをかざしながら言った。
「ボイスレコーダーだよ」
「まぁ、買ったの? ボイスレコーダーだったらスマホのアプリにあるじゃない」
「いやいや、機能が違う。集音も音質もスマホアプリとは違うよ」
「なにに使うの?」
如何わしそうな表情を見せて妻は言った。
「あのさ、来週末から南知多へ1週間くらい行ってくるよ。上村から連絡なかった?」
「ああ、それで…。さっきあの子からメール届いて、来週家に行きたいって伝えてきたけど、
そのことなのね」
「4時過ぎに彼からメールがあってね、その時、南知多行きを伝えたんだよ」
「1週間も掛かるの?」
「状況次第だけど、1週間は掛かるだろうな」
「そうなのね」
「上村には、不在で静香が淋しいだろうから、話し相手になれないかって」
「誰が淋しいの?」
「え? 僕?」
「あの子と話す楽しい会話を後から聞こうって?」
「う〜ん、正解」
「いやらしい」
「そう?」
「スケベ」
「そう?」
「変態」
「一番近くにいるんだから、そうもなるさ」
私が言うと妻は答えず、手にしたボイスレコーダーのスイッチに触れていた。
「そうそう、その状態で録音してから。
上村と話すときは、スイッチをONにしてポケットか近くの小物入れにでも入れておけばOK」
妻は私を見ながら、
「わたしの夫は寝取られの変態です」
と言ってからスイッチをOFFにして巻き戻した。
そして、すぐ再生した。
今話した会話が繰り返された。
ボリュームが大き過ぎて音が割れたが、小さく絞ると鮮明な音質で聞くことができた。

「うわぁ、すごいね、ほんとに」
「これなら、静香のあんあん悶える声もばっちりだな」
「でも、録音しなければ聞こえないでしょ」
「録音してくれるだろ、もちろん?」
「どうしよっかな〜。彰君と二人だけの秘密、作っちゃおうかな〜」
妻はボイスレコーダーを見つめたまま、私を見ずにそう言った。

なるほど、妻にしてみればそういう手もある、ということだろう。
私は、正直なところ、その言葉に嫉妬した。
そして、嫉妬が急激に興奮の塊に転化していく。

「そうなの?」
「あなたがいない1週間、彰君と毎晩裸で過ごすかもよ。
あ、裸よりエッチなウェア着てあの子を興奮させる方が良いかな〜。
それとも、旦那が出張だから事務所1週間休みって関係先に連絡して、
どこかへお泊りに行くのも良いね?」
「1週間休業はないだろ」
現実にそんなことができないのを知りつつ、私はドキマギした。
しかしながら、上村に対する妻の欲望というか願望が芽生えている証左にはなった。

先日の夕食デート後の自宅での妻の振る舞いはまだ少しの箍が掛かっていたと思う。
翌朝の玄関のフェラチオサービスの訳は、
自宅に泊めて相手もしないのは可哀想という思いからと妻は言った。
しかし、上村にとってはあまりにも強烈な経験になったのは間違いないだろうし、
妻の胸中を裏読みすれば、一晩何もしなかった翌朝の玄関での行為は、
上村をさらに惹きつけるための工作と思えないこともない。

そんな状況の中での南知多出張は正直なところもやもやしたが、
けれど逆転して考えれば、妻と上村の関係の大きな進展のきっかけになるのだから…、
と思うことにした。
なにごとも、後になればその時々が起承転結になり得るのだから辛抱は肝要なのだろう。


[46] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/05/30 (木) 22:32 ID:1h73VfmM No.192175
5月27日の朝一番から仕事に掛かる段取りだったから、
前日の日曜日の夕方、私は南知多へ向かった。

「宿泊はこの前泊ったビジネスホテルだから。真夜中以外、連絡はいつでも良いよ」
出掛けに伝えると、
「真夜中はわたしも連絡できないかも」
妻は笑いながら言い、続けて、
「気をつけていってらっしゃい。あなたは仕事が最優先だからね」
意味深な口調でそう言った。
上村に濃厚なフェラチオサービスをした玄関でキスをしてから駐車場に向かい、
見送られながら車を発進した。

ホテルには午後8時過ぎに到着した。
チェックインした後、前回も行った小料理屋で簡単に食事を済ませた。
部屋に戻って入浴し、妻に電話を入れたのは9時半頃だった。
『お疲れさまね』
そう言う妻の声が遠くに聞こえた。
「そっちは雨、降ってる?」
『降ってないよ。でも明日、明後日は雨みたいね』
「現場は倉庫内だから雨は関係ないけど、材料の搬入は厄介かな」
そんな話をしていると、通話音に誰かの話し声か物音が混じって聞こえた。
「テレビの音?」
『え? あぁ、そうね。日曜劇場観てるの』
「あぁ、そう」
そう答えたが、私は変に鼓動が高くなった。
「あ、そうそう。上村からメールあった?」
鼓動が高くなった訳は、私が発ってすぐ上村が自宅に来たのでは、と感じたからだった。
『彰君? うん、あったよ。来週、家に行っても良いかって言うから、
どうぞ、いらっしゃいって返事したわよ』
「来週のいつだろ?」
『さぁ。でも、あの子のことだからすぐ来るかもね ふふ』
「ああ、そうだろうね。僕は仕事するから、静香は上村の面倒見てあげて」
『うん、もちろんそのつもりだよ。今度は、家に帰りたくないって言うかもよ』
「ドキドキするな。ちゃんと録音、頼むよ」
『そうね。変態さんのためにね』
「わかった。じゃ、また電話するよ」
『うん、わかった。それじゃ、おやすみなさい』

それで話を終えたが、私はやはり釈然としなかった。
断定はできないが、妻のすぐそばに誰かがいると思えた。
誰かとは、それは上村だろう。
妻はあらかじめ上村に連絡して家に向かうように伝え、
私が発ってすぐ彼を迎え入れたのだろう。
しかし、内緒のうちにそうした計らいをしたとしても腹立たしいとは思わないし、
むしろ私の心情を理解した妻の憎いくらいの演出なのだろう。

とはいえ、この時間にもし上村が我家にいるとすれば…、
前回の食事デートの夜と翌朝の妻の行為があるだけに、
流石に穏やかではいられなかった。
どうすれば良いのかと考えたとき、上村にメールを送る手立てに気づいた。
しかし、妻はそのあたりすら考慮に入れているかもしれない。
とすれば、妻は上村に、
「旦那からメールがあっても、返事しちゃダメだよ」
と端から言い聞かせているに違いない。
上村は私に申し訳ないと思っているだろうが、
魅惑的な衣服かナイトウェアを着た妻に窘められればその言葉に従うしかないだろう…。

あまり上等とは言えない狭く固いベッドに仰向けた私は天井を見つめた。
耳の奥で金属的な唸りが聞こえる以外、物音はなかった。
自然にサイドデスクの時計に目が行く。
10時10分前だった。

上村が自宅にいたなら…、
今頃、なにをしているだろう?
撮影会?
妻が好きなイチャイチャしながら身体の弄り合いを上村に教えている?
それとも、二人で入浴しているだろうか…?
入浴しながら、上村の異性関係を事細かに質問攻めしているかもしれない。
上村の性欲発散は風俗だけだろうから、
それを聞いた妻は彼に実践してみせるかもしれない…。
妻は前の経験でそれ以前よりもずっと心身ともに感じやすくなっている。
と、同時にどこをどうすれば男が興奮して感じるかも会得していると思う。
前の体験を上村に再現させるかもしれないし、
会得させられた性の技巧を彼に実践しても不思議はない。

目を閉じた暗闇の中で、自宅では思いつかない想像や妄想が浮かでは消え、また浮かんだ。


[47] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/05/31 (金) 05:33 ID:BNanMaGE No.192178
1週間の出張は、謙治さんを妄想の世界へどっぷり、はめそうですね。
既に1日目でこれですから。上村さんは本当にいたのでしょうか?
奥様言わないのは、それを言わない方が謙治さんを興奮させると
思ったからかと勝手な想像です。失礼しました!


[48] Re: 妻の若い恋人  :2024/05/31 (金) 08:37 ID:bsnNOgNI No.192183
この、手が出せない状況でヤキモキするのが寝取られの醍醐味ですね。
奥さんは前の経験で身につけた性技を披露するでしょうし、上村も風俗嬢の技を奥さんに教えて実践させるのでしょうか。
ますます男を歓ばせるオンナとして磨きがかかると良いですね。


[49] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/01 (土) 13:25 ID:Mwz9.Oso No.192215
5月27日は終始曇天だったが、翌日火曜日は午前中から雨模様だった。
今週施工予定の資材は前日に搬入済みだから作業工程に問題はなかったが、
湿っぽい環境の中での仕事はいつも通り愉快でなかった。
昼食時に見たTVの天気予報によると、
自宅方面は夕方から夜半にかけて線状降水帯並みの豪雨という。

一人で留守居している妻は不安だろう。
しかし、天気のことは文句を言ったところでどうにもならない…。
いや…、案外、妻はこの天候を上手い具合に利用しているかもしれない…。

社員食堂の隅に設けられた喫煙コーナーで煙草を吸いながら、私はそんなことを思った。
妻がこの悪天候を上手く利用するとすれば、一人でいるのが不安だから、とか言って、
上村を家に呼びつけてもおかしくはない。
それに上村も妻の不安を助けるために堂々と自宅に訪れるだろう。
妻にしてみれば雷鳴でも響けば上村に抱きつく口実にもなる…。

いや、しかし…、そんな姑息な手段を用いなくても、
二人の関係は私が想像する以上に進展しているかもしれない。
私を嫉妬させる手段と称しているが、
妻の上村への興味は以前より強くなっているのは確かなところだし、
私が不在というだけで二人の解放感は上がるし、欲望の沸点は低くなるだろう…。
そうであれば妻と上村にとって、線状降水帯になろうとなかろうと関係はない…。

煙草を灰皿に捨てた私は溜息をついた。
南知多に来て、まだ二日しか経っていない。
現時点では、今週末まで南知多に滞在する予定に変わりはない。
N先輩が段取りして参集してくれた業者は中々手が早い仕事をしてくれているが、
それでも帰宅するのは金曜日の夜が最速だろう。
今日の仕事を終えてホテルに戻ったら、
妻に電話を入れようと思いながら社員食堂を出た。

大雨を覚悟をしていたが、たいした降水量ではなかった。
夕方5時のチャイムでこの日の仕事の区切りをつけた。
倉庫の大型門型クレーンの下で従業員と何事かを話していたN先輩に詳細報告をした後、
しとしと降る雨の中、車を走らせてホテルに着いた。

シャワーを浴びてから食堂に降りて夕食を食べ、
エレベーターホールの隅に設置した販売機で缶ビールを3本求めた。
時間は7時半、少し早いかと思いつつも妻に電話を入れた。

「あ、あなた、お疲れさま。雨、ひどいでしょ?」
妻はいつもの調子の口調で労ってきた。
「いや、それがさ、こっちはあまり降ってないよ」
「えぇ? そうなの? こっちは大雨だよ、大変なくらい」
「線状降水帯って予報を聞いたけど」
「それほどでもないけど、でも大雨だよ」
「大丈夫?」
「大丈夫だよ、流されないと思うよ」
口調が明るいから心配するほどのことはないのだろう。
「ああ、それは良かった。で、どうした?}
「どうしたって、なにを?」
「上村だよ」
「彰君なら、さっき、家に着いたばかりだよ」
「あ、そうなの。来たんだ? なにしてる、彼は?」
あまりに普段と変わらない口調だったから、少し驚き、尋ねた。
「雨に濡れてきたから、お風呂に入りなさいって。だから、入浴中よ」
当然のような口調で妻は言った。
私だけが置いてけ堀にされた感じで、
「あぁ、そう」
と言い、それから、
「あいつ、着替えとかどうするんだろう?」
ときくと、
「そんなこと心配しなくても大丈夫よ。
あなたの買い置きの下着を着れば良いでしょ。
ちょっと小さいかもしれないけど、かまわないよ、そんなの」
「ふ〜ん、なるほど」
そう答えるしかない。

上村が訪れるだろうことは想像したし、
その事実を聞かされても感情は揺れないと思っていたが、
返事や話し振りの口調から、妻は察知したらしい。

妻はやや笑みを含んだ口調で、
「あ、それからね、彰君が来たのは今日だけじゃなくて、
日曜の夜も来たんだよ」
と言った。

日曜日の午後、自宅を発って南知多のホテルにチェックインしてから、
私は妻に電話を入れた。
スマホの通話音に少しの妙な音を感じた私がそれを言うと、
妻はTVの日曜劇場を観ていると答えた。
私はその言葉を信じて、上村はいつ訪ねてくるか連絡があったかときくと、
妻は、
『あったよ。どうぞいらっしゃいって返事したよ』
と言い、続けて、
『でも、あの子のことだからすぐ来るかもね ふふ』
と言った。
しかし、上村はその時すでに自宅に来ていたという。

「そうなの?」
『うん。嘘ついちゃって、ごめんね。あなたが出たばかりだったし、
ちょっと刺激が強すぎるかなって思ったの。だから、ちょっと…、ね』
「いや、それは良いけど…、そうだったんだ。日曜日は、泊ったのかい?」
『ううん、12時前に帰ったよ』
「エッチしてから、とか?」
『どこまでがエッチじゃなくて、どこからがエッチなのかだけど…』
「じゃ、どこまでしたの?」
『言わせたい?』
「もちろん。言わせたいし、聞く権利もある、だろ?」
『権利はあるわね。そうねぇ…、どこまでだったかなぁ? フフ』
勿体ぶるような、また挑発するような口調で言い、そして喉で妖しく笑った。
『この前と同じくらいまでだよ。でも、玄関じゃなくてベッドの上でね』
「………」
私は言葉がなかった。
たちまち嫉妬の渦が巻き起こり、揺れる胸中にじっとりとした興奮が頭をもたげた。

『妬いてる?』
息を呑む私に妻は問い掛けてきた。
「そうだね、すごく」
『あぁ、妬いてるあなたの顔が浮かぶ。こんな話してると、わたしも興奮しちゃうっ!』
と言い、そして続けて、
『お風呂に入る前、あの子に言ってやったのよ。綺麗に洗ってきなさいって。
フフフ…、ボディシャンプーの匂いがするあの子のアレ、今日はどうしてあげようかなって』
「静香…」
『なぁに、あなた?』
「あと5日一人なんだよ」
辛さを訴えるように伝えると、
妻は含み笑うような声で、
『そう、あなたはね。わたしは、もしかしたらずっとあの子と一緒かも』
と、あっさり言った。
「エッチしちゃうよな?」
『う〜ん…、もっとすごいことしちゃうかもよ』
「もっとすごいこと?」
『口移しでお酒飲み合ったり、見せ合いっこしたり…、ずっとシックスナインしたり…、とかかな?』
「…………」

心が乱れ、股間が苦しいほどに漲って、息苦しさも感じた。
無言でいると、また含み笑う声が聞こえ、そして、
『ねぇ、留守中にあの子の精液、搾り取ってあげても良いでしょ?
それが、あなたの望みだよね?
あなたを愛してるから、望みを叶えてあげたいの』
と掠れた声で囁くように言った。
「し、静香…」
『あ、そうそう…。嫉妬して興奮しちゃったら、あなたは一人で出しなさい、フフフ』
妻は喉声で笑い、そしてそのまま電話を切った。


[50] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/06/01 (土) 23:48 ID:hL3qiJ1. No.192231
寝取られの極地ですね。謙治さんにとってはたまらない内容でしょうか?

[51] Re: 妻の若い恋人  エムジン :2024/06/02 (日) 01:35 ID:jNZ0bhY6 No.192233
本当に、本当に「わかって」いらっしゃる奥様ですね。
そして、手の届かない、見えないところで行われている事への期待と不安、
後から、実はあの時…っていうやつ、すごく効きますよね。
話を聞くだけで、腰の辺りにズキンと来る感覚、ゾクッとする感覚が、私は病みつきになるほどでした。
そして最後の一言も、お互いの嗜好をわかり合えているからこそ言える、憧れのセリフですね
謙治さんが、その言葉を引き出せた、と言うべきかもしれません。
我々も共に、期待して過ごさせてもらっています。


[52] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/02 (日) 22:53 ID:a.3JXY2s No.192264
嫉妬して興奮するに決まっているのに、一人で出しなさい、と命令されちゃいましたね。
5日もの長い間、一人でこの命令に抗うことはできるのでしょうか。


[53] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/03 (月) 10:24 ID:8MBMTrCs No.192278
よしおさん、ぴさん、エムジンさん、いつもご感想等いただきまして感謝します。

近況ですが、南知多の二棟の新設事務所の工事は協力業者の協力もあり、
予定よりも早く進みました。
そうしたわけで、先週金曜日の夕方、私は帰宅しました。
先々週日曜日から木曜日までの5日間、私にとっては非常に落ち着かない時間でしたが、
それでも取り敢えずの報告はしてきたつもりですが、
帰宅してから落ち着いて読み返すと、やはり端折った感じですね。
申し訳ないと思います。

で、次回南知多へ出向くのは工事完成後の引き渡し時なので、
しばらく通常の生活に戻ります。
そんなわけで、以降の投稿は少し性根を入れようと思っていますので、
今後ともご意見ご指摘等いただけたらと思っています。
まずは、連絡まで。


[54] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/03 (月) 16:46 ID:nD0SIUEU No.192283
切ない心情とは裏腹に新設事務所の工事は予定よりも早く進んだ。
設計担当としての仕事は信頼できる地元業者に委任して、
金曜日の午後、私は引き上げることになった。

その旨を妻に伝えるべきが少し悩んだが、
突然帰宅して妻が驚く様子を見るのも面白いと思い、
結局連絡しないまま午後1時過ぎ南知多を発った。
小一時間で豊田JCTに着いて東名高速に合流した。
それから1時間ほど走り、途中掛川PAで休息した。

自販機の缶コーヒーを飲みながら煙草を吸いながら、
さて、このまま何も告げずに帰宅するか、
取り敢えずの連絡を入れるべきかを再考した。
PAから自宅まで1時間弱で到着するだろう。
連絡しないまま帰宅した場合の問題点は、上村と鉢合わせすることか。
しかし、4時半前後の帰宅になるから、上村が休暇でも取っていなければ鉢合わせはないだずだ。
妻と上村は私の不在が明日までと考えているはずだから、
その二日間を惜しむように過ごしたいと思っているだろう。
そこへ帰宅すれば、上村の来訪をキャンセルするために慌てる妻の様子も楽しめる…。
今週一杯、あれだけ悩まされたのだから、それくらいの悪戯をしても悪くはない考え、
やはり連絡しないまま帰宅することに決めた。

自宅に到着したのは、やや遅れて5時過ぎだった。
事務所の駐車場に見慣れた車はなかったし、事務所も消灯していたから妻は自宅だろう。
抱えた荷物を事務所のカウンターに置いたまま、私は自宅に向かった。
ドアを開ける。
ドアに取り付けた馬鈴が鳴り、ダイニングから妻が姿を見せた。
「ただいま」
と声を掛けると、案の定、妻は驚いた表情で、
「まぁ! どうしたの?」
と高い声を上げた。
しかし、驚いたのは私も同様だった。
「あれ? 髪、染めたの?」
南知多に発ったときの妻の髪は濃い栗色だった。
その髪の色が明るい茶に変わっていた。
「え、うん、ちょっとね、変えてみようかなって」
「いや、明るい感じで良いけど、ちょっと驚いたな」
「似合う?」
「似合うよ。上村のお奨め、とか?」
「う〜ん、それもあるかな?」
「前も、髪の色変えてたけど…、なかなか新鮮だよ」
前も、というのは前の冒険のことで、妻はかなり明るい茶髪に染めていた。

家に上って、髪の色を変えた妻を見ただけで私は動揺し、心が揺れ、そして鼓動が高鳴った。
相手の要求に合わることで男の心を惹き寄せる妻に、隠しきれないほど興奮が高まった。
よく見れば、いつも着けているエプロンの裾が短かった。
膝丈だった裾が太腿の中ほどまでしかない。
衣服も見慣れたキャミワンピースだったが、
エプロンが覆った胸の膨らみが下がっていたし、
不規則に揺れているようだった。

こうしたとき、私は表情や態度で胸中を読み取られてしまうし、
読み取った妻はどこか勝ち誇ったように開き直りともいえる言葉を掛けてくる。
「5日間、わたしを見ないと、新鮮?」
私を見据えて、妻はそう言った。
「そ、そうだな。うん、ちょっとね」
「まぁ、ちょっとだけ? あの子なんて目を開きっ放しだったよ」
「そりゃ、そうだろうね。あの、上村は今晩、来るの?」
「来るはずになってるわ。でも、キャンセルしないと」
「そりゃ、残念だね」
「残念? うぅん、そんなことないよ」
「どうして?」
問い返すと、妻は妖艶な笑みを浮かべて、
「あの子、もうわたしの虜よ。だから、言うことはなんでも聞くから」
そう言い終わらないうちにエプロンのポケットからスマホを出してプッシュした。
通話でなく、メールのようだった。
手慣れた指先で文字を打ち、そして送信する。
「なんて連絡したの?」
乾いてヒリヒリする喉を感じながら言うと、
「今晩はキャンセルして。私の愛する旦那様が帰ってきたの、って。
あ、それから、明日もキャンセルって追記したよ」
妻は、そう答えた。

私は思った。
そんなメールを受け取った上村はどう思うだろう…?
夫である私と自分を天秤に掛けられていると思うのではないか…?
そして、今度のチャンスにはもっと妻の気を惹こうと思うのではないか…?

しかし、それは同様に私への警告でもあるような気がした。
妻の魅力を充分に理解しているはずの私が、魅力の底をまだ見ていないような気がしてきて、
廊下に立ったまま目眩を覚えた。

入浴して気持ちを落ちつかせた私は妻の手料理をゆっくりと味わい、
そして南知多の仕事の状況を説明した。
妻は仕事の話しは真剣に聞いていた。
「じゃ、今度はいつ向こうへ?」
「引き渡しの時だね。工期は7月20日だから、その時分にまた一泊かな」
そう答えると、
「一泊で良い?」
妻はすぐきき返してきた。真剣だった表情が緩んで、目元が笑っていた。
「なるべく一泊で済ませたいね」
「妬けちゃうから?」
今度はすっかり挑発する表情だった。
「あのさ…、あとで聞かせてくれるんだろ?」
「え? なにを?」
相変わらず目元が笑っている。
「あのさ…」
「どんなイチャイチャしたか、聞きたい?」
「是非とも聞きたいね」
「もちろん聞かせてあげるよ。でも、明日の仕事で辛くなっても知らないよ ふふ」
エプロンを外したキャミワンピースの胸に手の平を乗せた妻は私の凝視に気づきながら、
自らの膨らみを揉むような仕草をした。


[55] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/06/05 (水) 00:32 ID:8pVyyBDg No.192321
奥様は謙治さんを手玉に取ってますね。
髪の色は上村くんの好みに合わせて、ミニのエプロン、ノーブラも彼の好みですか?
まさかノーパンって事はないですかー?


[56] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/05 (水) 08:03 ID:dpdpNwEI No.192325
謙治さん、おはようございます。
奥さんが変化してきましたね。
前のことを体験しているだけに
更に謙治さんを興奮させる状態を
考えていそうです。


[57] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/05 (水) 12:37 ID:dc2k6rSs No.192332
寝室に入ってきた妻は前ボタンのワンピースタイプのパジャマだった。
好きな淡いグリーン地の下は就眠時の習慣でノーブラなのは見ればわかるが、
特に刺激的でもなくごく普通だった。
けれど、一人寝で悶々とした気分で過ごした5日間の後だから、
それでも気持ちはうずうず感で一杯だった。
勘繰れば、刺激的でないナイトウェアを故意に選んで、
素っ気ない素振りで上村と過ごした夜毎の話をするのでは、と思ったりもした。

妻は無言で肌の手入れをしていた。
どちらが先に口を開くのかというような緊張感だった。
スツールから腰を上げても無言の妻はそのままベッドに上ってきた。
私の左側に横臥した妻は右腕で上体を支えた姿勢で、
「どうしたの? 静かね?」
と言って、少し首を傾けた。
「5日間見なかっただろ。だから見てるだけで感動してた、かな」
「まぁ! じゃ、出張前は感動してなかったんだ?」
「いや、そうじゃないよ。そうじゃないけど、感動ものだよ」
「わたし、綺麗?」
「綺麗だし、魅力的だよ」
「あの子も、そう言ってくれたよ」
「そりゃ言うだろう。憧れの女性だからな」
「う〜ん、それもあると思うけど、そうじゃなくて」
「そうじゃなくて? どういうこと?」
「あの子ね、おっぱいが好きなんだって」
「年上に憧れる男は、たいていそうじゃないかな?」
「じゃあ、あなたは好きじゃない?」

私を弄ぶ妻のプレイは、もう始まっているらしい。
私の言葉になにかと難癖をつけて、やや冷たい目線で見つめてくる。
私は眉を上げて否定し、
「静香の全てを好きなのは、よくわかってるだろ?」
と言うと、
「わかっていても、言わせたいのが女じゃない?」
と言葉を返して睨んできた。

「で、上村のおっぱい好きの続きは?」
焦れそうなくらい遅々と進む会話に悶々としながら、私は話しを促した。
すると、妻は左手でパジャマの前ボタンをゆっくり外した。
白い肌の軟らかい二つの膨らみが垂れ気味に揺れ出た。
その左の膨らみの裾から鳩尾、わき腹にかけて幾つもの斑点がついていた。
斑点が赤紫色でないのは、吸引されてから日が経っているせいだろう。
「つけられたんだ…?」
「ダメって言ったのに、マーキングされちゃった」
こんなときに、マーキングという言葉を使う妻は初めてだった。
「マーキング、なの?」
「ダメって言ったのに、圧し掛かられて揉みくちゃにされんだよ。
それで痕をつけたんだからマーキングよね、ふふ」
「左のおっぱいだけ?」
「右はね、旦那のだからダメだってきつく言ったの」
「それで、やめたんだ?」
「うぅん、右は乳首を痛いくらい揉まれたり捻じられりしたわ」
「そんなにひどく?」
「うん、でも気持ち良かったけどね ふふ」
「じゃあ、そのままエッチに?」
そうきくと、妻は首を横に振りながら、
「それだけでエッチしちゃったら、あなたと同じでしょ」
「じゃ、それからどうしたの?」
「今度は私が上に乗って、あの子の乳首を舐めたり噛んだりしてやったよ。
まだ噛んだ跡が残ってるかも」
「マーキング?」
「ふふ、そうね。早く彼女を見つけてもらわないと困るけど、
彼女を見つけるまで、あの子はわたしの可愛いオモチャだよって印かな」
「マーキングし合ったんだ」
「そうね。あなたが帰ってきたら、それを最初に話さないとって思ったもの」
それだけ聞いただけで、私は息が熱くなり鼓動が早鐘のように鳴った。

「上村のテク、どうだった?」
妻を歓喜の渦に飲み込むほどの性的技巧を持ち合わせていないだろうが、
やはり私は気になった。
「テクって技巧?」
「ああ、そうだね」
「最初のデートの夜も少し聞いたのね、エッチはどうしてたのって」
「あいつ、なんて言ってた?」
「だから、風俗だって」
「熟女系の風俗だろ?」
「へぇ! そんなジャンルがあるんだ」
「あるらしいよ。お姉さん系とか、人妻系とかね。
人妻系の中に若妻系と熟女系があるらしいよ」
「へぇ、詳しいじゃない」
「業者仲間に聞いて、耳にタコができてるよ」
「へぇ、ほんとに?」
「おいおい、僕より上村の話しだろ」
「まぁ、良いわ。そう、地方にいたとき、風俗に通ってたって」
「だろうね。そう思うよ」
「だからね、風俗ってどんなサービスしてくれるのってきいたの」
「なんて言った?」
「それが、恥ずかしがって言わないの。
だから教えてくれないなら、わたしのサービスもなしかなって」
「静香のサービスなしってのは、この場合、拷問だな」
「そうよ。白状しないとオチンチン取っちゃうぞって」
そう言って、可笑しそうに妻はクスクス笑った。
可笑しそうに話しているが、
そんな話も含めて時間を掛けながらイチャイチャする触れ合いが好みだった。

「お脅かして白状させた?」
私も笑いながらきくと、妻は、うんうん、と頷き、
「話を聞いたら、ちょっと驚いちゃった」
「どうして?}
「基本サービスにベッドプレイとマットプレイがあるらしいのね。
それで、ベッドプレイのメニューはディープキスでしょ、生フェラでしょ、お口に出すのもありだって。
マットプレイは、キスやフェラもあるけど、えぇと…、表千流とか金の鯱とかあめんぼとか、
聞いたことがない変なプレイがあるみたいなの」
妻はメニューを話すとき、指を折って数を数えていた。
「それって、ソープだろ?」
「うぅん、ヘルスって言ってたよ」
「へぇ、最近のヘルスってそんなことまでするんだ」
「あら、あなたも興味あり?」
「いやいや、行きたいんじゃなくて、昔とは違うんだなって」
「昔と違うって、どうしてご存知なのかしらねぇ?」
「だから、業者仲間に聞いたのを覚えてるんだよ」
「ふぅん…、まぁ、良いわ」
「他にはどんなサービスがあるって?」
「えぇと…、カニ挟みでしょ、松葉崩し…、えぇと鯉の滝登りだったかな?
あ、それにね、アナル舐めとかもあるみたい」
「上村の奴、風俗でだいぶ金使ったな」
「そうだよね。だから叱ったの。いい加減にしなさいよって」
「あいつ、しょぼくれたんじゃないの?」
「うん、ちょっと可哀想だったけど、良いのよ、そのくらいで」
「怖い理想の女性像だな」
「なに言ってるの? そんなことないわよ」
「そうかい?」
「だって、お金使わなくたって、同じことをあの子にしてあげれば良いでしょ?
わたしはあの子からお金は貰わないし」
それはそうだろう。
しかし、妻は風俗嬢の性的サービスを上村のために与えようというのだ。
「はぁ? 静香が上村に? カニ挟みとか松葉崩しを?」
私は素っ頓狂な声を上げていた。
すると妻は急に表情を変えて、妖艶な目と囁きで問い詰めてきた。

「ねぇ、業者仲間に聞いて知ってるんでしょ? カニ鋏ってどうすれば良いの?」
「あのさぁ…」
「うん? なぁに?」
「知らない訳じゃないけど、ベッドでするにはちょっと無理じゃないかな」
「あら、どうして?」
「たぶんだけど、カニ鋏ってのはマットプレイだと思うよ。
つまりボディシャンプーの泡の滑りを利用するプレイだからベッドじゃ…」
「滑りが良ければ良いの? じゃあ、ボディオイルとかでもできるんじゃないの?」
「う〜ん…、でもなぁ…」
「あら、なにか都合が悪いことでもあって?」
妻が詰め寄るとき、上品な言葉遣いになるのは故意だろうか、と思った。
当然、そうだろう。
上品な言葉で詰め寄られると、性格的なものなのか、
話さなければ気まずい気分になってしまう。
「都合悪くはないけど…、じゃあ、そのボディオイル、ある?」
「うん。ドレッサーの中にもあるよ。持ってくるね」
妻は飛び切り上品な笑顔を見せてベッドを下りてドレッサーに歩いた。


[58] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/05 (水) 12:57 ID:dc2k6rSs No.192333
よしおさん、シンさん、ご感想ありがとうございます。

よしおさんがおっしゃるように、手玉に取られてますね。
髪の色を変えていたのには、正直なところ、驚きました。
妻のキャミソールにエプロンは割合普通の姿ですが、日中のノーブラはないですね。
この日は、連絡しないまま出張から帰ったからで、帰れなければ上村君が来ていたのかと。
それから、この日はノーパンではありませんでした。

シンさん、上村君とつき合いをさせたことで、妻は変化してきました。
おっしゃる通り、前の体験の煮え切らない終焉が原因かと、最近考えています。
名演技の妻ですから、まだこの先、きっとなにかあるでしょう。
私自身期待していますが、今後ともご感想頂けるのを楽しみにしています。


[59] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/05 (水) 13:00 ID:dc2k6rSs No.192334
ベッドシーツにボディオイルが点々と染みている。
全裸になった私と妻の下半身はボディオイルでテラテラと間接照明を反射していた。
横臥して開いた妻の太腿の間へ、私の下半身が交差するように割り込んだ態勢だった。
妻の右脚の膝裏が私の屹立したペニスを包んで折れ曲がっている。
膝裏に垂らしたボディオイルの滑りが心地良く、
「く」の字に折った膝裏の圧力でペニスが扱かれた。
強烈な刺激で膝裏から頭を出した亀頭は赤黒く変色していた。
さらに妻は伸ばした右手で張りつめた亀頭をつまんで転がし、揉むように刺激を与えてきた。
「静香ッ! す、すごいよ!」
「ちょっと窮屈だけど、すごいねっ! これがカニ挟みっていうんだ!」
妻も息を荒げている。
「ね、チンボ、気持ち良い?」
「たまらないよ。挟まれるだけでもすごいのに、指で刺激されたらすぐ出ちゃいそうだよ!」
「ダメだよ! ガマンしなさいっ! まだ序の口じゃない」 

ベッドの上だから全体的に滑りが悪い。
しかし、妻はやや息を上げながらもカニ挟みで私のペニスを翻弄していた。
そして、私が声を上げるたびに、妻の表情はより艶っぽく妖しくなっていた。
もし、浴室のマットの上でこれをされたら、5日間耐えた欲望は耐えることなく放ってしまうだろう。
「あの子、風俗でこんなことされてたんだ。ふ〜ん、なんだか妬けちゃうな」
妻は腰をグラインドさせながら、そんなことも言った。
風俗のサービス技巧を試すのは私のためでなく、
上村のためなのだと思うと無性に昂った。
そしてすぐ、妻が上村に与える性技の光景が浮かんだ。

「上村の、大きかったんだ?」
以前、妻にきいたとき、
「太くはないけど…、長かったよ」
と言った。
「僕より?」
「うん、全然だよ。それに…、ものすごく固いの ふふ」
含み笑いして妻は言い、そしてうっとりした表情を見せた。

うっとりするほど妻好みのペニスにカニ挟みを施している…
ペニスは妻の膝裏の強弱を伴った刺激で亀頭は塊のように漲っている…
それだけでも充分な刺激だろうに、
妻は膝から頭二つほど飛び出た亀頭に細く長い指先を絡ませている…
指先が亀頭冠の窪みを嬲るように刺激すると、
上村は悲鳴に似た高い呻き声を上げる…

「女の子みたい。気持ち良いの?」
掠れた声で妻が言う…
言葉も返せないほど悶えている髪の表情を、妻は愛しそうな目で見つめ、そして、
「抱いちゃいなさい。飲んであげるから」
そう言い終わらないうちに、上村の腹筋が強張り、そして痙攣したように震える…
妻はカニ挟みの体勢を解いて、掴んだ亀頭に唇を被せていく…
妻の白い喉が何度も動き、上村が放った精液を嚥下していく…

「静香! もうダメだっ!」
現実の刺激と妄想の興奮が相乗して、射精が瞬時に訪れた。
噴き出た私のペニスを、妻は高揚した表情で見据え、
「うわぁ! すごく出たねっ!」
そう言いながら、ペニスを緩々と扱き、そしてだらだと溢れ出る精液を吸い取り始めた。
射精後の敏感な亀頭を舌先でほぐしてくる快感に呻いていると、
「これなら、あの子もいっぱい出してくれるね」
と、妻は言った。

一度放った私は余韻を楽しみつつ、
「日曜の夜からだろ、上村が来たのは。初日はどうして過ごしたの?}
と尋ねた。
ティッシュで口元を拭い終えた妻は私の上に重なってきて、
「日曜日はね、イチャイチャしてたよ」
そう言いながら私の乳首を指先で愛撫してきた。
「こんなふうに乳首を弄ったり弄られたり?」
「うぅん、あの子には触らせないで、わたしだけが弄ってたよ」
「弄らせなかったんだ?」
「触らせないで焦らす方が、あの子、興奮するでしょ?
それに、わたしが弄ってあの子が興奮する顔見ると、わたしも感じちゃうし」
「それで…、それから?」
「あの子だけ裸にしたわ」
「全部脱がせたんだ?」
「そうよ。わたしは部屋着のままだよ」
「う〜ん、なかなか興奮するな、それは」
「でしょ? それでね」

上村に重なった妻は彼の首すじから耳朶、顎から喉元、肩先、腋の下、
わき腹から腹部、一転して足首から脹脛、太腿を愛撫しながら舌で舐めたという。

「キスは?」
「キスは、それからよ」

それから再び妻は上村に重なり、
「目を閉じちゃダメ。見つめ合いながらキスしよ」
と指示して、啄むようなキスから始めたらしい。
「舌、出して」
上村がおずおずと伸ばした舌を、妻は丸めた唇で覆い、
チュルチュルと吸いながら顔を前後させたと言った。
妻のそんなキスの技法に上村が目を丸くすると、
「舌のフェラよ。イヤ?」
上村は無言で顔を横に振って、また舌を伸ばしたという。
今度は妻が伸ばした舌を上村に吸わせ、それから唇を重ねたようだ。
「す、すごいね…、それは」
「30分くらいキスしてたよ。唇と顎が疲れちゃうくらい ふふ」
妻がキスを好きなのは当然ながら私も承知している。
上村は風俗通いをしてディープキスの経験はあるだろうが、
事務的ではないディープキスの経験はないだろう。
とすれば、妻が与えた経験は上村にとって今後長い間、忘れられないものになるはずだ。

「あいつ、興奮してたろ?」
「すっごく、ね。キスしながらアソコに触れたらビンビンだったし」
「触っただけ?」
「じゃないと、すぐ出しちゃうでしょ」
妖しく笑って妻は言った。
「拷問だな、それは」
「そうよ、虜にしてやるの。わたしを見たり、思い出すだけでビンビンになるくらいに」
「忘れられなくなるだろ」
「忘れられなくなるのが怖いなら、早く彼女を見つけなさいって」
「それは、どうかなぁ」
「まぁ、わたしはどっちでも良いけどね」
「どっちでも良いって?」
「あの子がわたしの虜になるのは時間の問題だし、あなたもそうして欲しいんでしょ?」
「静香は僕と上村のエッチを両方楽しむって?」
私が言うと、妻は真剣な眼差しを向けて、
「いけない?」
と言い、そして、
「そういう女だよ、わたし」
それから笑んだ表情を見せた。
私は妻の深層に根強く残っているらしい前の体験の不完全燃焼を感じたし、
ここへきて燃え尽きるための妻の貪欲な性欲をあらためて知った気がした。


[60] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/06/05 (水) 14:40 ID:pzzruY8M No.192336
静香奥様は 魔性の女になろうとしてますね。
いや もう前回の経験の後から その素質をたっぷり溜め込んでいて
上村くんへの対応でその魔性が表れたのでしょうか?
でも 謙治さんへも対応も、少し出ていたのですかねー。


[61] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/06 (木) 07:37 ID:wiHtwEVk No.192351
謙治さん、おはようございます。
上村君は奥様の虜になるでしょう。
その上で、前の体験より若く体力のある彼は
謙治さんに嫉妬するでしょう。
winwinの状態になりそうですが、
若い彼はいつか暴走しそうでハラハラします。


[62] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/06 (木) 09:28 ID:BbME7Mvw No.192354
いけない?と問われると、絶句してしまいますね。
いけなくない!と反射的に心の中で叫んでしまったことでしょう。
そういう女だと自覚した女はもう止めることはできないですね。


[63] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/06 (木) 20:17 ID:Hhe5Fnjk No.192364
『先輩、出張行ったばかりですよね』
『まだ1時間くらいね。時間が経ってない方が、新鮮でしょ?』
『そうですけど…。良いのかなぁ』
『イヤなら、帰っても良いのよ』
『いや、イヤじゃありませんよ。感激してるけど…』
『してるけど…、なぁに?』
『いえ、その…、先輩に申し訳ないような…』
『申し訳ないのは、最初からでしょ?』
『はぁ…』
『先にシャワー浴びる? わたしはもう浴びたから』

汗にまみれた身体を流してくると言って浴室に行った間に、
ボイスレコーダーのスイッチをONにすると、
数秒微かな雑音が流れた後、妻と上村の声が聞こえた。

南知多行きの出張を告げた後、私は上村との連絡を故意に控えた。
その方が上村の行動の自由度が増すと思ったからだ。
ただ、この会話を聞いて私は上村の律義さを感じ取った。
この分なら、彼が妻にのめり込んでも無謀な行為に走らないだろうと思えた。

一方で、これだけの会話でも妻の上村に対する積極性が感じ取れた。
言ってみれば思いつきの提案を受け入れてくれた妻の賛同で始まった今回の行為だった。
しかし、前の冒険が思わぬ形で終焉を迎えた経緯もあって、
妻の深層には燃え切らない、あるいは煮え切らないなにかが残っていたと思えてきた。
妻が上村を虜にすると言うのは、そうした心情があるからと思えるし、
むしろ上村が離れていくまで妻は上村を楽しもうとしているのかもしれない、とも思えた。

一旦音声が途切れ、しばらくして聞こえたのは上村の呻き声だった。
『あぁぁ、奥さん、気持ち… いい…』
赤ん坊がむずるような声に重ねて、
『腋の下、気持ち良いでしょ?』
『たまらないです…』
『舐められたこと、ある?』
『い、以前…、風俗で…』
『風俗? どんな風俗なの?』
『ひ、広島の…、あの…、熟女系のヘルスで…』
『まぁ、そんなところへ行ってたのね。どんなことされたの、言いなさい』

その会話の中で、妻は熟女系ヘルスのサービス内容を強要するように訊き、
彼は恥ずかし気な口調で、経験した全てを妻に話していた。

『ディープキスとか即尺はわかるけど、表千流とか金の鯱なんて知らないわ』
妻は半ば感心したように言い、それから、
『コスプレなんてあるのね?』
と含み笑いながら言った。
『オプションですけど、ありますね』
『それで、彰君、なにをオプションしたの?』
『え、僕ですか…。あのぉ…』
『言いなさい。もしわたしが気に入ったら、わたしがコスプレしてあげても良いよ』
『えっ! ほんとですか?』
『ね、なにを頼んだの?』
『えぇとですねぇ…。キャバドレスとか女子高生の制服とか…』
『え〜!? キャバドレスはわかるけど、女子高生の制服なの?』
『ええ…』
『ヘルス嬢が着てくれたキャバドレスとか女子高生の制服を脱がすんだ?』
『えぇ…、まぁ…』
『彰君って、スケベなんだ。へぇ…、女子高生の制服かぁ…』
『やっぱり、ダメですよね?』
『キャバドレスくらいなら、通販で買って着てあげるよ。でも、女子高生の制服はねぇ…』
妻は楽しそうな声で言い、そして笑った。
『でもほら、今日のこの部屋着だって、けっこう露出的でしょ?
彰君のために着てあげたのよ』
『ええ、すごくエロくて感激です』
『旦那はね、このくらいじゃダメみたい。もうオジサンだからかな?』
『先輩はオジサンじゃないですよ』
『良いのよ、ゴマ擦らなくても。わたしもね、若い彰君のコレがお気に入りだから』

それから二人の会話は急に減った。
会話が減った代わりに、舐めずるような音とベッドが軋む音が増え、
その中に妻と上村の喘ぎや呻き声が重なって聞こえた。

そのとき突然、スマホの鳴動音が聞こえた。
そして、
『お疲れさまね』
と言う妻の声。
『降ってないよ。でも明日、明後日は雨みたいね』
『え? あぁ、そうね。日曜劇場観てるの』
『彰君? うん、あったよ。来週、家に行っても良いかって言うから、
どうぞ、いらっしゃいって返事したわよ』
『さぁ。でも、あの子のことだからすぐ来るかもね ふふ』
『うん、もちろんそのつもりだよ。今度は、家に帰りたくないって言うかもよ』
『そうね。変態さんのためにね』
『うん、わかった。それじゃ、おやすみなさい』

この会話は、南知多に到着した日曜日の夜、私が電話を掛けたときのものだった。
翌日の夜の電話で、妻は、
『あ、それからね、彰君が来たのは今日だけじゃなくて、
日曜の夜も来たんだよ』
と言ったが、この録音は日曜日に上村が訪ねてきた事実を録音したものだった。
TVの日曜劇場は午後9時からの放送だと記憶している。
私が依頼した通り、妻は上村との会話などを早速録音してくれていたが、
正にその時間、妻は上村とベッドの上にいたことになる…。


[64] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/06 (木) 20:32 ID:Hhe5Fnjk No.192365
月曜日の夜の録音は、日曜日からやや間を置いて録音されていた。
出張先のホテルから妻に入れた連絡が録音されていて、
それから続く上村との会話は刺激に満ちていた。
それは、妻が電話で私に話したような長いキスの合間のエッチな話だったり、
口移しになにかを飲ませ合うときの嬌声や呻く声だったり、
ベッドを軋ませて縺れ合う忙しない音の数々だった。
妻の喘ぎと絶頂を告げる声が何度か続き、上村の荒い息遣いや放つ唸りが妻の声を追う。
ボイスレコーダーを見てもなにも映らないが、
私は機器をじっと見つめて息を飲み続けた。

ほとんど無音の状態が数分続いた後、
『ねえ、喉乾いたでしょ。飲み物持ってこようか』
と言う妻の声が響いた。
『すいません。それに…、お腹、減ったかなぁ』
上村が言う。
『お腹空いたの? そうね、ちょっとしか食べなかったし。
サンドイッチならすぐできるよ』
『いただきます』
『じゃ、ちょっと待っててね』
妻がベッドから降りたのだろう。
空気が動くような物音が聞こえ、寝室のドアの開閉音が聞こえた後、
再び無音状態になった。

ちょうどその時、シャワーを浴びた妻が寝室に戻ってきた。
右手にアイスポット、お盆に乗せたグラスを左手に持っていた。

「あら、早速聞いてたの?」
妻が、テーブルに置いたグラスにアイスティを注ぎながら言った。
「気になるだろ、やっぱり」
私が言うと、ベッドわきのテーブルにグラスを運んだ妻は、
「気になるっていうより聞きたくて待ちきれなかったんでしょ?」
とからかい口調で言った。
確かにその通りで、しかもこっそり一人で聞くのはなく、
妻と一緒に聞きたかった。
一緒に聞けば、妻は嫉妬する私の心を読んで、
言葉や表情でさらに私を挑発してくれるはずだから…。

「どこまで聞いたの?」
ヘッドボードに背中を預けて脚を伸ばした姿勢で、妻がきいてきた。
「月曜日の夜だよ。静香、サンドイッチを作ってあげただろ」
「ああ、じゃ、まだまだね」
録音を聞いた時間は少ないが、それでも充分刺激的な場面だと思う。
「まだまだ…、なの?」
「う〜ん、どうかな? 聞けばわかると思うよ」
「それはそうだろうけど」
冷えたアイスティを一口飲んで言うと、
「あ、そうだわ…。言っておいた方が良いかな…」
と、妻が言った。
「え? なにを?」
「あなたがあの子とわたしの会話の録音を聞きたいのと同じと思うけど、
彰君ね、わたしを撮りたいんだって」
「撮りたいって、ヌードを?」
「そればっかりじゃないと思うけど…、まぁ、そうね」
「って言うか…、それで撮らせたんだ?」
「わたしの意思で決めて良いんでしょ?」
「それはそうだけど」
「それに、あなただってあの子が最初に家に来たとき、
酔って寝ちゃった私を撮らせたじゃない」
「いや、あれは上村が」
「あなたが撮っても良いって言ったって、あの子から聞いて知ってるよ」
「う〜ん…、そう?」
「だから、わたしの意思で決めたわ。好きに撮って良いよって」
「そう…」
「待ち受けとかネットにばら撒いたら殺すよって言ってあるから大丈夫でしょ」
「物騒だな」
「それくらいの気持ちがなけりゃ、彼女なんてできないよ、今の世の中」
「なるほどね」
「先に言っておいた方が良いって思って。後でね、そんな会話も聞こえるはずよ」
「了解、わかったよ」
「それに、あなただって嬉しいでしょ?」
「嬉しいって?」
「愛する妻の全てが写った写真をあなた以外の男が大切に持ってるなんて」
「う〜ん、そうかな」
「しかも、その男があなたが信頼している後輩で、わたしを理想の女性と思ってるのよ」
「………」
返す言葉を考えていると、先に妻から言葉を掛けてきた。


「今すぐじゃないけど、わたし、提案があるんだ」
「提案?」
「二階の空いてる子供部屋、ちょっと改造して欲しのよ」
「改造?」
「業者に頼まなくても、あなた、出来るものね」
「まぁ、そうかな」
「寝室を作るの」
「寝室? 誰の?」
「決まってるでしょ、そんなの」
この夜、最高に妖しい笑みを浮かべて妻は言った。


[65] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/07 (金) 05:42 ID:qy/j3OH2 No.192367
思いもしなかった妻の『提案』を聞いた私は、さすがに驚いた。
妻の『提案』とは、二階の空いている子供部屋を寝室にしたいというものだった。
夫婦の寝室は階下にあるし、関東に入る息子が戻ってくることはないから、
誰のための寝室なのか考えてしまうのは当たり前だと思う。
それを問うと、妻は、
「決まってるでしょ、そんなの」
と言って妖しい笑みを浮かべた。

「決まってるって、誰?」
驚きを隠さずに私は二度尋ねた。
「う〜ん、決まってるっていうのは言い過ぎだったかな?
でも、家にはゲストルームがないじゃない。
和室にお布団敷けば使えるけどベッドの方が良いし…。
それに夫婦喧嘩して一緒に寝たくないときも使えるでしょ?」

妻はあれこれとそんなことを言ったが、
私たちはセレブな夫婦でもないし、泊まり掛けで訪ねてくる友人は少ない。
つまり、妻が望んでいるのは上村を寝泊まりさせるための部屋が欲しい、ということだろう。

それを伝えると、
「なんだ、わかってるじゃない」
そうさらりと言った。
「それしかないだろ?」
「わたしたちの寝室使うの、イヤでしょ?」
「まぁ、それはそうだけど」
「もし、だけど…、あの子を家に住まわせたら、もっと良いことが起きそうじゃない?」
「だけどさ、あいつの家、社宅だろ? 
登録されてるし、住所変更届だって出す必要があるはずだよ」
「あなたが独立してもう10年以上でしょ。ここの住所の記録はもうないでしょ」
そういう問題ではないような気がするが、
近い将来、妻は上村を我家に同居させる意向を固めているようだった。

「まずあいつがOKするかな?」
私が尋ねると、妻はにっこりと笑って、
「それより、あなた自身が気まずいって思ってる、とか?」
と言った。
それは確かにそうだろう。
上村は私の後輩で人間的に信頼できる男だと思う。
しかし、すでに上村も気づいているように、
彼は私が寝取られなのを知っている上に、
妻との関係も発展している。
私も気まずいが、彼はもっと気まずいと思っているだろう…。
「このこと、上村にはもう話してる?」
「うぅん、まだ話してないよ。あなたに話してからじゃないと、この件は」
「良い判断だったね」
溜息をつきながら言うと、妻は、
「あの子もそうだけど、わたしもなの…」
と言った。
「なにが?」
「あの子がわたしを欲しいと思ってるのはあなたがいなかった1週間で良くわかったの」
「最初から理想の女性って言ってるんだからね」
「そうね。最初、あの子に良い影響を与えないんじゃないかって思ってたけど…」
「静香も気持ちが変わった?」
「あの子が彼女を見つけるまで相手してあげる気持ちは同じだよ。
その時は、あの子の彼女のために離れないと」
「それは正解だね」
「でもね、早く彼女を見つけて欲しいけど、見つけるまでわたしもあの子と楽しみたいって」
この妻の言葉には、正解だ、とはすぐ言えなかった。

きっと妻は、上村に恋愛感情を抱いているのだろう、と思う。
妻は好色な女と思うが、ただ単にセックスを欲する女ではない。
前の冒険も、北島の強引な性技や彼が持っていた強度の加虐性嗜好に魅せられたのは、
そこに恋愛感情があったため彼と同居し、果ては横浜でに暮らそうとした、と思う。
そんな妻が私の元へ戻ってきたのは、
妻と私の愛情を愚弄する言葉に納得できなかったからだった。

しかし…、と思う。
そうした危険極まる状況の中で、私はこれまでにない緊張を伴う桃源郷を味わったし、
その状態が永遠であればとさえ思いはしなかったか…。

何度も記すが、今回の冒険は各地に赴任してきた上村が地元へ戻ってきた偶然から始まった。
前の冒険の相手より危険でないと判断できたし、
前の冒険の刺激が完全に覚めやらない妻と私が積極的に行動を起こした。
しかし、再考しなければならないのは、前の冒険の相手より危険でないとどうして言えるのかだろう。

実際、妻の感情は上村に傾いている。
妻は、上村に彼女が見つかるまでの『仮の相手』などと言っているが、
冷静に考えれば、いや、そうでなくても、妻がいる限り上村は他の彼女を見つけようとはしないだろう。

そして、妻や上村のことばかりをあれこれ思っている私自身も、
無意識のうちに二人がより親密になるのを望んでいる節があるという事実だ。

「どうしたの、なに考えてるの?」
妻が優しい声で言った。
「いや、特になにも…」
「そう? 彰君とわたしのことでしょ?」
「まぁ、そうだね」
「大丈夫よ。わたし、あなたを愛してるもの」
「ありがとう。僕も静香を愛してるよ」
「安心して」
「不安なんか、ないさ」

そう答えた私は、妻が望むのなら二階の空き部屋を改造するのは、
中々案外良い提案かもしれないな、と思った。


[66] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/07 (金) 06:54 ID:hJ5Qc3Cg No.192369
5月29日、火曜日。
昼前から降り始めた雨が午後になって激しくなった。
3時半過ぎ、何人かの職人がひどい雨のために作業を中断して戻ってきた。
「今日はダメだな、こりゃ。明日は晴れるから、今日は止めますわ」
「そうだな、そうしてもらえるかな」
5時の定時で妻も仕事を止め、自宅に入った。
急な仕事はなく、私はフリーハンドで2階の空き部屋の改造案を悪戯書きし始めた。

6時過ぎ、妻から内線で呼び出しがあり、
「終わらないの?」
と伝えてきた。
「ああ、終わるよ。食事できた?」
「できたよ。早く来て」
「了解」
受話器を置いて、私は施錠をして明かりを消した。

入浴をしてから食卓に座ると、
「ねぇ、パジャマ着てくれる」
と妻が言った。
この季節、風呂上りにパジャマなど着ないから、
「どうして?」
ときくと、
「あの子が来るの」
妻が、どこか恥ずかしそうな表情を見せて言った。
「そうなの? じゃ、着るか」
席を立って寝室でパジャマを着た私がダイニングに戻ると、
玄関のチャイムが鳴った。
「あ、来たわ」
独り言のように言った妻は玄関にいそいそと歩いていった。

思えば上村と会うのは久し振りだった。
私から連絡するのを控えていたせいもあるし、
彼も妻に口封じされて私への連絡をしてこなかったせいもあるだろう。
妻がいそいそとしている風情も、私の気持ちと同じかもしれないなどと思った。

妻と一緒に表れた上村は私の顔を見るなり、
「お久し振りです、先輩。忙しかったからですけど、連絡もしなくてすみません」
と、慌て口調で言った。
「気にするなよ、そんなこと。男同士が連絡しなくてすみませんなんて、気持ち悪いぞ」
「そう言ってくれると…、でもすみませんでした」
「まぁ、いいから、座りなよ」
上村と私の話を聞いていた妻もどこかホッとした表情をして、彼の背を撫でながら、
「さ、座って。食事しましょ」
と言った。

妻が運んだビールを三つのグラスに注いで乾杯をする。
一気に飲み干した上村と私のグラスに再び注いだ妻は、
「わたし、今日は酔わないからね」
と悪戯っぽく言った。
「え? なんのこと?」
とぼけて私が言うと、
「もう良いよ、長い話になるから」
妻はそう言って笑ったが、上村だけはじっとしてなにも言わなかった。
話しはどうしても仕事の話題が多くなった。
上村は彼が営業している県西部の状況などを面白可笑しく話し、
私は南知多で倉庫業を営んでいるN先輩の話を聞かせた。
「だからさ、Nさんは上村君の先輩でもあるわけだ」
「Nさんかどうかは知らないですけど、
学生時代、4年留年した先輩がいたってのは聞いたことありますよ」
「そうそう、それだよ。僕より4歳上だけど、同級生なわけだ。
でもみんな、先輩先輩って呼んでたし、当時から豪傑だったよ」
「その人が今は倉庫業を経営されてるんですね」
「学力も必要だろうが、人間なんて学校を出てからの努力が大事って見本だな」
「よく覚えておきます」
そんな話題が終えると、妻が、
「ねえ、夏休みになったらどこか旅行に行きたいわ」
と言った。
「良いねぇ、どこへ行きたい?」
私がきくと、
「沖縄かな」
と、妻は即座に答えた。
「沖縄ねぇ」
と言いながら妻を窺った。
妻が言った『沖縄』というフレーズは意味深だった。
正面に座った上村にはわからなかっただろうが、
妻は挑発的な目をしていた。
今年2月、妻は前の冒険の真っ最中だった。
その記憶を妻が忘れることはないだろう…。
そして、そんな話題を口にした妻の意志を感じた私は、
不意に昂りを覚えた。
「沖縄で、どこかのペンションを借りて、休みの間、いろいろ楽しむの」
妻が言うと、
「沖縄ですか?」
と上村が言った。
すると、妻が空かさず
「あら、イヤ?」
と言って上村を見た。
「え? 僕も行くんですか?」
「当然。じゃなきゃ、言わないでしょ」
「いや、それは…、イヤじゃないですけど、でも…」
上村はそう言って、私の表情を窺った。
「あのさ、上村君、もう知ってるかもしれないけど、こういう人なんだよ」
私が言うと、上村は頭を掻きながら、
「はあ」
といい、続けて、
「沖縄に行ったことないから、嬉しいですけど」
と言うと、
「嬉しいなら、イヤそうに言わないの」
妻は、そう言って彼を見据えた。
私は、思った。
上村の胸の内も急激に興奮しているのだろう、と。

この時点で、妻は夫の私と若い恋人の上村を完全に虜にしていたと思う。
そして今さらながら思ったのは、この夜、なぜ上村が訪ねてきたのか、
妻はなぜ私に話さなかったのかという疑問だった。

話は続き、2時間ほどが過ぎて私は疲れのせいか眠気を覚えた。
それから30分ほども経つと瞼が重くなってきた。
「あなた、疲れてるようね。横になる?」
妻の声が遠くから聞こえたほど、私は眠かった。
「そうだな、ちょっと和室で横になるかな」
「寝られちゃうとあとが大変だから、お布団敷くわ」
そう言った妻に促されてダイニングを出て、廊下を挟んだ和室に入った。
手際よく妻が敷いた布団に横たわった。
「襖、閉じておくわよ」
妻の声が聞こえ、襖が閉じられて暗くなった。

「先輩、大丈夫ですか? 出張とか重なって疲れてるんですね?」
「大丈夫よ。ああ見えて頑丈な人だから」
二人のそんな会話が聞こえる。
しかし、私はすぐ眠ってしまったらしい。


[67] Re: 妻の若い恋人  啓吾 :2024/06/07 (金) 07:07 ID:9MlGPeVk No.192371
いつも興味深く拝読させて頂いてます。
刺激のある日々で羨ましいです。


[68] Re: 妻の若い恋人  JT :2024/06/07 (金) 08:12 ID:N1VLq23Y No.192373
奥様のヌード撮影会の様子気になります。どのようなポーズを取られたのでしょうか?

[69] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/07 (金) 08:40 ID:768Uh3vE No.192374
謙治さん、精力的な投稿ありがとうございます。
昨日、投稿がないなぁと思いながら寝てしまい
朝起きたら怒濤の投稿、興奮しました。 
上村君の性癖は、?
今のところあまり強く出てきていませんが、
「オレの女」、的な態度を取るようになるかもと
読みながら、内心興奮しています。


[70] Re: 妻の若い恋人  エムジン :2024/06/08 (土) 01:34 ID:BzVkTyFA No.192393
いつも濃厚な投稿をありがとうございます。
>「大丈夫よ。わたし、あなたを愛してるもの」
>「ありがとう。僕も静香を愛してるよ」
このやりとりに嘘がないことは、過去の出来事が過去になったことで証明されていますよね。
それでも。と、それでも謙治さんの不安と期待の混じった感情が、とてもよく理解できます。

ところで今回の場合、寝取り役の彼が「いいやつ」であることが、少しひっかかってしまいますよね。
将来や彼女のことが話題に出ているように、自分たち夫婦の愉しみに付き合わせているというか、
利用しているというか、顔見知りだけにそんな罪悪感?を感じてしまいませんか?
(実際は上村君自身は、しっかり元を取って堪能していただいているようですが)
そのあたり、すでに割り切って「私の意思で決める」と言う静香さんと、
少し温度差があるのかもしれませんね。
しかしその差こそが、そこから来る不透明感が、楽しみで仕方ありません。


[71] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/08 (土) 08:10 ID:f89UBzfU No.192396
啓吾さん、はじめまして。
いつも読んでいただいてるとのこと、感謝します。
おっしゃる通り刺激ある日々ですが、実のところはどうなんでしょう。
私たち夫婦の場合は前の件があって、信頼の上に成り立つ『寝取られ』ですが、
しかしながら、信頼できる『寝取られ』なんて、ほんとに存在するでしょうか?
私の妻も、突然「さよなら」とか言って家を出てしまう可能性もあります。
嗜好上、それがなんとも言えない刺激なのは事実ですが、いやはや、どうも…。

JTさん、こんにちは。
私の出張中、妻の指示で自宅に泊った上村君が要望したようですね。
理想の女性というのだから彼が妻の写真を手元に持ちたい気持ちは理解できるし、
彼を虜にするために写真を撮らせた妻の作為も理解できます。
ところで妻のポーズですが、上村君のスマホで撮影したようで、
妻の手元に残っていません。
前の冒険でも妻は撮影されていたようですが、その時はM字開脚とか言ってましたから、
今回もそのポーズはメニューに入っているでしょうね。
妻は多くを話しませんでしたが、妻の口振りからフェラ行為くらいは撮らせたかと。
その最中の撮影はしていないと思います。
彼にはまだその余裕がないかと。
取り敢えず、ご質問にお答えしておきます。


[72] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/08 (土) 08:39 ID:f89UBzfU No.192397
ぴさん、いつも的確なご意見、感謝します。

妻が前の体験で学習した記憶を私に向けているのは承知しています。
承知していながら、妻の意見や行動に応じてしまう私は重症かと…。
普段の社交的で穏やかな妻と、娼婦的な妻との差異が私自身愛しくてなりません。

シンさん、エムジンさん、こんにちは。

おっしゃるように、上村君の能動的な行動は今のところありません。
彼の性格はこれまで記してきたように、性格は良い男で、しかもイケメンです。
信用度も私の中では高く評価です。
そういう意味においてエムジンさんが指摘するように私は罪悪感を多少なりとも感じています。
今後、彼が妻に対する態度を180度変えるとは思っていませんが、
男と女の仲ですからなにが起きるかは、わかりません。
また、彼への妻の真意がどこにあるのかも、
正直なところ、よくわかっていません。
妻と私の信頼感を頼りに、今しばらく、妻主導の冒険を見ていきたいと思っている現在です。

ちなみに、今日8日土曜日、上村君に誘われてドライブに出るようで、
今、妻はデートのための衣服選びをしています。
今日は素晴らしい日和です。
楽しいドライブデートになるでしょうし、
どんなドライブだったかを聞くのを楽しみにしています。


[73] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/08 (土) 15:22 ID:f89UBzfU No.192403
寝返りを打った時、寝床の感触の違いに気づいて目が覚めた。
暗い視界の中に、わずかに開いた襖から差し込む明かりがあった。
寝る前の記憶を思い出した私は慌てて息をひそめた。
廊下を挟んだ向こうのダイニングから妻と上村の話声が聞こえてきた。
「先輩、起きませんか、大丈夫ですか?」
上村が少し不安そうに言っている。
「もう1時間も過ぎたでしょ。起きないわよ」
妻が言う。
「気づかれませんか?」
「大丈夫だって言ってるでしょ」
「でも…」
上村はそれでも躊躇しているようだった。

息を止めて起き上がると、私は匍匐前進のように畳を進んで、
襖のわずかな隙間から向こうを窺った。
しかし、ダイニングに二人の姿はなかった。
音を立てないように神経を使いながら、わずかに襖を開けた。
そうしたことで、和室がダイニングを挟んで斜め方向だったのが幸いして、
リビングのソファに座っていた妻と上村の姿が見えた。
だが、二人の姿を見た私は危うく声を上げそうになった。
上村はワイシャツを脱いでいたし、妻は着ていたワンピースの前ボタンを外していた。
不安がっていると思った上村の手はカップを押し上げて晒された乳房を揉んでいたし、
妻の手はテーブルの影で見えなかったが、上村の下半身を愛撫していた。
「ほんとに起きませんね?」
「起きないと思うよ」
「思うって…」
「起きても騒ぐほど小さい人じゃないから大丈夫よ。アレは小さいけど」
妻は余分なことを言っている。
「そんなことばかり言って…、先輩、小さいんですか?」
「小さいっていうより、彰のが大きいのよ、ほら、こんなに…」
そう言った妻は乳房を揉まれている上体を倒して上村の下半身に覆い被さった。
「あっ!」
上村の声が上がる。

私は心臓が今までになくヒートアップして息苦しく、そしてペニスが苦しいほどに猛った。
妻の顔はテーブルが影になって見えなかったが、
テーブルの天板から後頭部が上下に動いているのは見えた。
そして、ペニスを吸引して漏れる湿った淫らな音が聞こえてくる。
上村は背凭れに仰け反った格好で荒げた息を上げている。
数分して、
「あぁぁ…、彰、どうしてこんなに大きいの… 固いし長いし…」
妻は喘ぎに似た声で言いながら身体を起こすと、
そのまま上村の唇に唇を押しつけていった。
応じた彼の両腕が妻の身体を抱きしめた。
ひどく興奮したときの妻が好む音を立てながらの激しいキスだった。
顔を左右に入れ替えるときに、上村が伸ばした舌を妻が吸っているのが見えた。
長いキスだった。
時折、息継ぎを押しながら互いの舌を貪り合い、
顔を火照らせ、口の周りがヌラヌラになるのもかまわず没頭していた。
緊張感が10分ほども続いたとき、突然妻が上村に抱かれたまま嬌声を上げて仰け反った。
そして、両肩から背中を小刻みに震わせていた。
「どうしました?」
妻を抱えたまま上村が声をかけた。
しかし、妻はなにも答えず肩を震わせ続け、それから、
「…イッちゃった」
と掠れ声で言い、
「キスだけで……。あぁぁ、彰、すごいっ!」
そう言って、再び上村に抱きついて、再びキスを始めた。

妻は私のとのセックスで執拗な乳首の愛撫で達したことは何度かあった。
しかし、キスだけで達したことなどなかった。
上村と交わしたキスは、妻にとっておそらく背徳的な行為なのだろう。
背徳感は妻にとって性感を高める一つの要因と思う。
膨張した背徳感が限界を迎えて性的に絶頂に達したのかもしれない…。

そして、そんな状態を見ていた私も限界を迎えつつあった。
わずかに開けた襖に顔を押し当てながら腹這いの下半身を畳に押しつけた。
そんな外圧だけで達しそうだった。

達した後の余韻を楽しむような啄むキスを終えると、
「あぁ、もうこんな時間なんだ」
と言う上村の声が届いた。
「彰とイチャイチャしてると時間が経つの、早いね」
妻の甘い声が応じた。
「先輩、大丈夫かな…」
「旦那のことは考えなくて良いよ」
「はぁ…。でも、そろそろ引き上げないと」
「タクシーでしょ?」
「すですね。外で拾いますよ」
「じゃ、拾うまでつき合うわ」
「良いですか?」
「わたしの恋人だもの、あたりまえでしょ?」

そう言って、妻は上村の横に座ったままブラジャーを着け直し前ボタンを留めると立ち上がった。
和室を覗かれたらマズいと思い、慌てて後ずさりして布団に仰向けた。
しかし、足音はそのまま玄関に向かい、それから上村の足音が続いた。
仰向けになって息を殺している私の耳に、玄関に立った上村の声が届いた。
「じゃあ、お邪魔しました。先輩によろしく言ってください」
「そうね」
と妻は答えたが、すぐ、
「ちょっと、待って」
と言った。
「え、なにか?」
「……ねぇ、またしたくなっちゃった」
「はぁ? あの…、さっきイッたって言ったじゃないですか」
「それは彰のキスが上手だからよ」
「奥さん、キス、弱すぎません?」
「ねぇ、奥さんって止めてよ、名前で呼んで良いから」
「じゃあ、どうするんですか? ここで、とか?」
「ここで…、後から…、ね?」
「僕はかまいませんけど…」
会話がそこで途切れ、据え置きのシューズボックスが壁に当たるような音が聞こえた。
二人の会話から想像すると、シューズボックスに妻が手をついたのだろう。
想像する間に、妻の高い声が上がった。
「し、静香…」
「ああぁっ! 彰! すごいっ! おっきいぃっ!」
「ああ、あたたかい…、気持ちいいっ!」
「突いてっ! 思い切り突いてよっ! 彰、出してないじゃないっ!」
「ずっと我慢してたから!」
「好きなように突いてっ!」
「あああ! 静香ッ!」
「いいっ! オマンコ、イイッ!」
「たまらない、すぐイキそうです!」
「オマンコに出す? お口が良い?」
「口で…、吸い出してくれますか?」
「良いよっ! その前に、もっと突いてっ!」
シューズボックスが壁に当たる音が激しく鳴った。
そして、妻が絶頂に達する声を上げ、それから、
「静香、咥えてっ!」
上村の吠えるような声が聞こえた。

今度はサンダルの鳴る音が響き、それからすぐ、
「うわぁ! 気持ちいいっ!」
上村の悲鳴にも似た声が響いた。
そして私は妻と上村の声を聞き、布団に押しつけながら放ってしまった。
むなしい快感には違いなかったが、これほど興奮した射精感はないと思った。

玄関からの話し声は聞こえなかったが、時折笑い声が届いた。
口腔粘膜で射精を受けた妻は、必ず後始末をする。
その快感に呻く上村を妻が揶揄っているのかもしれないと思った。

それからしばらくして玄関ドアが開く音が聞こえ、妻と上村の気配は完全になくなった。
起き上がった私は脱衣場に向かい、汚れた下着を洗濯機に放り込んだ。
時間が11時前なのを確認した後、新しい下着を着て玄関に行った。
玄関に漂う妻と上村が行為した名残を感じながらドアを見ると施錠してなかった。
それに、ゴミ出しの時に履くサンダルもなかった。
ドアを静かに開けて外を窺ったが、もちろん二人の気配はない。
タクシーを拾うために表通りに向かったのだろう。
仕方なくドアを開けたままにしてシャワーを浴びることにした。

しかし、シャワーを出た後、30分が過ぎても妻は帰ってこなかった。
危険はないだろうが、私は妻が不在だった今年初めの数ケ月のことを自然に思い出した。
それから30分ほどが過ぎたが妻が帰ってくる気配はなかった。
リビングのソファで待つか、寝室で待つか、煙草を吸いながら私はぼんやりしながら考えた。


[74] Re: 妻の若い恋人  初老のオヤジ :2024/06/08 (土) 18:57 ID:QxnV5MGM No.192410
不安と期待が入り乱れる毎日(;^_^A・・・、くれぐれも体調を壊さないように投稿を続けられることを願っています(笑)。

上村君を下宿させるにあたり子供部屋の改修・・・長時間録音ならぬ高画質盗撮の方が謙治さんの趣向に合致しそうな(笑)・・・

謙治さんは沖縄で撮影された凌辱と呼べるほどの痴態も観たいと思っているはずですよね(笑)・・・。


[75] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/08 (土) 20:31 ID:wDNBNevE No.192413
謙治さん、今晩は。
奥様にとって遊びの延長が本気なのか。
とてつもない行動をします。
謙治さんにとって、ヒリヒリするような展開ですね。
まさに前の時も、不用意な言葉によって謙治さんの元へ
帰ってきたのですが、もし、不用意な言葉(謙治さんを罵倒する)が
なかったら、今も横浜に住んで愛人生活を続けていたでしょう。
紙一重の危うさがあり、私までドキドキします。
体調に気をつけられて投稿続けてください。


[76] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/09 (日) 12:02 ID:eov4Cxbw No.192432
ソファか寝室かと考えたが、結局、和室に戻って布団に寝転がった。
目を閉じると、妻と上村がつい先ほどまで繰り広げたのソファでの絡み合いと
玄関での会話と物音が頭のスクリーンに蘇った。

ソファでのフェラチオとその後の濃厚なキス…
キスだけで達してしまった妻…
帰り際、妻は玄関でセックスを要求し、それに応じた上村…
それまでの痴戯で達していなかったらしい上村の射精を促す妻の淫らな言葉…
「オマンコに出す? お口が良い?」
と言った言葉は上村の欲望を究極に煽る台詞だろう。
それらの全てが、若い恋人の上村のために駆使された技量なのかと思うと、
今さらながら嫉妬で息が詰まりかけた。
そして確定的になったのは、
すでに妻は上村の放った体液を膣内に受け入れているという事実だった。

そんな思いが蘇っては遠退き、遠退いては蘇るうちに再び私はうとうとしたらしい。

玄関ドアの馬鈴が微かになる音に気づいた。
息を詰めて寝た振りを続ける。
妻の脚音が和室の前で止まり、襖が開いてリビングの明かりが差し込んだ。
無言のうちに襖は閉じられて暗闇に戻った。
すぐ脱衣場のドアが開く音が聞こえた。
スマホも時計もなかったから時間はわからなかったが、
おそらく10分ほども過ぎてから再び脱衣場のドアが開く音が聞こえた。
そして、足音が近づき、和室の襖が大きく開いた。

「あなた、起きなさい。ベッドで寝ないと」
いつもと全く変わらない口調で妻が呼びかけてきた。
「あぁ、う〜ん…」
とぼけながら身体を起こした私は、
「えぇと…、何時?」
ときいた。
「もう12時20分よ」
すでにパジャマを着ていた妻は和室の蛍光灯をつけながら言った。
ということは、上村と一緒に玄関を出てから1時間半以上が過ぎていた。
二人が出て行った後、玄関ドアをそっと開けて外を覗いたとき雨は止んでいた。
しかし湿気が多いそんな夜半の1時間以上、妻と上村はどこにいたのだろう…。
「さ、早くしなさい」
「あぁ、そうだね。あ、上村、どうした?」
「帰ったに決まってるでしょ。呆れてたわよ」
「そう…。あいつ、タクシーで帰ったのかい?」
「表通りで拾うって言うから、そこまでつき合ってあげたよ」
「ふ〜ん、そう」
「さ、早くして」
急かされて立ち上がった私は、
「シャワーだけ浴びるよ」
そう言って、浴室に歩いた。
脱衣場に入ると、洗濯籠に入れられる妻が着ていたワンピースがあった。
つまみ上げると妻のコロンの香りとともに男の体液の匂いが漂った。
それを元に戻してから浴室に入った。

寝室に入ると間接照明になっていた。
仄暗いベッドに妻は仰向けになっていた。
黙ったままベッドに滑り込むと、私に向き直った妻が、
「ワンピの匂い、嗅いだでしょ」
と、問い詰めるような口調で言った。
「嗅いだっていうか、匂ったよ」
「どんな匂いだった?」
「う〜ん…、静香の甘い匂いと、上村の匂いかな、あれは」
「わたしもね、嗅いじゃった」
「え? なにを?」
「あなた、洗濯機にパンツ入れたでしょ」
確かに、畳相手に射精して汚した下着を洗濯槽に放り込んでいた。
「そうなの…?」
私は曖昧に言った。
正直に答えたら、なぜか?と問い詰められるのは必至だし、
そうなれば妻と上村の絡みを覗いていたこともバレてしまう。
しかし、妻の勘繰りは厳しいし、これまでもそうだったが、私の嘘はたいていバレる。

「ってことは…、彰とのエッチ、見たのね?」
「………」
「初めて見られちゃったね」
弄られると思ったが、妻の口調は優しいどころか甘い口調だった。
「もしかして、見せたかったとか?」
「う〜ん、そうね。見たくなかった?」
「いや、そんなことはない。見てすごく興奮したし…」
と言うと、
「嫉妬した?」
妻はすぐ問い返してきたが、それには答えず、
「静香さ、キスだけでイッただろ?」
と、逆にきき返した。
「あ、あれ?」
「そう、あれ…」
「あのね、イキそうになったのはほんと。彰、キス、上手だから」
「イキそうになったって?」
「うん、イキそうになったけど、あれは演技よ」
「はぁ? 演技?」
「うん」
「どうして、演技なんか」
「キスだけでイッちゃうエロい女だよって、彰に教えたかったし…」
そう言って妻は私を見つめた。
その目を見返すと、まだなにか言いたそうだった。
「教えたかったし…? なに?」
「和室の襖、最初から少し開いてたでしょ。気づいた?」
「やっぱり…」
「あなたが疲れてるのはよくわかってるよ。でも、だからって爆睡しちゃう人じゃないでしょ。
音を立てたり声を聞いたら目覚めるはずって」
「じゃ、ほんとに見せたかったんだ?}
「嘘はつかないよ」
「それはわかってるけど…」
確かに妻の言葉に齟齬はないし辻褄も合っていると思った。

「ねぇ、玄関の話し、聞いてた?」
「話しもシューズボックスが壁にぶつかる音も聞こえたよ」
「でも、最初にわたしを壁ドンしたのはあの子だよ」
「上村が?」
「そう。壁ドンして見つめてきたの」
「……」
「だから、またしたくなっちゃったって言ったの」
「上村は、出してなかったんだ?」
「あなたを気にしてたみたい」
「それはそうだろうな」
「だけど、後からして、って言ったら目が血走って ふふ 興奮したんだね」
「策略通り?」
「どうかな〜。でも、うん、そうね。
あなたは絶対聞いてるって思ったし、寝てるあなたがいる近くで彰をその気にさせたし」
「僕と上村の両方を興奮させた?」
「そう。それって、すごいよね」

確かにすごいとしか言いようがない。
夫が耳をそばだてているのを知りながら、若い恋人にセックスをさせるのだから、
これ以上淫靡な状況があるだろうか…。
私は、そう言う妻を見つめた。
前の冒険が終り、養生期間を置いて始まった上村との婚外恋愛だが、
これまで妻がこれほど妖しく、妖艶で魅力的な女に思ったことはなかった。
と同時に、妻はどこまで翔んでいってしまうのだろうか、とも思った。

妻の唇が半ば開いて、紅い舌先がチロチロ動いていた。
細めた目は見据えたように動かない。
「チンボ、固くしてる?」
妻が言った。
私は黙ったまま頷く。
「彰が出したオマンコに、あなたも出したい?」
「出したいよ。僕のものだからね」
渇きを感じる喉で言った。
「あら、そう?」
妻は言い、冗談でしょ、というような表情を見せた。
「違う?」
「若い恋人に使わせるオマンコよ」
「……そ、そんな」
「彰が10回使ったら、あなたは…、そう…、1回くらいなら使っても良いよ」
「静香…」
「今、使う?」
「使いたい」
「使っても良いよ。でも、次は10日後だよ ふふ」

私は狂ったように妻に圧し掛かると、漲り切ったペニスを突き立てた。
妻の膣内はひどく濡れて温かかった。
それが妻の潤みのためか、上村の残滓のせいかはわからない。
しかし、なんとも言えない快感に、私は必死になって腰を振り、
そして他愛なく放出した。


[77] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/09 (日) 14:19 ID:lXEiMbXk No.192434
6月1日、土曜日の昼下がり、洗車を終えてリビングに戻り一服していると、
寝室にいたらしい妻に呼ばれた。
タバコを吸い終えてから足を運ぶと、妻は恒例のファッションショーをしていた。
着ていたのはごく普通のタイトなミニワンピースで、色は白だった。
部屋の隅の椅子に腰かけた私に、妻はモデル歩きをしてみせ、
それからその場でゆっくり回転した。
「その生地、なんていうの?」
きいた訳は、タイトだから身体の線にフィットするの当然だろうが、
回転したときに胸の揺れ具合と尻の膨らみが生々しく見えたからだった。
「ポリエステルよ」
「ふぅん」
「どうして生地なんてきくの?」
「いや、別に。なにかな、と思ってさ」
「ふ〜ん、そうかな? 違うと思うけどなぁ」
そう言って腰を屈めて近づけた顔に笑みが浮かんでいる。
「違うって?」
「お尻の形、露わ?」
そういった話のやり取りが、ここ最近妻の得意技らしい。
「そう、けっこうね」
「Pライン、見える?」
「いや、見えそうで見えないって感じかな。でもさ…」
「でも?」
「尻周りになにか…、それ裏地?」
「そうよ。そうじゃなかったらパンツ丸見えだよ」
「あぁ、なるほどね」
妻はベッドに近づいて、
「他の着てみるね」
と言って、ベッドに並べられた衣服をかざし持って、
「これ着るね」
と言った。

妻は、私が知っているだけでも月に1度はこうしたファッションショーをしている。
私がいない間にもおそらくしているだろうと思う。
妻がなぜファッションショーをするのかと言えば、
それは上村とのデートに着ていく衣服を選んでいるのに他ならない。
この日も私を呼んだのは目立つ色合いやデザインより、
上村が興奮しそうな衣服を披露しているに過ぎない。
つまり上村が欲情する衣服を、意識か無意識かは別にして、
夫の私に披露し、選ばさせているはずだ…。

もちろん、そんなことを私は口にしないし、妻だってなにも言わない。
しかし、妻も私もそれを楽しんでいる。

白のミニワンピースを脱いでいく姿を私は黙って見ていたが、
ファスナを降ろした背中を見たときは驚いた。
ノーブラだったからだ。
しかし、衣服が脚元に落ちたときはさらに驚いた。
ノーパンだったからだ。
ミニワンピースの下半身が生々しく見えたのはノーパンだったから?
と思っていると、
「なに見てるの!」
と、背後を見せたまま妻が言った。
「いや、別に。あのさ…」
「なぁに?」
「さっき感じた下半身の異変ってのは、そのせい?」
「毛が透けてたとか?」
「いや、透けてはないけど」
「あなたがスケベだからそう見えたんじゃないの?」
妻はそんなことを言いながら別のワンピースを手にして、全裸の身体に纏った。

それは色はグレーでロングタイトワンピースだった。
ノースリーブで襟は案外深いV字で、裾丈はくるぶしあたりまでと長い。
妻が回転してわかったが、後に太腿の中ほどまでのスリットがあった。
「これ、どうかな?」
「はっきり言って、エロいな」
「わっ! 嬉しい! ふふ」
「なんていうの、このワンピースは」
「リブニットよ。ミモレ丈より長いから露出、少ないでしょ?」
「少ないけど、さっきのよりこの方が体形が露わだろ」

妻は息子を生んでやや太った身体のまま30代半ばまできたが、
ここへ来て少しダイエットか、あるいは知らぬ間にストレッチでもしているのか、
そうしたワンピースを着て浮き出たボディラインは中々だと思う。
夫の私が言うのも憚られるが、捨てたものじゃない、という思いでいる。

「あなたが出張中にね、これに似たワンピースを着てたの。
そしたら彰が気に入ってくれたから、新しいのを買ったのよ」
「上村の奴、このワンピースのどこが気に入ったんだろう?」
「ラインがね、エロくて好きだって」
「あの野郎、まったく」
「あら、失礼じゃない。わたしの恋人になんてこと言うの」
妻は笑いながら私を睨んできた。
上村が感じた通り、私の目にもそれは刺激的に映った。
ノースリーブから伸びる白い腕と深く広いV字カットの襟元から見える白い胸肌と、
背後の深いスリットから覗ける脚の白さも艶っぽいが、
リブニットで包まれた身体のラインはそれをさらに増長する生々しさがあった。

そうして着て見せた衣服で、妻は上村とのデートに出向くのだろう。
そして、どこかのラブホテルに入り、上村を腑抜けにするほど
妻は痴戯を繰り出すのだろう。

上村を我家に呼んだ先日の夜、妻はお膳立てまでして上村との行為を私に覗かせた。
それは二人の行為のほんの一部にしか過ぎないだろうが、
私が1週間の出張中に、我家に滞在した上村との行為がどこまで進展し、
なにをしたかを充分に物語っていた。
あとは、上村との関係をどこまで発展させるか妻の考えを確認していないが、
ここへ来てもう後には退けない状態になっているのは間違いないと思える…。

妻がいる前では寝室で煙草を吸うのはご法度だが、私は無意識のうちに吸っていた。
ぼんやりしていると、
「見てもらって良かったよ。来週土曜日のデート、このロングワンピース着てくわ」
と、妻は言い、そして、
「もう脱ぐわ。脱がないと、お股、汚しちゃいそう」
などと言った。
ワンピースを脱いで全裸になった妻は、
私が見ているのを承知で抜き出したティッシュを股間に当てた。
そして、この後に及んで、
「ヤダァ、変なところ、見ないでよ」
と、羞恥を含んだ声で言った。


[78] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/09 (日) 17:02 ID:PxJgbY6A No.192435
翌2日の日曜日、妻が街へ買い物に出掛けて留守にしたとき、
私は久し振りに二階の息子の空き部屋に入った。
高校生まで息子が使った部屋は六畳の洋間で、サッシ窓の外に畳2枚ほどのベランダがある。
板壁内にクローゼットを造りつけてあるから収納の面は余裕があると思う。
部屋は関東方面の大学に進学した当時のままで、勉強机と本棚、それにシングルベッドがあった。

大学卒業後関東の企業に就職した息子は実家である我家に戻るこはないだろう。
そして、妻はこの部屋を改造して寝室にしたいという。
最近は夫婦喧嘩などしたこともないが、妻はもし夫婦喧嘩をして顔も見たくないときは
改造した二階の寝室で寝るなどと言っているが、本心はそうでないのは明らかで、
妻は、狭くて汚い社宅暮らしをしている上村を居候させようとしている。

妻の提案を聞いたとき、それは上村自身も抵抗があるだろうし、勤務先への届けなどもあるし、
無理だろうと私は思った。
また、近隣の住人達だって急に上村が同居を始めたら不思議に思うはずだし、
あらぬ噂を立てられかねない。
だが私の意見に対し、妻は明るい口調で、
「大丈夫よ。わたしの甥っ子とか言えば納得するでしょ」
と言った。
甥っ子にしては上村の齢が行き過ぎている気がして首を傾けると、
「そう見えるでしょ?」
今度はそう言って屈託なく微笑んだ。

妻の意見に反対することは可能だが、しかし、妻と上村の関係が既成の事実になったのだから、
反対したところで妻に押し切られるに決まっている…。
それよりは、上村が居候するとまではならなくても、
今までのように我家を訪れた際に寝泊まりできるようにすると考えれば抵抗はないし、
それに小型カメラをどこかに仕込んでおけば、先日のように盗み見しなくても
妻と彼の絡みを撮影できるのだから、多少の罪は感じても異論はない、というものだ。

「さて…」
そのためには、まずダブルサイズのベッドの台を造りつける必要がある。
それに、ドアがある廊下側の壁面に小型カメラを収める鍵付きの収納棚が必要だ。
また、電源が2か所しかないからそのあたりも検討を要する。
本来、電源作業は電気工事士免許所持者でなければ扱えないが、
アースまで必要としないから秘密裏の内に行えば…、などと考えた。
今ある机や書棚は事務所で使えるとして、ベッドだけは破棄するしかない…。
そして、費用は我家持ちだから良いとして、工事日程は…、と頭の中で考え始めたとき、
妻の車が駐車場に入ってくるのが見えた。

階段を降りたところで、妻が玄関に入ってきた。
「あら、なにしてるの、こんなところで?」
帰宅早々、妻が不審そうに言った。
「いや、別に」
と答えたが、ニヤニヤと笑った妻は、
「そんなことないでしょ〜。はぁん、空き部屋見てたね?」
と、実に鋭い勘を働かせて言った。
しらばくれても始まらないし、
「はい、ご明算」
とだけ答えた。

夕食の材料らしい袋をダイニングテーブルに置き、
郵便受けに届いていたらしい宅配便の小荷物袋をリビングテーブルに置いた妻は、
「で、どう? できるよね、改造」
とにこやかな表情できいてきた。
「そりゃあできるよ。建築士だからね」
「それは前から知ってるけど、なんていうの、格好よく、使いやすく」
「施主?」
「そう、施主よ。代金は身体で払うわ」
「……やっぱり」
「あら、あなた好みの色っぽい身体してるのに」
「はいはい」
私は妻の尻を平手打ちしてからシンクの前に妻と二人で並んだ。

夕食後、ソファに座ろうとした際、妻が置いた小荷物が気になって発送人を見た。
ダイニングにいた妻がそれに気づいて、
「あ、開けちゃダメだよ」
と、慌てた口調で言った。
「あ、そうなの?」
「ダメダメ。絶対ダメ」
妻は念を押したように言う。
発送者は、妻がお気に入りのアマゾンだった。
A4サイズの段ボール箱で手にしてみても重さは感じないほど軽い。
「中身、下着とか?」
ときくと、
「いいから、触らないで」
とずいぶんな返事だった。
「エッチな下着だろ?」
「うるさいわねぇ! 怒るよ!」
「後から見せてくれるとか?」
「バカッ!」
あまりにしつこく言うものだから妻も笑い声になって、
「後でお風呂に入ってから見せてあげるから、良い子にしてて」
と窘めてきた。

10時半過ぎ、いつものように妻が遅れて寝室に入ってきた。
淡いハーブカラーのネグリジェを着た妻は、これもいつものようにドレッサーの前に座った。
鏡に映る妻の顔を見ていると、妻も鏡の中から私の様子を窺ってくる。
こんなときの妻がサプライズを用意していることが多い。
肌の手入れを終えて立ち上がった妻の全身を私は眺めた。
衣服のファッションショーではないが、ネグリジェに透けて見える下着に私は目を凝らした。
わずかに透けて見えるデザインから、下着がTバックだろうと予想した。
しかし、Tバックなら妻は案外普通に着けている。
そうであれば、食後のリビングであれほど口煩く言った理由がわからない。
すぐベッドに上ってきた妻は、
「ねぇ、二階の空き部屋の改造だけど、すぐ掛かれる余裕ありそう?」
と質問してきた。
「まあ、片手間に始めても、1カ月もあれば完成すると思うよ」
「そう。じゃあ、1カ月先狙いであの子を納得させれば良いわね」
「うん、まぁ、そうかな。だけどさ、納得させる自信、ある?」
「1カ月あるでしょ。できるともうわ」
と言い、
「もしできなくても、泊れる部屋があればあの子も便利になるし、
そうなれば近い将来、居候するわよ、きっと」

なるほど、と思う。
理想の女性と肌を重ねることができるようになり、
その女性の自宅に泊れる部屋があるとすれば、いずれそうなるかもしれない。
いずれそうなることを前提に、妻は既成事実として寝室を造る手立てを立てたのだろう。

「それに、あなたもあの子が泊まったり、一緒に暮らすようになった方が嬉しいでしょ?」
「そう思う?」
「あなた、ガードが甘すぎるわよ」
妻は急にそんなことを言った。
「ガード? え? なんで?」
「パソコンの履歴、見ちゃったよ」
「また?」
「またじゃないでしょ。新しい履歴に、超小型家庭内監視カメラなんていうのがあったよ」
「ああ、あれね。う〜ん、甘いな、ほんと」
「それ見てちょっとお驚いたけど、安いのね」
「高価なものじゃなくても、ビデオとして見れて録画できればそれで良いし」
「だから、あなたもあの子が二階で寝てくれた方が嬉しいでしょ?」
「う〜ん、そうとも言うかな」
「あの子が二階の寝室で寝るようになったら、あなた、ほんとに1/10になるよ」
「1/10?」
「わたしを使うのは彰が10回、あなたは1回って言ったでしょ」
「ほんとに?」
「あなただって、わたしをあの子に使って欲しいでしょ?」
「……まぁ」
「毎晩わたしを使うようになったら、一晩何回つかうのかな、あの子…」
うっとりした表情で妻は言った。
私が1週間出張中だった夜、上村は3回放ったと妻は言った。
それにどれほどの時間を要したか聞いてないが、
それほど時間を掛けたとしても私には無理でしかない。
そして、妻もまた上村相手に繰り返し絶頂の極みに昇ったのだろう。
前の冒険でもそうだったが、相手が変わるたびに妻の性感は高まっているのがわかる。
今回は、その相手の上村が我家に同居する方向に動いているのだから、
逃げだすのは妻でなく私かもしれない…。

「ねぇ、あなた」
と妻が甘い声で呼びかけてきた。
「うん?」
「あの子が同居するようになってからのことは置いといて…」
そこまで行って、妻は言葉を切った。
そして、少し考える素振りを見せてから、再び口を開いた。
「デートでもそうだけど、あの子が家に立ち寄ったりした時に、
すぐできるパンツを買ったんだよ」
「すぐできる? なに、それ? どういうこと?」
そうきくと、妻は起き上がった。
そして、ヘッドボードに背中を預けると膝を立ててネグリジェの裾をゆっくりと捲り上げた。
形の酔い脹脛から白い太腿が露わになり、
そして身に着けているフリルに飾られた淡いブルーのショーツが現れた。
一見、普通にセクシーなショーツに見えたが、股間に伸ばした妻の指が左右に動くと、
クロッチが開いてすでに潤みを垂らしている膣が露わになった。
そこに見える膣は口を開いて、すぐにでも挿入をせがんでいるように見えた。

「これね、オープンクロッチっていうの。見てるように、ここ、開くんだよ」
そう言った妻の顔は高揚に染まっていた。
「これなら、スカート捲るだけで、あの子、チンボを嵌められるでしょ」
「し、静香…、すごい…」
「いつ訪ねてきても、それにデートのときいつでもすぐ、わたしを使えるようにしたの」
「………」

私は声を出せなかった。
喉が渇いて、鼓動の高鳴りが煩いほどだった。
そんな私を見据えて、妻は膣口を自らの指で開き、尖り立っているクリトリスを弾き始めた。


[79] Re: 妻の若い恋人  エムジン :2024/06/10 (月) 00:23 ID:swffGEzA No.192440
期待と興奮で言葉になりません
静香さんの、「私を使う」という表現も、そして1/10という宣言も、
恐らく実に似通った性癖持ちの私にとって、何もかもがどストライク過ぎます。
正に期待と興奮、実現を楽しみにしています。


[80] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/06/10 (月) 05:59 ID:nNlC6eCI No.192441
奥様 上村君がすぐできるように、そして何事もなかったように終われる下着を買うなんて、
これも謙治さんと上村君を同時に楽しませる事が出来る「妖艶で魅力的」な
奥様の考える一つの事なのでしょうか? 素晴しいです!


[81] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/10 (月) 07:41 ID:FjlqljP6 No.192444
謙治さん、おはようございます。
奥さん自分自身を肉おk便器のように「使う」と言う言葉にゾクッとします。
「彰が10回使ったら、あなたは…、そう…、1回くらいなら使っても良いよ」
彰は一日に3回から4回使うから謙治さんは3日に1回ぐらいになるのかな?
ただ、奥様が「今日使ったら、次は10日後ね。」と言ったのが気になる。
段々奥様が謙治さんを追い詰めるように「言葉と行動で」実行していくのが
たまりません。穴あきパンツも凄い考えですね。


[82] Re: 妻の若い恋人  おてつ :2024/06/10 (月) 08:56 ID:OyjB.43A No.192449
今までの奥様からのアバウトな報告でなく、
とうとう、間近で目撃されたのですね。

しかし、男性をわかっている奥様の洋服等のセンスはあっぱれですね!


[83] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/10 (月) 12:50 ID:1Gr3vu26 No.192456
4日、火曜日の夕方5時前、事務所のパソコンに向かっていた妻のスマホが鳴動した。
モニタを見て、誰からかを確認した妻は私をチラ見して少し余所行きの声で話し始めた。
「はい。静香です。いま、どこ?」
「あ、そうなんだ。うんうん…」
「時間は良いよ。うんうん、どうする、どこで拾ってくれる?」
「わかったわ。うん、じゃ、そこまで行くから。また、後でね」
そう言って妻はスマホを置いた。
相手は上村に違いない。

「お呼び出し?」
私がきくと、
「うん。6時に表通りのコンビニで待ち合わせよ」
そう言いながら席を立った。
「どんな用件なの?」
事務所を出て行く妻の背中に、私は声を掛けた。
振り向いた妻は、
「シャツを買いに行くんだって」
と言った。
「シャツを買うのに付き合うわけ? 子供だね」
「シャツを買うだけなら、そうね」
「え〜と、じゃ、他にもなにかあるんだ」
「当然でしょ。ヤキモチ妬いてるの? 
夕食の支度もするんだから、急いでるの。話は帰ってからね」
そう言って妻は裏口を出て行った。

先日、妻が彼を我家へ招いたのは6日前だった。
最近、二人は1週間に1度のぺースで会うようになっている。
若くて女っ気がない上村だから1週間も経てばナニが満タンになるのだろうか…。

それから30分ほどもしてから事務所を閉じて、私も自宅に入った。
夕食は手品のように出来上がっていた。
「冷めたらチンしてね」
そう言って妻は慌ただしく脱衣場に入った。シャワーを浴びるのだろう。
素早く用意してくれた食事だがすぐに食べる気にもなれず、
かといってすることもなく、ダイニングテーブルに腰掛けた。

シャワーを浴びた妻はバスタオルを巻いた格好で脱衣場からでてくると、
愛想笑いを見せながら寝室に入っていった。
いつもはゆったりしている妻が、上村と会うために機敏に動いている。
けっして不機嫌ではなかったが、かといって愉快でもなかった。

10分ほどでブラウスにタイトスカートという妻にしてはカジュアルな服装だった。
けれど、化粧はやや濃い目、口紅の色は赤だった。
ショルダーバッグを肩に掛けた妻は、
「ごめんね、こんな時間、急に出かけて」
と言ったが、謝っているのでもない。
「いや、かまわないけど…、あのさ、決まってたの、このことは?」
ついでに、という感じで私はきいてみた。
「ううん、突然っていうか急にだよ」
「あぁ、そう」
「どうして?」
「いや、特になにも」
「妬いてる?」
「やかましい。早くしないと遅れるよ」
妻の尻を平手で叩いて、妻と一緒に玄関へ移った。
「時間は気にしなくても良いよ」
「遅い方が良い?」
そう言った妻はウインクをして玄関を出て行った。


いつもそうだが、妻が不在になると家中の活気が急に失せる。
時間の進行さえ止まったように、物音がしない。

同時に、前の冒険の渦中が蘇ってくる。
結論として、それは私にとって素晴らしい体験だったと思う。
つまり、何はともあれ妻が戻ってきたのだから。
また一方で、しかし…、と思う。
もし最終時点で、些細な一言を北島が言わなかったとしたら、
妻は今も不在のままだったかもしれない。
いや、おそらく不在だったに違いない。
その場合、妻は横浜に移って彼に与えられたマンションで愛人生活を過ごしていただろう。

妻が他人の愛人になる…、私はこのフレーズが嫌いではない。
嫌いではないというより、むしろ心の奥深くにあるなにかを刺激する。
なんとも言えない切ない感情と、心を震わせ身を滾らせるような興奮を覚える。
そして、愛人生活を過ごす妻を想像してしまう。
囲った男の意のままに過ごす妻…。
男の指示があれば、妻は他の男とも関係を持つだろう。
事実として、前の冒険で妻はこちらに在住していた北島の後輩と、
その息子と関係していた…。
横浜に戻れば北島の友人は格段に多いはずだし、
北島のことだから彼の商談にも妻を利用するかもしれない。
妻は彼の愛人というより、娼婦としての日々を過ごすことになったかもしれない…。


だが、それは実際に妻が私の隣に存在するからそう思えるのであって、
行方知れずの状態ならばそうは思わないだろう。
利己的で都合良く、私の嗜好に妻を出に使っているのでは…、とも思う。

妻が不在になると、私はどうしてもそれを考えてしまう。
答えが出ない破滅的な思考…。

私はまた、前の冒険で変貌した妻を思う。
一つに、妻は実際、前の冒険後、ひときわ女らしくなった。
容姿容貌ではなく、所謂、惚れてしまう女になった。
前の体験の詳細は妻から聞いた事柄以上は追及していないが、
少なくても女らしくなった理由は冒険で得た体験のせいであるのは間違いないだろう。

そんな妻が私の後輩である上村と既に体液を交換する仲になった。
当初は乗り気でなかった妻だが、企んだ私が煙草の買い物へ出た間に、
泥酔して乱れた姿を見て欲情した上村が思わず射精したことを後に知ってから、
妻の彼に対する意識は変わっていった。

妻と上村の関係は夫婦共々納得づくだし、
上村の性格から今のところ前の冒険のような危険を感じてはいない。
しかし、我家を訪ねなくても上村は週に1度は妻と会うほど発展しているし、
妻も彼のために着飾ったり、私の知らない痴戯を繰り出しているかもしれない。
そしてさらには、自宅の二階の空き部屋を改造して上村を住まわせる計画すらしている。
妻は、どこへ向かっているのだろう…。


[84] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/10 (月) 12:51 ID:1Gr3vu26 No.192457
妻が帰宅したのは10時半過ぎだった。
建築雑誌のページをめくっていたリビングに来た妻の表情は艶やかだった。
「おかえり。洋品店、案外遅い時間まで営業してるんだ」
冗談口調で言うと、
「そうなの。お店の梯子しちゃったし」
妻も冗談口調で返してきた。
しかし、妻の化粧は出掛けたときより薄くなっていたし、
口紅はすっかり剝がれていた。
「で、梯子したあとは、どこへ行ったの?」
当然、その後の行動があるだろう。
「まあ、いきなりきくんだ?」
故意に驚きの表情を見せた妻は、
「う〜ん、どこへ行ったのかなぁ…」
と、今度はとぼけてみせた。
それまで立っていた妻はようやく正面のソファに深く座った。
「えぇとねぇ…、まずファミレスで食事したでしょう。
それから散歩に行ったかな」
妻は目線を上向けて言った。
「散歩? へぇ、初々しい恋人同士って?」
「そうだよ〜。どこへ散歩したと思う?」
「さて? まさか中央公園とか?」
「向こうまでいかなかったからね」
「どこ?」
「〇〇寺池公園だよ」

妻が言った〇〇寺池公園は、隣町の中央付近にあり、
歴史的には平安時代から存在していたらしい由緒ある名勝公園で、
周囲約2qの池の沿道に季節の花が咲き、昼間は家族連れなどで賑わっている。

「裏手の資料館前の駐車場に車を停めた?」
地理を思い出しながらきくと、
「あら、よくわかったね」
「昔さ、夜、あの駐車場に車を停めてカーセックスした記憶があるし」
「まぁ! その相手っていったい誰よ?」
「う〜ん…、名前は、え〜と、う〜ん、確か静香とか静子とか…」
「バカヤロ」
「あれ、違ったかな?」
「でもね、駐車場に停めたけど、エッチしたのは車の中じゃないよ」
「はぁ? 突然だな、マジな話し?」
「マジだよ」
「じゃ、どこで?」
「駐車場から公園に下ると、あの辺り、鬱蒼としてるでしょ」
小高い山を切り開いた公園だから樹木は鬱蒼と繁っているし、
午後9時過ぎともなれば人影も少なく、いてもカップルくらいなものだろう。
「散歩って言ったよな?」
「そうだよ、散歩だよ」
「池の周りを?」
「池の周りも歩いたし、閉まってたけど茶店の前も通ったよ」
「……それで?」

妻は上村の左腕にしがみつくように抱いて、池の周りの沿道を歩いた。
時折、すれ違った何組かのカップルが妻と上村を二度見したらしい。
多分、若い上村と艶っぽい大人の女の妻の組み合わせを奇異に感じたのだろう。
しかし、妻はそう見られたのを嬉しいと感じたらしい。
女心は、わからないものだと思う。
鬱蒼と繁る樹木の中を遊歩道を進んだとき、上村は妻の腕を引いて、さらに奥の暗がりに入った。
そして、大木に押しつけられてキスをした、と妻は言った。

「この前、覗いてたでしょ、あれより激しいキスだったよ」
「う〜ん…、それで?」

キスをしている間、遊歩道を何組かのカップルが行き過ぎたらしい。
上村はその人影にやや躊躇を見せたが、妻はそんな彼を離さなかったらしい。
キスをしながら、妻は彼の股間を探った。
漲り切っていたペニスを妻は器用に掴み出して、指先で亀頭を刺激し、扱き、
それから唇を離して彼の脚元に屈み込んだ。

「ほんとに?」
「あの子を私の男にするんだから、なんでもするよ」
「………」

それから亀頭冠を窄めた唇で締めつけつつ舌を縦横無尽に駆使した妻は、
上村が射精の意を告げると舌の動きを止め、ほとぼりが醒めると再びペニスを咥え込んだ…。
20分ほどもフェラを続けてから立ち上がった妻は自ら大木に両手をついて尻を突き出し、
「ね、スカート捲って」
と、指示したという。
上村は、まさかこんな野外で、と思っただろう。
しかし、妻に、
「わたしのパンツ、見て」
と言われて目を向けた上村は、すぐ納得したらしい。
上村は興奮で震える指先で妻のオープンクロッチを左右に広げると、
無言のまま漲り切ったペニスを一気に挿入してきたという…。

そう話した正面の妻を私は見つめた。
上村とのセックスを話すことで妻も興奮しているのだろう。
頬から耳朶、首すじまで朱色に染めたその表情は譬えようもなく艶っぽかった。
妻は私の目線に応じて見返しながら、深く座った下肢を広げはじめた。
「し…、静香…」
そう呼ぶしか声が出なかった。
私の顔を見つめたまま、妻はスカートの裾をつまんでそろそろと引き上げた。
素肌の太腿が露わになり、そして赤と紫に縁取られたショーツが現れた。
「見たいでしょ? 見たいよね、寝取られだから、あなた」
スカートの裾が腰に纏わりつき、開いた太腿を上げて踵をクッションに乗せた。
完全にM字開脚した脚のすぐ向こうで、妻は魔女のような笑みを浮かべている。
顔と股間を交互に見ながら、私はにじり寄った。
太腿の外側から回った妻の手がクロッチに掛かり、広げた。
妻の潤みと上村が放った残滓が入り混じった複雑な匂いが、鼻先に漂った。
震える手でスボンと下着を一緒に脱いだ私は、膨張しきったペニスを膣口に押し当てた。

「わたしも興奮してるから、今日はサービスしてあげるよ。
でも勘定は数えておくからね。思う存分、使えば良いよ」
そんな言葉を受け入れながら、私は挿入した。
ズルリとかヌルリという感触は、膣内に上村の残滓のせいだろう。
「ああぁっ! 気持ちいいっ! 良いよ、思い切り出してっ!」
妻は嬌声を上げた。そして、さらに、
「あの子が使った後にあなたが使うんだよっ! ああっ! ひぃ! イ、イッちゃうっ!」
と叫んだ。
妻の叫びを聞きながら、ペニスに絡みついてくる膣壁の快感に酔い、
思い切り放った。


[85] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/10 (月) 13:56 ID:2OhHlYx6 No.192459
エムジンさん、よしおさん、シンさん、こんにちは。
毎回、ご意見をいただき感謝しています。
妻がオープンクロッチのショーツを通販で購入したのをお三方も驚かれたご様子ですが、
それは私も同様でした。
妻は事務仕事を手伝ってくれていますが、
常に従事しているわけではありません。
また仕事をしていても途中家に戻って趣味の手編みなどをしています。
おそらく、そんな時にアマゾンを開いて衣服やナイトウェア、
それに下着などを観ているのではないかと。
しっかりしているのは、履歴を残していないことです。

さて、昼頃のアップにも記していますが、
妻は早速オープンクロッチショーツの効果を上村君に試したようです。
体内に彼の残滓を溜めたまま帰宅し、
待機していた私に迫り、体内で私と彼のカクテルを作っては絶頂に至りました。

どこに向かっているのか私も定かにわからない状況ですが、
今現在は上村君を完全に虜にする方向なのでしょうか…?
それと同時に、私の性癖をさらに助長させようとしているのか…?
多分、両方と思っていますが、当分妻の主体性に任せて愉しもうと考えています。

おてつさん、こんにちは。
ご意見、ありがとうございます。
おっしゃるように、とうとう妻の作為に嵌って現場を目撃しました。
作為とはいえ、いつかは見たい現場でしたから感激やら興奮やら、それはもう…。
それから妻のファッションセンスは、おそらく前の冒険相手の北島の好みを
そのまま引き継いでいるのではないかと感じています。
4月末に、一旦は破棄した衣服もありましたが、
また同様な衣服を買い求めているので、そう感じます。
やはり、初めての冒険を妻は忘れてないのでしょうね。
今後ともよろしくご意見等お願いします。


[86] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/06/10 (月) 22:30 ID:nNlC6eCI No.192477
奥様の行動力は 前の冒険が切っ掛けなのか、もともと他の件でもすぐ実践何でしょうかねー。
上村君の上書きは10回に1回と言う事ですね。それが謙治さんにはこの上ないNTRの刺激だと奥様が
わかってるところが凄い。しかも自分でも快楽を得る事に積極的で良い女性ですねー。。
これからの演技含む行動力が楽しみです。


[87] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/11 (火) 07:19 ID:joIZZQfI No.192483
よしおさん おはようございます。
妻の奔放ともいえる行動ですが、実は私もいろいろと考えているところです。
そして思うのは、突如に終焉した前の冒険の名残というか残り火というか、
つまりか前の経験で得た快感を思い出したというより、忘れていないから、でしょう。

実際、私にしても妻が他人の『愛人』『情婦』に収まるという妄想に気が昂りますし、
前の体験が問題なく進展していたら…、と考えないでもないのです。

今回の投稿の冒頭にも記しましたが、
『一つだけご注意ください。女性は一度覚えた快楽は忘れません』

『1度覚えてしまった快楽は麻薬のようなもの。
謙治さんにしても寝取られの嫉妬による興奮を味わったのですから
また、二人が同じ快楽を求めないとも思えません』

『ご自身が「性懲りない」とおっしゃっているとおり、
本当にこの性癖は因果なものと感じるのです。
一度味わった快楽を忘れられないのは、果たして夫婦どちらの方なのでしょう』

これは、おてつさん、シンさん、エムジンさんからご指摘いただいた言葉ですが、
上村君との仲が発展し、
さらに寝取られの私を挑発する快感を元々抱いていた妻のドミナント化なども含めて、
過去の体験を妻も私も引きずっているのは、どうやら明らかです。

困ったものですが、この環境を楽しんでいるのも、実は事実です。
取り敢えず、ご質問に今の考えをお伝えしました。

今後の妻の行く先を楽しみにしていただければ、と思います。


[88] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/06/11 (火) 18:24 ID:mKdf46oA No.192499
とても丁寧な返事を頂きどうもありがとう御座いました。
新しいスレを書き始める理由は、それですもんね。
皆さんのご指摘もあたっていたのですね。
はい とても楽しみにしています!


[89] Re: 妻の若い恋人  エムジン :2024/06/12 (水) 02:07 ID:UDOLFSJU No.192509
静香さんの植村君への行動は、以前の冒険で自分がされたことを再現しているようにも見えますね。
焦らし、口説き、関係を持ち、虜にする、、、そして次は同棲に誘う、というように。
若い彼に通用するのかどうか、楽しんでいる側面があるのかもしれませんね。
それと同時に、夫のツボも巧みに突いてくる、本当に聡明な方ですよ。
「私の男」という言葉も、さりげなくツボでした。私にとっては。
あえて過激に振る舞うことで、謙治さんの迷いも吹き飛ばそうとしているのか、
あるいは一人だけ良識ぶる夫への挑発なのか、期待しながら見守っていきます。


[90] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/12 (水) 07:49 ID:1HSPeivI No.192513
謙治さん、おはようございます。
奥様は着々と準備をされていますね。
愛人願望・堕落願望・娼婦願望等がある奥様
これからどう行動するのか気になりますね。
これらの願望は謙治さんも共有したい願望が
心の底にあるので、均衡を保つのが難しいですね。
最後には謙治さんの愛が、奥様を思う気持ちが
なくならない限り楽しめそうですね。


[91] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/12 (水) 08:39 ID:ocTWAUIA No.192514
燃え上がる妻と私の行為は、達した後、
その余韻を味わいながらキスをして一幕を降ろすのが通常だった。
しかし、妻が演出したこの夜の舞台はそれで終演しなかった。

ソファでM字開脚した妻に私は圧し掛かって挿入した。
根元まで挿入したペニスの各部位を
それぞれに締めつけてくる快感に屈して思い切り放ったあと、
余韻を味わいつつ抜き出ると、妻はいつもと違う行為に及んだ。

私の下から這い出るようにして起き上った妻は、
仰向けになった私の下半身に顔を被せた。
「彰とあなたの精液をミックスして一度にお掃除するなんて…、素敵っ!」
嬉々とした表情で言い、そのままペニスを頬張った。
亀頭の嵩に唇を窄めて巻きつけた妻は茎を根元から扱きあげて、
ソフトとハードのリズムを繰り返しながら尿道を吸う。
ペニスを根元から扱かれて吸われる快感を、私は文字で表現できない。
自然に尻に筋肉に力がこもり、妻の吸引を手助けする腰の動きになってしまう。
ジュルジュルと音を立てて、妻は気が済むまでフェラチオを続けた。

前の冒険以前の妻もフェラチオを拒まなかった。
しかし口内射精に応じても、精飲は好まなかった。
私が堪え切れず不意に放った時などは
眉根を寄せて恨めしい表情を見せつつ
ティッシュに吐き出すというのが妻のフェラチオだった。

そんな妻が好んでフェラチオをするようになり、
口内射精は当然で、その上精飲するようになったのは
前の冒険の最中からだった。
精液の匂いに酔い痴れて、
それだけで身体を震わせて小さい絶頂に達するようになった。
経口避妊薬の服用を止めた理由は他にあるが、
別の手段で避妊するようにしたのも、
男の精液を体内に必ず受け入れろ、という男の指示があったかもしれない。

飽きることなく妻は呆けたようにペニスを吸い続け、
残滓を吸い尽くしたあとも口腔粘膜でペニスを刺激してきた。
すると、最近では珍しく放ってすぐのペニスに芯が蘇り、漲ってきた。
「すごいね、あなた。絶倫?」
ペニスに唇を押し当てたまま妻は言った。
「今まで感じたことがないくらい感じたから…」
乾いた喉声で言うと、
「もっと大きくしてよ。彰の、もっと全然大きいよ」
そんなことを言いながら、握っていた指先を移動させてアナルに触れた。
フェラチオで溢れた妻の唾液が潤滑になったようで、
指先がアナルへと侵入してきた。
もちろん初めての感触だった。
「ふふ、気持ち良いでしょ、アナル。あなた、初めて?」
喘ぐ私を窺い見ながら妻は嬉しそうな声で言った。
「初めてだよ…」
としか、私は言えなかった。
「わたしが気持ち良いんだから、あなただって気持ち良いよね?」
「静香、アナルやったこと、あったよな?」
「うん。北島さんに教えられて、浅井さんとも何度もアナルセックスしたよ」
「気持ち良かったんだ?」
「オマンコのセックスと違って、底がない感じっていうか…、
もっともっと突っ込んで欲しいって…。
沖縄に行った時、北島さんと浅井さん二人一緒に抱かれたの。
浅井さんがオマンコ使ってるのに、後から北島さんがアナルを使ってきたんだよ」

過去の体験を、つい昨日のことのように話す妻の声は濡れていたし、
その表情はすっかり蕩けていた。
私は、それを聞くだけで完全勃起した。

「お尻の穴に指挿れながらフェラしてあげるね」
妻は言って、アナルを探る指をそっと挿し込み、併せて亀頭を口に含んだ。
内臓を掻き回されるような浮遊感と亀頭から伝わる得も言えない強烈な快感が
じわじわと這い回って、やがて全身を包んだ。
これが他人の女になった妻の痴戯なのかと思うと耐える間もなく催してきた。

だが、寸前で妻は口からペニスを吐き出し、アナルから指を抜いた。
なんという虚しさと苦痛だろう…!

「し、静香、どうして…?」
すると、妻は妖美とも表現できる艶っぽい表情を見せて、
「あなた、さっきサービスで一度出したでしょ」
と囁いた。
「そ、そんな…」
「あのね、勘違いしないで。チンボとアナルを弄ったのはわたしの趣味よ」
「………」
「出したくて辛そうねぇ。出したい?」
妖しく笑った妻は顔を寄せて言い、そして、
「出したいなら、センズリしても良いよ」
そう言って、精液の匂いがする熱い息を吹き掛けながら、
頬に軽いキスをした。

私は魅せられたマリオネットのように、
妻に言われたまま自らの勃起を掴んで扱いた。
その様子を妻は妖しい笑顔を湛えて見据えていた。
そして、私を煽るためにか、左脚を背凭れに上げた。
陰唇が充血して膨らみ、膣が口を広げていた。
そこから無色の潤みがとろとろと滲み出ている。

「よく見える? 美味しそうでしょ? ここは彰が毎日使うの」
「………」
「あなたは毎日、センズリかな? ふふ」
妖しい目をして妻は言い、
自らの指を三本挿入し、伸ばした片手指でクリトリスを潰すように揉んで見せた。
「ああっ! 彰のオマンコ気持ちいいっ! 彰っ! 毎日チンボ、挿れてッ!」
そう叫びながら快感に没頭し始めた。
どこかへ落ちていく感覚の中で、私は耐えきれず射精した。
私の射精を見ながら妻は達し、そして腰を屈めて飛び散った精液に舌を伸ばした。


[92] Re: 妻の若い恋人  こういち :2024/06/12 (水) 10:20 ID:5Gob3LNY No.192518
最高の奥様ですね〜。
僕も、浮気した後のマンコを舐めながら
センズリが一番興奮します。


[93] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/12 (水) 10:41 ID:ocTWAUIA No.192520
私の性的支配を目論んでいる妻だが、日寿生活ではこれまでと全く変わらない。
妻は相変わらず私の世話を焼いてくれるし、仕事も手伝い、
何人かの業者たちともこれまでと同じように接していた。
異なるのは、夫婦生活を楽しくむことはできても、
妻の体内に射精できないことで、それはフェラチオでも同様に放てないことだった。
どうしても達したい場合は、妻に見られながら自らを扱く、という状況になった。

突如始まった異形の夫婦生活だが、私はこうした経験を以前経験しているような気がした。
現場の作業進捗状況を確認しつつ、それがいつだったかを思い出そうとした。

思い出したのは、昨年10月、妻が北島と出掛けた一泊旅行から帰宅した時のことだった。
妻が北島の愛人になると決心したのはこの頃だった。
北島の愛人になったら私との関係はどうなる、と私は妻に問い掛けた。
その問いに妻は、
「今までと変わりないよ。
わたしは北島さんの愛人になっても、愛してるのはあなただけ。
これだけは永遠に変わらない。
だから今までと同じようにこの家で二人で仲良く暮らすの」
と妻は言い、それから、
「そうね、今までよりちょっとだけ不自由になるかもしれないけどね」
そう言って、また妖しい笑みを浮かべたものだった。

この、『ちょっとだけ不自由になる』というのは、
愛人になれば北島の呼び出しに応じなければならないからで、
私とのことは後回しになる、という意味だった。

あの時と似ている…、周りを憚らず、私はそう呟いたかもしれない。
確かに似ている。
今の私は、妻である静香を自由に抱けない状況にある。
いや、抱いて愛撫し、愛撫されもするし、フェラだって今まで通りしてくれる。
しかし、射精を許さないというのが妻のスタンスだった。

妻に射精する順位は上村が第一で、
私は彼の射精の1/10を妻から与えられている状況だ。
1/10でも与えられている間は良いが、それすら遮断されたら……。


6月8日土曜日、午前10時過ぎ、妻は上村とドライブデートに出掛けた。
前回、彼のショッピングに付き合い、
その後、隣町の〇〇寺池公園を散歩したのは4日だった。
8日のデートは先に決まっていたのかもしれないが、
野外セックスオプション付きのショッピングに行ったのは事実だから、
二人のデートのペースは週2回になる。

この日、妻は9時過ぎからデートのための支度を始めた。
シャワーを浴びている間、私はリビングにいたが、
バスタオルを巻いた妻が寝室に向かうと、それを追うように私も寝室に入った。
ドレッサーに向かった妻の姿を私は見つめた。
こんなふうにデートのために化粧をする妻を窺うようになったのは、
前の冒険からだった。
シャワーを浴びてスッピンだったその顔の目元が整い、
紅を掃くとたちまち魅力を増していく。
変身したかのような顔を見て、妻はなにを思っているのだろうか?
上村を魅了することで言いなりにできる歓びを感じているのか、
それを見つめる夫の心を察知して歓喜に咽ているのだろうか…。

立ち上がった妻は姿見の前に立って、
淡いピンクのブラジャーを着けてから紫の紐のようなショーツを穿いた。
そして、昨夜のうちに決めていたらしいシースルーのKいノースリーブブラウスに腕を通す。
それから最後にボディコン長のタイトミニスカートを身に着けた。
耳たぶとブラウスのV襟の底、手首にコロンを振りかけた妻は、
ようやく私に正面を見せた。

「どう? 良いかな?」
自らの評価は既に決まっているはずなのに、妻は私に問う。
「そうだね、98点かな?」
「あら、2点足りない?」
「帰ってきて、今日のあらましを聞いたら120点になると思うよ」
「まあ、イヤらしい人」
私を睨んだその横目は、実に魅力的だった。

ショルダーバッグを手に取る妻の後姿を見た私はそれだけで勃起した。
シースルーの黒いブラウスに透けるピンクのブラジャーもさることながら、
柔らかい素材のボディコンミニの尻の丸味は妻そのものを意識させた。
妻の尻の形をそのまま浮き出していたからだった。
ずっと背後を見せていたのは、私が見ているのを承知していたからだろう。
妻は、このお尻を彼に与えてくるんだよと言いたかったのかもしれない。

「またコンビニの前で待ち合わせ?」
ときくと、
「うぅん、事務所の前まで来てちょうだいって伝えてあるわ。
この格好じゃ、注目の的でしょ?」
妻は答えてウインクをした。
そしてすぐ事務所の前でクラクションが響いた。
「モテ男が来たみたい。じゃ、行ってくるね」
妻をハグしてキスをしようかと思ったが、
それを避けるように妻は笑いながら玄関を出て行った。


[94] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/12 (水) 14:27 ID:ocTWAUIA No.192526
誤字訂正
〚93〛レスの冒頭、『日寿生活』は『日常生活』の誤りです。
すみませんでした。


[95] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/12 (水) 16:40 ID:ocTWAUIA No.192532
軽やかなボサノバが流れている。
空気が流れるような音はエアコンだろうか。          
時折、追い越していく車のエンジン音が響いては消えていく。

「先輩、家にいるんですよね?」
窺うような上村の問いに続いて、
「いるわよ。どうして?」
と、逆ききする妻の声が流れた。
運転に集中しているのか、上村は答えない。
「ねぇ、彰、旦那のことは気にしなくて良いのよ」
妻の声が続く。
「はぁ、ええ」
上村が情けない返事をする。
「あのね、旦那は彰と私が楽しくつき合うのを望んでるのよ。
知ってるでしょ、彰だって」
「ええ、まぁ」
「ええ、まぁ、じゃないでしょ。酔って寝ちゃったわたしのパンツを見たの、誰?」
「……はぁ、それはそうですけど…」
「それとも、もう最後までしちゃったから飽きちゃった?」
「と、と、とんでもない。なにを言ってるんですか」
「だって、彰の言い方、そういう感じに聞こえるし」
「違いますよ。ぼ、僕は奥さんを好きだし、ずっとこうしてたいし」
「ほんとかなぁ…。じゃあ、愛してるって言ってごらんなさいよ」
「はぁ?」
「ほら、やっぱり飽きたんだ。いいよ、別に。彼女ができたら、お別れなんだし」
「ち、違いますって。僕が奥さんを好きなのはなにも変わってませんよ」
「おのね、奥さん、じゃないでしょ。静香って呼べないの?」
「あ、いや、静香を好きだよ」
「愛してる、は?」
「愛してるよ、ほんとに」
照れ臭そうに言った後、上村が声を上げた。
「お、奥さん、いや違う、静香、危ないよ」
「彰は前を見てれば良いよ。わたしがなにをしても、安全運転だからね」
「あ、ちょ、ちょっよ…」
会話が途切れると、再びボサノバとエアコンらしい空気温が聞こえた。

数十秒ほどすると、くぐもった妻の甘い声が聞こえ始めた。
同時に、上村が吐く息が聞こえた。
「ねぇ…、どうしてこんなに固いの? すごいよぉ…」
「あぁぁ…、おいしい…、ねぇ、オツユ溢れてきたよ…」
「パンツ汚れちゃうよ。吸い取ってあげようか?」
それから妻の甘い喉声が聞こえ、上村の呻き声があがる。
「う〜ん、おいしい。ちょっとしょっぱいかな? ふふ」
「奥…、静香…、ガマンできなくなっちゃうよ」
「そう? ガマンできなくなると、どうなるの?」
「そ、そんなこと…。出ちゃいますよ」
「じゃ、出したら? 全部飲んであげるから、パンツ汚れないよ」
「………」


「こうして聞くと、生々しいね」
隣に横座りしている妻が掠れた声で言った。
私は一旦スイッチをオフにして再生を止めた。
「生々しすぎるね。ボイスレコーダー、どこに入れてたの?」
「ヘッドレスに掛けたバッグの中。良く録音できてるね」
「これ、東名走行中?」
「うぅん、スマートICを降りて県道に入ったくらいかな」
「危険じゃなかったのかい?」
「全然。あの子、大袈裟。浜名湖に向かう県道よ。車、少なかったし」
「そうかなぁ。しかし、普通は」」
「ふふ 普通じゃないかな、彰とわたし」
「で、この後、どうしたの?」
「彰が出したいって言うから、路肩っていうか待機場所みたいな空き地に停めたの」
「じゃ、そこで」
「うん。この前出したのが4日前でしょ。濃かったよ、すごく」
「全部…、飲んだんだ?」
「飲まなけりゃ、パンツ汚しちゃうでしょ?
出した後、柔らかくなってオツユが染み出なくなるまで吸ってあげたよ」
私の左肩に頬を乗せながら、妻はそう言った。

ドライブデートの目的地は特になかったらしいが、
二人は東名高速に乗って舘山寺スマートICを下り、
市営動物園、フラワーパーク経由で遊園地に向かったらしい。
妻が挑発して催した上村の射精を口で受けたのは遊園地に到着する15分ほど前らしい。

「見られる危険はなかったのかい?」
「見られたって良いじゃない。地元じゃないんだから」
「そうなの?」
「そうだよ」
こともなげに妻は言った。
「これ、ずっと録音してた?」
「車を降りたとき、スイッチ切ったよ。
その後入れたのは…、観覧車に乗ったときかな」
「観覧車なんてあるんだ?」
「あら、知らないの? あのね、高さ60mもあるんだよ。
1周10分ちょっとかな」
「へぇ、そりゃ、案外高いね」
「土曜日だけど案外空いてて、前後のゴンドラ空席だったからはしゃいじゃったわ」
「はしゃいだ?」
「9時くらいの高さになるとガラス窓から見える絶景なのよ」
「ほぉ。でも、絶景だからはしゃいだんじゃないだろ?」
「あら、どうしてわかるの?」
「そりゃ、なんといっても静香だからね。只で観覧車に乗らないだろ?」
「そうね、チケットは彰が支払ったけど」
「それで?」
「言わせたい? それともレコーダー、聞く?」
妻が楽しそうな表情で見つめてきたので、私は無言でスイッチをONにした。


「この観覧車、すごいね。エアコンついてるよ」
早速、妻の声が聞こえた。
「あ、ほんとだ。へぇ、パルパルやるなぁ」
「ほら、浜名湖の景色、すごく綺麗」
「けっこう高く昇るね」
「ねぇ、この景色とわたし、どっちが綺麗?」
「はぁ? どっちって…」
「1周10分ってあんなに書いてあったよね。天辺を回る前じゃないと間に合わないかな」
「静香…、なにするつもり?」
上村の問いに妻は答えず、無言だった。
しかし、なにかゴソゴソという音が聞こえる。
「し、静香…」
「なぁに? スカート捲っただけでしょ」
「捲っただけって…」
「チンポ、出して。20分くらい経ったからできるでしょ?」
「できるって…。あ、ちょっと」
「大丈夫よ。あなたの膝の上に座ってるくらいにしか見えないから」
「あっ! し、静香…」
「あぁぁ…、ほら、入った。出しても良いよ。今度は汚れないでしょ」
「そう言っても」
「全部わたしのオマンコに出して…、あ、あ… 気持ちいいっ!」
「し、静香!」
「彰、愛してるっ! ね、オマンコ好きでしょ。好きなだけ使って良いのよ!」
「ああぁ、静香…、締まるよ」
「締めてるのよ。ほら、こうすると、良いでしょ…。ああ。わたしも、いいっ!」
「ああ、出そう…、出ちゃうよっ!」
「良いよ、思いっ切り出してっ! 全部、出してっ! ああ、気持ちいい、イキそう…」
それからは荒い息遣いと聞き取れない声が続き、
「出るっ!」
と叫んだ上村の唸り声と、
「イ、イクッ!」
と絶頂を告げる妻の高い声が響いた。


「うわぁ、すごい…。目に浮かんじゃう…」
隣で妻が熱い吐息とともに言った。
私はなにか言おうとしたが、言葉が出なかった。
観覧車内のセックスについてもそうだが、上村は20分前に射精したばかりなのだ。
些か、妻が無理強いした感は否めないが、私には到底不可能な回復能力だった。
「続けて、だろ…」
「うん、そうね。すごいんだよ、あの子」
「上村もすごいけど、静香も同じだ」
「そう? ふふ あの子が相手だとね、わたしもすぐイケるって感じよ」
「相性が良いとか?」
「そうね。う〜ん、欲張り言うと、もっと太い方が良いけど…。
でも長いから、届くのよ」
「届くんだ」
「うん、届くとね、力が抜けて、追いやられるようにイッちゃうの」
「………」
「あなたのじゃ、時々しか届かないけど、彰のはいつも届くわ」
「静香…」
「なぁに? ふふ 届かないから、悔しい? 妬けちゃう?」
そう言う妻の目は挑発的でドミナの妖しい光がこもっていた。
「妬けるよ、それは…」
私は正直に言った。

「あなたの、そういう顔見てるとね、わたし、ゾクゾクするの。
もっと嫉妬させたくなるの」
「良いよ、もっと嫉妬させてくれる?」
「もちろんよ。狂っちゃうくらい嫉妬させてあげる」
掠れた声で言いながら、妻は右手を伸ばして私の股間を探ってきた。


[96] Re: 妻の若い恋人  よしお :2024/06/12 (水) 22:42 ID:AOxmnq1U No.192535
ボイスレコーダーを夫婦で聞いている。
その内容は旦那公認の浮気相手と「やってる」場面。
普通に考えたら(それだけを考えたら)異常と思える場面ですが、読んでると普通に見えてしまうのは
2人の信頼関係が強いからでしょうね〜。


[97] Re: 妻の若い恋人  :2024/06/13 (木) 10:11 ID:9GgVTgos No.192545
彼が10回以上出さないとまたオナニーさせられるんですね。奥さんも早くミックスを味わうために、彼に無理させてるのかな。

[98] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/13 (木) 11:42 ID:TizQf/Bc No.192547
掴み出したペニスを緩々と扱きながらもう一方の手で睾丸をそろりと撫で、
やんわりと揉んできた。揉む睾丸を下にじわりと引く。
ペニスの皮膚が引っ張られてさらに亀頭が剥き出た。
妻は、剥き出た亀頭と私の顔を交互に見ながら、
「彰のと比べると、可愛いね」
そう言って息を吹きかけた。
「上村のはそんなにデカいんだ?」
「どのくらいって言えないけど…」
言いながら妻は睾丸から移した手指で輪っかを作り、亀頭の括れに回した。
「ほら、あなたの指が回るよね。彰のは指が届かないもの」
妻の手はそう小さくはない。中学時代からテニスに励んでいたせいか、
むしろ大きめだし指も長い。
「長いけど、太くないって言わなかった?」
「言ったよ」
「どういうこと?」
「あなたと比べてって言った?」
「……じゃ、誰と比べて?」
不審になって尋ねると、妻は意味深に含み笑して、
「あなたが会ったことがない人だよ」
「……誰?」
「ふふ 誰かな〜」
私に面識がなく、妻はその男のペニスサイズを知っているとなれば、
「…北島さん?」
と、きくと、
「あの人のは特別大きかったから、彰と比較にならないよ」
妻はそう答え、私を横目で見て笑っている。
「じゃ…、誰?」
「ふふ 妬いてるね? 素敵よ、あなた」
「誰なの?」
「北島さんじゃなければ、浅井さんしかいないでしょ?」
「……そう」

私は自身のペニスにそれほど劣等感を思ったことはない。
しかし話を聞いていると、妻が関係した男のペニスは私より雄大という。
そして、上村のペニスの太さは前の冒険で経験した北島や浅井のペニスと比べると
もの足りないが、長さが補足しているという。
ペニスの大小が男の価値を決めるものではないだろうが、
私は感じたことがなかった劣等感に包まれた。

「どうしたの?」
妻が、笑みながら問う。
「いや…、静香を満足させられないのかなって…」
「そんなことないよ。充分満足させてもらってるよ」
「だって…」
「彰や、前の人たちと比べてたの?」
「静香が言うから…」
「バカね。比べる必要がどこにあるの?」
「………」
「あなただって、あなたより彰の方が立派なチンポの方が嬉しいでしょ?」
「……」
「大きけりゃ良いってもんじゃないし」
「……」
「あなたのはあなたので魅力的だよ」
妻はそう言い、そして続けて、
「ただ、そうね、彰のチンポがわたしと相性良いってことかな ふふ」

妖しい笑みを浮かべながら妻は言い、
それから脇に置いてあったボイスレコーダーを手にした。
スイッチをONにしてからデジタルタイマーを見ながら先送りした。
「この辺りかな」
呟いて、再生した。


[99] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/13 (木) 23:18 ID:vcVDMbtg No.192562
低い音量でテナーサックスが流れていた。
曲名は知らないがスローなジャズだった。
少なくとも車内での録音でないと思えたが、場所はわからない。

「どこ、ここは?」
隣の妻にきいた。
「〇〇IC近くのラブホテルだよ」
「パルパルからラブホ直行?」
「違うよぉ、浜名湖周辺をドライブして、途中のレストランで食して、
それからだよ」
「何時頃?」
「4時半頃よ」
そう言った妻は起き上がってベッドから出ると、
テーブルに置いたバッグから折り畳んだなにかを出すと、再びベッドに上った。
「これ、ラブホのパンフレット。お土産に持ってきてあげたわ」
そう言って、上村と入ったラブホの案内を手渡してきた。
ラブホテルの名は、ホテルM。マップを見ると〇〇ICを下りてたぶん5分程度の場所だった。
各部屋の写真付き案内がを見ると、なかなか綺麗で設備も充実していた。
「そこの301号室に入ったけど、素敵だったよ」
パンフレットを指さしながら妻は言った。


ボイスレコーダーからは、ベッドの中にいるらしい妻と上村の喘ぎ声や息遣いが響いている。
ほとんど会話はなく、愛撫に没頭しているという感じだった。
そんな状況がしばらく続いてから、
「挿れていい?」
と囁く上村の声が聞こえた。
「良いよ、ガマンしないで良いよ」
それからまた息遣いが続き、
「あ…、気持ち…、いい…」
挿入されたらしい妻の吐息。
「僕も…、ああ、最高、気持ちいい、静香…」
「わたしもよ、彰、いっぱい奥まで挿れて」
そう囁いた妻が続けて嬌声をあげた。
「うんっ! ひっ! いいっ!」
「痛くない?」
「平気…、もっと奥まで… あ、そこっ!」
「し、静香」
「ね、腰を強く弱くリズムつけて動かすのよ」
「こ、こうですか」
このあたりから、上村の腰が妻の下半身にぶつかる湿った音が聞こえてきた。
「そ、そう…。あ、ひっ! いい、気持ちいいっ!」
「強くして良いですか」
「良いよ、ああ、あああぁぁ…、き、気持ちいいっ! 彰っ! いいよぉっ!」
「ぼ、僕も…、先っぽが痺れてる…」
「わたしも…、オマンコの奥が溶けそう…、ひっ! 彰、イ、イ…、イクゥ!」
「僕も、出るっ!」
「出して、全部出してっ! ひぃっ! 気持ちいいっ!」
「ぅああぁぁ…! 静香ぁっ!」
「彰ッ! 愛してるぅっ!」
「ぼ、僕もっ!」
壮絶な嬌声の後の荒い息遣いがやがて鎮まると、
テナーサックスの気怠いメロディがまたゆったりと聞こえた。

「静香、きいて良い?」
まだ余韻を含んだ上村の声が響いた。
「なぁに?」
「避妊…、してないけど…、大丈夫なの?」
なるほど、もっともな質問だと思う。
「どうかな〜?」
悪戯っぽい口調で妻が言う。
「ね、赤ちゃんできたら、どうする?」
「え? できるんですか?」
「あら、わたしだってまだ現役の女よ」
「できたら…、育てないと…」
「誰の子として?」
妻の声は笑っている。
「そ、それは…」
「ふふ ごめんね、意地悪言って」
「意地悪って…?」
「もし赤ちゃんができたら、旦那の子として育てるから」
「いや、それは…」
「真剣に考えないの」
「だって…」
「じゃあ、赤ちゃんできたら、旦那と別れて彰と結婚した方が良い?」
「いや、それじゃあ…」
「でしょう? わたしも離婚なんてできないよ。
旦那を愛してるし、旦那も私を愛してるの」
「…ええ、それはわかります」
「それにね、旦那も承知してるし」
「そうなんですか?」
「だからね、彼女ができるまで彰は思う存分わたしを使うの」
「…は、はい」
「ね、抜いて。お掃除してあげるから」
「は、はい…」
二人がゴソゴソ動く音が小さく聞こえ、そしてすぐ、
「うわぁっ! 気持ち良いっ!」
上村の声が大きく響いた。
グチュグチュ、ジュルジュルと大きく聞こえるのは、
たぶん妻が故意に音を立てて射精後のペニスの始末をしているからだろう。
「うわぁ、すごい…、喉に絡みつくよ」
「あぁぁ、すごくいいです」
「おいしい、彰の精液、いつも匂い嗅いでたい」
「あぁぁ…」


妻はそこでレコーダーを停止した。
レコーダーを置いて、私を見据えてくる。
「いつもお掃除するんだ?」
「基本でしょ」
「上村、よろこんでるだろ?」
「うん。お掃除しながら彰の顔見るの。わたしもうっとりしちゃう」
実際、妻は蕩けた表情で言った。
「上村を…、愛してるんだ?」
「そうね、愛してるわ」
「僕と彼と、どっちを?」
「彰もあなたも、両方愛してるよ」
「子供ができたら、別れて上村と一緒になる?」
「できないから、そんなこと言えるんでしょ?」
「う〜ん、でもさ…」
「でも?」
「考えちゃうなぁ…、やっぱり」
「彰と結婚させたい?」
「…どうかな」
「バカね。結婚なんてしないよ。結婚相手はあなただけ。でもね…」
「でも?」
「オマンコはあの子優先」
「静香…」
妻の顔を窺うと、含み笑いをした妻が、
「しゃぶらせたい?」
と言った。
「しゃぶってくれる?」
「良いよ。旦那様だから」
そう言った妻は着ていたパジャマを脱いで全裸になって私のペニスに顔を被せてきた。
体温よりも熱い舌が亀頭に絡みついてきた。
滑らかで柔らかく巧みな動きをする妻の舌が上村のペニスを舐めている…。
そんなことは今始まったことではないが、
私は軽はずみに上村を妻に当てがったかすかな後悔と思い嫉妬に震えた。
細く丸めた舌が尿道を抉るように刺激してきた。
片手で茎を緩々と扱き、片手で睾丸からアナルを掃くように触れている。
ものの数分で射精感が迫り、そして限界を迎えた。

それを察知した妻の口と手が離れた。
支えるものがない中で私のペニスはビクビクと震え、飛沫が飛んだ。
その様子を妻はじっと見つめていた。
私が放ち終えると、妻は、
「ほらぁ、やっぱりそうでしょ。あなた、オマンコ必要ないじゃない」
「そ、そんな…」
「彰が10回使ったから、今日はオマンコ使わせてあげるつもりだったけど、
こんなに早く出すならオマンコ必要ないみたいね」
そう言って冷たい笑顔を見せた妻の艶っぽさが興奮を呼び、
支えのないペニスがビクビクと跳ねた。
すると妖しく笑ったまま、腰を屈めた妻は顔を亀頭に被せて紅い舌を伸ばした。
「もぉ…、こんなに早く出したら、もうしゃぶってあげないからね」
そう言った妻は伸ばした舌を残滓が溢れ出ている亀頭の先端に纏わりつかせてきた。


[100] Re: 妻の若い恋人  謙治 :2024/06/13 (木) 23:20 ID:vcVDMbtg No.192563
翌9日の日曜日の午後、久し振りに外食に出た。
当てはなかったが、妻がイタリアンを希望した。
イタリアンレストランなど滅多に入ったことがないし、
どこにあるのかもわからない。
妻にきくと、
「○○寺池公園の近くに、イタリアンのお店があるよ」
という。
その公園は先週火曜日、上村と買い物後にデートした場所だから、
イヤな予感がしたが、妻が指定したのだから文句を言っても始まらない。
車で出掛けるか迷ったが、食後飲みにいくだろうからタクシーを呼ぶことにした。

5時半過ぎ、支度を済ませた妻が寝室から出てきた。
チラリと窺うと七分袖でアイボリィのタイトワンピース姿だった。
「なかなか素敵な色だね」
私が言うと、
「あなたとお食事だから落ち着いたの選んだけど、派手?」
妻はその場で一回りして、言った。
よく見なくてもわかったが、全体がレースなのもV字の襟も艶っぽかった。
タイトだから身体のライン、特に尻の丸味が際立っていた。
「う〜ん、派手じゃないと思うよ」
「そう? じゃ、もっと派手な方が良い?」
「いやいや、充分魅力的だよ」
「彰だったら、もう少し挑発的なのにするけど、良いよね」
そう言って微笑む妻は魅力的だし、愛しいと思った。

予約したタクシーに乗って、レストランに着いたのは6時半だった。
妻が言ったようにラ・○○ジェという店名のイタリアンレストランは
○○寺池公園正面口からすぐ近くだった。
ファミレス程度の店だろうと思ったが、なかなかどうしてそれなりの店構えだった。
案内された席に着き、まずはグラスワインを告げ、
食事はシェフがお奨めという料理を注文した。
私はイタリア料理といえばパスタとかピザしかすぐに思いつかない。
運ばれてきた牛のタリアータとか冷たいカッペリーニなど初めて聞く名だった。
そして、常々和食が一番と思っている私だが、なかなかの美味だった。
食後、エスプレッソを飲みながら、妻に顔を寄せて、
「捨てたもんじゃないな。中々旨かった」
と小声で言うと、
「でしょ。前に香子と来たことがあるんだよ、ここ」
と、やはり小声で答えた。
香子は学生時代からの妻の親友で、昨年、妻は彼女が経営する居酒屋を手伝っていた。
「へぇ。彼女とイタリアンってのも結びつかないなぁ」
私が言うと、
「そんなこと言ってると、また白い目で見られるよ」
そう言って、妻は笑った。

時間は8時前で、軽く飲みに行くにはちょうど良い時間だった。
「どうする? 一寸飲みに行ってみる?」
妻の意向をきくと、
「だってこの服着た理由はそれよ」
食前のワインのせいなのか、頬を少し染めた妻はそう言った。
内心で、ああ、そうなのか、と思いながら、
「じゃ、駅北のスナックかバーにでも行こうか」
と言うと、
「そうね。タクシー頼もうか」
妻は答え、ボーイを呼んでタクシーを呼ぶように頼んだ。

店の前でタクシーを待つ間に、
「8月初旬にこの公園で花火大会があるのよね」
と、妻が言った。
この地方では有名な花火大会で当日は交通規制も敷かれる。
「彼と来るの?」
ときいてみた。
「まだ話してないけど、そうね、来てみようかな」
「でも、遊歩道でエッチはできないだろ、人で混み合うから」
私が言うと、妻は横目で睨み、
「バカね。彰とはいつでもエッチできるでしょ。
花火を見た後、どこかのホテルに行けば良いじゃない」
「う〜ん、まぁ、そうだな」
空々しく言うと、半袖シャツから出た腕を思い切り抓られた。

駅前でタクシーを下りて、繁華街に向かう。
コロナ禍中時は、こんな田舎町も人通りはほとんどなかったが、
日曜日の夜ということもあってか、なかなかの賑わいだった。

細い路地を入って以前よく通ったジャズバーに入った。
うなぎの寝床のような奥行きがある店でU字のカウンター席だけで
ボックス席はない。
カウンター内には見た目60歳過ぎで小柄だが立派な顎ひげを蓄えたマスターがいる。
数台セットされたJBLの高級スピーカからニューオリンズジャズが静かに流れている。

奥まった席に着くとマスターが寄ってきて、私をじろりと見て、
「謙さん、久し振りじゃね」
と声を掛けてきた。
「いやぁ、覚えてましたか?」
と応じると、
「ワシゃ、女の顔は忘れるが、男の顔は忘れんでな」
マスターは真剣な表情のまま言った。
妻が思わず口に甲を当てて吹き出した。
「嫁さんかい? 別嬪さんじゃな」
これも真面目な表情で言い、そして注文を聞くと無言で頷いて支度を始めた。
「あなた、愛されてるね」
妻は言い、まだ笑っていた。
「マスター、相変わらずだな。昔のままだよ」
「面白い店ね、初めてだよね、わたし」
「そう? そうかなぁ…」
「女っ気、ない店ね」
「だけどホモバーじゃないよ。同伴者が多いだろ」
時間が早いからか客足はそう多くなく、
5組ほどの同伴客がひそひそ話をし、ジャズに聞き入っていた。
「あ、ホモバーっていえば新宿あたりのお店って面白いらしいね」
「新宿はメッカじゃないかな。
会社勤めの頃、先輩に連れられて行ったことがあるよ」
「わたしも行ってみたいな」
「髭剃り痕が残った顔に化粧したオジサンが愉快だね」
「愉快そうね?」
「そうだな。都会は人口が多いからホモやレズの需要も多いし、繁盛するから面白いね」
「レズバーなんて、あるの?」
「あるんじゃないの? 興味ある、レズに?」
「う〜ん、ないって言うと嘘になる…、かな」
「いろいろと多趣味だね」
「ありがと」

そんな話をしていた時、二人連れの男性客が入ってきた。
私たちからほぼ正面のカウンター席に着いた。
マスターが注文を聞いて下がったとき、その内の一人が妻を見てわずかな反応を示した。
隣の男となにやら話をしている。
「正面の客、静香を見たけど、知ってる人?」
私は男を見たまま妻に問い掛けた。
妻もカウンター席の正面に座った男に目を向けた。
たまたま妻を見ていた男と目が合ったようだ。
男が会釈をするように軽く頭を下げてきた。
男の会釈に妻も軽く会釈を返し、
「香子のお店に来てた客だわ」
と言った。
「話したことある?」
「同伴したかも…」
「そう」
「でも、一度だけよ」

一度だけ、と拘ったように言うのが妻らしくないと思った。
昨年5月頃から親友の香子が経営している居酒屋を手伝う形でパート勤めを始めた妻だが、
1カ月も経たぬ間に妻は看板娘(娘ではないが)になった。
その経緯は前回投稿の『妻の変貌』に詳細を記したが、
その頃、妻は同伴出勤やアフターなどにも応じていた。
それは私も承知していたから、この時、正面に座った客との同伴が1度でも2度でも
かまわなかった。パートとはいえ、仕事なのだから。
それを敢えて、一度だけ、と言い訳がましく言ったことに私は妻らしくないと感じたのだ。

それから20分ほどジャズを聞いていたが、妻が落ち着かない様子だったし、
私も気になって、店を出ることにした。

駅まで歩いて待合タクシーに乗った。
自宅に着いたのは10時前だった。

シャワーを浴びて、寝室に入る。
20分ほど遅れて妻が寝室に入ってきた。
妻の口数が少ないのは、ジャズバーでたまたま出会った男のためだろう。
仰向けになった妻を横臥して見る。
「あの男、誰なの?」
静かな口調できくと、妻はやや躊躇したあと、
「浅井さんよ」
と言った。
声が震えていた。
浅井とは、前の冒険相手だった北島の学生時代の後輩で、
仕事が忙しく出張がちの北島の不在時に妻の監視役のような男だった。
そして、妻とも関係をしていたのは今回の投稿の中で何度も記している。

大都会とは違い、狭く人口の少ない地方都市だから街中で出会うのは奇遇と言えない。
しかしながら、過去の体験として忘れようとしても忘れられない男が目の前に現れたなら、
流石の妻も穏やかではないのは言うまでもない。
「忘れることだね」
「そうね…」
「すぐには、忘れられない?」
「後を引きずってるでしょ」
「ぶり返しそう、とか…?」
「うぅん、それは絶対にない」
「信じてるよ」
「わたし、経験してわかってるの」
と妻は言って、それからなにも言わなかった。
なにがわかっているのか聞きたかったが、妻の言葉を待つことにした。
しばらくして、妻が話し始めた。

「わたしね、前の冒険でよくわかったの」
「………」
「なにがわかったかって言うとね、あなたが愛し続けてくれたから、
あんなに奔放に走れたって」
「………」
「だから、彰とこんな関係になっても、あなたがいなければ」
そこまで話したとき、私は妻の唇をキスで塞いだ。
それ以上、妻に話させるわけにはいかない。
妻はもがいたが、私は力で封じてキスを続けた。
やがて妻の抵抗はおさまり、濃厚な舌遣いをしてきた。

今晩なら、妻に挿入して放てそうだと思いもしたが、
残念というか無念というか、それは卑怯すぎると思ってしまった。



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・ただし、レスの流れの中でメールのやり取りをするのは全く問題ありません。
・ご夫婦、カップルの方に限り、交際BBSと組み合わせてご利用いただく場合は、全く問題ありませんのでドンドンご利用ください。
・なお、交際専用BBSにスレッドを作成できるのはご夫婦、カップルの方のみですのでご注意ください。
・お手数ですが、交際専用BBSと画像掲示板とを組み合わせてご利用いただく場合は、必ずその旨を明記してください。
 【例】「交際BBS(東・西)で募集している〇〇です」、または「募集板(東・西)の No.****** で募集している〇〇です」など。
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